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「なんなんだこれは」というのが最初の感想。19世紀末のロシアの田園生活という舞台設定がなんともイメージしにくく、しかも話がとことん暗い・・・。しかし「未来が閉ざされデッドエンドにいる、中年の憂鬱を描いた作品」という解説を読み、一気に視界がひらけたような気がします。ところでこの戯曲、日本ではどんな方が演じてきたのか気になって調べたところ、2017年にワーニャ=段田安則さん/エレーナ=宮沢りえさん/ソーニャ=黒木華さん/セレブリャーコフ=山崎一さんで舞台化されていました。当時のインタビューが残っていましたが、演者のみなさん「最初は?だったけれど、やっているうちにどんどん面白くなってきた」と口をそろえて述べられています。キャストも豪華だし、いやぁーこの舞台は生で見てみたかった!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2022年07月10日
松岡享子『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがしい毎日』
2022年07月03日
15周年スペシャル 松岡享子さん特集
2022年06月26日
『吾妻鏡』
2022年06月19日
宇佐見りん『推し、燃ゆ』

アーカイブ
ロシアの思い出/福田進一&フェルナンデス(ギター)
スペインの作曲家、フェルナンド ・ソルが、ロシアで過ごした日々を思い出し、ロシア民謡に主題をかりて書きました。地主のテレーギンはいつもギターを小さく弾いています。
森の夢/オシポフ・バラライカ・オーケストラ、ニコライ・カリーニン指揮
ロシアの民族楽器、グースリ二重奏。医者のアーストロフは、森に植林するなど、いまの森林破壊にいち早く気づいていました。この戯曲は、アーストロフに似たキャラクターが主人公の「森の主」という作品を、大幅に改作したものだそうです。
 
今まで紹介した作品
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