日本で唯一のビーチサンダルメーカー! 中島広行さんが登場
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- 2025/08/03
株式会社九十九 代表の中島広行さんをお迎えして


小山「驚いたのが、ビーサンは日本が発祥なんですか?」
中島「日本発祥です。ややこしいことにですね、海外ではビーチサンダルというのが通用しなくて、海外ではフリップフロップスと言われています」
宇賀「それはどういう意味なんですか?」
中島「パタパタするみたいな意味らしいです」
小山「そのフリップフロップスの原型が日本で生まれたということなんですね」

中島「そうですね。ゴム草履と言われる時期があったりとか」
小山「今、世界中にありますよね。リゾートホテルに行っても大体置いてありますし。どうやって世界に広まっていったのですか?」
中島「もともとビーチサンダル自体が輸出産業で、1960年前後に年間1億足、主にアメリカに輸出していた時代がありまして」
小山「やっぱり西海岸ですか?」
中島「アメリカ全土みたいです。そこから人件費の高騰であったりとか、競争にさらされて日本でのビーチサンダル作りが衰退してしまうんです。なのでビーチサンダルは海外で火がついて、日本に逆輸入されてきたんです。当時のアメリカで行われたオリンピックの時に水泳で派遣された選手団が、アメリカの選手がビーチサンダルを履いているのを見て『これは何だ?』と言っていた、笑い話みたいなものもあります」


中島「ほぼ海外ですね」
小山「国産のものだと品質が変わるんですか?」
中島「台と鼻緒の2パーツしかないので、見た目から言うと日本製も海外製も、100円のものも1,000円のものも、2,000円のものも変わらないので、売るものとしては難しいんですけど、履いた時の足入れであったりとか、ちょっとしたところですね。日本人的な言い方では気遣いであったりとか。あとは愛情多めです、って言うしかないですけど(笑)」

宇賀「ピッタリしますね!」
小山「もっとビーサンってゆるい感じがあったりとか、大きかったり小さかったりしますけど、これはジャストサイズですね」
宇賀「立ち上がって歩いてもズレる感じがないというか。しっかりしていますね、土台も」
小山「気持ちいいです。しかもスタジオでビーサン履いたのが初めてなので新鮮です」
宇賀「薫堂さんは夏でも靴をちゃんと履いてらっしゃいますもんね」
小山「やっぱり耐久性もあるわけですね」

宇賀「今、従業員の方はどのくらいいらっしゃるんですか?」
中島「一人です」
宇賀「一人でやっていらっしゃるんですか?」
小山「一人で! 製造も一人?」

小山「ベースと鼻緒をくっ付けるのはまた別のところでやるんですか?」
中島「私の事務所でやることも多いです」
宇賀「難しくないんですか?」
中島「慣れると大体1足30秒を目安で出来ます」

小山「おお! かわいいじゃないですか!」
宇賀「こちらを今回、30足ずつご用意いただけるということです!」


小山「中島さん的に出来はいかがですか?」
中島「枠のフレームを入れてはがきっぽいのでいいなと」

宇賀「本当だ! 1枚のお手紙みたい。どんなサンダルか見たいという方は、番組の公式Xからご覧ください」


中島「記念日に妻とメッセージのやり取りをしたりとか、お互いが海外に行った時に、はがきを書いたりということはよくありますね」
宇賀「今日はそんな中島さんに、『今、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」
中島「ビーチサンダルと、支えてくれる家族への手紙です」

(*8月10日まで聴取可能)
宇賀「今日の放送を聞いて、中島さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 中島広行さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
中島広行さん、ありがとうございました!

今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。
「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。
皆さんからのお手紙、お待ちしています

引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。

今週の後クレ

千歳駅前郵便局のみなさん
今回のメッセージは、北海道〈千歳駅前郵便局〉登藤 紗花さんでした!
「郵便局でかわいいレターセットをよく販売しているのですが、小型のうちわ型のレターセットが発売されたときに、そのかわいさに惹かれて購入し、祖父に手紙を送ったところ、とても喜んでもらえました。祖父の家を訪ねた際、そのうちわを飾ってくれていたのが嬉しかったです。私は字を書くことが好きなので、どれだけきれいな字で手紙が書けるか挑戦するのも楽しいですし、送る相手に合わせて便箋や切手を選ぶ時間も楽しみの一つです。自分でデザインして、少し時間をかけて作るからこそ、手紙やはがきには達成感や楽しさがあるのだと思っています。」
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