22.06.30
夏のボーナス、大手企業ではおよそ14%アップ

ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルがニュースを読み解きます。
情報社会学がご専門の学習院大学 非常勤講師、塚越健司さんにお話を伺います。
塚越さんに取り上げていただく話題はこちら!
『夏のボーナス、大手企業ではおよそ14%アップ』
吉田:経団連(日本経済団体連合会)の『2022年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況』によりますと、大手企業の夏のボーナスは、平均支給額92万9,259円と、去年より13.81%と大幅にアップし、第1回集計としては4年ぶりの増加ということです。
塚越さん、これは、企業の景気が回復してきたと言えるのでしょうか?
塚越さん:この数字は、いわゆる大手企業のものです。原則として、従業員500人以上の会員企業さんがいるんですけれども、今回はその中から、すでに金額が決まっている16業種105社の平均額が92万9,259円。アップ率だけで言うとですね、1981年以降で最大になっているんですね。非常にあがっているんですけれども、とはいえ、実は2020年と比べると、2021年は7%ほど金額が下がっているんですね。なので、そこから今年増えているということなので、コロナでいったん落ちてしまったものが回復してきたと捉えるのが適切なんですね。なんですけれども、その一方で、コロナ以前の2019年と比べますと、今年のボーナスは平均で4万2,500円少ないということなので、まだまだ回復したと断言はできないという感じにはなっていますね。
吉田:この夏のボーナスからみて、どんな業界が今強いのでしょうか?
塚越さん:先程の経団連のデータによりますと、増加率が高いのは主に輸出企業なんですね。端数を切って金額を申し上げますと、鉄鋼が多くてですね、101万円。次に自動車が93万円。非鉄・金属が89万円。ということで、円安の恩恵を受けている輸出企業は増加率も非常に高いということなんですね、特に鉄鋼は非常に高くあがっています。逆に、輸入資材を利用している建築とか紙・パルプ関連は前年度と比べてマイナスにはなっているんですけれども、マイナス率は1%程度ということで、そこまで下がってはいないという感じなんですね。
吉田:あの、今までは大手企業の話を伺いましたが、中小企業ですとか、零細企業はどうなんでしょうか?
塚越さん:財務会計ソフトなどを手掛けている『フリーウェイジャパン』という企業が今年年5月に、中小・零細企業の従業員さん279名と代表取締役の方114名の計393人から聞き取り調査をしています。それによりますと、『夏のボーナス支給予定あり/支給済み』としたのはですね、去年の同じ調査に比べて、24.5ポイント増えて、43%がいただいているということですね。また、『支給なし』もですね、23.3ポイント減って、29.8%ということで、やっぱり、支給する企業がどんどん増えているということですね。業績も下がった企業よりも上がった企業の方が多いということで、業績はあがってきているのかなと思います。また、ボーナスの支給額が気になりますよね?多いのが『20万円~30万円未満』、次に『10万円~20万円未満』ということで、『10万円~30万円』がですね、およそ5割近くを占めているということなんですよね。なので、コロナが直撃した頃に比べると、多くの企業が回復傾向にあると考えられます。けれども、ウクライナ問題とか円安の影響が本格化するのは、下半期とか来年になってくるので、簡単に喜んでもいられないなというのが正直なところですね。
吉田:そんなボーナスの“使い道”も気になるところなんですけども、色んなアンケート調査を見ましても、1位が『貯金・預金』というのが多いようなんですね。
竹下さん、貯金の仕方の“ポイント”というのはあるんでしょうか?
竹下:ちょうどですね、先日、『お金を話そう』というTwitterのスペースの企画をやったんですけど、そこで『日本金融教育推進協会』の横川楓さんがおっしゃっていたのは、お給料が入ったタイミングで少額でもいいから貯金に回して、次のお給料が入る直前に残った金額を後から貯金に回すという方法ということでした。これですと、最初のハードルが下がるので無理なく続けやすいということです。決して無理はせずに、お金はあくまでも自分の幸せを叶えるツールであるということを忘れずに、「何のために貯金をするのか?」という目的を持って貯金をすることが大事なんじゃないかなと思います。あとは、最近だと自分の“推し”をテレビなどで見かけたら、スマホで決まった額を貯金に回せるという『推し活貯金』ができるアプリなども広がっているようでして、“推し”のコンサートに行くための貯金などですね、目的を明確にできて、かつ楽しく貯められるツールもあるので、そういうものを使うのも楽しいかなというふうに思います。
吉田:それ良いですね!テレビなどで“推し”が出てたら、あっ!って、アプリを開いて、貯金しよう!って。推しのための貯金にも感じられますし、モチベーションはあがりそうですね。
竹下:そうなんです!
吉田:塚越さんは、『推し活貯金』はご存じでしたか?
塚越さん:名前は知ってましたね。
吉田:やってはいるんですか?
塚越さん:まだですけど、ちょっと興味持ちました!
そして、今日の #ユカコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET #ユカコメ ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 30, 2022
「夏のボーナス、大手企業ではおよそ14%アップ」
について
大手企業の夏のボーナスが去年よりも13.81%大幅アップしました。これだけみると、いいことのように思えるけど、これから円安などの影響も本格化するのでは?とみられていて、#ワンモ
#リポビタンD TREND NET #ユカコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 30, 2022
下半期も節電が求められると思うので、喜んではいられないのかなと思います。なので、生活費3ヶ月分くらいの貯蓄をした上で、投資にチャレンジしてみたり、#ワンモ
#リポビタンD TREND NET #ユカコメ ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 30, 2022
好きなものを買ったりなど上手くやりくりしながら、
生活するのがいいのかなと思いました。#ワンモ