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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

22.05.26

外国人観光客受け入れの実証事業スタート
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ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
引き続きコメンテーターは、情報社会学がご専門の、学習院大学 非常勤講師、塚越健司さんです。
今朝、取り上げるテーマはこちら!


外国人観光客受け入れの実証事業スタート

手島:外国人観光客の受け入れ再開に向けた、観光庁が行う少人数の実証事業のツアーが本格的に始まりました。24日には、その第1弾として、アメリカからの観光客あわせて7人が日本に到着しています。塚越さん、まずはこのツアーの目的を教えてください。


塚越さん:今後の観光再開に向けて必要材料を収集するための実証事業です。当初は、去年の秋に実施を予定していましたが、オミクロン株の流行に伴う水際対策の強化を受け、実施を見合わせていました。今回の実証事業によって、感染防止策などの効果を検証し、得られた情報をガイドラインに反映します。


手島:ツアーは、どのような内容なんでしょうか?


塚越さん:24日から順次、計15ツアーを実施します。受け入れ先は、北は岩手、南は大分の12県です。参加する外国人観光客は、およそ50人で、人数は1ツアーあたり4人以下です。滞在期間は4泊5日~7泊8日。対象は、アメリカ、オーストラリア、タイ、シンガポールの4ヶ国で、ワクチンを3回接種した人になります。日本旅行など国内旅行会社6社がツアーを企画し、添乗員が同行し参加者の行動を管理します。一昨日24日に第一弾の参加者として、アメリカの旅行会社の社員7名が来日しました。ハワイから来た人は、検査などに2時間以上かかったといわれています。これを長いと思うかそう思わないかもポイントになります。


ユージ:実際、来月から外国人観光客の受け入れが始まる「予定」ですが、旅行先として今の日本は人気なのでしょうか?


塚越さん:世界経済フォーラムが24日に発表した2021年版の旅行・観光開発ランキングでは、日本がはじめて首位になりました。航空インフラや文化資源が高く評価されており、魅力的であると言えます。さらに、円安が問題になる中、外国人観光客にとっては日本に来るのが安いと感じるはずです。特に物価高騰に苦しむアメリカでは顕著にみられと思います。


ユージ:円安が問題になっているので、逆に海外の方を受け入れることに関しては凄いチャンスだと思いますよね。規制の面でいうと、世界各国の規制緩和と比べて、日本はどうなのでしょうか?


塚越さん:検査に2時間かかったという人がいたように、欧米に比べれば良いか悪いかは別として規制が強いのは事実です。ほとんど検査なしで入国できる国もあります。今回の実証事業なども踏まえて、今後どこまで入国のハードルが緩和されるかがポイントになります。加えて、マスクに対する国民の規範意識は欧米に比べて強く、観光客がどう思うかも大きなポイントです。観光客は外してもいいのか、あるいは観光客にマスクを徹底させるのか。とはいえ、昨今の政府によるマスクに対する緩和を呼びかける声からみて、外していくことを推奨していくことが推察されると思います。


ユージ:経済効果は期待できそうですか?


塚越さん:経済効果を考えてみると、外国の方がマスクのこととかをどう思われるかがポイントになってくると思います。


そして、今日の #ユジコメ はこちら。



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