22.01.25
ビジネスやエンタメ、日常生活が大きく変わる?メタバース

ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルがニュースを読み解きます。
BuzzFeed Japan News 副編集長の神庭亮介さんにお話を伺います。
今週はスペシャル企画でお送りしています。今日のテーマは…
『ビジネスやエンタメ、日常生活が大きく変わる?メタバース』
ユージ:今週は月曜から木曜まで、スペシャル企画!最近よく耳にする、『賃上げから、メタ、EVまで。このニュース、本当に実現できる?』をテーマに、ニュースワードのそもそも解説と、本当に実現するのか?その課題をわかりやすく解説します!
吉田:2日目となる今日、火曜日の“ニュースワード”は、今、注目される『メタバース』です。
ユージ:『メタバース』は、以前も取り上げたんですけども、神庭さん、まずは、メタバースとはそもそも何なのか、改めて教えて下さい。
神庭さん:『メタバース』は、超越という意味の「メタ」と、宇宙の「ユニバース」を掛け合わせた言葉で、ネット上の仮想空間でアバターを使って交流するとか、ヘッドセットを装着して、現実のように没入感のある体験をするといったことが代表例としてあげられるんじゃないかなというふうに思います。
吉田:まずはですね、去年のメタバース関連の目立った動き、そして、日本はメタバースの分野で遅れているとも言われますが果たしてどうなのかについて、メタバースに詳しい方に伺いました。お話は、ITジャーナリストの西田宗千佳さんです。
西田さん:『メタバース』という言葉は、実は1992年ぐらいに生まれた言葉で、注目され始めたのは去年で、急速に年末になってからだと思うんですよね。この注目が集まった理由というのも、10月末にFacebookが社名を『Meta(メタ)』に変更して、これから5年、10年かけてメタバースの技術開発であるとか、サービス開発を続けていくという方針を発表したことにあります。なので、今起きているメタバースのブームというのは、いわゆる、Facebookの方向転換が一番大きな話題になるかと思います。去年の大きな動きは、例えば、日本では9月に行われました『東京ゲームショウ』でですね、リアルのイベントはプレス向けの小さなものしかなかったんですけれども、一般向けにはメタバースの中で展示が初めて行われたということがあります。ガンダムとかそういったものが、実際にメタバースの中に大きく置かれて、各会社のブースがあって、その中を実際に展示を巡っていけるという非常によくできたものができていて、「あっ、メタバースの中で展示会を行うことができるんだな!」というのがわかったことがひとつの事例かと思います。基本的には日本でのメタバースは、“サービスを利用している数”という面では遅れていて、アメリカが一番多いんですけれども、一方で、“メタバースでどんなことができるかということを考えるエンジニアやアーティストの数”という意味では、世界でもトップクラスだと言われています。決して遅れているわけではない、けれども、ビジネスは海外が先行して進んでいるというふうに言えるかもしれません。
ユージ:日本はメタバースの利用者の数はアメリカと比べるとちょっと遅れているけど、クリエーター系の人たちは世界でもトップクラスなんですね!?これは知らなかった!
吉田:神庭さん、メタバースの市場規模、将来、大きくなると言われているそうですね
神庭さん:はい、市場規模は、「2028年に46兆円になる!」とか、「いや94兆円だ!」みたいな景気のいい予測が乱れ飛んでいまして、Facebookから改名した『メタ』は昨年だけでメタバースに1兆1000億円を投資しているんですね。
吉田:では、続いて、大企業も注目するメタバース、私たちの生活をどう変えるのでしょうか?お話は再び西田宗千佳さんです。
西田さん:1番簡単な例としては、会議などがもう少しリアリティのあるものになるという部分があると思います。ZOOMなどでビデオ会議していますけれども、そうすると相手がどちらを向いてるかとか、ニュアンスが伝わりづらかったりするのがあると思います。メタバースになると、自分の体を3Dのアバターにしてコミュニケーションすることになって、そのアバターをコミュニケーションに使う場合、首の向きとか、目線だとか、もしくは、身振り・手振りみたいなものをうまく反映できるようになるのが基本です。そうすると、“一人でビデオで話している”ということよりも、“相手が近くにいて、顔を合わせながら話している”状況により近くなると思います。例えば、企画会議であるとか、アイデア会議のような、まだ中身は決まっていないけれども時間をかけて自由な会話をしようというようなところでは使われるんじゃないかなと思います。あと、コンサートであるとか、イベントのようなものでも多く使われるんじゃないかと思います。
吉田:神庭さん、いかがでしょうか?
神庭さん:メタバースは会議も便利なんですけど、それ以外にもいろいろ可能性があって、ここ最近で一番の注目トピックは、マイクロソフトがアメリカの大手ゲーム会社の『アクティビジョン・ブリザード』を7兆8700億円という巨額で買収すると発表したんですね。アクティビジョンは『コール オブ デューティ』とか、『ウォークラフト』など、ヒットゲームを抱えていて、月間のプレーヤー数は4億人に達するんですけれども、ゲームの世界では以前からメタバース的なものが先取りされてきていて、オンラインゲーム『フォートナイト』の中で、ラッパーのトラヴィス・スコットとか、米津玄師さんがライブを開いたりですね、『あつまれ どうぶつの森』の中で会社説明会をしたり、メトロポリタン美術館のアートを鑑賞できるようになったりとかですね、他にも『マインクラフト』の中でフロリダのディズニーワールドのアトラクションを再現したマップが登場したりといったことがありました。自由度の高いゲームの中では、“ただ、そこにいる”、“暮らす”、“とりあえず誰かと集まる”という多様な過ごし方ができるようになってくるという部分で、メタバースを強化したいマイクロソフトがゲームに力を入れるのはごくごく自然かなと思いますし、これから、“楽しい”とか、“面白い”というユーザーの欲望を入り口にゲーム起点でメタバースが広がっていくのも面白いんじゃないかなと思います。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ ①「ビジネスやエンタメ、日常生活が大きく変わる?メタバース」
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 25, 2022
メタバースという言葉は聞いたことあるという方も、詳しい方もいらっしゃると思いますが、『メタバースを利用したことがありますか?』とAuDee JUDGEで伺いました。#ワンモ
#ユジコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 25, 2022
結果は、いいえが86%というとことでした。
今回はゲームで例えましたが、
実際ゲーム内で、有名ブランドの服が買えたり、土地の売買ができるようになったりと。
これは一例に過ぎないですが、メタバースはまだまだ可能性があります。#ワンモ
#ユジコメ ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 25, 2022
ですが、まだゲーム内で買った服を着たアバターで、他のゲームに遊びには行けません。
プラットフォーム間の行き来が出来るようになるには、5年?10年掛かるというお話でした。#ワンモ
#ユジコメ ④
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 25, 2022
僕の見解ですが、行き来出来るようになると思います。
まだまだ発展途上ですが「メタバース」注目していきたいと思います。#ワンモ