22.01.13
新たなコロナ対策。ワクチン接種、最新情報。

ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
引き続きコメンテーターは、「BuzzFeed Japan News」副編集長の神庭亮介さんです。
今朝、取り上げるテーマはこちら!
『新たなコロナ対策。ワクチン接種、最新情報。』
吉田:岸田総理大臣は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、医療従事者や高齢者以外の人にも、ワクチンの3回目接種の前倒しを進める考えを示しました。3月以降、追加確保したモデルナ製ワクチン1,800万人分を活用するとのことです。
ユージ:3回目のワクチン接種、具体的に「どんな対策」が進んでいますか?
神庭さん:3回目接種をめぐっては、医療従事者や高齢者施設の入所者たちの接種の間隔を従来の「8ヶ月」から「6ヶ月」に短縮になりました。2月以降は、施設以外の高齢者も「7ヶ月」に縮めます。ここまではすでに決まっていたことで、3,100万人が対象です。今回新たに決まったのが現役世代の前倒しです。3月以降、接種を加速していきます。「職域接種」も自治体接種と同じく接種間隔を縮める方針です。1・2回目の接種で大活躍した自衛隊の大規模接種会場を再び設置する事になります。
ユージ:前倒しのための「ワクチン」は足りるのでしょうか?
神庭さん:そこは心配な点になります。日経新聞によると、現役世代の接種の間隔を「7ヶ月」に短縮した場合、3月末までの対象者は6,100万人を超えます。「6ヶ月」まで縮めると、さらに増えて、7,800万人規模になります。政府は、3月末までの7,500万回分のワクチンを確保していると言っていますが、対象者が100%打つわけではないので、カツカツではありますが、どうにか足りるのではないかと思います。ただし、「子どもへの接種分」も考慮に入れると、足りるかどうか不透明になってきます。
吉田:「12歳未満の子ども」への接種も、始まるみたいですね。
神庭さん:12歳「以上」の子どもに関しては、すでに始まっています。5歳から11歳に関しては、ファイザーが厚労省に承認申請中です。岸田総理は、「希望者にできるだけ早くワクチン接種を開始する」と話しています。子どものこととなると、自分のこと以上に心配だったり、慎重になる保護者の方も多いと思います。これは当然です。ただ、アメリカでは、ワクチン接種率が低い子どもや、そもそも4歳以下で打てない子どもたちの間で入院率が急増しています。
吉田:それは心配ですね…
神庭さん:感染症専門医で大阪大学教授の忽那賢志さんは、BuzzFeed Japan Medicalの取材に対して、こう話しています。「子どもは、重症化するリスクは成人より低いので、個人に打つメリットは成人に比べて低いです。それでも、流行を少しでも減らす意味でも、自分自身を守る意味でも、接種についてご検討いただきたいと思います。」とのことで、打つリスク、打たないリスクを、よくよく考えて、各ご家庭の判断で決めてもらえればと思います。
ユージ:3回目のブースター接種ですが、日本は、海外に比べてどのくらい進んでいるんですか?
神庭さん:残念ながら海外に比べると立ち遅れています。国内で3回目を打った人は87万人余で、全体の0.7%にとどまります。イギリスで50%、ドイツで40%を超えるなどヨーロッパは軒並み高いです。アジアだと韓国が40%、中国が20%、シンガポールでも10%を上回っています。岸田さんは、水際対策などよく頑張っている部分もありますが、ワクチンに関しては、菅さんに比べるとパワー不足が否めないです。ワクチン政策の中枢を担うべき堀内ワクチン担当大臣は、国会答弁が安定せず、与党内からも手腕を不安視する声が出ています。これから国際的なワクチン獲得競争を闘っていかなければならないなかで、本当に堀内さんで大丈夫なのか?たとえば前任者の河野さんや、ウルトラCになるが菅さんをワクチン担当大臣で起用することはできないのか?恩讐や派閥のしがらみを超えて、挙党体制でワクチン政策に取り組んでほしいです。
吉田:すでに「4回目」を打ち始めている国もあるそうですね。
神庭さん:イスラエルや南米のチリでは、4回目の接種を始めています。国家戦略、機動力としてはすごいなと思う反面、一体いつまで打ち続ければいいのか?という気持ちも正直あります。おそらく皆さんも不安だと思います。AFP通信によると、新たな変異株が登場するたびにワクチンを接種し直す戦略について、WHOの技術諮問グループは、「適切でも持続可能でもないと思われる」としています。またブルームバーグによれば、EUの医薬品規制当局EMAは4ヶ月ほどの短い期間でブースター接種を繰り返すことで免疫に悪影響が出る可能性を指摘しています。EMAの責任者は、記者会見で「一度や二度ならともかく、何度も繰り返すべきと考えるものではない」と述べました。どこかのタイミングで「ワクチンはもう大丈夫ですよ」となるのか、より副反応が軽いワクチンが開発されて、インフルエンザのように「1年に1回、冬前に打ってくださいね」となるのか、現段階では誰にも分からないです。ワクチンに関しても、良いニュースと悪いニュースをバランス良く摂取しながら、その時その時で適切な対応を考えていきましょう。
ユージ:ワクチンは先に出てきた対応策としては1つの方法ですけど、他にもワクチン以外の対応策が出てくるといいですよね。
神庭さん:治療薬や色々な方法を組み合わせながら、基本的なマスク、手洗いを引き続き徹底していきましょう。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 13, 2022
「「新たなコロナ対策」ワクチン接種最新情報」について
12歳未満の子供への接種も始まるそうです。12歳未満の子供ということで、自分の子供が11歳の時を考えると、個人で判断する能力は決して高くはなかったんですね。#ワンモ
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 13, 2022
ここで、僕が大事だなと思うのが、親が勝手に決めつけるのではなく、なぜ接種した方がいいのか、今コロナがどんな状況なのか、などを話し合うことが大切だと思います。#ワンモ
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 13, 2022
もし、インフルエンザのように毎年ワクチンを接種して、コロナと付き合っていくとしたら、子供たちは長くコロナと付き合っていかなければならないので、早めに話し合って、子供が自分の考えを持つきっかけを作るということは、良いことだと思います。#ワンモ