21.12.10
ボクシング 井上尚弥選手

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。
今日、お話を伺うプロフェッショナルは、スポーツジャーナリストの近藤隆夫さんです。
近藤さんに伺うお話はこちら!
【ボクシング 井上尚弥選手】
吉田:プロデビューしてから、これまで21戦無敗・18KO。「WBAスーパー」と、「IBF世界バンタム級」王者の井上尚弥選手。来週火曜日、およそ2年1ヶ月ぶりに国内で王座防衛戦を行います!場所は、東京・両国国技館。対戦相手は、タイのボクサー、アラン・ディパエン選手です。
ユージ:近藤さん、まずは今回の戦いについて教えて下さい!
近藤さん:井上選手はこの2年間、ラスベガスあるいは海外で戦い、勝ち続けてきたんですね。そんな彼の久々の凱旋試合。今回は両国国技館におよそ5000人の観客を入れて行われます。最高額15万円のリングサイドのプラチナチケットも含めて、全席即日完売したという注目の試合です。ただ、今回の試合の対戦相手は井上選手にとっては格下です。ですので井上選手が「勝つか負けるか?」ではなく「どんな勝ち方をするのか?」が問われる試合だと思います。
ユージ:もはや勝って当たり前、という雰囲気なんですね。井上選手の戦いぶりを観たことが無い方も多いと思います。改めて、どのくらい強い選手なんでしょうか?
近藤さん:一言で言ってしまえば、間違いなく日本人のボクサーの中では「歴代最強」です!世界は彼のことを「モンスター」と呼んでいます。体重53.5キロ以下のクラス「バンタム級」に在籍していて、今のところ負け無しです。バンタム級は体重が軽い分、重量級に比べるとKOで勝負が決まる試合は少なめで、判定までもつれ込むケースが多いんです。しかし井上選手は、これまでの21試合中、18回もKO勝ち。一発のパンチで相手を仕留める破壊力がありますから、そのあたりも世界から注目を集めています。
ユージ:格闘技のジャーナリストである近藤さんから「日本人の中で歴代最強」という言葉がありましたが、歴代最強といえるその理由はどんなところにありますか?
近藤さん:様々あるんですが、一つ分かりやすい例で言うと、かつての日本人選手というのは日本国内では防衛戦で強くても、海外へ行くと勝てないケースが多かったんです。でも井上選手は違います。どこでやっても強い。それだけ完成度が高い選手と言えると思います。
ユージ:海外でもパフォーマンスが変わらないという事は、つまりパワーやテクニックだけじゃなくて、メンタルの強さもあるという事でしょうね。
近藤さん:井上選手が凄いところは、どんな状況でも冷静に、おそらくもう一人の自分がいて俯瞰して見ている部分があると思います。時に緊張して固くなることもありますが、試合の1分間のインターバルで自分を変える事ができます。それほど調整能力が高い。それこそが井上選手の強さの秘密だと思っています。これは、ボクサーだけじゃなくてアスリートでも滅多にいない資質の持ち主だと思います。
吉田:来週・火曜日の防衛戦で勝つこともそうですが、今後、井上選手が目標とするのはどんな事なんでしょうか?
近藤さん:ボクシングってちょっと分かりにくい面があって、実は「世界チャンピオン」と認められている団体が4つあるんです。WBA、WBC、IBF、WBO。この中で、いま井上選手はWBAとIBFのチャンピオン。他にWBCとWBOのチャンピオンがいます。そのチャンピオン同士が戦って、一人の選手が4つのタイトルを統一すると、その階級における正真正銘の世界最強ボクサーとなります。それが、井上選手の今の目標。早ければ来年にも実現するかもしれません。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) December 10, 2021
12/10金は【 ボクシング #井上尚弥 選手】にフォーカス🥊 21戦無敗、そしてなかなかKOが出ない階級での18KOというものスゴい選手です。来週火曜日に久々に国内での防衛戦。強すぎて相手がいない中、挑戦者はタイのアラン・ディパエン選手。#ワンモ #ユジコメ
#リポビタンD TREND NET ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) December 10, 2021
勝つのは当たり前、どんな勝ち方をするのかに注目が集まりますが、実は井上尚弥選手、インタビューで、過去にちょっと苦戦した記憶があるのがタイのボクサーだった、と言っています。そんなタイのボクサー相手に、今回、本人が満足する勝ち方ができるのか?注目です。