21.11.04
Facebookが社名をMetaに変更

ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
引き続きコメンテーターは、「BuzzFeed Japan News」副編集長の神庭亮介さんです。
今朝、取り上げるテーマはこちら!
【Facebookが社名をMetaに変更】
吉田:グループ全体の利用者が36億人に迫るFacebookが、先月28日、社名を「Meta」に変更したと発表しました。社名変更によってイメージを刷新し、仮想現実空間「メタバース」に事業の軸足を移そうとしています。
ユージ:神庭さん、ここまで浸透した社名を変更するのって大きな決断だと思うんですけど、なぜ変えたんでしょうか?
神庭さん:Facebookに関しては最近、内部告発があって、傘下のInstagramが子どものメンタルに悪影響を与えていると報道やアメリカの議会で厳しい批判を浴びています。こうした中でイメージを刷新するために社名を変更したのではないか?という見方があるのも確かです。ですが、それはそれとして、メタバース領域に今後2年間で55億円投資するということなので、ある程度、力を入れてやっていくつもりだと思います。「メタ」に改名したFacebookも、すでに8月からバーチャルで会議やセミナーを開ける「Horizon Workrooms」のベータ版を公開しています。
ユージ:その「メタバース」ですが、そもそも何を指しているのか。何ができるのか。ネットワーク関連に精通したジャーナリスト、西田宗千佳さんに伺っています。
吉田:西田さんによると「メタバースとは、簡単に言えば、“コンピュータの中にできた空間を活用するビジネス”のことを指します。SNSは文字や写真だけでコミュニケーションしていますが、メタバースは、ゲームと同じように、3Dの空間を作ったり、その中で身振り手振り・音声を含めた形でコミュニケーションができます。現在の活用方法としては、他人と会って話したり、展示会やイベント、コンサートのようなものを開催したりすることが多いです。また、リモート会議のための“会議室”を仮想空間に作って、ホワイトボードなどを囲んで会議をする、というサービスも複数あります。」とのことでした。
ユージ:神庭さんは「メタバース」について、どうお考えですか?
神庭さん:どうしてもFacebookやマイクロソフトなどの動きが注目を集めがちですが、メタバースをバーチャル会議のためのもの、と捉えるのは狭すぎます。たとえば、オンラインゲーム『フォートナイト』の中で、ラッパーのトラヴィス・スコットや、日本だと米津玄師さんがライブを開催します。「あつまれ どうぶつの森」の中で会社説明会をする企業が現れたり、メトロポリタン美術館のアートを鑑賞したりします。このようにゲームの世界では、すでにメタバース的なものが先取りされています。それぞれのゲームに一応の目的はありますが、自由度が高いので、「ただ、そこにいる」「とりあえず誰かと集まる」「暮らす」という多様な過ごし方ができます。
映画『サマーウォーズ』で「OZ」という仮想世界が描かれていますが、そこでは世界中の人が自分のアバターを操って、買い物やゲームから、納税までできるようになっています。メタバースも単なる会議ツールというより、OZのように、現実とネットが重なり合った「もう一つの世界」になっていくと面白いと思います。
ユージ:そういった空想の世界は実現可能なのかどうか、今、「メタバース」が注目されている背景に、その答えがあるようです。
吉田:西田さんがおっしゃるには「メタバースは、実はとても古い概念です。1960年代、コンピュータやCGが生まれると同時に“仮想的な空間を作って、その中をビジネスや生活の舞台にしよう”という発想が生まれました。ただ、2000年代以前は、コンピュータの性能が未熟で、理想とは程遠いものしかできなかったです。それが、この7・8年ほどで技術が進歩し、仮想空間を活用する手法が、最低数万円くらいのコストで実現可能になってきたことから、いよいよ“空想や研究の段階を超えてビジネス化する”という流れになってきました。Metaと社名を変えたFacebookもその1社である。」とのことでした。
ユージ:いよいよメタバースのビジネス化がやってくる!という話ですが、神庭さん、メタバースの今後についてどう思われますか?
神庭さん:サービスは楽しい、面白い、使いたい、というユーザーの気持ちがないと広がっていきません。「会議でアバターを使いたい!」という欲求は、今のところそこまで大きくないです。会議のために、わざわざ重たいヘッドセットを装着するのも面倒です。むしろ、フォートナイトとか、子どもに人気のゲームプラットフォーム「Roblox」などから「楽しい」を入り口にして、メタバースが広がっていくと思います。アバターは必ずしも自分のリアルな分身でなくていいです。おじさんがバーチャルな美少女を受肉する「バ美肉おじさん」だったり、また逆に女性がおじさんになっても構わないです。
全然違う自分に変身したり、複数アカウントを使い分けたり、そっちの方向性に可能性を感じます。日本はVtuberはじめ、アバター文化に関して豊かな土壌があるので、メタバースも浸透しやすいのではないでしょうか。その昔、「セカンドライフ」というまさにメタバース的な仮想空間を楽しむサービスがありましたが、今は過疎化しています。これがどっちに転んでいくのか『サマーウォーズ』の「OZ」みたいになっていくのか、セカンドライフ的に収束していくのか注目していきたいですね。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) November 4, 2021
「Facebookが社名をMetaに変更」について
Facebookが社名をMetaに変更しました。この「Meta」がどこからきたのかという事ですが、メタバースからきているという事なんです。メタバースというのはコンピュータ内にできた空間を活用するビジネスのことで、#ワンモ
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) November 4, 2021
ゲームなどのような3Dの空間があって、その中でリアルに近いコミュニケーションがとれるということなんです。例えば、ゲームの中でリアルのアーティストがライブを開催し、観に行くお客さんたちはアバターで観にいくというようなもの。#ワンモ
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) November 4, 2021
IT業界やビジネス業界でもメタバースが進んでいる中で、僕がちょっと思ったのは、顔を隠した状態で人気なキャラクターを作り、この人気キャラの中身は私でした!と言い、
自分本人も人気が出るというような人間的な要素もまだまだ続くと思います。#ワンモ
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ ④
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) November 4, 2021
そのため、今不安に思われている完全にネット化して、エンタメ業界からリアルな人間がいなくなるというような事はまだないのではないかと思いました。皆さんはどう思いますか?#ワンモ