21.06.17
文部科学省が校則の見直しを要請
今日は「BuzzFeed Japan News」副編集長の神庭亮介さんにお話を伺いました。神庭さんが注目した話題はこちらです。
文部科学省が校則の見直しを要請
吉田:文部科学省は今月8日全国の教育委員会に対し、社会常識や時代に合わせて積極的に「校則」を見直すよう通知を出しました。
ユージ:神庭さん、理不尽な校則については以前から議論が続いていますね。
神庭さん:そうですね。ツーブロック禁止、三つ編み禁止、髪を黒くさせる、地毛が明るい場合は「地毛証明書」を提出させる、マフラー禁止、肌着の着用禁止、下着は白、うなじを見せてはいけない…などなど、全国には意味不明なブラック校則がたくさんありまして、先生が下着の色をチェックしたり、着替えに立ち合ったりというケースもあって、それはほとんど人権侵害じゃないかな、と思うんですけれど。
去年の都議会では、ツーブロックを禁止する都立高校の校則について、教育長が「外見等が原因で事件や事故に遭うケースなどがございますため、生徒を守る趣旨から定めているものでございます」と答弁し、ネット上で大きな批判を集めました。まぁ、僕もツーブロックにしてますけれど、今のところは大丈夫です!(笑)
文部科学省が、各都道府県の教育委員会にブラック校則の見直しを求める通知を出したことは一歩前進だと思いますし、三重県ではすべての県立高校がブラック校則を廃止するなど、見直しの機運は全国的に高まっているということで、これは非常に良いことだなと思いますね。
ユージ:そうですね。見直しをした方が良い校則は結構ありますからね。古いかもなぁ、というものがありますよね。
吉田:では、今回の文部科学省による「校則見直し」の通知は、どれぐらいの効果が期待できるのでしょうか?校則に詳しい、後藤富和弁護士に伺ってみたところ、このようにおっしゃっていました。
文部科学省が通知を出したということで、かなりの力はあると思う。強制力はないが、学校側として無視はできない。
今回の通知によって、各学校で校則の見直しはされると思うが、問題は、見直しに当たる教師陣がこの通知の趣旨を理解しないままだと、理不尽な指導は今後も続く…ということ。
学校の先生方は、第三者から見ると「なぜ?」と思う校則でも、生徒達のためとなると真剣に信じている印象がある。
見直しにあたり、なぜ今の時代にこういう通知が出たのか、その趣旨と背景を教育委員会や現場の教師陣は深く受け止める必要があると思う。
とおっしゃっていました。
ユージ:うーん。やっぱり、校則の存在意義そのものを考え直さなくちゃいけないかもしれませんね。…ということで、「校則の制定にあたって必要なこと」についても、後藤弁護士に伺いました。
後藤弁護士:子供を規制の対象として見るのではなくて、「子供も一人ひとりの人格なんだ。基本的に自由なんだ」という発想から出発しないといけないかと思います。
また、校則に規制を受ける生徒自身が校則の見直しや制定に関われないということも大きな問題だと思いますね。どうしても生徒たちは大人たちに叱られまいと、先回りして大人が求める意見を言うような傾向がありますので、校則の見直しに関しては、子供が意見を言ったところで「大人達はそれを否定しないから」という、安心できる環境づくりが必要だと思いますね。
吉田:ということでしたが、神庭さんはどうお考えですか?
神庭さん:はい。僕は後藤さんの考えに近くて、子どもの意見が一番大事だなと思っていますね。メディアなど外部の人間が騒ぐ→国が通知を出す→重い腰をあげて学校が変わる…という構図だと、一番の当事者である生徒不在で物事が進んでいっているようにも見えてしまうので、「上から言われなければ変えられない」世の中よりも、誰もが草の根的に声をあげて柔軟にルールを変えていける社会の方が健全だと思いますし、例えば生徒会や学活、総合的な学習の時間などで「校則を変えるにはどうしたら良いんだろう?」ということを、生徒たちで話し合っても良いと思うんですね。
ユージ:それって、学校の学習の時間としてもすごく良い時間になりそうですよね。
神庭さん:やっぱり自分の頭で考えるトレーニングって大事だと思いますし、2016年には18歳選挙権も導入されましたけれど、ついこの間まで「ルールはルールだからブラックだろうが疑問を持たず従え」と言われて育った子どもたちが、18歳になったらいきなり「ルールをつくるための代表を選べ」と迫られるのは不条理だと思います。なので、主権者教育としても、校則を考えるのはいいトレーニングになると思いますし、あと特に中学校に関しては、内申点をすごく気にしていて、「校則を破れない」という気持ちが生徒の中ですごく強くあるんですよね。
ユージ:「この校則はおかしいんじゃないですか」と声を上げること自体が内申に響いてしまうのではないか、というイメージがありますよね。
神庭さん:そうなんですよ。だから「3年間は我慢しよう、仕方がない」と先送りされた結果がこれなんですけれど、なのでこれは教育委員会なり学校なりが「内申は関係ないよ」と宣言して欲しいですね。そういってもらえないと、やっぱり子どもたちは安心して出来ないと思うので、それも含めて対応して欲しいな、と思いますね。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET ユジコメ ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 17, 2021
「文部科学省が校則の見直し要請」について
度々、ブラック校則という言葉があり校則の見直しが言われているが、僕自身が気になった校則は「女性の下着の色を指定する」、もう一つは「生まれつき人より髪の色が明るい子に対する指摘」#ワンモ
#リポビタンD TREND NET ユジコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 17, 2021
これに関しては正直なところみんな髪の色などちょっとずつ違い、生まれ持ったその子の個性を変えるような校則は無くした方がいいのかなと思ってます。一方、教員側も「この校則おかしいよ」と言われて#ワンモ
#リポビタンD TREND NET ユジコメ ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 17, 2021
気持ちいいと思っていない方々もいる(疑問に思っている校則もある)わけなので、みんなで話し合いませんか?というスタンスが大事だと思う。改めて教員含め校則について皆で話し合う時間を作ることが、次のステップへのいいチャンスなのかなと思います。#ワンモ