21.05.21
レーシングドライバー 『佐藤琢磨』にフォーカス!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、モータースポーツジャーナリストの小倉茂徳さんです。
小倉さんに取り上げていただく話題はこちら!
【レーシングドライバー 佐藤琢磨】
吉田:2010年から、アメリカの『インディカー・シリーズ』に参戦している現在44歳のレーシングドライバー・佐藤琢磨選手。2008年までのF1レーサーとしての活躍をご存知の方も多いと思います。
ユージ:佐藤琢磨選手のこれまでの活躍と、今、勝負を挑んでいる世界3大レースのひとつ『インディ500』について、モータースポーツジャーナリストの小倉茂徳さんにリモートでお話を伺います!小倉さん、おはようございます!
小倉さん:おはようございます!
ユージ:早速ですが佐藤琢磨選手について、レーシングドライバーとして、すでに20年近く世界を舞台に戦っていらっしゃいますよね!これまでの活躍について、改めて振り返りからお願いします!
小倉さん:2002年に『F1』でデビューしまして、2004年にアメリカGPで3位、F1史上日本人2人目の表彰台を獲得したんですね。これは現在まででも、日本人で表彰台というのは3人だけなんですよね。2010年からはご紹介があったように『インディカー・シリーズ』に参戦して、そして、2013年にそのシリーズの中でロングビーチというところでやったレースで日本人で初優勝をしています。現在まで佐藤琢磨選手は6勝あげています。その中で、2017年、それから、2020年に『インディ500』で優勝しています。『インディ500』の歴史の中では、“日本人初優勝”、全体の優勝ドライバーの中でも2勝したのは“史上10人のみ”ということなんですよね。
吉田:今回チャレンジする『インディ500』は、すでに2度優勝しているということなんですけれども、現在、戦いの舞台としている『インディカー・シリーズ』について、そして、『インディ500』というレースについても教えて下さい!
小倉さん:『インディカー・シリーズ』というのは、アメリカとかカナダでやっている年間16戦くらいを開催するレースなんですね。通常のサーキット、あるいは、市街地を使ったサーキットとか、オーバルという高速のコースなど、いろいろなところを走るレースなんですよね。その中で一番中核となるレースというのが、5月末に行われる『インディ500』というレースです。『インディ500』は、1911年、日本で言うと明治44年から続いているアメリカ伝統のレースで、今年で第105回になります。長方形のコースを200周するんですね、500というのは500マイルのことで約800㎞走るレースなんですよ。これが大体、時速350~370kmのスピードで200週走るんですね。800㎞ということは、新幹線だと東京駅から広島県の福山の駅のちょっと先くらいまでなんですね。ですから、のぞみで3時間半かかるんですけれども、これをインディカーは途中、燃料補給やタイヤ交換で4~5回止まるんですけれども、それでも2時間40分~3時間10分くらいで走り切っちゃうんですよね。
吉田:時速350~370kmってすごい景色が…。
ユージ:ね!本当に速いですね~。
小倉さん:人間の反射能力を超えるかっていうくらいのところまでいってしまうんですよね。
吉田:入場者数もかなり多いんじゃないでしょうか?
小倉さん:そうなんですよ。今年はコロナ禍の影響で入場者数制限をかけて14万人しか決勝には入れないんですが、毎年、決勝日は30万~40万人入るんですね。これは、全米最大のイベントなんですよね。
ユージ:全米最大!?アメリカではいろんな人気のイベントありますよね?バスケもそうだし、アメリカンフットボールもそうだし、いろいろある中で全米最大のイベント?
小倉さん:そうです、あるいは、野外ロックコンサートとかもね。
ユージ:そうですよ!それも抑えて一番多い入場者数?
小倉さん:そうなんですよ!しかも、5月末に行われるんですけど、戦没者記念日の前日の日曜日にやるというのも伝統になっていまして、アメリカではみんなが知っているイベントなんです。
ユージ:賞金とかっていくらくらい出るんですか?
小倉さん:大体、通常だと2億円くらい優勝するともらえるんですよね。
吉田:2億円!?
ユージ:くぅお~~~!すごい!!
小倉さん:最下位でもだいたい賞金が1000万円くらいもらえます。
ユージ:えっ!?
吉田:じゃあ出るだけでもうすごいんですね!
小倉さん:ただ、クラッシュしたりとか本当に命懸けなのでハイリスク・ハイリターンですよね。
ユージ:そんなレースに佐藤琢磨選手は2度も優勝しているんですよね。アメリカでもかなり人気があるんじゃないんですか?
小倉さん:もうインディカーレーサーとして不動の地位を掴んでいるんですけれども、実はこの優勝する前の前なんですけど、2012年に最終ラップで2位で、それでトップのドライバーに積極的に攻めていったんですね、佐藤琢磨選手は“ノー・アタック、ノー・チャンス”ということで、常に攻めの姿勢で、もう勝負所で恐れず、臆さず、攻めていったんですね。優勝を狙いにいったんですけど、失敗して大クラッシュになるわけです。けど、やっぱり、その“オール・オア・ナッシング”という戦い方がインディカーの伝統的なドライバーのスタイルなんですよね。なので、アメリカのファンたちが「タクマ・サトーはすごい!!」というふうになっちゃったんですね。
吉田:最後に、佐藤琢磨選手、今回の『インディ500』、ずばり、いかがでしょうか!?
小倉さん:『インディー500』って“知力”、“体力”、“時の運”がいるんですよ。事故に巻き込まれない“時の運”、マシンとか勝負所を知っている“知力”、これはもう佐藤琢磨選手は経験でよくわかってますし、それから、“体力”は持久力がすごくいるんですが十分ありますので、まだまだいけますよ!なので、3勝目、あるいはこれから先、史上最高の4勝目もできるかもしれません!
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) May 21, 2021
5/21金は、20年近く世界を舞台に戦っているレーシングドライバー・佐藤琢磨選手にフォーカス。2008年までF1レーサーとして活躍。2010年からは入場者数でも全米最大の人気イベント「インディ500」に参戦。2度優勝し約2億円の賞金を2度手にしています。#ワンモ #ユジコメ
#リポビタンD TREND NET ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) May 21, 2021
日本を代表する素晴らしい選手です。あまり詳しくなかったインディ500、今回番組を通して興味を持ったので、チャンスがあれば映像で見てみたいと思いました。引き続き佐藤琢磨選手、応援しています!#ワンモ #ユジコメ