20.09.08
次期政権に取り組んでほしい課題
今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!今日、お話を伺うのは、ジャーナリストでメディアコラボ代表の古田大輔さんです。
古田さんが取り上げる話題はこちら!
『次期政権に取り組んでほしい課題』
菅義偉 官房長官、岸田文雄 政調会長、石破茂 元幹事長による自民党総裁選が今日、8日告示されます。14日の投開票に向け、3氏とも国会議員や地方党員らの支持固めを急ぐ構えです。
鈴村:3人とも新型コロナウイルス対策を最重要課題として訴えているんですけど、仕方がないことではあるんですけど、この週末は台風の影響でテレビ出演を取りやめたり、対応に当たっていたという事で、今後のことに関して吟味する時間がないような状況になってしまっていますよね。今のところ、やはり菅さんが有力ということなんでしょうかね?
古田さん:そうですね、自民党には派閥というのがあるんですけど、これは1955年に自由党と日本民主党が保守合同して自由民主党が誕生してからず~~~っとあるんですよね。歴史的な流れがあるんですよ。派閥というのは政治家のグループのことで、その中で大きいところでいう、細田派、麻生派、竹下派、二階派、全部が菅さん支持を表明したんですよね。岸田さん、石破さんのグループもあるんですけど、そこがそれぞれ、岸田さん、石破さんを推しても、全然、数の上では全く勝てないし、あともう一つ、今、「次のリーダーは誰がいいか?」と世論調査を行ったら、菅さんが今、トップに立ったわけですよね。4割近い数字を取っていて。なので、今の情勢を見ると、菅さん有利は動かないかなという感じです。
鈴村:およそ8年という長期政権だった第二次安倍政権について、古田さん的に改めて、評価できることだったりとか、問題点としてはどういうところがあげられますか?
古田さん:これに関しては、いろんな方が今、評価していて、世界各国でもすごい数の記事が出ているんですよね。こんなに日本が注目されたのは久しぶりだなっていうぐらい出ててですね、世界でいえば、アメリカとかイギリスとか、あとはアジアの新聞とかを見てみるとですね、多く評価しているのが、安保・外交とかに関しては、米中対立がこれだけ極まってくる中で、なんとかバランスを取ろうと頑張っていたよね、というようなものとか、もう一つが、経済とか貿易とかに関してですね、これも、トランプさんという誰も想像しない人が出てきて、もうぐちゃぐちゃにかき混ぜていく中で、これも米中対立が高まる中で自由貿易を維持する方向で粘り強くやっていたよねと。8年近くやっているリーダーは今の中でもそんなに多くないので、その中でも世界の大勢をどちらかというと安定させる方向にがんばっていたよね、という評価する声が大きいんですよね。一方で国内で見たときに問題視される課題として残るのは、アベノミクスで経済を復活させると…。確かに株価は上がった、それは間違いない。それは評価すべきところなんですけれども、それで実際に経済格差の問題であるとか、本当にアベノミクスの第三の矢といわれた構造改革が進んで、日本がよりイノベーティブで成長率が高い国になったか?と言ったら、なってないわけですよね。借金はすごく増えてしまったと…。そこらへんが課題だし、あともう一つは、法の支配とか、説明責任を果たしたか?透明性の問題などには、すごい大きな課題を残したと思います。
鈴村:なるほど、その安倍政権から変わるわけですけど、次の政権に取り上げてほしい課題、古田さんとしてはどのようなものがあると思います?
古田さん:先ほどあげた、安保・外交とか、経済・社会保障とかいうのは、ものすごい国の根幹にかかわる部分で、もちろんそこは引き続き頑張ってほしいですよね。
鈴村:そうですよね。
古田さん:でも、同時にずっと見過ごされてきたものがあると思うんですよ。早くやっちゃえばいいじゃんというものがあってですね、僕がそれでずっとこだわっているのは、“同性の結婚の法制化”と“選択的夫婦別姓”。これ世界の中で日本がむちゃくちゃ遅れているんですよね。「いや、欧米の真似する必要ないし」とか言う人がいるんですけど、いや、欧米だけじゃなくて、アジアとかアフリカとか南米とかどこだってそういうのは進んでいるわけですよ。その中で、なんで幸せになる人が増えて不幸せになる人が全然いない同性の結婚とか、選択的夫婦別姓とかが進まないのか?というのが、ものすごく、僕は不満を持っていてですね、やっぱり、人間の平等とか、人権とかそういったものに対する目線が弱かったんじゃないですか?と思うんですよね。なので、次の政権には、是非、取り組んでもらいたいなと思います。
鈴村:これらが進まない理由というのはなんなんでしょうね?僕も本当に夫婦別姓も同性婚も、なんていうか…、誰が損をするんだろう?って思うんですけど、誰も損しないんですよね。
古田さん:そうなんですよ!だって、“選択的”夫婦別姓なので…。
鈴村:選べるんですよね!?
古田さん:そうそうそう、別姓にしたい人は別姓にして、同姓にしたい人は同姓すればいいじゃんっていうだけの、ものすごく当たり前の話なんですよね。その当たり前の話が、“昔から同姓だったから”という謎の理由でですね。いや、昔からって言ったら、その昔っていつの昔からの話をするつもりなんでしょうか?っていうね。歴史と共に、時代と共に世の中は変わっていくものなので、そこはやりましょうよ!と。今、先進国の中で夫婦別姓がないのは日本だけですからね。同姓の結婚もそうですけど。
鈴村:これは本当に“なんとなく”なんですか?
古田さん:これ本当ね、怖いんですけど、“なんとなく”なんですよね。
鈴村:不思議だなぁ、本当にこれは不思議なんですよね。この辺りもどうなっていくか?というところも一つの注目ポイントなのかもしれないですね。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ① #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) September 8, 2020
今朝は【次期政権に取り組んでほしい課題】について
このまま行くと菅さんが有力なのではないか、今後新しい政権には何をやってもらいたいかという話でした。
勿論コロナ対策、経済政策は前提の上で古田さんから提案があったのは
#スズコメ ② #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) September 8, 2020
同性婚・選択的夫婦別姓を整えてほしいということ。
僕もこれらを法制化してもデメリットを感じないのに進まないことが不思議です。
反対する人の意見は昔からある日本の家庭の在り方を守るためという事ですが、OAでは話していませんがこれはサザエさん的なものを思い浮かべます
#スズコメ ③ #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) September 8, 2020
もはやサザエさんが伝説のようになりつつある。平屋で黒電話を置いてみんなでちゃぶ台を囲んでご飯を食べる家が果たして今どれくらいあるんだろうと。勿論ああいう生活をされている方もたくさんいるとは思いますが、今日本の家族の生活様式は劇的に変わってきていると思うんです
#スズコメ ④ #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) September 8, 2020
そうなった時にやっぱり同性婚も夫婦別姓も時代に合った人生の考え方の一つで、認めないのは時代遅れなんじゃないかと個人的には思っています。
文化は守るだけではなく生み出さなきゃいけないものだと思うので、今後次期政権でどうなるか注目したいと思います。