24.03.08
パリ・オリンピック!マラソン日本代表争いに注目!

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【パリ・オリンピック!マラソン日本代表争いに注目!】
吉田:今年のパリ・オリンピック。マラソン日本代表男女それぞれ3人の選手枠をめぐる争いは、いよいよ女子の残り1枠のみとなりました!これまでに、代表に内定した選手を振り返ってみますと、まずは去年10月16日に行われたMGC「マラソングランドチャンピオンシップ」において、男子は1位小山直城選手と2位赤﨑暁選手の2人、女子は1位鈴木優花選手と2位一山麻緒選手の2人が内定。男女ともに残りの1枠は「MGCファイナルチャレンジ」として、去年12月から今月にかけて行われる男子の3大会、女子の2大会における指定大会の結果を受けて決定する選考方法となっています。男子は、3月3日(日)に開催された代表選考最後となる指定大会、東京マラソンで、西山雄介選手が日本人トップとなる2時間6分31秒でゴールしながらも、日本陸連が設定した2時間5分50秒に41秒及ばず、パリ・オリンピックへの切符を逃し、最後の1枠に内定したのは「マラソングランドチャンピオンシップ」で3位だった大迫傑選手となりました。
ユージ:コメントは、スポーツライターの酒井政人さんです!世界屈指の高速コースとして知られる東京マラソンにおいてなぜ、オリンピック代表選手が誕生しなかったのか?そこには、大きく分けて2つの理由があったそうです。まずは、去年の東京マラソンで日本歴代3位の好タイムで日本人トップとなった山下一貴選手の記録を破れなかったこと。もうひとつは、目標タイムを更新するために、選手と一緒に走って誘導するはずの「ペースメーカー」のトラブルです。
酒井さん:前回の東京マラソンで山下選手は2時間5分51秒という記録を出しました。それを上回るタイムが今回のMGCファイナルチャレンジの設定タイムになっています。なので、前回のようなコンディション・ペースでいけばそれくらい破って欲しいというのが日本陸連の気持ちだったのですが、実際今回の第1集団は世界記録を上回るようなペースで進んだのですが、第2集団は日本人の設定記録に向けてのペース設定をしてきましたが、少しペースメーカーが思ったように上がらずに前半でタイム稼ぎきれなかった分が、西山選手のタイム・他の日本人選手のタイムに影響してしまったところです。東京マラソンは、レース中ディレクター方式を取っていますので最初のペースメーカー、第1集団のペースメーカーについては、レースディレクターが指示を出しています。バイクで横についているので「もっとあげろ」って言ったら出しているのですが、第2集団についてはレースディレクターが横についていませんので予め決められたペースで選手は走ろうと思っているのですが、実際は上手くいかない場合があります。その時に、選手の方から「もう少しペースを上げて欲しい」「もう少しペースを落としてほしい」などそういうことを言って、ペースを上げ下げすることがあるのですが、実際ペースメーカーは外国人選手が行っているので、その辺のコミュニケーションが当時うまくできなかったのかなと思います。
吉田:レースの序盤で西山選手がいた第2集団は、日本記録に設定されたペースで走るはずのペースメーカーが給水所で立ち止まったりとペースが乱れ、結果、本来なら下り坂の多い前半10キロを早めに通過したいところを予定よりタイムが遅くなり、選手達のプランが崩れたという波乱が起きてしまいました。西山選手は、レース中のアクシデントによって転倒するシーンもありましたが後半に巻き返して日本人トップでゴールイン。しかしオリンピックへの切符は、あと41秒届かず、という結果でした。
ユージ:2時間走り続けるマラソンにおいても、レース中は何が起きるか分からない…だからこそ、周りのペースに惑わされずに勝負に出る事も大切なのかもしれませんね。ちなみに現在の選考基準ですが、最後の1枠は、「MGCファイナルチャレンジ」の指定大会において設定記録を突破した選手の中で最も上位の1名がパリ・オリンピック日本代表に内定されます。設定記録を突破した選手がいない場合は、「マラソングランドチャンピオンシップ」3位の選手が、パリ・オリンピック日本代表に内定する、という決まりになっています。近年、スタートしたこの選考方法について、酒井さんは「それまでの選考基準よりも良くなっている」と話しています。
酒井さん:東京五輪からこのMGC方式を取ってまして、それまでは3大会、もしくは4大会の中から代表3人を選ぶという形だったので、結構選手選考が荒れた年もあったのですが、今回は方式がしっかりしてますので、選考の透明化がしっかりできていて、選手からの評判はいいと思います。選考基準が透明化されたことによって、選手もこうしなければ代表になれないという事が分かったので、それが選手にとってはモチベーションになりますし、後に揉めないということになるので、それまでは例えば女子でいうと、大阪国際女子マラソンでタイムを出しても、名古屋国際女子マラソンでそのタイム上回った時に「どっちを取るのか」という事になったりするのですが、順位であったりタイム・コンディションも違うので、同じレース走ってないのに決めるのも難しかったんですよね。そこで陸連の判断という事になりましたが、逆に今回は誰が選んでもこういう形で選ばれるという事が分かるので、選手としては一気にそこで決めるしかないという気持ちでやっていると思います。
ユージ:以前の選考基準と比べれば、誰かの主観による要素がなく、選手達が目指すべき目標や記録がハッキリと設定されているということで、納得する形にはなっている、ということですね!
吉田:そんなマラソン日本代表争い。残すところ、女子の1枠のみとなりました。明後日行われる「名古屋ウィメンズマラソン2024」が最終選考レースとなります!
酒井さん:女子のMGCファイナルチャレンジ設定記録2時間21分41秒ですが、先日行われた大阪国際女子マラソンで前田穂南選手が2時間18分59秒の日本記録を出しました。ということは、選ばれるからにはMGCファイナルチャレンジ設定記録ではなくて、前田さんの日本記録を上回らないとパリ五輪に選ばれないので、かなり難易度は高くなったと思います。
吉田:ということで、前田穂南選手が大阪国際女子マラソンで出した日本記録2時間18分59秒。この記録をさらに破って、パリ・オリンピックへの切符を掴む選手が現れるのか?それとも、前田選手が最後の1枠を掴むのか?女子日本代表をめぐる最後の争い。ハイレベルなレースになりそうです!
ユージ:「名古屋ウィメンズマラソン2024」。どんなドラマが生まれるのでしょうか?楽しみです!
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンⅮ TREND NET #ユジコメ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 8, 2024
【日本人トップでも落選?
熾烈なパリ五輪マラソン日本代表争い】
3月3日に東京マラソンが行われ、パリ五輪日本代表最後の一枠争いがありましたね。…
#ユジコメ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 8, 2024
このペースの乱れが日本代表争いにも影響し、波紋を呼びました。こうなると今後ペースメーカーは全てバイクでやる、もしくはロボット技術に頼るなど必ずしも人間が担う必要はないかと思いました。 #ワンモ
#ユジコメ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 8, 2024
オリンピック本番にはペースメーカーはいません。
最終的にはいかに自分のペースで勝負に出るかというところで、今大会のケースでもその練習と捉える必要があるのかなと感じています。
ただ、フェアという観点からはやはり同じ条件でペースメーカーがいたほうが良いと思いました。…