24.01.02
令和6年能登半島地震、今後注意が必要なこと

ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
コメンテーターはダイヤモンド・オンライン編集委員の神庭亮介さんです。
今朝の話題はこちらです。
【令和6年能登半島地震、今後注意が必要なこと】
ユージ:昨日夕方に発生した能登半島地震について、今後、注意が必要なことを考えていきたいと思います。
手島:フリーアナウンサーで防災士の資格を持つ、古賀涼子さんとお電話がつながっています。
ユージ:地震発生から16時間ほど経ちましたが、今回の地震について古賀さんはどのように思われましたか?
古賀さん:1995年の阪神淡路大震災の被害に近いなと感じました。古い木造家屋の倒壊と閉じ込め、今も火災による延焼が広がっています。日が昇って救助や捜索活動が再開されると、ここから被害にあわれた方や行方不明の方、亡くなった方の数が一気に増えることが考えれます。一方で被害の全容がまだ分かっていないということがあるんですけれども、津波によって命を落とされた方の情報がまだ明確に入ってきていないですね。津波の高さが異なると思うんですが、東日本大震災の教訓を受けた、避難の強い呼びかけなども一定の効果があったのではないかと感じています。
手島:この後も余震などが起こる可能性も考えられますが、これから先、必要なことや注意すべきこととしてどんなことがありますか?
古賀さん:まだ津波注意報が解除されていませんし(※気象庁は2日午前10時00分に解除したと発表)、そして強い地震も断続的に起きているので、日本海側の方、絶対に海や川に近づかないこと。油断しないことが1つですね。それから、揺れが強い地域で今、家で過ごしていらっしゃる方、在宅避難されている方で特に古い木造家屋、目安として築45年以上経っている建物で耐震補強していない建物は、日が昇って揺れが落ち着いているうちに今からでも避難を考えることが重要だと思います。というのも、これから雨の予報で地盤が緩んでいて土砂崩れの可能性も考えられます。特に高齢者の方など、近隣の方が声を掛け合って、避難所に向かうと決めた方は向かっていただけたらと思います。
ユージ:古賀さんが仰ったように、建物自体は大丈夫だったなという場合であっても、建物が目に見えない所でダメージを受けている可能性があるのでそれを考慮して、ということですね。現在も避難所で過ごされている被災者の方がいらっしゃると思いますが、今後の避難所生活の上でどんなことを気をつけるべきでしょうか。
古賀さん:眠れない夜を過ごして本当にお疲れの方ばかりだと思います。その中で混乱の内に避難所が開設されている所も多いと思いますが、毛布が足りない、雑魚寝でプライバシーが保てないという状況がほとんどだと考えられます。避難所の運営は市・町・学校側がしてくれると思っている方が多いと思いますが、違うんです。避難所を運営するのは住民自身となります。そうなると、どうしても地区の立場のある男性中心で避難所の運営を決めることが多くなってしまう現実が過去の災害でもありました。それを考えると、女性のニーズが言い出しにくくなるという現実があるんですね。例えば、性別としての女性ならではの特有の身体の問題があります。本当に皆さん苦しい状況だと思いますが、運営する側に女性を入れる、女性が入るということを被災者ご自身でも進めていかなくてはならないと思います。もう1つ、辛い現実ですが、女性や子供はこのような災害の混乱した状況下では、性犯罪や性被害、DVに遭いやすいという現実があります。例えば今日一度、避難所から物を取りに行く時でも絶対に女性一人では行動をしない、子供を一人にしない、複数の女性でまとまって行動してほしいと思います。家に一度戻る時に子供を連れていけないという方は、避難所で信頼のおける女性を中心に交代で子供の居場所や遊び場を作って、そこから目を離さないようにしていただければと思います。避難所でトイレに行く、支援物資を取りに行くということも考えられますよね。そんな時も女性と子供は一人では行動しない。辛い現実なんですが、顔見知りからの性被害というのは過去の災害でも避難所などで数多く報告されてきました。人を疑うというのは本当に苦しいことではあるんですが、自分やお子さんの身を守ることを念頭に置いていただければと思います。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET #ユジコメ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 2, 2024
『能登半島地震、今後注意が必要なこと』
今朝は多くの方から、避難所での過ごし方や、災害時の対応の仕方に関するアドバイスをたくさんいただきました。#ワンモ
#ユジコメ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 2, 2024
例えば、建物が倒壊せず平気だったとしても、家の中の見えない部分が歪んでいたりヒビが入っていたりするケースがあります。今後大きな揺れがあった場合に備えて、避難できる人は避難してください、というアドバイスが寄せられました。#ワンモ
#ユジコメ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 2, 2024
また避難所においては、運営者が決まっていない場合、男性がリーダーになりがちと言われています。リーダーシップを発揮する事は心強い事ですが、女性にしかない悩みや子どもにしかない悩みもあるので、仕切る立場には女性の存在も重要だというリアルな声もありました。#ワンモ
#ユジコメ④
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 2, 2024
災害時には、性被害も起こりかねません。女性は一人で行動しない、子どもを一人にさせないといった警戒もしていただきたいです。また、やはりこの時期は寒いですから、首元・手首足首を冷やさないようにすることも重要だそうです。#ワンモ
#ユジコメ⑤
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) January 2, 2024
近くの方とのコミュニーケーションや助け合いが必要になると思いますが、声がけをするだけでも心の寄り添いになるそうなので、ぜひ近くの人に声をかけてください。
引き続き警戒が必要だと思います。これ以上の被害が拡大しないことを祈っております。#ワンモ