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22.08.19

“夏の甲子園”にフォーカス!
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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら!


“夏の甲子園”にフォーカス!

吉田:今年の“夏の甲子園”、【第104回 全国高校野球選手権】は昨日、大会第12日目。準々決勝の4試合が阪神甲子園球場で行われ、ベスト4が決まりました!


ユージ:お話を伺ったのは、高校野球に関する著書などが多くある、作家の手束仁さんです!まずは、大会のこれまでの様子を振り返っていただきます!


手束さん:全体的にベスト4までの展開、顔ぶれを見ると、ある程度打力のあるチーム、攻撃力のあるチームが勝ち残っているんだなっていう印象はあります。かつてのようにピッチャーが厳しい試合を1-0で抑えていくとか、2-0で抑えていくっていうそういう試合が非常に少なくなって、僅差であってもやっぱり打ち合っているという印象が非常に強いです。そういう中で、特にやっぱり選手個々が非常に強い打球を打っている印象があります。上位に残ったチームは、個々の打球の強さっていうか、その辺が非常に印象に残りました。負けたチームでも、特に一番バッターに非常に良い選手が多いなっていうのも今年の印象でした。今大会の注目というか焦点というのは、春の選抜優勝校大阪桐蔭をどこが倒すのだろうか?倒す学校があるのだろうか?っていうところで、やはりほとんどの高校野球ファン・関係者は注目してたと思います。ただその中で、下関国際が大阪桐蔭を振り切った形で倒したというところは、非常に私だけじゃなくて多くの人がびっくりしたと思います。その最大の要素っていうのはやっぱり、大阪桐蔭の強い打球を恐れなかったっていうところも非常にあったんじゃないかなと思います。


ユージ:まさに、きのうの準々決勝 第3試合でした。下関国際 対 大阪桐蔭!下関国際が5対4で逆転勝ちした事は、大きなトピックとなりました。7回には、得点のチャンスを迎えた大阪桐蔭を相手に、下関国際がかなり珍しい「トリプルプレー」を完成させたりと、手に汗にぎる展開!そして他の3試合も、すべて白熱した素晴らしい試合でしたね。


吉田:そんな、昨日の準々決勝を終えて、次は明日、準決勝が2試合、行われます!午前9時から行われる第1試合は、宮城の仙台育英と、福島の聖光学院!続いて午前11時30分頃から行われる第2試合は、滋賀の近江と、山口の下関国際!


ユージ:それぞれの見どころを伺いましょう。まずは第1試合から!


手束さん:準決勝第1試合は、はからずも史上初の東北勢同士の対決という形になったんでが、東北勢の中ではもう甲子園の常連校同士です。仙台育英はとにかく豊富な投手陣といいますか、正直、誰が先発してくるのか分からないぞっていうぐらい、先発投手陣が豊富です。そして、須江航監督も明らかに投手は継投で試合を作っていくんだということを前面に打ち出しているので、その辺の継投のタイミングっていうのが仙台育英の一つのポイントです。それに対して聖光学院というのも、やっぱり甲子園の常連校で、福島県ではもうどこが聖光学院を倒すんだっていうある意味では、福島県の中で大阪桐蔭みたいな立場になっていたんですけれど、その中で勝つべくして勝ってきた聖光学院。それが甲子園の中でも壁を一つずつ乗り越えながらここまで来たという印象です。特に聖光学院の打線っていうのは、ロングヒットをボコボコ打っていくっていうよりはむしろ、シングルヒットをパチンパチンと、内野手の間を抜いていく打球が非常に多いチームですから、その打線が豊富な仙台育英の投手陣をどう攻略していくのかと、そのあたりが一番のポイントになっていくんじゃないでしょうか?


ユージ:宮城の仙台育英と、福島の聖光学院!どちらも、東北における甲子園の常連校ではありますが、果たして勝つのはどちらでしょうか?


吉田:ちなみに東北勢は、春と夏を通じて、甲子園での優勝経験がまだありません。お互いにとって、悲願の東北勢 初優勝を目指す上での大事な一戦となります。


ユージ:続いて、準決勝2試合目!滋賀の近江と、山口の下関国際!


手束さん:準々決勝で大殊勲と言ってしまえば、失礼な言い方かもしれませんけれども、大本命と言われていた大阪桐蔭を下した下関国際というのは、この準決勝の戦い方は非常に注目されると思います。そして下関国際を引っ張っているのは、古賀くんという投手です。彼がもちろんスピードはあるんですけれども、ちょっと変則気味のフォームで、これが案外、打ちづらいんじゃないかなという感じがしています。これに対して、近江高校はもうエースで4番、大黒柱の山田くんっていう選手がいまして、彼がどれだけ投げて、どれだけ打つかというところが一つの注目だと思います。それともう一つやっぱり近江高校は、この勝負強さっていうのが特に大会を通じてどんどんどんどん出てきてるなっていう気がしますね。これは選抜の時もそうだったんですけれども、試合ごとにやっぱり課題の整理と学習能力が非常に高いなというところも印象付けられています。そうした近江の山田くんを中心としたチームながら全体的なクレバーさと、下関国際の古賀くんを中心とした、ちょっとトリッキーな形も含めた野球がどういう試合になっていくのかなとそういう興味はあると思います。


ユージ:手束さんが注目選手として挙げたのは、どちらのチームもピッチャーでしたね。近江の山田陽翔投手と、下関国際の古賀康誠投手。果たして、2人の投げ合いが実現するのでしょうか!準決勝に進んだ4校すべてが優勝経験がないということで、今回初優勝校が必ず決定するわけです。それをかけた準決勝ということで、非常に楽しみですね。この中で甲子園 準優勝の経験があるのは、仙台育英と近江。その2校に挑む聖光学院と下関国際は、勝って新しい歴史をきざむチャンスです。準決勝の時点でこのようなドラマが既に生まれているので楽しみですね。明後日の準決勝の舞台でまた何かストーリーが生まれるんじゃないかと期待しています。夏の甲子園。残すところあと3試合です!


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