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25.08.19

新型コロナ「ニンバス」の感染者が増加、その特徴と対策
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ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
今日は、ダイヤモンド・ライフ編集長の神庭亮介さんにお話を伺いました。
神庭さんが注目した話題はこちらです。


【新型コロナ「ニンバス」の感染者が増加、その特徴と対策】

吉田:4日から10日の間に全国およそ3,000の医療機関から報告された、新型コロナウイルスの感染者数は2万3,126人で8週連続で増加しました。「ニンバス」と呼ばれる変異株が流行の中心になっているとみられています。


ユージ:「ニンバス」。また新しい言葉が出てきましたね。夏休みやお盆で、人の移動も普段以上に増えているので、感染の可能性は誰にでもあります。


吉田:そこで、「ニンバス」の特徴やお盆明けに注意すべき感染対策について神庭さんに解説してもらいます。まずは直近の流行の状況から教えてください。


神庭さん:厚労省によると、8月4日から10日の感染者数は2万3,126人、1医療機関あたり6.13人で8週連続の増加です。都道府県別に見ると、宮崎14.71人、鹿児島13.46人、佐賀11.83人、熊本10.78人、沖縄10.42人と九州・沖縄での感染の広がりが目立ちます。逆に少なかったのは北海道2.52人、滋賀3.49人、広島3.6人といった地域です。


ユージ:九州は大雨の被害もありますし、やっぱり心配ですよね。いま流行している「ニンバス」とは、どんな特徴があるのでしょうか?


神庭さん:まるでカミソリを飲み込んだような強い喉の痛みがあると言われています。想像するだけで痛い。JNNは「喉の激しい痛みがどんどん強くなっていった」「水を飲むだけで思わず声が出てしまうほどの痛み」といった感染者の声を紹介しています。喉の痛み以外にも、発熱や鼻水、せきなどの症状もありますが、重症化する例はそこまで多くないそうです。「ニンバス」は、オミクロンから派生した変異株で、WHOも5月に「監視下の変異株」に指定しています。読売新聞が報じたデータによれば、7月段階で「ニンバス」が国内の4割を占めたということです。


吉田:あんまり、私の周りでは聞かないですね。


ユージ:僕も「ニンバス」というのは、聞いていませんが「コロナが最近、うちの会社で流行ってきている」と聞いたことがあります。


吉田:人の移動が多くなるお盆明けですが、やはり感染が増えそうですか?


神庭さん:そうですね。お盆には実家に帰省して家族や親類らと会食する機会が増えますよね。旅行などの移動も多いので、人と人が会えば、必然的に感染も増えます。それと、猛暑で部屋を閉め切ってずっとクーラーをつけているお宅も多いと思いますが、室内が乾燥して換気が少ない状況も感染を広げやすくしています。また、夏バテで体力、免疫力が低下している影響もあるかもしれないですね。


ユージ:夏バテはあるかもしれないですね。食事するのもダルくて、あまり栄養のない食べ物で済ませちゃうと、それで体力が低下しちゃいますよね。


吉田:感染者の数は、いつまで増えるのでしょうか?


神庭さん:複数の専門家が9月まで続くのではないかと指摘しています。8月末には子どもの夏休みも終わりますから、子どもたちが一斉に登校し始めてもうひと山という可能性もありますね。


ユージ:その子どもから親に感染してという悪循環もありそうですね。


神庭さん:本当そうですね。先ほどの8月上旬のデータでは、九州より南で感染者数が多いなど地域差が結構あったのですが、大勢の人が日本中を移動してシャッフルされるわけなので、いま少ないエリアも今後、上昇していくかもしれません。


吉田:それと、体調が優れなくて、夏風邪かな?熱中症かな?と思っていたけど実はコロナだったという勘違いもあるかもしれませんね。


神庭さん:これは、ありえそうですね。熱中症は熱や頭痛、吐き気などの症状は共通しますが、喉の痛みはあまり聞かないです。一方で、夏風邪となるとヘルパンギーナやプール熱(アデノウイルス)など喉の痛みを伴うものも多いです。素人が、これはコロナだ、いや夏風邪だと判断するのは難しいと思います。それはお医者さんの仕事ですよね。しかも、この夏は、ヘルパンギーナや溶連菌、百日咳などの感染症が同時流行しています。変に自分で見極めようとしないで、体がつらいなら医療機関に頼った方がいいんじゃないかなと思います。


ユージ:改めて、コロナかも?という症状が出たら、どうしたらいいでしょうか?


神庭さん:コロナなのか夏風邪なのかにかかわらず、高熱などで体調がキツければ仕事や学校を休むこと。職場の人たちの感染を広げないためにも、無理をしないのが大事だと思います。自宅で寝ていて治るならそれでいいですし、ちょっとしんどい、症状が収まらないなという場合は病院に行ってお医者さんの判断を仰いでいただきたいです。意識が朦朧とするとか、なかなか高熱が下がらない場合は迷わず受診するとか救急車を呼んでください。


吉田:そして、新型コロナの感染対策として、やるべきことは何でしょうか?


神庭さん:これはコロナ初期と変わりません。手洗い、うがいなど基本的なことをしっかりやるということです。混雑した電車やバスに乗るときはマスクをするということも選択肢としてください。65歳以上のご年配の方や、基礎疾患のある方はワクチンの接種も検討してもいいと思います。ただ、厚労省は高齢者向けのワクチン接種費用を助成していたのですが、今年度から取りやめる方針なので、自己負担は増えてしまいそうです。夏場はどうしてもクーラーをつけっぱなしで換気が減りがちです。「せっかく部屋が冷えたのに冷房代がもったいないな」となる気持ちも分かりますが、そこはケチらず、定期的に換気していただきたいなと思います。「ニンバス」とか新しい変異株の名前が出てくるとなんとなく、おどろおどろしいなと感じる人もいるかもしれませんが、重症化リスクが上がっているわけではありません。これもずっと言っていることですが、恐れすぎず、侮りすぎず、淡々と粛々と対応していただければいいのかなと思います。


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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