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25.06.27

ウルフ・アロン選手にフォーカス!
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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら!


「ウルフ・アロン選手にフォーカス!」

吉田:柔道男子100キロ級で東京オリンピック金メダリストのウルフ・アロン選手が23日、東京都内で会見し、新日本プロレスへの入団を発表しました。去年のパリ・オリンピックにも出場したウルフ・アロン選手は、8日の全日本実業柔道団体対抗大会を最後に柔道家としての現役を引退。これから、新たな道へと進みます。


ユージ:コメントは、スポーツジャーナリストの近藤隆夫さんです。まずは、柔道家としてのウルフ・アロン選手。その輝かしい活躍を振り返ります。


近藤さん:幼少期に柔道を始めたウルフ・アロン選手は、東海大学付属浦安高等学校、東海大学、その後社会人になってからも柔道家として第一線で活躍を続けてきました。2017年、ブダペストでの世界選手権100キロ級で優勝。2019年には体重無差別で争われる、全日本選手権も制しています。そして2021年、東京オリンピックでは金メダルを獲得しました。オリンピック・世界選手権・全日本選手権の柔道3冠を達成、史上8人目の快挙でした。ウルフ・アロン選手は、プロレス転向の理由をこう話しています。「一言で言えば、好きだからです」。ウルフ・アロン選手は学生時代からプロレスファンでテレビ朝日の「ワールドプロレスリング」は、欠かさず見ていたそうです。そして、「柔道をやりきったら、いつかプロレスラーになりたい」とも考えていました。彼の中で柔道に関しては、やりきったという思いが強く、現役を引退したこの機に新たな挑戦を決意したのでしょう。キャラクターにも富んだウルフ・アロン選手は、表現力も活かしてプロレスのリングで輝こうとしています。


吉田:日本における柔道出身のプロレスラー。過去を遡ってみますと、1992年のバルセロナ・オリンピック95キロ超級、銀メダリストの小川直也さん、元全日本王者の坂口征二さん、世界選手権女子66キロ級3位の実績があった神取忍さんなどが有名ですが、オリンピックで金メダルを獲得した日本人柔道家がプロレスラーに転身するのは、ウルフ・アロン選手が初めてとなります。


ユージ:柔道の次の道として、総合格闘技ではなく、プロレスを選んだウルフ・アロン選手。これから乗り越えなければいけない壁とは?


近藤さん:柔道とプロレスは別物です。受け身1つにしても取り方が違います。本人も話していた通り、これまでに築いてきた実績は一度捨てて、土台を一から作っていくことになります。プロレスのトレーニングを開始し、そこでプロレス特有の動き・スタミナなどをこれから強化していくことになるでしょう。新日本プロレスの場合、巡業が組まれるので、年間200試合近くを行わねばなりません。スタミナ・体調管理のやり方も変わってきます。ただ、すでにフィジカル的には出来上がっているので、これから5カ月の準備期間があれば十分とみます。来年1月4日、東京ドームでのプロレスデビューがすでに決まっています。


ユージ:来年1月4日、東京ドーム。畳ではなくリングの上で、プロレスのコスチュームをまとったウルフ・アロン選手の姿を目撃することになります。もしかすると、新日本プロレスの新たな時代を築く存在になるかもしれません!


近藤さん:ウルフ・アロン選手の加入で新日本プロレスのリングは、来年以降さらに活性化していくことでしょう。現在IWGP王者の後藤洋央紀選手はこう話します。「俺がチャンピオンとして柔道の金メダリストを本物のレスラーに育て上げたい」。また、グレート-O-カーン選手も、ウルフ・アロン選手のデビュー戦の相手に立候補するような発言をしています。来年1月4日の東京ドーム大会では、これまで新日本プロレスを引っ張ってきた棚橋弘至選手の引退試合も行われます。もしかしたら、その対戦相手にウルフ・アロン選手が、ということもあるかもしれません。その他にも新日本プロレスには好選手が数多くいます。ウルフ・アロン選手がベビーフェイスになるのか、はたまたヒールなのか。その辺りにも注目が集まるでしょう。


吉田:先日行われたウルフ・アロン選手の入団会見では、新日本プロレスの社長であり、現役レスラーの棚橋弘至選手が、自らの引退試合でのウルフ・アロン選手との対戦を記者団から熱望され、軽く否定しつつもタジタジになっている様子でした。今後の流れによっては、もしかすると面白い展開になるかもしれません。


ユージ:柔道とプロレスは全くの別の競技だと思っています。どちらも過酷であることに違いはないです。ただ、ウルフ・アロン選手、力はありますから。プロレスとの上手い科学反応が起こったらスター選手になる可能性が非常に高いと思います。これまでとはまた違う、ウルフ・アロン選手の姿を見てみたいと思います!柔道オリンピック金メダリストでプロレスラー、ウルフ・アロン選手!これからまた新たな伝説を作ってください!


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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