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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

24.08.28

Appleが『手足が生えた卓上型ロボット』を開発か その狙いは?
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ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルがニュースを読み解きます。
本日は、情報社会学がご専門の城西大学助教、塚越健司さんです。
今朝、取り上げるテーマはこちら!


【Appleが『手足が生えた卓上型ロボット』を開発か その狙いは?】

吉田:Bloombergによると、Appleがタブレット端末「iPad」のようなディスプレーにロボットの手足を加えたようなデバイスの開発を進めています。


ユージ:想像するとおもしろいですが、大丈夫かな。タブレットに手足が生えてるのね!


吉田:Appleが開発を進めているとされる「手足が生えた卓上型ロボット」。分かっていることは何かあるのでしょうか?


塚越さん:こちらBloombergが報道しているのですが、それによるとAppleでは数百人のチームでこのデバイスの開発に取り組んでいるということです。このプロジェクトにはコードネームもついていて、2022年にAppleの幹部が承認。数ヶ月前から本格的な開発が始まった模様です。肝心のデバイスですが、現段階で報道されているものだと、簡単に言えばiPadのようなディスプレーにロボットアームがついていて、ディスプレーの向きを360度、上下左右に変えることができるようなものです。ただBloombergは「ディスプレーにロボットの手足を加えたようなデバイス」と表現しているので、手足かどうかは分かりませんが、ディスプレーは色々動くことができて、もしかしたらデバイスそのものが動くということですね。ローラーのようなものが付いて、ルンバのような感じでガーっと動くのか?そういうことなのかもしれません。ビデオ通話中にこっちを向く機能があるというので、このあたりどこまで動いてくるのか、あくまでロボットアームなのか、ローラーでぐるぐる動いてくるのか分かりませんが考えること自体は楽しいかなと思います。関係者によると、Appleはこのデバイスの開発を優先していて、早ければ2026年から2027の発売を目指しているとのことですが、現段階によると価格は1,000ドル(約15万円)を考えているとのことなので、Apple製品としてはそこまで高いものではないかと思います。


ユージ:Apple製品の中で安いですね!


吉田:普通のiPadより機能が制限されているとかそういうのですかね。


ユージ:こんなことを言ったらアレですが、動きは元々求めていない自分が今います。


吉田:どういうものかまだ実態が分かっていませんからね。情報が少なくて使う方も分かりませんが、どのように使うことを想定していますか?


塚越さん:家庭用デバイスということですが、例えばすでにAppleは「HomePod」というスマートスピーカーを販売しています。これとiPadを組み合わせて大幅にアップデートしたものと予想されます。ディスプレーがついているのでビデオ会議ができたり、家電と接続させれば外から遠隔で家の様子をモニタリングするといった、ホームセキュリティ機器にもなります。また「ロボット」という側面もあり、もし手足のようなものがついてデバイスが動くなら、自宅をパトロールしたり、私たちの身の回りのことをお手伝いするかも(近づいてきてディスプレイを鏡代わりにして自分の顔をみせたり)。家庭用のセキュリティー商品にちょこちょこそういうのがありました。いろんなことができるので、スマートスピーカーの性能を超えるのかなと思います。家庭用ロボットをやりたいのかなと思います。


ユージ:どういう狙いがあってAppleは、こういうロボットの開発を進めていると思いますか?


塚越さん:家庭用デバイスだと、すでにAmazonなどがスマートスピーカーにディスプレーがついた「Echo Show」などがあり、この分野でAppleは出遅れています。一方でこの分野に「ロボティクス(ロボット)」を導入することで、新しさをAppleは考えているのだと思います。例えば、Appleは今年の6月、独自の「Appleインテリジェンス」という生成AI機能を発表しています。簡単にいえば、生成AIをiPhoneやiPad、Macに搭載するものですが、これを新しいデバイスにも導入して、家庭内で私たちのことをより理解して動いてくれるAIを目指しているのだと思います。Appleは、今年、長年開発を進めてきて自動走行車の開発を断念していると報道されています。しかも、日本でも販売が開始した「VisionPro」というMRゴーグルもまだまだ普及していません。生成AIについても他が先行している領域で、Apple IntelligenceもOpenAIと提携することになっています。生成AIの分野でもAppleが出遅れているということがあるのでiPhone以外の売れるハードウェアをつくるというところで、この家庭用ロボットに力を入れて何百人態勢と力を入れて進んでいるのではないかなと思います。


ユージ:家庭用ロボットというところですね。Appleが開発しているのは、今後どうですか?


塚越さん:ロボット自体の開発は進んでいますが、ビジネスの領域でも本格的な参入はまだですし結構家庭用ロボットは失敗しているところが多いです。野心的な調整は間違いありませんので、楽しみですがどこまで色んなことができるか価格がどれくらい安いかというところです。動くというところであれば、我々の近くに来てApple Watchと連動して「早く寝て!」とApple母ちゃんのような「家庭用ロボット」になると15万円でできるのかなと思います。2~3年先なので楽しみですね。


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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