24.08.19
新型コロナ、お盆明けは要注意?

ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
今日はダイヤモンド・ライフ副編集長の神庭亮介さんにお話を伺いました。神庭さんが注目した話題はこちらです。
「新型コロナ、お盆明けは要注意?」
吉田:お盆休み明けの月曜日、久しぶりに出社という方もいらっしゃるのではないでしょうか。厚生労働省は16日、全国約5,000の定点医療機関で8月5日から11日にかけて報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が、4万9,208人だったと発表しています。
神庭さん:5〜11日の1週間の新規感染者数は前の週の0.79倍です。先月末まで12週連続で増加していましたが、直近では2週連続で減少しているので過度に慌てるような状況ではありません。ただ例年、学校が夏休みに入ると落ち着いて、帰省や行楽を経てお盆明けに再び増えるというサイクルがあるので、そこは要注意かなと思います。定点医療機関ごとの感染者数を比較すると、全国で一番多いのは佐賀の19.59人。次いで長崎、岐阜です。一方、大都市圏は、東京5.49人、神奈川7.62人、愛知13.56人、大阪7.61人、福岡8.55人と、愛知以外は比較的少ない状況です。年代別では、10歳未満の子どもと40代以上の中高年の感染が目立つという状況です。
ユージ:いま流行しているといわれる変異株の特徴はどのような感じでしょうか?
神庭さん:複数の報道によれば、オミクロンの一種である変異株「KP.3」が主流になっています。感染力がやや高く、過去に感染した際にできた免疫やワクチンを打ってできた免疫をかいくぐる能力も強いです。主な症状としては、喉の痛みや発熱、倦怠感などです。症状の重さ自体はこれまでの株と大きく変わらないとみられています。
吉田:注意点など、ありますか?
神庭さん:発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛などの症状は、熱中症と共通しています。季節柄、コロナなのか熱中症なのか判断に迷うケースもありそうです。新型コロナの5類以降に伴って、今年4月で治療薬の公費負担がなくなりました。医療費が3割負担の現役世代の場合、治療薬は5日分で1万5,000円〜3万円と結構な額がかかります。なので、「だったらいいや」「我慢しよう」ということで症状が長引いてしまう人もいるかもしれません。金銭的なハードルから、そもそも受診すらせず、周囲に感染を広げてしまうパターンもあるかもしれません。
ユージ:どういう対策が有効ですか?
神庭さん:コロナ初期から言われ続けていることですが、外から帰ったらしっかり手を洗う。連日の猛暑で窓を閉めてクーラーをつけっ放しという人も多いと思いますが、ぜひ定期的に換気して空気を入れ替えて欲しいなと思います。ご高齢の方、基礎疾患のある方、重症化リスクが高い方、またそういったご家族のいる方は、人混みや混雑している電車内などでは、ケースバイケースでマスクを着用してもいいかもしれません。家族の誰かがすでに感染している、ちょっと怪しい症状だという場合には、しっかり隔離することが家庭内感染の防止につながります。インフルであれ、風邪であれ、コロナであれ同じことですが、発熱していて調子が悪い時は、無理して会社や学校に行かず自宅でゆっくり静養してください。
吉田:コロナ以外にも、様々な感染症が流行っていますよね。
神庭さん:そうです。手足口病、ヘルパンギーナ、溶連菌感染症などが流行っています。手足口病は、ワンシーズンに2回かかることもあります。アルコール消毒が効きにくいので、石鹸でのこまめな手洗いが大事です。特にオムツの処理などの際にはしっかり手を洗って欲しいなと思います。タオルの共用を避けるといった対策も有効です。感染症関係では最近驚くようなニュースもありました。東京・赤坂の飲食店で、食事をした男女5人が食中毒を発症しました。そのうち2人から赤痢菌が検出されたということです。東京都内での赤痢菌による食中毒の発生は、2000年に統計を取り始めて以来、初めてのことです。全員、快方に向かっていると点は良かったのですが、赤痢菌は非常に感染力が強いので感染ルートの解明が待たれるところです。
ユージ:感染症関係で他に重要なニュースはありますか?
神庭さん:WHOは14日、「エムポックス」(サル痘)がコンゴ民主共和国を中心にアフリカで急拡大しているとして緊急事態宣言を出しました。コンゴ民主共和国では今年に入ってから1万5,600件以上の症例が報告されていて、537人が死亡しています。外務省のサイトによると、エムポックスでは、発疹・発熱・筋肉痛・リンパ節の腫れなどの症状が現れて、発熱後1〜3日で特徴的な発疹が顔や手足にあらわれて、口の中や性器、目にも発疹が出ることがあります。潜伏期間は5~21日、致死率は数%〜10%だということです。もともと性的な接触による感染リスクが指摘されていましたが、今回の流行では子どもの間でも感染が広がっており、病原性も強くなっているそうで注視が必要かなと思います。少し怖いですよね。
ユージ:ちょっと怖いですね。
神庭さん:いいニュースとしては、天然痘向けのワクチンがエムポックスにも有効だと言われています。また厚労省の昨年段階の情報によれば、まれに重症化することもあるものの、多くの場合2~4週間ほどで自然に回復するということです。良いニュースと悪いニュースがありますが、新型コロナの時と同様に恐れすぎず、侮りすぎず、冷静に情報と向き合えるといいかなと思います。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンDTREND NET #ユジコメ ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) August 19, 2024
今朝のテーマは「新型コロナお盆明けは要注意」#新型コロナ の感染が増えていて、現在は、
「#KP3」という新たな変異種が主流になっています。#ワンモ
#ユジコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) August 19, 2024
また、#手足口病 や #ヘルパンギーナ、 #溶連菌感染症
も流行しています。
アフリカでは、エムポックス(サル痘)も流行しています。
特にコンゴ民主共和国では、今年に入ってから
537人が死亡していて、緊急事態宣言も出ています。#ワンモ
#ユジコメ ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) August 19, 2024
基本的な感染予防は、石鹸によるこまめな手洗いが
必要です。
また、タオルなどの共有も控えることも対策の1つになります。
改めて、意識をして感染予防を行う必要があると思いました。#ワンモ