24.05.17
フィギュアスケート宇野昌磨選手、現役引退にフォーカス

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「フィギュアスケート宇野昌磨選手、現役引退にフォーカス」
吉田:フィギュアスケート男子の宇野昌磨さんは、今週・火曜日に東京都内で行われた記者会見において、今後は競技会へ出場せずにプロフィギュアスケーターに転身する事を伝えました。
ユージ:コメントは、フィギュアスケートを取材されているフリーライターの長谷川仁美さんです!まずは、競技者としてのこれまでの宇野さんを振り返っていただきます。
長谷川さん:宇野さんは日本フィギュアスケート史上現時点で最もオリンピックでメダルを取った選手です。2018年の平昌オリンピックでは、男子シングルで銀メダル、その4年後の2022年の北京オリンピックでは、団体でメダルを取っているのと男子シングルで銅メダルを取っているので、計3つ持っています。さらに、世界選手権で二連覇していますし全日本選手権では6度優勝しているので、本当に世界のトップスケーターだと思います。宇野さんは基本的に飾ったりしないので、そのまま思ったことをお話しされるのですが、それが本当に人間性としても素晴らしい人で人の悪いところを見たりしないで良いところを見ていく。そして自分は自分で全力を出していくというところで、本当にいい人の自然体という感じだったので、それが人柄としてもファンに好かれていたし、さらにそれが年々演技にも出てくるようになっていたので、スケーターとしても深まって愛されていった1つの理由になったのかなと思います。
ユージ:そんな宇野昌磨さん。競技者としての人生が大きく変わったのは、トリノ・オリンピック銀メダリスト、ステファン・ランビエールさんとの出会いがきっかけといえそうです。
長谷川さん:宇野さんは小さい頃から2019年まで、名古屋で山田満知子先生や樋口美穂子先生などのところで練習をしていたのですが、そのあとそこを離れて2019年12月から本格的に、ステファン・ランビエールさんと、コーチと生徒という関係で練習をしてきました。そこでステファンと出会ったことによって、それまで以上にスケートを楽しむとか、自分を表現するという事を知ったと思います。そしてまたステファンとの関係も良かったみたいで、自分の演技を見たことによってステファンや周りの人が喜ぶ顔を見たり、それがモチベーションだということも言っていたので、ステファンと出会ったことも1つの大事な転機だったのかなと思います。
吉田:ステファン・ランビエールさんは、宇野さんのフリープログラム用に、ボレロに合わせた振り付けを指導。大舞台でのパフォーマンスの記憶とともに、「宇野さんといえば、この曲!」という印象がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そして、宇野さんにとっての大舞台でのライバルといえば、たくさんの選手と競ってきた中でも特に印象深いのが、北京オリンピック・金メダリストのネイサン・チェンさんと、ソチ・オリンピック、ピョンチャン・オリンピック金メダリスト、羽生結弦さんです。2人について、宇野さんは会見でこう語っています。
宇野:記憶に残るネイサンとゆづくんの試合なんですけど、彼ら2人は僕にとっては本当に「雲の上の存在」で、いつか同じ立場で戦えるようになりたいと常々思う、すごいスケーター2人でした。僕が果たしてそこにたどり着けたかどうかは自分でも分かりませんけど、それでも僕なりに全力でフィギュアスケート人生をを贈れたと思いますし、やっぱり大会の記憶に残るものとしては、大会よりも2人の人間性というものの素晴らしさっていう方が、僕は記憶に残るかなと思っています。
ユージ:勝ち負けではなく、常に自分のベストを尽くすことに力を注いでいた宇野さんならではのコメントでしたね。会話の中でも、競技相手へのリスペクトを忘れない姿勢がしっかりと伝わってきて素敵だと思いました。長谷川さんがおっしゃるように、人間性の素晴らしさを感じます。僕はどちらかというと宇野さんをオリンピック選手としてみてきたので、会話をしている宇野さんは非常に柔らかさもあり、そして、1番オリンピックメダルを持っている選手なのですごいですね。
吉田:現役を引退して、プロ・スケーターとしての新たな道を歩みだす宇野昌磨さん。これから、どんな世界が待っているのでしょうか?
長谷川さん:今の日本のフィギュアスケートの状況を見てみると競技界ももちろん楽しいですけど、段々プロスケーターたちが独自のアイスショーみたいなのを展開し始めてきていて、アイスショーもすごく多彩になって、面白くなってきています。その中で宇野選手は去年の夏、「ワンピース・オン・アイス」というアニメとのコラボというアイスショーをやっていて、すごく好評で今年もまた再演されるんですけど、そういった独自のアイスショーをやったりとか、また新しいものを作っていったりとかするのかなというところで楽しみです。これから宇野さんには競技界の特に後半の方で見せていた、宇野さんにしかできない、得も言われぬというか具体的ではなく抽象的なんだけども、すごく光とか色が見えるような素敵な演技を見せるようになっていたので、そういったものをもっとこう進化させていったものを見せていって欲しいなと私は思っています。
ユージ:フィギュアスケートを取材されている、フリーライターの長谷川仁美さんにお話を伺いました。ちなみに引退会見で宇野さんは、今後のプロ・スケーターとしての活動について、「毎日の練習が楽しくなるような、自分が心から踊るようなスケートをしていきたい。自由にフィギュアスケートをやるのは、自分の生き方にもマッチしていると思うので楽しみだ」と語っていました。新しい舞台に立つ宇野昌磨さんの姿、今から楽しみです!
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— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) May 17, 2024
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