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24.05.03

ボクシング・井上尚弥選手にフォーカス!
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金曜日の「トレンドネット」は、スポーツをキーワードにお届けします。
本日注目するのはこちら!


ボクシング 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥選手

吉田:キャリア通算26勝無敗、23KO。昨年12月にはボクシング史上2人目となる「2階級4団体王座統一」を果たすなど、異次元の強さを誇ることから、“モンスター”の異名を持つ井上尚弥選手。
現在の階級である「スーパーバンタム級」において初の防衛戦が、5月6日(月)に迫っています!


ユージ:前回の試合からおよそ5ヶ月ぶりとなる次の戦いの舞台は、ボクシングの試合が行われるのが なんと34年ぶりとなる東京ドームです!今回は、スポーツジャーナリストの近藤隆夫さんにお話を伺いました。


近藤さん:東京ドームがオープンしたのが、昭和の末期1988年3月17日でした。東京ドームといえば、読売ジャイアンツのホームグラウンドというイメージが強いですが、実はジャイアンツが公式戦を行う前にプロボクシングの世界ヘビー級タイトルマッチが行われています。マイク・タイソン対トニー・タップス。この試合は2ラウンドTKOでタイソンが圧勝しました。
その2年後の1990年2月にも、東京ドームでマイク・タイソンが試合をしています。雪が舞った寒い日でしたが、ここで大番狂わせが起こりました。それまで37連勝無敗の最強王者だったタイソンが、挑戦者のジェイムス・バスター・ダグラスに、10ラウンドKO負けを期します。マットに横たわって、弱々しくマウスピースを吐き出すタイソンの姿は、あまりにも衝撃的でした。当時現場で取材をしていましたが、あのシーンは今でも鮮明に憶えています。
それから長い間、東京ドームでのプロボクシングイベントは行われていませんでしたが、ついに5月6日に行われます。実に34年ぶりの東京ドームでのボクシングイベントですが、東京ドームの舞台で日本人ボクサーがメインイベントを務めるのは今回が初めてとなります。


ユージ:井上尚弥選手の今回の試合が発表されたとき、当時のファンの間では、34年前の「世紀の番狂わせ」の瞬間が思い浮かんだことだと思います。
そんな東京ドームでの王座防衛戦の相手は、キャリア通算35勝1敗、27KO。「手に負えない子供、“悪童”」の異名をもつ、ルイス・ネリ選手です。


近藤さん:ルイス・ネリ選手は29歳で、井上尚弥選手よりも2歳年下になります。プロデビューから23連勝を飾り、初めて日本に来たのは今から7年前、2017年の夏でした。この時、WBC世界バンタム級チャンピオンだった山中慎介選手に挑戦し、4ラウンドTKO勝利を収めています。彼はこのときに初めて世界のベルトを腰に巻きました。しかし、直後のドーピング検査で陽性反応。これが物議を醸しました。
そんな経緯から翌2018年3月、両国国技館で再戦が行われます。ただ、このときも事件が起きました。前日計量でネリ選手が体重オーバー。このためネリ選手のタイトルは剥奪されます。それでも試合は行われ、結果はネリ選手の2ラウンドKO勝ち。ネリ選手は早々に減量をあきらめて、ベルトを失うことは覚悟の上で連勝記録を伸ばそうとしたのではないかという疑いがもたれます。
これを重く見たJBC(日本ボクシングコミッション)は、ネリ選手に対して日本での活動を永久に停止する処分を下します。ですがその後、JBCの規約が改定されました。そのこともあり、処分は解かれ、今回の試合実現に至っています。


吉田:近藤さんによりますと、ルイス・ネリ選手は「アグレシッブであり、ずる賢いハードパンチャー。井上選手にとって、これまでのキャリアで最強の相手を迎えることになった」とおっしゃっています。


近藤さん:先日行われた公開練習で、ネリ選手はこう言いました。「井上は過大評価されている。俺はすでに井上の弱点を見抜いた。試合当日は、みんながあっと驚くことになるだろう。」
まぁ、本当に弱点を見つけたのかどうかはわかりませんが、おそらく彼はすでに作戦、リング上でやるべきことを明確にしているのではないでしょうか。両者の実力を比較すれば、井上選手が有利です。スピード・テクニック・スタミナ、それにパンチ力も井上選手の方が上だと僕は見ています。ならばやることは1つです。井上選手がペースをつかむ前に1発を当てられるかどうか、これに賭けるしかありません。ネリ選手は1ラウンドから全力で井上選手に襲いかかるつもりでいます。もしここで1発を当てることが出来れば、戦況は大きく変わります。
タイソン対ダグラス戦以来、34年ぶりスーパーアップセットが起きるかもしれません。ただこのパターンを井上選手も想定済みでしょうから、うまくいく確率は低いでしょう。私は、井上選手が5~8いずれかのラウンドでKO勝ちをすると予想しています。


ユージ:井上選手はどんな試合でも緊張感をもって臨んでいるんですけれど、今回は果たしてどうなるのか?対戦相手は“悪童”と呼ばれるネリ選手ですから、良くない方向でのニュースも耳にするんですけれど、ただ強い選手なのは間違いありませんからね。井上尚弥対ルイス・ネリの東京ドームでの戦い、どうなるのか!?来週月曜、5月6日東京ドームでゴングです!



そして、今日の #ユジコメ はこちら。




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