悩みを抱えていた過去の私や、今まさに、頑張っている私、そして、夢がかなっているかもしれない未来の私へ・・・、wormholeをくぐり抜けてあなた自身へ届けたい、そんな私の曲のリクエストとメッセージをお届けしていきます。今日のコードは「私に贈るYuming Songリクエスト」です。
■今週のChordは“私に贈るYuming Songリクエスト”
今日は、「私に贈るYuming Songリクエスト」。
早速、番組サイトに届いたメッセージから、ご紹介します。
ラジオネーム「まなかの」さん
「私に贈るユーミンソングは、今とってもお気に入りの、「星の物語」です!
ユーミンの曲はいつもそうなんですけど、心が温かくなって泣きそうになる感じというか‥・、そこが大好きです。この曲を初めて聞いた時も、「まさに」!でした。
きっと何年経ってもこの曲を聞いたら、この不思議な感覚になるのだろうなと思います。
大阪初日のツアーでも聞けて涙が出てきました。娘と一緒に行ける日が来て、本当に嬉しかったです!ユーミンありがとう!! 」
「何年経ってもこの曲を聞いたら」・・・というひとことが本当にうれしいです。
歌詞にも出てくるけれど、何年か経ってから、あのとき、娘さんと一緒にライブへ行ったな・・・なんて思い出しながら、これからもずっと、私の曲を聴き続けてもらえたら、それが私にとって何よりの喜びです。
では、最新アルバム『Wormhole / Yumi AraI』から、大阪府の「まなかの」さんのリクエストにおこたえして、「星の物語」。
星の物語 / 松任谷 由実
この曲をつくっていたときのことが思い出されて、遠い昔のような気がして。こうやってリクエストをいただき、初めてラジオのオンエアのヘッドフォンの中で聴いたら、そのときにフ~ッと戻って、wormholeだなぁ、と思っちゃいました。
私自身が、最新アルバム『Wormhole / Yumi AraI』を制作しながら過去の自分と出会ったように、音楽は、さまざまな「自分」との出会いを運んできますよね。
きっとあなたにも、そんな体験があるはずです。
そこで!悩みを抱えていた過去の私や、今まさに、頑張っている私、そして、夢がかなっているかもしれない未来の私へ・・・、wormholeをくぐり抜けてあなた自身へ届けたい、そんな私の曲のリクエストとメッセージを、番組公式サイトで募集して、お届けしていきます。
では!そんな、「私に贈るYuming Songリクエスト」リクエスト、続いてのメッセージ、ご紹介します。
ラジオネーム「天むす届けます」さん
「先日、ユーミンファンを、長年続けている叔母からたくさんのユーミンのCDを借りてきました。
今までサブスク配信で聴いていたのですが、ブックレットを見ながら聴きたくなり、そのことを叔母に話すと、「ユーミンのブックレットは半端じゃないよ!めちゃくちゃお洒落でカッコいいんだから!」と、目をキラキラさせて話していました。
叔母はパールピアスのアルバムが1番好きで、安西水丸さんのイラストのブックレットが、大のお気に入り、と言っていました。
そんな私が今回リクエストするのは『わき役でいいから』です。
「あなたのオフィスからは 今ごろ虹と夕映えが見える」の歌詞で、近くのオフィスで働いている彼のことを思う、今の私です。
歌では“わき役”ですが、私は今のところ“主役”かな?」
おちゃめな、リアルな、かわいいメッセージをありがとう。
恋愛で主役をはっている今を、思いっきり、楽しんでいただきたいです。
そんな「天むす届けます」さんにぴったりのアルバム、多数とりそろっていますので、ぜひ、叔母さまからおすすめの曲、教えてもらってください。
では!ラジオネーム「天むす届けます」さんが今の自分へ贈る1曲を。
「わき役でいいから」。
わき役でいいから / 松任谷 由実
東南アジア、アジアに行く人が全然いなかったような頃なんです。マネージャーを入れて4人位で、低予算で東南アジアへ行きました。そうすると、すごく古典的な中国文化のエリアもあるし、びっくりするくらい都会的なオフィス街もあるんですよ。
この「わき役でいいから」はそんなシンガポールの中心地とか、香港の中心地とか、そんなイメージでコスモポリタンな女性の歌として書きました。
続いてはラジオネーム「もちもち黒糖ミルクLOVE」さんのリクエスト。
1980年のアルバム『SURF&SNOW』から、「恋人がサンタクロース」。
恋人がサンタクロース / 松任谷 由実
気づけば、クリスマスシーズンですね。私の場合、今年はツアー真っ最中で・・・九州でクリスマスを迎えます。
そういうこともキャリアの中では何回か。なぜか九州のことが多いんですよね。
では、この曲にリクエストくださった、ラジオネーム「もちもち黒糖ミルクLOVE」さんのメッセージ、ご紹介しますね。
ラジオネーム「もちもち黒糖ミルクLOVE」さん
「私が過去の私に届けたい1曲は、まさにこの時期にぴったりの「恋人がサンタクロース」です。
駅を降りて商店街を歩くと、この時期に不二家から流れていたのが「恋人がサンタクロース」なのです。
子どもなのに、私は生意気にも、「日本語間違って使ってない?恋人“は”だよ、ほんとは、と、心の中でつぶやき、家族と「恋人は、だよ」「ううん、恋人が、だよ」「なんで、変じゃない?」と、言い合いをしたこともあります。
そんな生意気な子どもだった私に「恋人が」であってるから!と伝えてダメ出しをしつつ、自分こそユーミンを分かってないよ、と伝えたいですね(笑)」
先日プロモーションで出演したテレビ番組『日曜日の初耳学』で林修先生からいろいろレクチャーを受けましたよ。
「恋人が」なのか、「恋人は」なのか?格助詞は一緒なんだけれど、○○格助詞とか呼び方が違うのが、流石国語を専門にされている方だなと思いました。限定、強調をするのが「が」だそうです。
続いては、千葉県のラジオネーム「あゆみ」さんからいただいたメッセージからご紹介します。
ラジオネーム「あゆみ」さん
「私に贈るYuming Songリクエストは「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」です。
10年前、当時15歳だった私は部活や受験勉強に追われ、必死な毎日を送っていました。
そんな時、人生に対してやる気がほとんどなくなってしまい、部屋にこもってひたすら音楽をかけていたところで聴いた「ダンデライオン」。
歌詞にある「そうよ 運命が用意してくれた 大切なレッスン」というフレーズが、折れかけていた私の心に深く刺さり、涙が溢れてきました。
「自分に与えられた試練にはきっと大切な意味があるんだ」と、泣きながらも、初めて前を向けた瞬間でした。
「15歳の私へ。あなたを支えてくれるユーミンの歌は、10年後もそばにいてくれるから大丈夫。心配しないで!」
そんなメッセージをこめてwormholeをくぐり、今の私から改めてダンデライオンを届けにいきたいです。
気づけば私の人生には欠かせない存在となったユーミンソング。
これからも大切に聴かせていただきます。」
わぁ、うれしいメッセージですね。私自身がすごく・・・今、折れかけているわけじゃないけれど、そういう心に、このメッセージから勇気をもらえた気がします。
では、ラジオネーム「あゆみ」さんからのリクエストにおこたえして「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」。
ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ / 松任谷 由実
今日は、番組の公式サイトで募集した、「私に贈るYuming Songリクエスト」におこたえしてきました。
こうしてさまざまな時代の曲をリクエストしていただくことで、私自身もいつも、wormholeをくぐり抜けちゃうんですよね。
改めて、当時の自分の状況、気持ちを思い出しました。
「私に贈るYuming Songリクエスト」は、来週もお送りします。
『Yuming Chord』の番組公式サイトのメッセージフォームからご参加ください。
最新アルバム『Wormhole / Yumi AraI』の感想も、お待ちしています!
そして、『THE WORMHOLE TOUR』では、アルバムに収録された新曲も含めて、私の歌を、直接届けにまいります。
いよいよ、今週末は私の心の故郷、石川県へ。
能登半島地震のあと、石川へ出かけるのは約1年半ぶりになります。訪れるたびに、私自身が、たくさんのエネルギーをもらえる場所なんですよね。
石川のみなさんに直接お会いできるのを、楽しみにしています。
石川といえば、お知らせをひとつ。2024年に東京、大阪、そして金沢で実施した「写真展 能登」が金沢駅観光案内所で12月24日まで開催されています。よろしければ、こちらもご覧ください。
そのほか、ツアーに関する詳細や私の最新情報は、松任谷由実公式ホームページでご確認ください。
XやInstagram、TikTokなどでも、随時、近況を発信していきますので、そちらもあわせてチェックしてみてくださいね。