ユーミンに聴かれていたのでは?見られていたのでは?・・・と、思ってしまうような、「これって、私のこと?」なリクエストにおこたえしています。今日のコードは「That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”リクエスト」です。
■今週のChordは“That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”リクエスト”
心ほどいて / 松任谷 由実
お送りしているのは、1989年リリースのアルバム『LOVE WARS』から、「心ほどいて」。
さっそく、この曲が「That's Me!」という方からのメッセージをご紹介しますが・・・やっぱりみなさん、「これは私の歌ですから!」という思いがこもったリクエストなので、どなたも熱量が高いこと!
大変ありがたいことなのですが、メールが長文、という方が多いので、 適宜、番組スタッフが編集したものを読ませていただきますね。
では!この、「心ほどいて」をリクエストしてくださった、東京都のラジオネーム「さくら」さん、40代・自営業の方からのメッセージ、ご紹介します。
ラジオネーム「さくら」さん
「私のリクエストは、「心ほどいて」です。
中学生の頃、ひそかに思いを寄せていた彼と大学でばったり再会し、時を重ね、結婚して20年。
まるでドラマのような再会だったと、ユーミンの曲を聴きながらたまに淡い思い出に浸っていますが、実は、誰にも言えない事があります。
それは、大学時代に夫と喧嘩をしたとき、彼の友達と2人きりで一晩を過ごしたこと・・・。
夫のその友達と私は、小学校から大学まで一緒だった、気心の知れた幼なじみだったこともあって、喧嘩した夜、若かった私は気づくとその友達の家へ。
その人は、私の話をいつものようにゆっくり聞いてくれてたのですが、よく見ると泣いていて・・・、え?と思い、私が話をやめると、その人は私に一言。
「僕はずっと君が好きだったんだよ、気づいていたでしょ?」と・・・。
幼なじみのその人にすべて見透かされている気持ちになり、涙があふれ出ました。
そう、私は気づいていました。
朝まで私もその人も涙が止まらず、何も話す事ができず、始発で帰りました。
あの日の出来事は、はかなくて尊いことだったと思っていますが、誰にも言っていません。
ちなみに、夫と幼なじみのその人は今でも仲良くしているので、歌詞のとおり、私はあの日の出来事を空に逃したんだと思っています・・・(涙)。
そして、幼なじみのその人は歌詞とは違って、結婚式には時間通り、来てくれました。」
確かにこれは、「心ほどいて」の歌詞では具体的に描かれていなかった「私のうそ」の部分ですね。
「二人きりで一晩過ごした」というところ、自主規制がかかっていて何とも言えませんが・・・夫婦だからといって、お互いのことをすべて開示する必要はない・・・と、私は思います。
その人その人の「私のうそ」の部分があれば、それをぜひ墓場まで持っていってください(笑)。
そんな、私自身の思い出もつまった「That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”」。
番組公式サイトで募集したリクエストを、今週から2週にわたって、お届けしていきます。
では、続いての「That's Me!」なリクエスト、ご紹介しますね。
新潟県のラジオネーム「ゆっこ」さん、16歳・高校生の方からのメッセージです。
ラジオネーム「ゆっこ」さん
「今回は私を歌ったユーミンソング。「卒業写真」を選びます。
私はつい、2ヶ月ほど前まで初めての恋をしていました。
その人はすごくかっこいい人で、笑顔が素敵で、私は気づいたら目で追うようになっていました。
ですが、その人には好きな人がいて、私にはまったく興味もありませんでした。
2年間思い続けて私にできたことは、時々話すくらいでした。
結局、思いは募るばかりで伝えることもできず、忘れることもできず、ついこの間、彼を街で見かけました。
背も伸びて、格好ももう制服ではなかったけど、やっぱり笑顔は変わっていませんでした。
涙が出るかと思いました。でも出ませんでした。
私の中ではもう、終わったと、その時ケジメをつけることができました。
ユーミンの曲には世代を越え、ひよっこの私も共感するものがあります。
この先もそんな曲が生まれていくのを楽しみにしています。」
私もこのシンプルな文体に、ちょっと涙が出るかと思いました。
では、「ゆっこ」さんのリクエストにおこたえして「卒業写真」。
卒業写真 / 荒井 由実
自分で言うのもなんですけれど、スタンダードナンバーと言うにはあまりにもオーセンティックな曲に16歳からリクエストをいただいて、すごく感動しているんですよ。
この曲には、東京都のラジオネーム「ひまわり」さんからもリクエストをいただいていました。
ご病気の不安を抱えつつ、国際フォーラムにも足を運んでくださったそうで、どうもありがとう!
続いては、ラジオでオンエアしたこと、あるかな?という、かなりレアな楽曲を選んでくださった、茨城県のラジオネーム「スクリャービン」さんのメッセージから、ご紹介します。
ラジオネーム「スクリャービン」さん
「リクエストは「Judas Kiss」。
今までになかった曲調、印象的なサビ、所々韻を踏んだ鋭利な詞。
そして私の好きなアーティスト「Judas Priest」と、「KISS」が並んだ曲名!とにかくカッコイイです。
私は人からよく「やさしいね」と言われます。
自分のことは嫌いで、ナルシストではありませんが、でも、自分が一番カワイイと思っています。
―あなたは砂漠のオアシス ひび割れた魂 潤す
けれども偽りのナルシス 自分のことしか愛せない
・・・ここを聴いた時、私は今までになかった衝撃を受け、完全に打ちのめされました!」
この曲が私そのもの・・・ということで、この曲を選んでくださったそうですが、“自分が一番カワイイ”っていうのは、正直ですよね。
「あなたはやさしいね」っていう言葉は、ある意味、呪縛でもあるし。
ちなみに。「Judas Kiss」は、聖書にも出てくる、慣用句。
表面的には忠誠を示すように見せかけて、「裏切りの行為」をしていたり、「偽りの友情」を表している・・・という意味があります。
それでは、「スクリャービン」さんのリクエストにおこたえして「Judas Kiss」。
Judas Kiss / 松任谷 由実
「That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”」リクエスト。
続いては、シングルでもタイアップ曲でもないのに、いつの間にかコンサートの定番ソングにもなった、あの、1曲・・・。「あるある」ソングなんですね。
では、鹿児島県のラジオネーム「みみか」さんのメッセージから、ご紹介しますね。
ラジオネーム「みみか」さん
「私の1曲は「DESTINY」です。
中学の頃、友達の彼を好きになってしまったのですが、彼もそのことは気づいていたようです。
高校生になり、彼は離れた高校に進学、私は地元の高校に進学しましたが、高1の夏休み、彼から電話があり「会いたい」と誘われ有頂天になりました。
でも、その恋は夏休みと共にあっけなく終わり。
そして5年後、就職先を退職して地元でアルバイトをしていた時、彼にバッタリ会ったのですが、その時の私は、パーマは伸び切ってラフなシャツ、サンダル履き。
まさしくDESTINYの世界・・・どうしてなの、今日に限って…。
なのに彼から「きれいになったね」と言われ、またもや有頂天になり、再びどん底に落とされます(笑)。
「DESTINY」は、若かったなーと思わせてくれる曲。
あんなにキュンキュン、ドキドキしたことがとても懐かしく眩しいこの頃です。
(時々、彼がハゲてたらいいな、と呪いますけど。)」
このメッセージの肝は、2度も有頂天になっておつきあいして、再びどん底に落とされちゃう、ってところでしょうかね。
おそらくこの人は、各方面で同じこと、やらかしているタイプ、ですよね・・・???
でも、その当時が懐かしく眩しいのであれば、ヨシとしましょう!
では、ラジオネーム「みみか」さんがリクエストしてくれた曲を。
「DESTINY」。
DESTINY / 松任谷 由実
これも自分で言うのもなんですが、あまりにも有名なオチで・・・「安いサンダルをはいてた」という。「あるある」ですよね、きっと。
今日は「That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”リクエスト」というコードで、番組公式サイトで募集したリクエストにおこたえしました。
そして!来週も引き続き、「That's Me!」・・・な曲、オンエアします。
「この主人公、私そのもの!」「この展開は、あの日の私だ」「これはまさに私の心の声!」
・・・そんな、あなた自身の体験を歌っているとしか思えない私の曲、教えてください。良いコードだと思いますね。私も楽しみながらいろいろなエピソードを来週も聴けます。
そして、全国津々浦々をめぐる『THE WORMHOLE TOUR』。
来週はいよいよ6月に突入しますが、1日(月)と2日(火)の東京国際フォーラム2Daysのあと、四国へ上陸!愛媛と高知へ参ります。
私の強い強い希望で、四国に行きます。しかも高知2Daysですよ!
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
コンサートのくわしい情報、そのほか、私の最新情報や近況は、松任谷由実公式ホームページ、XやInstagram、TikTokなどでお知らせしています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。