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Athelete News
17.03.11
「日本一のチームを作り上げた手腕」日本ハムファイターズ 栗山英樹監督
今週の「Athlete News」は、プロ野球キャンプ地インタビューです。
沖縄県の名護市営球場で去年の日本一、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督にお話を伺ってきました。



──昨年は栗山監督としては初の日本一となりました、どんなシーズンでしたか?

シンプルな言い方ですけど、あれ以上のシーズンを送るっていうのはなかなか難しいかなと思います。
強いホークスだったので、チームに離される中でこっちは信じて前に進みましたけど。”人間ってすごいな”って思って見ていたので
感動したし、あれ以上感動的なシーズンって、たぶん一生ないんだろうなと思いますけどね。
その経験を生かして、もっといい野球をできるようにしなければいけないなと思います。

──大谷選手をはじめ、昨シーズンは大胆な采配に皆さん驚いたと思います。
監督は「勝つために、はまらなければならない手を打った」とおっしゃっていました、その意味とは何ですか?


ある意味、あれだけ離されてしまったので思い切った手が打てたというのはありますよね。
競っていたら大事にいきたくなるところが、普通に考えると無理な状況になりそうな感じだったので。
捨て身の戦いみたいなところもあったのかもしれないですし、やるべきことをやらないでダメだったら納得いかないですよね。

”もし優勝するんだったら”っていうところで、逆算して手を打ったつもりだったので。
それがはまると、ああいう形になりそうなところまで……けっこう無茶苦茶なことやりましたけどね。
やるのは選手たちなので、本当に選手は大変だったと思いますけど、”監督おかしくなっちゃった”みたいな感じかもしれないですけどね(笑)。

──選手はどういう反応だったんですか?

僕にはそういう表情を見せないんですけど、”おい、大丈夫か?”みたいな雰囲気はあったかもしれないですけどね。
後半は何やっても自然でしたね、”なんか意図があるんだろうな”っていう雰囲気になっている気がしましたけど。

──プロ野球の発展に貢献した監督や選手に贈られる、「正力松太郎賞」を受賞されましたけど達成感はいかがでしょうか?

それはやりすぎですね(笑)、僕がもらうべきものではないので。すごく重い賞なので、僕が貰っていいものではないので。
本当にチームでもらったとしか思ってないですけど、まだあげない方が良かったですね(笑)。

──王貞治さんも、「選手を育てながら勝つ手腕」というのを評価されたとコメントされていました

王さんに褒めていただくことは、野球人にとってはこれ以上ないことなので。
お世辞だと思いますけど、そう言っていただけたのは嬉しかったですね。

──先程の”思い切った後悔のない采配”というのは、選手たちの新たな可能性を見つけようという意図もあるのでしょうか?

一番大きかったのは、宿題が重ければ重いほど、この子達は光り輝くんだっていう……特に大谷翔平が、去年の台湾から全然勝てなくて。野球やってる姿が楽しそうじゃないんですよ。
彼の良さって、翔平に言ってきたのは「野球少年のままいてくれ、結果じゃないんだ、野球を楽しそうにやる姿をファンは求めてる”と、本当につまんなそうなんですよ。
結果が出ないというのもあるんですけど、”どうやったら楽しそうに野球やるんだろう?”と考えたら、こっちが課すテーマ、「1番 ピッチャー大谷」だとか、無茶苦茶プレッシャーかけながら……それがすごくはまったんですよね。

がむしゃらに野球をやる姿に変わっていったし、翔平自身も、”自分はもっとやれるんだ”という方向にいったと思うんですよ。
人間って、こんなに宿題与えて、これに応えるやつがいるのか?っていう、こっちも感動しましたね。

──栗山監督が目指す理想の監督に、三原修さんを挙げられていますが、どういう部分に魅力を感じたのでしょうか?

先入観のない新しい考え方で野球を発展させてきたっていう尊敬もありますし。
一番大きかったのは、三原さんっていう大監督がいて、中西太さんっていう西鉄時代の王さん、長嶋さんみたいなすごいバッターがいるんですね。
僕らは中西さんに教わった経験もあるんですけど、三原さんの娘さんと中西さんは結婚されているんですよ。
で、最初に日本ハム球団になったときの初代社長が三原さんなんですね、最初の監督が中西さん、ということは自分の娘婿が監督なんですよ。

最初の頃に、試合が始まって初回にランナーが一塁出たときに、中西さんが送りバントのサインを出したんです。
三原さんは、自分の娘婿に、”こいつはプロ野球の監督やったらアカン”と、要はプロ野球なのでファンが喜ぶ野球をやらないといけないんだっていう。昔ってどっちかといったら、勝つために、人のために尽くせみたいな感じだった時代に、三原さんはファンの目線の意識があって。そういう先輩がいて繁栄してるので。

僕らも、いま野球の過渡期だと思ってるんですよ。もっとファンの人に楽しんでもらう、だから漫画みたいなことを、翔平に二刀流を求めたりとかしてるわけで。そういう先輩がいてくれたので、今の野球界があるのでね。そういう発想だけは忘れないようにしたいという、そういう感じなんですけど。

──日本一連覇に向けての意気込みをお願いします

去年はファンの皆さんの力をいただいて、逆転して勝ち切れたというのがあるので。今年こそは、僕らが頑張ってファンの皆さんに「おまえら、いい野球やるね」っていうシーズンにして。日本ハムの歴史としては、日本一連覇っていうのが、歴史上唯一ないので、そこに向かって頑張りますので応援宜しくお願いします。

──毎回ゲストの方にお気に入りの1曲を伺っています。栗山英樹監督の忘れられない曲や、心の支えになっている曲がありましたら教えてください。

監督って本当に子供なんですよ、負けると、ずっと部屋にこもったりとかそういう感じで。
本当に苦しくなると、「ROOKIES」のDVDを何回も見るんですよ。ドラマもそうですけど、映画のバージョンなんかも号泣しながら観て。
僕は「選手をキラキラさせたい」っていうのが口癖なんですけど、そういうのが無意識に入ってるのかなっていう。いつも思うんですけど、”俺は佐藤隆太さんより必死になっているのか!?”っていう、本当に漫画みたいですけど、そのくらい純粋に野球に取り組んでいるつもりなので。
やっぱりあの曲(GReeeeNの「キセキ」)を聴くと感じるものがありますね。


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