逢澤崚介選手は1996年、岡山県のご出身。
関西高校では甲子園に出場。
進学した明治大学では1年生の時から試合に出場し、攻守の要を担いました。
大学卒業後はトヨタ自動車に入社、2023年第30回BFAアジア選手権では日本代表に選抜。2024年8月にキャプテンに就任。
昨シーズンは社会人野球のベストナインを受賞、そして最多打点賞にも輝き、4番打者としてチームを引っ張っていらっしゃいます。
──いよいよ来週、都市対抗野球大会が開幕します。逢澤選手はレッドクルーザーズに入団した2019年に都市対抗野球で準優勝、そして、おととし2023年は優勝を経験されています。逢澤選手にとって都市対抗野球はどういった大会でしょうか?
1年間の集大成だと思っています。都市対抗で5試合で勝つために365日野球のことを考えてやってきているので、この都市対抗の5試合をいかに勝つかというのは、僕たちの目標でもあるので、それを毎日心がけながら取り組んでいます。
──そして王座奪還もかかっていますよね。私も都市対抗野球に応援に行かせていただいているんですけれども、各地のご当地キャラも応援に駆けつけていたりして、応援の盛り上がりがすごいですよね。
そうですね。豊田市のマスコットキャラクターだったり、和太鼓の方が来てくださったり、本当に応援に熱が入っていて、選手も力をいただいています。
──「都市対抗野球」の名の通り、地域の代表として、地元の期待を背負って戦う喜びというものもあるんでしょうか。
そうですね。トヨタ自動車の看板のみならず、豊田市代表ということでトヨタのマークも左腕につけて戦っていますので、その責任を感じながら試合に臨んでいきたいなと思っています。
──そして逢澤選手は去年からキャプテンを務められています。ご自身の中で何か意識の変化などはありましたか?
やっぱり自分の考えを周りの選手に伝える機会はすごく増えましたし、「こういうチームにしていきたい」というところをチームでよく共有するようになったのが変化かなと思います。
──逢澤選手は「活気あるチームを目指したい」とおっしゃっていましたが、今のトヨタのチームの活気というのはどうですか?
若い選手が多く入ってきて、若手、中堅、ベテランが一体となって元気を出しているところです。「苦しい試合展開でも活気あるチームにしていこう」と常々言っているので、そこはチームに浸透してきているのかなと感じています。
──そんな逢澤選手、レッドクルーザーズのメンバー紹介のサイトにニックネームが「支配人」とありましたが、こちらはどこから来たんでしょうか?
落ち着いている雰囲気とか堂々としているところが、何かゴルフ場の支配人っぽい、というところから命名をいただきまして、そこからサイトとかに「支配人」と書かれるようになりました(笑)。
──ゴルフ場の支配人(笑)。確かに雰囲気が落ち着いていらっしゃいますもんね。
そうですかね(笑)。多分、これはキャラでやっているんですけれど。“役割性格”というようなものを作って、キャプテンの時はそういう雰囲気でいることを心がけています。
──あえての落ち着きなんですか?
そういう風に作れていると嬉しいです(笑)。
──そんな支配人、そしてキャプテン逢澤選手から見た今シーズンのレッドクルーザーズの魅力はどういったところにありますでしょうか。
昨年の日本選手権を優勝してから若手がすごく台頭してきているので、若手、中堅、ベテランと全員の力が融合した、失敗を恐れないチームというところがレッドクルーザーズの魅力だと思います。
──投手陣への期待はどうでしょうか?
ずっと柱だった嘉陽さんをはじめ、昨年の日本選手権のMVPを獲得した増居投手が台頭してきたり、主力として投げられるピッチャーがたくさん出てきたことはチームとしての強みかなと思います。
──投手陣の層も厚いですけれども、東海地区2次予選4試合で38点を挙げた打撃陣の現在の調子もぜひお聞かせください。
やっぱり練習でやっていることが試合にも生かされているので、簡単にアウトにならない、打者が本当に打線となってつながっているところがチームの強さだと思いますし、今も都市対抗に向けて良い状態で試合に臨めています。
──先ほど「若手の力」というお話がありましたけれども、逢澤選手の注目の若手選手はどなたでしょうか?
2年目の熊田です。1番を打っているんですけど、チームに勢いをもたらしてくれる切り込み隊長だと思っています。
──熊田選手は、高いミート力とバットコントロールでチームを勢いづけられる、バッティングが強みの選手。やはりチームに勢いがつきますか?
そうですね。やっぱり熊田が1番で塁に出るとチームに勢いもつきますし、そういう勢いを持った選手だと思っています。
──都市対抗野球がいよいよ始まりますが、トヨタ自動車レッドクルーザーズの初戦は、東京ドームで来週8月30日土曜日午後2時にプレイボールとなっています。初戦の相手は去年準優勝の仙台市JR東日本東北です。去年秋の日本選手権を制したレッドクルーザーズとどんな試合になるのか、好カードとなっていますよね。
そうですね。JR東日本東北さんは左右の良い投手が揃っていて長打力のある打線だと思うんですけれども、自分たちも、今年の初めから、「どんな投手もどんな打線も圧倒する」ことをチームの目標として掲げてきたので、そういった試合を東京ドームでお見せできたらなと思っています。
──トヨタが目指すのはもちろん優勝だとは思いますが、まずは一戦必勝ですよね。
そうですね。まず、初戦、8月30日に良い状態で入れるように準備していきたいと思います。
──
そんな秋夏連覇を狙うトヨタ自動車レッドクルーザーズ。現在、GAZOOショッピングで選手プロデュースのタオルが販売されております。こちらは選手ご自身でデザインを考えたタオルなんだそうですが、逢澤選手のタオルのこだわりポイントを教えてください。
明治大学のカラーであった紫に、東京ドームのスタンドからグラウンドが見やすいよう黄色の文字を基調としたタオルが僕のデザインのこだわっているポイントです。
──そのカラーがポイントなんですね。また、所属している部署名が入っているのも社会人野球ならではですよね。
はい。部署の方にたくさん掲げてアピールしていただきたいなと思っています。
──他に気になるデザインの選手タオルはありますか?
グラウンドから見やすいかちょっとわからないんですけど、小畑さんの魚の名前がたくさん入ったお寿司屋の湯呑みみたいなタオルが、僕は個性的で素敵だなと思っています。
──みなさんもぜひこの選手プロデュースタオルを持って、8月30日、東京ドームで戦う逢澤選手、そしてレッドクルーザーズの応援に行きましょう!そして、この番組ではゲストの方にCheer up songを伺っています。逢澤選手の心の支えになっている曲を教えてください。
SUPER EIGHTさんの「オモイダマ」です。
──こちらの曲は甲子園のテーマソングだった曲ですよね。どうして今回この曲を選ばれたんでしょうか?
僕が高校3年生の2014年の甲子園でのテーマソングがこの「オモイダマ」だったので、やっぱりこの曲を聴くと当時の記憶が今でも鮮明に蘇ってきますし、初心を忘れることなく取り組める曲だなと思っているので、青春ソングとしてこの曲を選ばせていただきました。
──まさに青春の1ページを彩った印象深い1曲だと思いますが、その当時のお気持ち、どういった感情が思い出されますか?
やっぱり毎日キツい練習をしながら白球を追いかけていた当時の記憶が蘇ってくるので、今でももちろんその気持ちで毎日野球をやっているので、やっぱり試合前とかに聴くとテンションが上がります。
──甲子園の次は、都市対抗野球ですよね。
はい。トヨタ自動車レッドクルーザーズのチーム一同、この都市対抗で勝つために日頃から練習に取り組んでいます。みなさんの応援がとても力になるので、選手がデザインしたタオルを掲げていただいて、トヨタレッドクルーザーズにご声援をいただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
選手プロデュースのタオルは、8月30日の開幕戦やGAZOOショッピング等で購入できます!また、トヨタ自動車硬式野球部レッドクルーザーズの観戦チケットについては、番組公式Xに投稿したURLから申し込みを行っていただいたリスナーを、
無料ご招待させていただきます。なお、トヨタ自動車の応援席のご案内となりますので、ご了承ください。そして注目選手の動画「都市対抗2025 特別企画 トヨタ硬式野球部選手名鑑」も観られるトヨタイムズスポーツへのリンクもあります。ぜひ、番組公式Xをご参照ください!
今回お話を伺った逢澤崚介選手のサイン入りレプリカユニフォームを、抽選で1名の方にプレゼントします。ご希望の方は、番組公式Xをフォローして指定の投稿をリポストしてください。当選者には番組スタッフからご連絡を差し上げます。そして今回お送りしたインタビューのディレクターズカット版を、音声コンテンツアプリ『AuDee』で聴くことができます。放送できなかったトークが盛りだくさん! ぜひお聴きください!