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2026.04.18

優勝は、記録はどうなる!?今年のプロ野球を大胆予想

今週の「SPORTS BEAT」は、先週に引き続き、日本のプロ野球、そしてアメリカのメジャーリーグでも活躍してきた”SPORTS BEATファミリー”の五十嵐亮太さんにお話を伺っていきました。

──史上4人目となる日米通算900試合登板を達成された亮太さんに、今年のプロ野球についてお話を伺っていきます。
今年はプロ野球のキャンプ取材はされたんですか?

全球団は行けていませんが、行ってきました。

──日本のプロ野球で“ここは仕上がりがいいな”と感じた球団はありましたか?

やっぱり、ホークスが今年どうなるのかなという感じだったんですよ。ホークスは、福岡に移転してから、リーグ2連覇まではしているんです。でも、3連覇がない。そして3連覇を阻止しているのは毎回日本ハムなんです。だから今年も3連覇がかかった3回目のチャンスで、日本ハムはすごく良い状態じゃないですか。

──若手が育ってきて、さらに元々日ハムの主力ピッチャーだった有原投手。メジャーからソフトバンクに行きましたけれども、今回また古巣の日本ハムファイターズに戻っとた。日ハムファンからしたら嬉しいというか、熱いニュースだったんじゃないかなと思いますけれども。

ピッチャーがホークスからいなくなるというだけでもマイナスですが、ホークスにはそれを補える戦力はほぼ揃っていると思うんですよね。徐若熙やスチュワート・ジュニアもいるのでどうにか埋められるだろうとは思っているんですけど、小久保監督は、今年のスローガンとして「全新(ぜんしん)」をあげているんです。 “全部新しく”の「全新」なんですよ。

──でも、それだと逆にレギュラー選手たちは「俺たちのことはどうなんだ」となりませんか?

だから、新たな気持ちでまた競争が激しくなる。それを促している。
キャンプ中の雰囲気も良かったですよ。“活気があるから連覇した”というより、“またここからやらなきゃいけない、やるぞ”という感じだったので、メンタルコントロールが上手いなと見ていて感じましたね。

──そしてセ・リーグで言えば、ヤクルトでは“ブンブン丸”こと池山監督が新しく就任されましたが、ヤクルトのキャンプには行きましたか?

もちろん行きました。池山監督は2軍監督を経験した上での1軍監督なので、全体的にチーム、選手を細かく理解できているのは強みかなと。
あと、池山監督は、もちろん自分でやりたい監督ではあるけれども、わりとコーチなどの意見を取り入れながら柔軟にやる方なので、バランスを取りながらやっていくタイプなのかなと思います。

──何か現役時代だとホームランの印象があるので、“俺が俺が”というイメージがありますが…。

でも、(監督としては)そういう感じじゃないんです。

──現役時代、亮太さんは同じ時期にプレーしていたことは?

同じ時期にプレーしていましたし、比較的かわいがってもらったので食事とかも連れて行ってもらいましたけど、食べ方、飲み方はそのまま“ブンブン丸”(のイメージ)通りでした(笑)。

──(笑)。では、今回の監督像というのはちょっと意外でした?

そうですね。それで言うと、ちょっとスタイルが変わるのかなと思います。
だから、周りにいるコーチなどが大事になってきますし、いろんな情報をうまく監督に伝えて、その上でどうするのかがより重要になってくると思います。

──村上選手が抜けた穴はなかなか大きいのかなとも思いますけれども。

でも、若い選手にとってはチャンスですし、去年も怪我人がたくさん出ている中で若い選手が使われて結果を残してきているので、それを今年より良い形にしていかなければいけない。楽しみはすごく多いです。
だから、ヤクルトも選手はいるんですよ。あとは“怪我をしない”ということや、“若い選手がここで出てこなきゃいけない”とか、“たられば”の条件が多いので、僕は順位予想では最下位にしたんです。でもAクラスに入れる可能性は全然ある。
逆に、例えば阪神に関してはそういった条件はないですから、今いるメンバーでしっかり戦えば勝てますよ、と。怪我人が出ても補える形なので、上位に予想しやすいですよね。


──そして、通算記録で言いますと、2500安打に届きそうなのが、巨人の坂本勇人選手。開幕前で残り53本ということで、ある程度試合に出ればクリアしそうですよね。

多分、今年中には大丈夫じゃないかなと思います。

──以前、亮太さんのYouTubeに出演させてもらった時に、「ベストナインを選んでくれ」と言われて、僕は坂本選手も選ばせてもらったんです。イチローさんは日米通算で張本さんの持っている記録を抜きましたが、日本のプロ野球で記録を抜けるのは坂本選手だと思っていたんですよ。

でも、若い子の勢いを考えるとそうなってきますよね。

──やっぱり通算安打になってくると早くにレギュラーをつかまなきゃいけないわけじゃないですか。巨人に高卒で入ったにも関わらず、2年目にもうレギュラーとして出場機会を得た。そこから12年間で1884本まで来ている。年に換算すると157本のヒットを打っている。これはこのままいったら3000本には到達するんじゃないかと思っていただけに、2020年からペースが落ちたのがちょっと残念です。2500本にまだ届いていない状態なんですよね。

ちょっとペースが急に落ちましたよね。年齢を重ねると、そこに自分の技術も合わせていかなければいけないんです。その辺でちょっと苦労しているのかなという感じはありますし、あとは怪我もしがちになるので、コンディショニングというところも難しさがあったのかなと思います。
でも年齢を考えると、これからまだいける年齢ではあるので、頑張ってもらいたいなと思います。

──長く活躍し続けることがいかに大変なのかということなのかなと思います。
同じく、巨人の丸選手が、2000本安打まで開幕前で残り71安打。

(坂本選手と)似たような感じですね。こちらは2000本安打ですけど、坂本選手と同じぐらいの時期に達成しそうな感じですね。

──丸選手はこれも今年クリアできるんじゃないかなと。
2000本というと名球会ですけれども、やっぱり選手たちにとって、名球会に入りたいという思いはあるものなんですか?

名球会に入るというのはやっぱり特別ですよね。でも、ピッチャーは200勝投手というのは今後難しくなってくるのかなと思うので。

──名球会は、できたのは相当前ですよね。

そうなんです。だから、若干ルールも変わりながら…。上原さんが100勝100ホールド100セーブで名球会入りしていますし、そのあたりはちょっと柔軟に変化はしてきているとは思いますけれども。

──そして盗塁記録で言うと、通算350盗塁が達成されそうなのは、日本ハムファイターズに戻った西川遥輝選手。残り7盗塁ということです。ただ盗塁はやっぱり出塁しないことにはできない。

7盗塁、いってもらいたいですね。でも、若い選手が日本ハムには多いから、出場することが…。

──そうなんですよね。球団が記録を重視してくれて、盗塁チャンスのあるところで代走で出ることができれば伸ばすこともできますが、でもどうなるか。

そうですね。本人がその気になってやっていくことが大事ですね。チームとしてはそのためだけに代走というわけにもいかないので、(盗塁を)取るために自分でレギュラーをつかむとか、少ないチャンスを生かすという姿勢が大事になってきますよね。

──そして、盗塁といえば、周東佑京選手。日本代表でもありますけれども、250盗塁まで開幕前で残り20盗塁ということで。
周東選手は、盗塁も球団から期待されていることだと。

彼は、今年キャンプで会った時にめちゃくちゃ(身体が)でかくなっていたんですよ。「(身体を)大きくしてどうなの?走れるの?」と聞いたら、「そこは絶対に守らなきゃいけないので、そのバランスを見ながら次のステップにいく」と。大きくすることによって自分の良さが消えちゃうんじゃないかという怖さはあったらしいんです。でもやっぱり打つこと、飛ばすこと、打球のスピードも求めるということで、身体を大きくしても同じようなスピードでいけたら、打つことでも走ることでも過去の数字を上回ってくるんじゃないのかなと思います。

──近藤選手も長打力にもう一度目を向けてトレーニングし直していますし、メジャーリーグの傾向を見ると、やっぱり長打力はこれから必要になってくる?

なってきますし、求めている選手は多いです。
でもやっぱり、大谷選手の影響は大きいと思います。野球自体が変わってきているということもありますが、評価にも繋がるし、やっぱりああいう選手を目の前にすることで、大きくなっても走ることも打つことも率も含めてより高いところを目指す選手が増えていると思います。

──より日本の野球のレベルが底上げされているんですかね。

でも、絶対に大谷選手が引っ張っていっていると思います。

──科学的にどういう筋肉をどういうふうにつければいいかということも、昔と違ってより明確になっているでしょうし、必要な筋肉は必要な分つけていくということなんでしょうね。

あと、トレーニング内容も良くなっているので、いろいろある中で自分に合ったものを見つけられるかどうかは大事ですよね。

──さあ、この番組は毎回ゲストの方にCheer up songを伺っています。今週も亮太さんの心の支えになっている曲を教えてください。

これはもう、毎日聴いていますね。今もリピートで聴いています。
玉置浩二さんの「ファンファーレ」。

──これは日曜劇場のドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系列)の主題歌。

ロイヤルファミリーは毎週観ちゃいましたね。好きなシーンは繰り返し観たこともあります。そこを何回も観て、同じようなところで同じく泣く、みたいな(笑)。
それだけハマっていたことがありましたね。


今回お話を伺った五十嵐亮太さんのサイン入り色紙を1名のリスナーにプレゼントします。
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また、4月から新たにポッドキャストのコンテンツとして始まった『SPORTS BEAT supported by TOYOTA Mixed Zone』。
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