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2026.07.04

世界選手権で銀・銅メダルを獲得!「次はみんなで金メダルを」

今週の「SPORTS BEAT」は、去年開催されたボウリングの世界選手権で銀メダルと銅メダルを獲得した佐藤悠里選手にお話を伺っていきました。
佐藤悠里選手は1991年生まれ。
2015年からナショナルチームのメンバーとなり、在籍12年目。
2024年のアジア選手権大会で、個人・チームともに銅メダルを獲得。
去年(2025年)11月の世界選手権では、トリオ戦・銀メダル、チーム戦・銅メダルの立役者となる活躍をされています。


──去年出場された世界選手権、トリオで銀メダル、チーム戦で銅メダルを獲得されました。おめでとうございます。私たちが普段目にしているレジャースポーツのボウリングは個人戦のイメージですけれども、トリオ戦とチーム戦のルールを教えていただいてもよろしいでしょうか。

シングルス戦はいつも通り1ゲームを自分で投げるという方式だったんですけれども、トリオ戦、ダブルス、チーム戦においては1ゲームをチームみんなで完成させる、1フレーム交代で投球するという、いつもとはまた違った方式で世界選手権は行われました。

──その中で、トリオとチームでは戦い方はどう変わるんでしょうか。

フレーム数はもちろん違いますが、トリオ戦は3人でローテーションして投球、チーム戦は6人いるんですけれども、1人別のところで練習をして、5人で1ゲームをマークつけるという方式だったので、その選手の状態を見たりしながら監督が采配をしてくれていました。

──佐藤選手はトリオ戦とチーム戦、どちらの方が得意ですか?

今回両方メダルを獲ることができたんですけれども、両方とも違うプレッシャーがあって、どちらが好きというよりは、両方とも自分の中では感じたことのないプレッシャーを経験できたかなと思います。

──大きな重圧みたいなものを感じられたんですか?

自分で1ゲームつけるというのがいつもの方式ではあったんですけど、みんなで1ゲームをつけるという部分では、自分の一投でチームのスコアが決まるので、より一投一投集中して投げなければいけないと思ったので、それはいつもの試合とはまた違った経験だったなと思います。

──そして佐藤選手は女子日本代表キャプテンでもあります。キャプテンとして挑む試合も、また別の重い責任があったんでしょうか。

そうですね。自分のプレーに集中するのはもちろんなんですけれども、キャプテンという立場でもあるので、他のメンバーのケアだったり、良いゲームができているメンバーもいればうまく自分のプレーができていないメンバーもいるので、その中でフォローをしたりと、なるべくいろんな選手を見るようにはしていました。

──では、その世界選手権を終えて今振り返って、一番印象に残っているシーンはどの瞬間ですか?

印象に残っているのは、クイーンエリザベススタジアムの特設レーンで今回決勝、メダルマッチをさせていただいたので、通常のボウリング場から移動して特設レーンで投げたことはすごく印象に残っています。また、メダルマッチに行くまでのラウンドロビーの際の“メダルに手がかかる”という場面はより緊張して、そこも印象に残りましたし、みんなで泣きながら「良かった!」と安堵したことを覚えています。

──特設レーンというのは、その大会のためだけに作られたレーンということですよね。どう違うんですか?

コンサートとかをするスタジアムの中にレーンが設置されていて、本当に世界選手権の決勝、メダルマッチのためだけのレーンだったので、またちょっと雰囲気も違いますし、観客席もあって、通常のボウリングの決勝戦とはまた違った環境で投げさせていただいたので、すごく良い経験になりました。
レーンの横にも観客席があったので、より観ている方との距離も近い状況で投げるということや、投げた瞬間の音などは通常のボウリング場では感じられない環境なので、その場所に行けなければ経験できないことを経験できて頑張ってよかったなと思いました。

──そんな佐藤選手が、“この一投で決まる”という瞬間に集中力を高めるために心がけていることはありますか?

以前までは“より良いパフォーマンスをしなければ”とか“ストライクを絶対出さなければ”という思いで投げていましたが、(試合で)普段以上のパフォーマンスを出すことはやはり難しいと思うので、“普段の練習でやってきたことをいかにできるか”ということに集中して投げるようにしています。

──昔はプレッシャーに飲まれたりする場面もあったんですか?

ここぞという時は“必ずストライクを出さなければ”と自分にプレッシャーをかけていたんですけれども、“普段通りの自分でパフォーマンスができるように”と意識を変えるようにしていたら、また別の集中力の出し方ができるようになったと思っています。

──そんなメダルを獲得された世界選手権ですけれども、現在の女子の日本代表、パーフェクトジャパンの強みは、佐藤選手からご覧になってどういったところにあると思いますか?

現在の女子は歴が長いメンバーが多いので、そういう部分ではチーム力であったり、歴が長い分お互いの性格や投球スタイルをわかっていますから安心感もありますし、よりチームとしては結束が強いかなと思います。

──歴が長いとおっしゃっていましたけれども、佐藤選手ご自身も日本代表に10年以上入られていますが、長くボウリングと向き合って、向き合い方に何か変化はありましたか?

もちろんボウリングの技術そうなんですけれども、試合前の準備であったり、もちろん体も消耗品なので、1試合が終わってからのケアはすごく意識するようになりました。

──どういったことをされているんですか?

本当にシンプルなんですけれども、ストレッチであったり、マッサージに行ったり、怪我につながっていなくても怪我になる前になるべく自分の中でフォローしながら投げるように、次に良いパフォーマンスができるような準備をしています。

──海外の選手と日本の選手ではどういうところに違いを感じますか?

ボウリング練習の環境も違うと思うんですけれども、練習の方法も違うと思いますし、体格差ももちろんあるので、トレーニングをすごくしているんだろうなということは試合に行けばわかるので、そういう部分ではボウリング以外の部分でも尊敬できる選手は多いなと思います。

──佐藤選手は海外の選手に「どんなトレーニングしてるんですか?」とか、そういう話はされたりするんですか?

英語があまり得意ではないので(笑)、あまりコミュニケーションは取れないんですけれども、SMSなどを見させてもらって、トレーニングをアップされている選手がいたらそこから刺激を受けて自分も取り入れてみたりしています。

──佐藤選手の夢やこれからの目標をぜひ聞かせてください。

アジア選手権ではチーム戦で銅メダルを獲って世界選手権でもチーム戦でメダルを獲ることができたので、次は金メダルを目指せるように、一番はみんなで金メダルを獲れるようにしていけたらなと思っていますし、私自身も常に海外で勝てるような選手になれるように頑張っていきたいです。

──この番組ではゲストの方にCheer up songを伺っております。佐藤悠里選手の心の支えになっている曲を教えてください。

SEKAI NO OWARIさんの「サザンカ」です。
私の父に教えてもらった曲なんですけれども、歌詞がすごく自分に重なる部分が多かったので、すごく聴くようになって、プレー中、プレー前はあまり聴かないんですけれども、ちょっと頑張りたいなと思う時に聴かせていただいています。

──すごく寄り添ってくれるような曲ですけれども、お父様には普段からおすすめの曲を教えてもらったりするんですか?

父がけっこういろんな曲を聴くので、ゆずさんの「栄光の架橋」であったり、そういうスポーツに直結しているような曲はすごく教えてくれます。

──お父様も、その曲を勧めて佐藤選手が聴いてらっしゃるというのもすごく喜んでいらっしゃるんじゃないですか?

このラジオを通して父にも感謝を伝えられたらなと思っているので、曲はまだ言ってないんですけれども、オンエアで聴いてもらえたらと思っています。

──先月の父の日、何かされたりしましたか?

父の日は何もしていないんです(笑)。両親がボウリングに出会わせてくれたので、本当に感謝をしているので、結果でしっかりこれからも恩返ししていきたいです。

今回お話を伺った佐藤悠里選手のサイン色紙を1名のリスナーにプレゼントします。
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また、新たにポッドキャストのコンテンツとして始まった『SPORTS BEAT supported by TOYOTA Mixed Zone』。
こちらは、radikoなどの各種ポッドキャストサービスでお楽しみいただけます。
聴き方など詳しくはTOKYO FMのトップページをチェックして、そちらも是非、お聴きください!
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7月4日(土)OA分の放送はこちら