2008年01月31日

初詣♪

今年、まだ初詣に行っていない、なんて方、もう少なくなっちゃったんでしょうか?

実はハチドリ高柳、忙しさにまぎれて、いまだに行けていなかったんです。
今の家のすぐ近くにも神社はあるんですが、初詣は実家に一番近い「氏神さま」に行くべき!と、
なにやら強い信念を持ってしまっている高柳は、氏神さまに行く前に他の神社に行ってしまうと、
氏神さまに申し訳ないような気がして、ずっと行けずにいたのです。
でも、先日ようやく、実家の近くの氏神さまに行くチャンスがありました!



昔から見慣れた鳥居。
小さな小さな神社だけど、やっぱり、ここに来るとほっとしちゃいます。
神さま、遅くなってごめんなさい!



そして、拍手を打って、長々とお祈り。
あれもこれも・・・と、いつも目いっぱい欲張ってお祈りしてしまうのです。。。

そして!
もちろんお楽しみの、お・み・く・じ!!
引いてみたところ・・・・・・・・・・・末吉。
なんだか、一番中途半端でヤな感じだなぁ。。。
しかも、その神社の境内の張り紙で、自分が厄年も厄年、大厄であることを発見!!
いや〜ん、最悪だあ!

でも・・・・・・・・・・、ま、いっか。
嫌なことがあったら、全部「ま、厄年だしっ」って済ませられるし、ね。

帰りがけには、一緒に付き合ってもらった幼なじみと一緒に、地元のおいしいお店へ。
何かあるとすぐに甘えて電話してしまう私を、いつも元気付けてくれる、
昔からの大切な大切な人。
やっぱり今日も、ホントに短い時間、ただ会って向き合っていただけで、
心に積もったオリのようなものを、魔法みたいに全部取り除いてくれたのでした。

行ってよかった。
おみくじは末吉だったけど、そして大厄なのを知っちゃったけど、
やっぱり、無理してでも行ってよかった。
私には、この場所があって、この人がいる。
そう思い出しただけで、またがんばろう、って思えました。

初詣がまだのアナタ、ぜひ自分の地元の氏神さまと、そしてお友達に、
会いに行ってみてはいかがですか?
投稿者: 高柳恭子
2008年01月31日

大ハプニング勃発!

なんと今日は、ハミング始まって以来、というより、ハチドリ高柳が入社して以来の、
大事件に見舞われてしまいました!

ゲストさんが来ない!!!

もうビックリです。
真相は、ゲストの方が日程を勘違いされていた、という、わりとあっさりした理由。。。
ゲストトークを楽しみにしてくださっていた方、本当にほんとうにごめんなさい。
また改めて、スローフードについてはお話しますので、待っていてくださいね!

でも、堀内編集長は全く動じる様子もありません。
「生放送にハプニングは付き物だからネ。」と、スタッフの大混乱などどこ吹く風。
結局、スタッフと相談の上、せっかくですから2人で、
いつも出来ないような話をゆっくりしようよ、ということになりました。
編集長も、タイの出張から帰ってきたばかりでしたし♪


(偶然にも、今日の番組のテーマは『Let’s 遅刻!』。カリカリするのやめようよ、
と言うお話だったので、私たちもハプニングを楽しむことに・・・。)

ところで、実は私も7〜8年前、タイに一人旅に行ったことがあります。
バンコクから入って、北のチェンマイに飛び、
そこから少数民族の村を訪ねて歩いたんです。
村からクルマで4時間ほど走って、そこからは山道を奥へ奥へと進みます。
道はなく、先頭を歩くガイドの方が、背丈より高い草をナタで切り開いてくれながら、
進んでいきます。
泥水に胸まで使って歩くところがあったり、滑りに滑って、お尻で歩くところがあったり、
圧巻は、ゾウに乗ること!
とても人には歩けない部分があり、そこはゾウさんに乗って、彼らに歩いてもらうのです。
ものすごく高くてビックリしたと同時に、
ゾウさんの頭には、意外と固い毛が生えていたのが印象的だったなぁ。

少数民族の人々は、村々によって言葉も違えば生活習慣も全く違って、本当にオモシロイ!
中には、13家族しかいないような小さい村もあり、一族みんなが肩を寄せ合って、
仲良く暮らしている様子が、とても心に残りました。
時間は当然、ゆっくりゆっくり、それこそ、ゾウさんのように流れていきます。
のびのびと外で遊ぶ子供たちと、それをおっとり見守る、おじいちゃんやおばあちゃん。
お母さんは、ご飯づくりに忙しそうだったけど、私の腕時計を、物珍しそうに見てました。
確かに、決して裕福には見えなかったけれど、だからって、絶対不幸に見えなかった。

「人が生きていくって何だろう?」「幸せって、どういうことを言うんだろう?」
そんなことを考えさせてくれた旅でした。

本当は、あってはいけないハプニング。
リスナーの方たちには、心から申し訳ないと思っています。
でもこのハプニングで、私自身は何かを思い出し、考えるきっかけをもらった気がします。

これから、もっともっといい形でハミングを放送できるようにがんばりますので、
今回のこと、どうか許してくださいね。
そして今後とも、『Hummingbird』を、どうぞよろしくお願いします!
投稿者: 高柳恭子
アナタは、1日に何時間くらい眠りますか?
子供の頃は、ベッドに入ると同時に眠りに落ち、朝パッチリ目覚めていた人も、
大人になるにつれて、眠れずにお布団の中でごろごろしてしまったり、
朝は朝で起きられず、目覚ましを止めて2度寝してしまったり、
眠りの質がどんどん変わってしまっていないでしょうか?
中には、「眠らなきゃ」とあせるあまり、余計に眠れなくなってしまう人もいるようです。
でも、疲れを取るためには、良質な眠りがとても重要。
ということで、今日は『快眠セラピスト』の三橋美穂さんをお迎えしました。


(編集長がタイから帰ってきました!お帰りなさい♪
ちなみにゲストの三橋さんは、人の頭を触っただけで、その人に合った枕がわかる、
ということで、編集長の頭を触っていただきました。)

まず、ちょっと気になる『快眠セラピスト』というご職業。
一体、どんなことなさっているんでしょうか?

「ひと言で言うことは難しいんですが、眠りの質を高めるためのセラピー的なものから、
寝具メーカーへのアドバイス、またホテルなどと組んで、
ベッド周りのトータルコーディネートのようなこともします。」

そっか!眠りのエキスパート、と言うわけですね?
ではさっそくお伺いしたいのですが、編集長も私も、毎日少なくとも8時間は寝たい、
というタイプ。でも周りには、4〜5時間寝られれば十分、なんて方もいらっしゃいます。
これって、何が違うんですか?

「世の中には、睡眠時間が6時間以下でも心身の疲労が回復できる、
『ショートスリーパー』と、9時間以上眠らないと疲れが取れない、
『ロングスリーパー』が、それぞれ10%弱程度います。
これは体質ですから、一生変わらないことですし、人それぞれの問題なんですよね。」

おぉ!なら私は、おそらく確実にロングスリーパー。
でも、毎日の今の生活で、睡眠時間を9時間以上キープするなんて、まず不可能・・・。
それに、翌朝早く起きなくちゃ、と思うと、余計寝られなくなるタイプなんです。

「そういう方には、最近『ナイトミルク』という快眠アイテムがあります。
これは、夜間に搾乳された牛乳で、眠りを誘うホルモンである『メラトニン』が、
昼間搾乳したものに比べて、3〜4倍も含まれています。
実は人間の母乳も、夜はメラトニンが増えるんですよ。」

す、すごい!動物や人間の身体って、本当に不思議に出来ているんですね!

「それから、眠れないときに羊を数えるのは、実は日本語では意味がないんです。
あれは、『One Sheep・・・,Two Sheep・・・』と言うときの、『Sheep』のときに、
息を吐けるのがポイントなんです。眠るときには、リラックスすることが必要なんですが、
人間は、息を吐くときにリラックスするんですよね。
でも日本語だと、『羊が一匹・・・、羊が二匹・・・』。全然息が吐けないんです。」

ホントだーっ!編集長と私は、思わずのけぞってしまいました。
これまで、一体何万人の人が、眠れないときに日本語で羊を数えたことでしょう・・・。
それが全く無駄だったなんて・・・!嗚呼。。。

でも、やっぱり眠ろうとあせるのが、一番いけないみたいですね。
まず、良質の睡眠をとるために、自分が心地いい寝具をそろえること。
そして、もしも目が覚めてしまっても、無理にあせろうとせず、
一度起きだして、何か単調な作業をするといいのだそうです。
あるいは、昔から言われているように、難しい本を読むのもとても効果的とか。
人間の脳は、嫌なことから逃避しようとする本能があるので、
難しいことから逃げたいあまりに、眠ろうとしてしまうのだそうですよ。

人生の3分の1を占めてしまう、睡眠。
お仕事が忙しい方は特に、自分の身体を大切にする意味でも、
良質な睡眠がたっぷり取れるように、気を配ってみてくださいね。
投稿者: 高柳恭子
2008年01月28日

ほっとする時間♪

素敵なお店に行きました。
ちょっと暗めの照明に、テーブルの上で輝くランプ。
たくさん食べて、たくさん飲んで、たくさんしゃべって。
すっかりリフレッシュして帰って来ました。

やっぱり、こういうひと時が私には必要なんだぁ。。。
ちょっと贅沢だけど、たまには自分にご褒美、いいよね。



でも、食べ過ぎた・・・。
ロマンスとはどこまでも無縁の、ハチドリ高柳でした。
投稿者: 高柳恭子
2008年01月27日

東京の空♪

先日、久しぶりに朝焼けを見ました。
1年で、空気が一番澄んでいる時期。
東京でも、こんなに美しい朝焼けが見られるんだ、と、しばらくうっとりと眺めてしまいました。
明けの明星も見えます。(右ちょっと上くらい。わかる?)



寒くても、やっぱり冬っていいなぁ。
このきれいな空、守りたいです。









投稿者: 高柳恭子
2008年01月27日

女性ボーダーのエコ♪

外に出るたびに首をすくめてしまうほどの寒さが続く毎日。
まさに冬真っ盛りですが、今シーズンは、何回くらいスキーやスノボに行きましたか?
でも、最近気になるのが雪の量。
減ってきてるな、って感じている方も、いらっしゃるかもしれませんね。
地球温暖化がこのまま進めば、向こう30年から50年の間に、
標高1500m以下のスキー場では、雪が積もらなくなる、なんて予測まであるんだとか。
これはまさに、由々しき事態。
こんな状況を、プロのスキーヤーやボーダーの方は、
どんな風に感じていらっしゃるのでしょうか。
今日は、女性プロスノーボーダーの上田ユキエさんをお迎えしました!


(風邪のための体調不良の中、苗場から駆けつけてくださいました。
ホントにありがとうございました!)

こんな可愛らしい小さな身体の、どこにそんなパワーが?と思うほど、
上田さんのジャンプはカッコイイ!
私なんかへっぴりボーゲンで上から下まで降りてくる、
スキー場の面汚しのようなスキーヤーですから、ボードはちょっと畏れ多くて・・・。
どんなところが、一番の魅力なんでしょうか?

「スノーボードって、タダの板一枚に乗っかるだけで、
もう自分が違う動物になったみたいに感じちゃうんです。
エンジンも付いていないのに、人間にはありえないスピードで、
山の中の木の間を、びゅんびゅん滑りぬけたり出来るなんて、
もう絶対、やめられないですね。」

スノボを語っているときの上田さんは、身振り手振り一生懸命で、
目がキラッキラに輝いて、本当に可愛い!
じゃあ、特に自然を感じるような経験って、されましたか?

「カナダのウィスラーのずっと奥にある氷河を、寝袋かついで3日間かけて歩いて、
その氷河の上を、満月の光だけで滑ったことがあるんです。
もう、月の表面を滑ってるみたいで神秘的で、自分たちが住んでるところと別世界で、
うわ、地球ってこんななんだ!って感じましたね。」

・・・すごい。その華奢な身体の、どこにそんなパワーがあるんでしょうか?
でも、上田さんって東京生まれですよね?

「だから、街も大好きですよ。でも、街にいる女の子みんなに教えてあげたいですね。
街の生活を持ったままで、真っ白い雪や真っ青な空や、山や森がいっぱいの、
自然いっぱいの生活も、もうひとつ、持つことが出来るんだって。
その両方があるって、本当に贅沢なことだ思うんです。
何かに悩んでいても、雪山の上から下界をぼーっと眺めていると、
あ、なんか自分なんかホントちっちゃいな、って実感しちゃって、
全部吹っ飛んじゃうんです。
当然、自然の中にどっぷり身を浸してるわけですから、こんな美しい自然を、
絶対ぜったい守らなきゃいけないって思うし、当たり前に、その大切さは感じますよね。」

なるほど。上田さんを拝見していると、
なんとなくとっても「バランスが取れている」感じがしたんですよね。
きっとそれは、都会の生活と自然の中での生活とが、
バランスよく上田さんの中に存在しているからなんでしょうね。
そして、自然もきちんと生活の一部にしている上田さんは、
単なる都会人とは全く違った、自然への感謝のような気持ちがあるのだと感じました。

ちっちゃくて可愛らしい上田さんから、あふれるようなパワー。
とってもまぶしく感じた、ハチドリ高柳だったのでした♪

そんな上田さん、女性だけのスノーボードチーム『Li'l(リル)』を結成されています。
一度ぜひ、HPも覗いてみてくださいね♪

http://www.lilroom.com/
投稿者: 高柳恭子
2008年01月24日

季節の変わり目、街には「最終処分セール!」なんて赤い文字が躍っていたりして、
セールに参戦している方も多いかもしれませんね。
でも、毎シーズン毎シーズン、新しい服を購入し、
前シーズンのものはタンスのこやしになってしまっていることに、
罪の意識を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その洋服の素材も、化学繊維であれば石油が使われていることが多く、
大切な資源であることに変わりはないのです。
ということで、今日のテーマは「ファッションと環境の共存」。
ナチュラルライフコーディネーターの、岡正子さんをお迎えしました!


(いらっしゃった瞬間に、ぱっと花が咲いたように周りの雰囲気を明るくしてくださった、岡さん。
おしゃれなオレンジ色のアウターは、なんとトウモロコシ製!)

ファッションデザイナーとして活躍されている岡さん、
「ファッションと環境」をテーマとしたデザイナーの、パイオニア的存在です。
いつ頃どうして、ファッションと「環境」を結び付けようとされたんでしょうか?

「実はね、失恋したことが大きなきっかけだったんです。
それまでもデザイナーをしていたんですが、何をデザインしたらいいか迷っていて、
そんな時、結婚を考えている方とお別れしたんですね。
生まれ育った長野の山の中で、もう何日も泣きました。
そのとき、ものすごく自然に癒されている自分がいたんですね。
そこで、自分がデザインしたいものは、
こういう自然に包まれるみたいな感覚になれるものなんだ、ってことにも気づいたし、
何がきっかけになるか、わかりませんよね。」

うゎ、そんなことがあったんですか?
でも、今のご活躍を拝見していると、何が吉と出るかわからないものですね〜。
で、最近はどんなものをデザインされているんですか?

「とにかく、素材を自然のものにしたかったんです。
今は、トウモロコシの粉や、中国産の大豆から作った繊維で布を織って、
それで洋服を作っています。バンブーや和紙なんかも使いますね。
天然素材から作ったものは、着心地がとてもよくて、皮膚の一部みたいなんです。
やわらかいし、薄くても暖かい。そしてすごく伸び縮みするんですよ。
着なくなってしまっても、土に返りますから環境にも優しいですし、
植物は植えておけばまたどんどん育ちますから、材料にも事欠かないんですよね。」

ほんとだ!いいことづくめですね!
限られた資源である、石油を使って作る化学繊維よりも、ずっと可能性が広がりますね。

そして岡さんがデザインするお洋服が素敵なのは、何よりもオシャレなこと。
「地球に優しい」って歌ったお洋服って、色もアーシーなものが多いし、
どうしてもカジュアルなものになってしまうことが多いけれど、
岡さんデザインのものは、もうそのままパーティーに着て行けそうなフォーマル度。
こんなデザインがもっと出てくれば、環境に優しい植物由来のお洋服も、
もっともっと流行るのではないでしょうか。

気になる!と言う方は、日本橋三越の新館で販売している、ということですので、
一度ぜひご覧になってみてくださいね♪
岡さんのHPも、女性らしくてとっても素敵。
ぜひ、アクセスしてみてください!  ↓

http://www.oka-masako.com/
投稿者: 高柳恭子
2008年01月23日

朝からじゃんじゃん降る雪に、ウキウキしつつも寒さに凍えた今日の東京、
受験生の方は、特に風邪など引かないように気をつけてくださいね!
さて、そんな受験生の方も大学生の方も、今の時期って何かと、
将来のことを考えてしまいますよね。
そんな中、最近「エコ就職」とか「環境就職」なんて言葉がちらほら聞かれるようになったの、
ご存知ですか?
「どうせ働くなら、大切な地球を守る仕事をしたい」と思う若い方が、
増えているのだそうです。
ヤリガイのある仕事をしてお給料をきちんといただきつつ、
それが地球や環境の保護につながったら、それって本当に嬉しいことですよね。
今日は、そんなお話をしてくださる方をお迎えしました。
『愛・地球通信株式会社』の、安在尚人さんです!


(お忙しい合間を縫って、名古屋からわざわざ駆けつけてくださいました!)

実は安在さん、ちょっと変わった経歴をお持ちです。
東京新聞の経済部の記者でいらっしゃったのですが、
環境NGOなどを取材されているうちに、環境問題のほうに興味を持ち、
実際にNGOに参加なさってしまったそうなのです。

「もちろん、新聞記者になったときも環境のことを書きたい、って言うのはありました。
でも、今から14年ほど前ですから、まだちょっと早すぎたのかな。
でもそんな間にも、環境NGOの人たちに取材に行ったりする機会はあったんですが、
そこでの率直な実感は、みんなすごくいいことをやっているのに、
それを伝えるのが上手じゃなくて、もったいないな、ということでした。
それに、こっちのNGOとあっちのNGOで、同じようなことをしてしまっていたりして、
協力すればもっとずっといいことが出来るのに、それをつなげる人がいないんですね。
だからなんとなく、
『みんなの間をつなげたり、伝えたりする仕事がしたい』と思っていました。
で、新聞記者を辞めて、エコ雑誌を出そう、と思ったんです。」

それは当時としては、かなり思い切った転身だったのではないでしょうか?
でも、時代は安在さんに付いてきました。
今は雑誌ではなく、HPを通じて、エコな情報を発信することになさったのです。
それが、ちょうど今日立ち上がったページ、『グッドニュースジャパン』。
日本各地の、「いいニュース」や「エコなニュース」のみを載せていこう、という、
画期的なHPです。

「日本各地で、いいことをしている人はたくさんいるわけですよね。
エコな取り組みも、色々されている。でもそれが、なかなか報道されないんです。
ですから、この『グッドニュースジャパン』では、
そういう小さなニュースもどんどん取り上げていこうと思ってます。
また、それを見た人たちが、「こんなやり方があるなら、参考にしよう」とか、
「この村でやっている取り組みを、自分の村にも生かせないだろうか」とか、
そんな風に思ってくれたら、そこでやっぱり、またつながっていくと思うんですよね。
そんな役割を、このHPが持ってくれたら、と思ってます。」

そうですよね。私自身も、取材や番組を通じて感じることは、
世の中にはものすごくたくさん、素晴らしい取り組みをされている方がいらっしゃるのに、
なかなかそれが表に出てこないから、みんなにも知られないし、参考にされることもない。
それって、とってももったいないこと。
そういう情報が集約されていて、いっぺんに見ることが出来たら、とても有意義ですよね。
しかも、哀しい事件がたくさん起こる世の中で、
いいニュースだけを取り上げてあるHPって、見るだけで気分がアガりそう♪

『グッドニュースジャパン』。ハチドリ高柳も、これから注目していきたいと思います!
アナタも、一度ぜひご覧になってみてくださいね♪ ↓

http://goodnews-japan.net/
投稿者: 高柳恭子
今日の東京は、朝からかなりの量の雪!
それでなくとも朝起きたときに、本気でお布団から出るのをやめようか、
と思う瞬間まである毎日、寒さとの戦いは、もうしばらく続いてしまいそうです。
そんな中、このごろCMで、「ダンダン、ダダンダン♪地球人にお知らせです・・・♪」
な〜んて歌を耳にすることが多くなりました。
耳慣れない「エコガラス」なるガラスを歌ったこのCM、
一体、どんなガラスのことを言ってるんでしょうか?
ということで、今日は「エコガラス」についてお話くださる方をお迎えしました。
板硝子協会の、師尾元(もろお はじめ)さんです!


(これが師尾さんが持ってきてくださった、『体験型ミニエコガラス』!ホントに熱くないんです。)

まずはやっぱり、「エコガラス」って何?ってことですよね。

「エコガラスっていうのは、窓ガラスからの熱の出入りを防いで、
暖房や冷房の効率をアップしてくれる、とても優秀なガラスなんです。
今、日本の普通の一戸建てには、90%の確立で『複層ガラス』という、
2枚重ねのガラスがついているんですが、エコガラスはそれによく似ています。
違うのは、内側に特殊な金属の膜があることなんですね。
これによって、冬は室内の暖かい空気を逃がさず、夏は太陽の熱を遮断してくれる機能が、
とても高まるんです。
ですから、冷暖房によって発生するCO2を、とても削減することが出来るんですよ。
もちろん、電気代も安くなりますから、お財布にも地球にも優しい、
とても優れたガラスなんです。」

すごい。どんなお家にも必ずある、窓。
大きければ大きいほど、外が見渡せて気分はいいですが、その分、
冬の寒さも大きく呼び込んでしまいます。
でもこのエコガラスなら、寒さも防いでくれる上に結露もしないんですって。
毎朝、窓の下がびしょびしょになるハチドリ高柳家では、それがすごくうらやましい!
でも、CO2の削減って、一体どれくらい削減できるの・・・?

「一戸の家が、全ての窓ガラスをエコガラスに変えると、1年間に、
庭にぶなの木を25本植えたのと同じくらい、CO2を削減できます。
日本の住宅の窓ガラス、全てをエコガラスに変えると、
CO2の排出量を、1年間で約1,700万トンも削減できる計算になります。
これは、2003年に日本の家庭から排出されたCO2の約10%、
京都議定書で削減が義務づけられた温室効果ガス全体量の、
およそ23%にもなるんです。かなりの量が削減できるでしょう?」

へぇ〜!ハチドリ高柳はビックリしてしまいました。
窓ガラスなんて、お家に当たり前にありすぎて、それを変えようって意識、
正直今まであまりありませんでした。
でも、最初にちょっと投資してしまえば、よっぽどのことがない限り、
もう変える必要もない窓ガラス。
それがずっとエコであり続けるなんて、エコガラスって、スゴイ。

これから、お家を建て替えようかな、なんて考えている方、
ぜひこのエコガラス、検討してみてくださいね!
もし、もっと詳しく知りたい、という方がいらっしゃいましたら、こちらまでどうぞ!

http://www.ecoglass.jp/
投稿者: 高柳恭子
2008年01月22日

1月17日。「防災の日」の今日、スタジオにお招きしたのは、
「防災とエコ」をお話くださる、という方。
一見ちょっと結びつきにくいこの話題が、実は密接に関わりあっているのだそうです。
ということでお越しいただいたのは、
『ボートピープル・アソシエーション』の、井出玄一さんです。


(ハンチング帽をかぶっていらした井出さん。とってもオシャレで素敵な男性でした♪)

一級建築士や街づくりコンサルタント、
都市環境システム専攻の大学院生などによって構成されている、
『ボートピープル・アソシエーション』。
そこでは、使われなくなったいわゆる「廃船」を「防災船」として活用していこうという、
ユニークなプロジェクト、「L.O.B Floating Emergency Platform」が進められています。

「バージ船という全長18mにもなる船、かつては輸送などの手段になっていたんですが、今では輸送はほとんどトラックになってしまいましたから、利用率が大幅に下がり、
東京湾周辺では、もう腐って朽ちていくに任せているんですよね。
でも、この船の中に、自家発電装置や太陽光発電装置、食料、水などを備え、
トイレなどを整備して、東京の水辺のあちこちに係留しておけば、
今、来る、来ると言われている『東海大地震』などが発生したときにも、
帰宅困難者の輸送も出来ますし、けが人の1次的な避難場所にもなるんです。
そういう『水辺の有効活用』を進めていこう、としているわけですね。」

そっか!地震が起こると、道路が寸断されたり、電車がストップしたり、
特に東京などの交通網は、麻痺してしまうことが考えられますよね。
でも、水辺ってあんまり思いつきませんでした。
だって、川とか運河とか、勝手に入っていいんですか・・・?

「東京って、船を係留したりするのはとても厳しいんですが、川や運河は、
自由に出入りしていいんですよ。だって道路を通るのに、許可要らないでしょ?
僕たちも、目黒川や日本橋の下の川なんかを、カヤックでこいでいったりしますよ。
災害時の大きな特徴は、私たちが突然、電気や下水、情報など、あらゆるインフラから、
断絶される、と言う状況なんです。普段あるものが、突然なくなるんです。
でも、船っていうのは元々自立型システムで、自分で発電したり、水をためたり、
汚水を処理したり、人間生活に必要なものをほとんど備えているんですね。
それが、太陽光発電などを備えていけば、もう「浮かぶエコシステム」になるわけです。
そんな風に、東京の水辺と廃船を、もっとうまく活用していきたいですね。」

なるほど!船って、エコなんですね!!

本番中に井出さん、こっそりと「実は船を、普段はBARなんかに使いたいんですよ♪」
なんてカミングアウトしてくださいましたが、そうやって、普段は「水上BAR」、
そして非常時や災害時には、「エコな防災船」になれば、それは廃船の最高の再活用法!
そんな船が、お台場や竹芝や、目黒川や隅田川に、いっぱい浮かんでいたら、
とても楽しい&安全だと思いませんか?
どちらかと言うと、普段使いの「水上BAR」の方に興味が出てしまいましたが、
「防災」も楽しくやらなきゃ、続かないですよね。
井出さんを心から応援する気持ちになった、ハチドリ高柳だったのでした。

ちなみに、今井出さんのグループ『ボートピープル・アソシエーション』では、
この『防災船』を係留させてくれる場所を、大募集中です!
「我こそ、東京の水辺の保持者である!」という方、
ぜひ井出さんにご一報を!!

http://boatpeople.inter-c.org/
投稿者: 高柳恭子
2008年01月17日

教えて!北野先生!!

ここ1週間ほど、本当に寒さの厳しい毎日が続いていますね。
ついつい暖房の温度を上げてしまいがちですが、やっぱり気になるのはエコの問題。
最近は、日本でも環境のことをちゃんと考えている人が多くなってきましたから、
暖房を使うときにも、なんとなく気が引けてしまう人もいらっしゃるかもしれません。
そんなわけで、今日はエネルギーの問題をお話してくださる方をお迎えしました。
タレントで工学博士でいらっしゃいます、北野大さんです!


(いらっしゃった北野さんは、目が本当に優しいんです。語り口調も穏やかで、とても素敵♪)

テレビなどで大活躍されている北野さん、柔らかな語り口と楽しいパフォーマンスで、
「オモシロイ」というイメージをもっていらっしゃる方も多いと思いますが、
「分析化学」という難しい分野で博士号を取得、専門は環境化学でいらっしゃいます。
そんな北野さんに、エネルギー問題を語るときに必ず出てくる、
「省エネルギー」と「新エネルギー」についてうかがいました。

「まず、新エネルギーって言うのは、最近よく言われている、
石油や石炭などの『化石燃料』に変わる、新しいエネルギーのことなんですね。
風力発電や太陽光発電、バイオマス、原発などもそのひとつです。
要するに、限りある資源である化石燃料から、他のエネルギーに転換していく、
ということですね。
そして省エネルギーというのは、化石燃料を出来るだけ使わないように、
自分のライフスタイルを少しずつ変えていく、ということです。」

なるほど。どちらも化石燃料を使わないようにするのは変わらないですが、
私たちがすぐに出来るのは、省エネの方、と言えそうですよね。
では、どんなことをすればいいのでしょうか?

「やっぱりね、自分がすごく我慢するのはダメですよね。続かないから。
例えば、冬だったら暖房の設定温度をちょっとだけ上げてみる、とか、
使っていない部屋の電気を消す、とか、見てないテレビは切る、とか、
無理がない範囲でやっていくことだと思うんですよね。
つまり、ライフスタンダードは変えずに、ライフスタイルを変える、ってことです。」

うん、うん。そうですよね。無理するのって、やっぱり長続きしないから、
継続するためにも、無理のない範囲で楽しくやるってことが大事だと思います。

そして今度、そんな省エネをがんばっている人たちをより応援するために、
「省エネコンテスト」なるものが開催されるのだそうです。
なんと北野さん、審査委員長をおつとめになるのだとか。
どんなところが、審査のポイントなんですか?

「あのね、やっぱり、なるほどって思わせてほしいですよね。あと、楽しいこと。
例えばね、この間見たところ、『お鍋をやる』っていうアイデアがあったんですよ。
いいですよね。お鍋をやれば、暖房を切っても大丈夫ですよね。加湿器もいらない。
家族がひとつの部屋に集まるから、他の部屋の電気は切れる。団欒も出来る。
一石なんちょうにもなるんですね。そういう、楽しいアイデアが欲しいですねー。」

そっか!お鍋って省エネだったんだ!!
確かに、楽しいしおいしいし、エコにもなるし、ホントに素敵!
冬の間は、もっともっとお鍋を楽しんだら、そのままエコにつながるんですねー。

そんなアイデアを持っている方は、コンテストに応募してみたらいかがでしょう?
楽しく実践するエコ、いろんなアイデアが集まるといいですね♪

http://www.eccj.or.jp/contest08/index.html
投稿者: 高柳恭子
2008年01月17日

防災ワンデー

今日1月17日は、阪神淡路大震災が起こった日でもあります。
哀しい悲劇を2度と繰り返さないために、TOKYO FMでは、今日「防災ワンデー」として、
様々な番組の中で、防災についてのレポートや、アイデアなどをご紹介しています。
地震などの時には、ラジオはあなたを守ります。
貴重な情報源として、必ず身近に置いておいてくださいね!
また、特設HPも出来ましたので、ぜひご覧になってください♪

http://www.tfm.co.jp/bousai/

今日の『Hummingbird』のゲストも、「防災とエコ」語ってくださる、
ボートピープル・アソシエーションの井出玄一さんをお迎えします。
どうぞ、お楽しみに♪






投稿者: 高柳恭子
2008年01月17日

アフリカの恵み

寒さが本格的になってくると、女性にとって気になってくるのが、お肌の乾燥。
でも、最近のハチドリ高柳は、化学物質がたくさん入ったクリームなどを使うのが、
ちょっと怖くなったりしています。
ということで、今日スタジオにお招きしたのは、
アフリカで取れる『シアバター』という成分を配合した製品を扱っていらっしゃる、
株式会社インソーレの阿部庸子さんです。


(さすが、天然成分に裏打ちされた、とてもお肌のキレイな方でした♪)

まずは阿部さんに、『シアバター』って何?ってことをうかがいました。

「アフリカが原産の、『シア』という木になる、ナッツのような実から採れる、
脂肪分を抽出したものです。サバンナでは、万能薬として重宝されているんですよ。
発芽してから21年たたないと採れないのでとても貴重で、もちろん食用にもなります。」

なるほど。食用にもなるっていうことは、身体に使っても絶対安心ですよね。
最近、ハチドリ高柳の周りでは出産ラッシュなんですが、アレルギーを持つ子が多くて、
お母さんたちはとても苦労しています。
そんな子達にも、使えますか?

「もちろん使えますよ。オーストリアで職人さんたちが手作りで作ってますし、
原料のシアバターは、アフリカのブルキナファソという国で無農薬栽培されて、
フェアトレードされたものを使っています。だから、ホントに安心して使ってもらえます。」

化学物質も入っていないから、ハチドリ高柳でも安心です♪
しかも、形がちょっと石鹸みたいで面白い!
これ、バターみたいにバターナイフでちょっとずつ削って使うのだそうです。
そのヒト手間が、「自分を愛してる」感じがして楽しいですよね。

「それに、ブルキナファソでこのシアバターを作っているのは、女性たちなんです。
アフリカでは女性の地位がとても低くて、
男性たちに虐げられても、収入もなく教育も受けていないので、自立できないんですね。
でも、シアの木を育ててそこからシアバターを採る、という仕事を得た女性たちは、
何かがあったときに自立することが出来るんです。ですから、この製品を買った人たちは、
アフリカの女性の自立を支援することが出来るんです。」

それって、すごくいいですね!
単に自分に優しいだけでなくて、その製品を選ぶことで、
地球のどこかにいる人を自分が助けることが出来るなんて、
考えただけでも気持ちが明るくなりませんか?

しかも、天然成分だし固形タイプなのでゴミも少なく、環境にもとても優しいなんて、
いいことづくめ。
ローズやレモン、オリーブなど、香りも天然のものを使っているのでふんわりと優しく、
1日の終わり、ゆったりとお風呂につかった後で全身にのばしたら、
なんとも贅沢な気分にひたれそうです。


(製品はこんな感じ。ホントに石鹸みたいでしょ?
携帯で写したのでちょっとぶれちゃってごめんなさい!)

気になった方は、インソーレのHPもチェックしてみてくださいね。

http://www.insole.jp/index.html

投稿者: 高柳恭子
2008年01月17日

日本の紙とタスマニア

今年は、年賀状どれくらい出しましたか?
もう、1年に一度しか連絡を取り合わなくなってしまった人とも、
年賀状を通じて近況を知らせ合う、ということもありますよね。
でも先日、この年賀状を巡る「偽装問題」が発覚しました。
年賀はがきに使う再生紙への古紙の配合率が、日本郵政グループ指定の40%を、
大きく下回っていた、という問題。
中には、たった1%しか配合されていなかったものもあったそうです。
ということで、今日はこの「紙事情」をお話してくださる方をお迎えしました。
レインフォレスト・アクション・ネットワークの川上豊幸さんです。


(紙のお話をしていただくのに、なぜタスマニア?ハチドリ高柳は興味シンシンでした。)

「まず、基本的に古紙の配合率がたった40%で、『再生紙』と言えるのか、
という問題もあるんですが、やっぱり古紙をたくさん配合すると、
紙が柔らかくなってしまったり、黒っぽくなってしまったりするんですよね。
だから、いわゆる『純正パルプ』と呼ばれる新しいパルプで作ったんでしょう。」

川上さんは、今回の事件をこんな風に検証してくださいました。
でも、その『純正パルプ』には大きな問題があるそうなんです。

「『純正パルプ』は、木材を細かくした『チップ』と呼ばれる木片から出来るんですが、
日本はそのチップを、オーストラリアのタスマニアから輸入しているんです。
タスマニアには、地球上で最も特異な太古の原生林や、巨大なユーカリ群、
世界遺産級の森林が広がっています。
でもその貴重な森を、なんと1日にサッカー場44個分も伐採してチップにし、
その90%が日本に輸入されてます。」

えーーーーーーっ?
そんなに広大な面積が、毎日伐採されているんですか?
じゃあ、私たちが使っちゃってる可能性がある、ってことですか?

「もちろん、使ってますよ。オフィスで使われているコピー用紙やティッシュ、
トイレットペーパーなんかにも入っています。」

・・・・・・・げっ。。。
一応ハチドリ高柳は、家ではティッシュを出来るだけ使わないようにしていますし、
トイレットペーパーは100%再生紙のものを選んではいますが、
コピー用紙は使ってしまいます。毎日オンエアしている『Hummingbird』の原稿も、
コピー用紙に印刷されています。

「そして、もちろん木が切られてしまうのも問題なんですが、
タスマニアの森には、タスマニアン・デビルやカモノハシ、ワラビーやウォンバットなど、
絶滅危惧種や貴重な動物たちがたくさん生息しています。
その森を、伐採した上に焼き払ってしまうので、その生物たちは住む場所を奪われ、
命を落とすことになってしまうのです。」

川上さんのお話は、とてもショックでした。
日本では普段、何気なく紙をたくさん使ってしまっていますが、
その一人ひとりの行動が、タスマニアの貴重な森林を破壊するとともに、
多くの生物の命をも奪っているのです。

私たちの行動が、海を隔てた遠い国に大きな影響を及ぼしている。
そのことをきちんと認識して生活していかなくちゃいけないな、と、
心の底から反省した、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2008年01月13日

我が家にも、春!

花が好きです。
部屋には、出来るだけお花を欠かさないようにしています。
昨日お花屋さんに行ったら、こんな春らしいピンクのガーベラがいっぱい!
思わず買って、お部屋でパチリ☆



むふふ。春っぽくってホントに嬉しい♪
一人大満足のハチドリ高柳だったのでした。








投稿者: 高柳恭子
今年は、7月に「環境と気候変動」をテーマに、北海道洞爺湖サミットが開かれます。
でも実は、もうひとつサミットが開かれることをご存知でしょうか?
その名も、『アイヌモシリ』。
これ、「先住民族サミット」のことで、今年7月1日から4日までの日程で、
北海道で開催されます。
ということで、今日はアイヌの布絵作家でいらっしゃいます、宇梶静江さんをお迎えしました。


(懐かしいおばあちゃんに会った様な気持ちにさせてくれた宇梶さん。
アイヌ伝統のハチマキ=マタンブシをしてきてくださいました。)

北海道浦河町という、自然豊かな場所で生まれた宇梶さん。
幼少期には、アイヌであるがゆえに悲痛な経験もされていらっしゃいました。

「先住民であるアイヌは、北海道では何もかもとられてしまったんです。
シカも魚も馬も、とってはいけないと言われた。言葉も使ってはいけないと言われた。
私たちは、食べていくために必死でした。
そもそもは、命を殺しても、大切に大切に、丁寧に全てをいただいていたのに。
アイヌは、自然の中全てに神様が宿っていると考えています。
木さんにも川さんにも山さんにも空さんにも、動物さんにももちろんです。
だから、全てに感謝して、全てと調和して生きてきたのです。
その大切な文化を、和人に奪われてしまって、とても哀しい思いをしました。」

そしてその哀しみが、宇梶さんをアイヌの復権運動に向かわせました。
宇梶さんたちの活動の結果、今では以前よりずっと、
アイヌについての理解は深まっているようです、

「『アイヌ』とは、アイヌ語で『人間』という意味なのです。
『人間』である私たちは、全てのものと平等でなければいけません。
地球の上では、人間も動物も植物も、みんな平等です。
ましてや、人間同士の間で不平等などがあってはならないと思うのです。」

チカラをこめて訴えて下さる宇梶さん。
そのひと言ひと言に説得力があり、編集長も私も、心からひきつけられてしまいました。

その結果、番組は今までで最長の、
なんとエンディングまで全てのコーナーを休止して、宇梶さんのゲストパートに。
それでも、まだまだお伺いしたいことがいっぱいで時間が足りず、
不承不承お別れを告げることになったのでした。

宇梶さんとお話していて一番印象的だったのは、宇梶さんが、例えば「水さん」のように、
全ての森羅万象を「さん」付けで呼ぶこと。
私などは勝手に呼び捨てにしていましたが、確かにリスペクトする気持ちがあれば、
自然と「さん」付けになるのかもしれない、と、反省しました。

また、「地球環境って、もう壊れちゃうと思いません?」とうかがったら、
「もっと地球さんのチカラを信じてもいいと思いますよ。
今まではちょっとよくない方向に行ってしまったかもしれないけど、
そろそろ地球さんが、『もうこれじゃダメだ』って奮起して、
いい方に変えて行ってくれると思います。」と、これまた希望に満ちた素敵なお答え。
それもこれも、自然全てを心の底から信じ、尊敬していらっしゃるから出来る答えなのだと、
自分の浅はかさを見せつけられた思いでした。

今宇梶さんは、「アイヌ布絵作家」として、森羅万象を布の上に縫いこめていらっしゃいます。
その作品は、本などで拝見することが出来ます。
迫力と優しさのあるその布絵、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね!


投稿者: 高柳恭子
2008年01月10日

ラッパーのエコ!

今日スタジオにお迎えしたのは、ラッパーのFUNIさん!
以前、『Daily Planet』の中の「アシタノラジオ」というコーナーで、
見事なヒップホップ落語、「山手線ラップ」を披露してくださったのを覚えていらっしゃるでしょうか?
編集長が感激して、「ぜひ会いたい!」とおっしゃっていたので、お連れしちゃいました♪
実はFUNIさん、エコにも関心がある、ということなんですもの♪


(今日はナマでフリースタイルのラップやヒップホップ落語を聞かせていただける、ということで、
とても楽しみにしていました♪私も真似して、ヒップホップスタイルで、Yo!!)

お父様が在日コリアン2世、お母様がニューカマーという環境で育ってこられたFUNIさん。
何かを表現することが好きで、初めてラップをしたのは中学2年生の頃なのだそうです。
お知り合いからLiyoonさんを紹介されて意気投合。
ラッパー2人組ユニット、『KP』を結成されました。
オンエアでも、自己紹介代わりにちょっぴりフリースタイルを聞かせていただきましたが、
あふれ出すその言葉の数々は、きちんと韻を踏んでいるにもかかわらず、
きちんと意味も通っていて、同じ言葉を扱うものとして、文句なしに「スゴイ!」。感動です。

「最近では、ピースボートなどでアジアを巡ったり、環境NPOのイベントなんかにも参加してます。
別に僕が主体になって計画するわけじゃないんですけど、僕の周りに、
環境に興味がある人が多くて、それに影響されてる部分はありますねー。」

そして、実際に長いフリースタイルのラップをしていただく時間になると、
「うわ、ちょっと緊張するな、」とFUNIさん。イエイエ、全然大丈夫そうですよー。

そして始まったフリースタイルは、もうずっと聞きほれてしまうほど素晴らしい!
言葉が次々と飛び出してきて、そこに「TOKYO FMの7階」とか「皇居を見下ろす」とか、
今日、このときでなくてはわからない状況がたくさん盛り込まれています。
また、「私たちのEARTH」とか「森林伐採」とか、環境に関する用語も満載。
しっかり、「エコなフリースタイル」を確立してくださいました。

聞き終わったときには、なんだかちょっと動けないような、ホントの感動状態。
だって私なんて、番組で普通にしゃべるときだって、なかなか上手に言葉が出てこなくて、
うーんと、うーんと、と思ってしまうのに、こんなに滑らかにすらすらと、
言葉がどんどん出てくるなんて!
これは、言葉を生業とするものにとっては、より一層感動が深いのだと思います。
ちょっと虚脱状態に陥ってしまいました。

うーん。ホントにスゴイなぁ。
ナマで見せていただいたフリースタイルの迫力に、
ちょっとヤラレてしまったハチドリ高柳だったのでした。

気になった方は、『KP』のHPもチェックしてみてくださいね!

http://www.kpstyle.com/
投稿者: 高柳恭子
2008年01月10日

春を見つけた!

通勤の途中、歩いていた道路の脇に、がんばって咲いている水仙を発見!
きっとどなたかが丹精こめて育てていらっしゃるんだろうなぁ、と感動しました。



トラックがびゅんびゅん通る道路際で見つけた、春。
ちょっぴり、おすそわけです。


投稿者: 高柳恭子
2008年01月09日

水の博覧会!

2008年は、環境関係にとってとても大切な年。色々な節目があるのです。
京都議定書で定められた、日本が削減しなくてはいけない温室効果ガス−6%を、
達成しなければいけないのが、今年から2012年までの間。
5月には横浜で、「元気なアフリカを目指して」をテーマに、『アフリカ開発会議』が開かれます。
その流れを受けて7月には、「環境・気候変動」をテーマにした、
北海道洞爺湖サミットが、開催されることにもなっています。
また、世界中でも様々なイベントが予定されています。

その中でも注目なのが、スペインのサラゴサ、という都市で行われる、『サラゴサ国際博覧会』。
「水と持続可能な開発」をテーマに行われるこの博覧会、一体どんなものなんでしょうか?
今日は、日本でこの『サラゴサ国際博覧会=(通称)サラゴサ博』を支える、
JETRO=日本貿易振興会の「サラゴサ博覧会チーム」から、河田美緒さんをお迎えしました!


(マスコットの「フルービー」くんと一緒に来てくださった河田さん。もう2年近く、
このサラゴサ博一筋でいらっしゃるそうです!)

まずは、この「サラゴサ博」ってどんなもの?ってところから、河田さんにお伺いしました。

「ちょっと前に、愛知博ってありましたよね?
規模はだいぶ小さいですが、あのスペイン版、と思っていただければいいと思います。
サラゴサって、スペインの中ではマドリッドとバルセロナの間くらい、右上あたりにあるんですが、
すごく日本びいきの土地柄なんですよ。空手をやっている方も多いし、漫画も人気です。」

で、今回は「水と持続可能な開発」がテーマなんですねー。
でも、「規模は小さい」とは言っても、期間中600万人の入場を見込んでいて、
6月14日から9月14日までの93日間に、3400以上のイベントも企画されているんです。

ちなみに日本のパビリオンでは、江戸時代の水の使用状況や、当時のリサイクルの様子を、
川をさかのぼっていく3面映像で、お見せすることになっているそうです。
絵は全て浮世絵を使う、ということですから、外国の方たちにも興味を持ってもらえそうですね。
また、「SUSHI Restaurant」も併設する予定♪
海外の方たちの「SUSHI」ブームに、もっと火がつくかもしれません。

それにしても、日本では、
蛇口をひねれば浄水された水が常に出てくるのが当たり前のようになっていますが、
現在も、世界では31カ国の人々が、水不足に悩んでいます。12億人は汚れた水を飲み、
30億人は、下水施設が未整備な地域に住んでいます。
水は命の源であるにも関わらず、それが安全に供給されずに苦しんでいる人が、
世界にどれだけいることでしょう。

水の惑星と呼ばれる地球。
今回の博覧会のテーマに「水」が選ばれたのも、わかる気がします。
それだけ、世界で危機感をもっている人が多い、ということなのでしょう。

「水」をテーマに行われる、『サラゴサ国際博覧会』。
今年の5月頃から、きっと様々な場所で、耳にすることが増えてくると思います。
覚えておいてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
2008年01月08日

Vancouver Calling 再び♪

今年の年末年始は、多い方は9連休!(ウラヤマシイぞっ!)
海外旅行に出かけた、なんて方も多いのではないでしょうか?
でも、お休みから帰ってくると、不思議と必ず考えてしまうのが、「次、どこ行こうかな?」ってこと。
「今帰ってきたばっかりでしょ!」と突込みが入りそうですが、どうしても夢見てしまうもの♪
そんなアナタ、今度の春休みには、カナダのウィスラーにスキー!なんていかがですか?

先日高柳、夏から続けている、カナダはブリティッシュ・コロンビア州の魅力を紹介する番組、
『British Columbia presents Vancouver Calling』の「冬編!」の取材のため、
新潟県は苗場スキー場に出張に行って来ました!
夏編、秋編では、主にバンクーバーの魅力をお伝えしてきましたが、今回は冬、ということで、
注目は当然、スキー!ブリティッシュ・コロンビア州の中にある、ウィスラーの魅力をお届けです♪
え?でもどうしてウィスラーの魅力を知るために、苗場に出張か、って?

それには、ちゃーんと理由があるのです。。。

行った日は、素晴らしいお天気!雪を見るのが4年ぶりくらいのハチドリ高柳は大興奮でした♪


そしてこれが、「苗場にウィスラーの取材に行った」理由=ウィスラー・カフェ!!
ウィスラーのあまりの魅力に取り付かれてしまったプロデューサーが、
ウィスラーの魅力を伝えるために作ったカフェなんです♪
苗場のスキー場のふもとにあって、ちょっとテントみたいなつくりが、とっても可愛いんですよ♪


内部はあったかくて天井が高くて、居心地抜群!さりげなく飾られたカナダの国旗や、
売られているお土産のメープルティーなどが、「カナダ感」をアップ♪


でも、のんびりしてはいられません。みんなで、さっそく収録準備スタートです。


原稿をチェックするハチドリ高柳。意外と真剣な顔してるでしょ?


でも、番組はとにかく楽しく!がモットー♪
ゲストのお二方とともに、ブリティッシュ・コロンビア州のワインで、まずは乾杯!!


そしてこの方が、うわさのウィスラー・カフェのプロデューサー、大和田浩さん。
スキー暦26年、ウィスラー暦18年、と、まさにスキーもウィスラーもベテラン!
というのも、大和田さん、実はスキー雑誌『ブラボースキー』の副編集長でいらっしゃいます。


そして、可愛らしいこの方が、もうお一方のゲスト、プロスノーボーダーの上田ユキエさん。
「ウィスラーは私のルーツ」とまでおっしゃるほど、ウィスラーにハマっていらっしゃいます。
一生懸命色々なお話を、身振り手振りで話してくださるその様子が、とにかくキュート!
ウィスラーは、さらっさらのパウダースノーが魅力なんだとか。


そして、ウィスラー・カフェで提供してくださるのが、ウィスラーで実際にスキーヤーたちが、
アフタースキーに召し上がっているお食事やスナック。
チキン・ウィング(ホット・チリとメープル・ガーリック(!)の2つの味付け♪おいしい!)やナチョス、
それに、フライド・ポテトにチーズとグレービーソースをかけた「プティン」。
このプティン、かなーりハマります♪


3人でのお話はとても楽しく、時間の過ぎるのがあっという間!
食べて飲んで、いっぱいしゃべって、私自身がウィスラーに本気で行きたくなってしまいました。
すっかり仲良くなってしまった3人で、パチリ☆


そして、外に出てみてビックリ!あっという間にもうあたりは真っ暗。
でも、ナイターのための照明がついたスキー場も、
ウィスラー・カフェの前にきらめくこのライトアップも、とてもロマンティックでキレイでした。


そして最後に、ご協力いただいたお店の方や、関わったスタッフたちでパチリ☆
年末のとても忙しい時期だったけど、やっぱりみんなでひとつのものを作り上げるのは、
毎回すごくすごく楽しい作業です。
またみんなで、同じように番組を創れたらいいな。

ということで、この模様は、
1月13日(日) 19:00〜19:55(関東近県)でオンエアされます。
今度の日曜日、夜7時から、ぜひ、聞いてくださいね!
そして、プレゼントもご用意しています。
欲しいという方は、こちらのHPをチェックしてくださいねー♪ ↓

http://www.tfm.co.jp/bc07/
投稿者: 高柳恭子
2008年01月08日

粘土団子ってなーに?

2008年。
今年は、5月に『アフリカ開発会議』という会議がここ日本の横浜で開かれる、とあって、
日本の関心が少なからず、アフリカに向くことが確実な年となっています。
(アフリカ開発会議に関しては、こちら ↓)
http://www.undp.or.jp/ticad/what_is.html

ということで、今日はアフリカ関係の方をお招きしました。
「粘土団子でアフリカに緑を!」という活動をされていらっしゃいます、
ケニアの粘土団子プロジェクト、榎田竜路さんです!


(編集長に「プロレスラー」と言わしめた、その肉体美・・・!
肩幅と胸板の厚みは、半端じゃありません!!)

今、アフリカで大きな問題になっているのが、砂漠化。
環境問題の中でも、大きな問題のひとつです。
その問題を、ひょっとすると解決できるかもしれない、というこの粘土団子、
一体どんなものなんでしょうか?

「粘土団子は、言葉の通り粘土で出来たお団子なんですが、
粘土と水を混ぜ、その中に、その土地で取れる植物の種を100種類ほど入れるんです。
それを丸めて、小さなお団子にします。すると、1つのお団子に2〜3粒の入りますよね。
それを大地にまいていくわけです。種は、粘土のおかげで乾燥から守られ、
鳥や虫に食べられてしまうこともなく、芽を出す、というわけです。」

なるほど!それを粘土団子って言うんですね?
でも、そんなに簡単に芽が出るものなんでしょうか?

「出ますねー。特にケニアなんかは、土のチカラも強いし日差しもあるし、
ホントにすぐ芽吹きます。
そしてこの粘土団子の優れているところは、その土地にあった植物のみが芽を出すので、
芽吹いた植物は、基本的にスクスクと、よく育つんです。」

へぇーっ!すごく優秀じゃないですかっ!
でも、ケニアの砂漠化に追いつくくらい、育ってくれるんでしょうか?

「今ケニアでは、この10年で国土の森林率が15%から1.7%に激減しています。
これは、日本の九州より一回り大きいくらいの面積が、すでに砂漠化して草一本生えていない、
ということなんです。つまり、その面積分を緑化しなくちゃいけないから、かなり大きいですよね。」

それは相当広大な面積ですね。。。
結局、砂漠化が進むと土地が水分を蓄えられなくなり、その結果、
より気温が上がってしまうんです。
でも、緑が少しでも増えれば、葉に覆われた大地が水分を取り戻し、
そこから植物が自生するチカラも生まれます。もちろん、動物も帰ってきます。

榎田さんたちにがんばってもらって、少しでもアフリカに緑が戻ってほしい。
そう心から願った、ハチドリ高柳だったのでした。

興味を持った方は、一度横浜アートプロジェクトのHPを覗いてみてくださいね!
http://www.yokohama-artproject.com/project/index.html
投稿者: 高柳恭子
2008年01月07日

春の息吹!

新年のご挨拶周りの途中で、お花屋さんを見つけました。
もう春のお花がいっぱい!

色とりどりのスイートピーに・・・、


周り中になんともいえないかぐわしい香りを振りまいていた、水仙。
そして・・・!


今日は七草がゆの日。召し上がりましたか?
お花屋さんにも、可愛らしい“春の七草”の寄せ植えが♪
目にも鮮やかな新春の緑の息吹。
改めて、四季のある日本の素晴らしさを感じてしまいました。

アナタも、身近にある春の足音、感じてみてくださいね。


投稿者: 高柳恭子
新年を迎えて、心機一転、何かを始めようと思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
お仕事も、新しくされようとしている方も、いらっしゃるかもしれません。

そんな、アナタ!!
私たちと一緒に、TOKYO FMでアナウンサーとして働いてみませんか?
TOKYO FMでは今、アナウンサーの経験者を大募集しているんです♪

私も、このTOKYO FMでアナウンサーとして勤務するようになってから、早12年。
ひとつとして同じ仕事がなく、ひとつとしてルーティーンにならない。
飽きっぽい私にはぴったりの仕事です。

それに、たくさんの人に会えるのも、大きな魅力。
今私が担当している『Hummingbird』は、毎日ゲストさんをお迎えする番組。
だから、普段だったら絶対に会えないような人たちに、毎日お会いできるのです♪
お話をたくさんうかがって、そこから思わぬご縁が生まれることもあります。
自分の世界が、毎日広がっていく実感が持てます。

そしてもうひとつ、TOKYO FMという会社にも魅力があります。(手前ミソですが。)
私が、青年海外協力隊に参加したい、と、普通の上司なら腰を抜かすような告白をしたときも、
我が社は「それなら、会社を辞めることはないから、休職していって来いっ」と、
太っ腹な提案をしてくれたのです。
そんな懐の深さと、仲間同士の仲の良さも、いいところ。
どうせ働くなら、素敵な仲間たちとわいわい楽しく働きたいですよね。

・・・・・・で、見て見て!!  ↓


こんな仲間が待っています♪アナタも、一員になってみませんか?
ご応募、お待ちしております!!

詳しい採用情報はこちら!  ↓
http://www.tfm.co.jp/an/index.html
投稿者: 高柳恭子
2008年01月07日

今年の運勢。

年が明けて3日。初詣でおみくじを引いた、なんて方もきっと多いでしょうね!
今年の運勢は、いかがでしたか?
普段気にしない方も、年の初めってなんとなく運試しをしてしまうものですよね。
そして、今年1年の運勢も気になるもの。
今日はそんな、私たちと日本の運勢を占ってくださる方をお招きしました!
万象算命学者でいらっしゃいます、伯耆弘徳(ほうきひろのり)さんです♪


(結婚に「うっすらとした可能性」しか出ていないことを知ったハチドリ高柳、泣きべそですぅ。)

万象算命学とは、古代東洋で生まれた宇宙観・自然哲学を元に、日本で集大成された学問で、
「算命学」と呼ばれるその理論体系と技術をベースに、その進化系として、
新しいタイプの人間学を目指すものを言います。
人の誕生日から、その運命や宿命を陰陽(おんみょう)と五行の10通りにわけ、占っていきます。

まずは、編集長の今年の運勢は?
「この人は、すごく情が深くて周りの人をひきつけてしまう吸引力があるんですね。
でも、今年はちょっと人間関係に注意が必要かもしれません。
今年は何かを始めるのにとてもいい年ですし、最終的には成功するんですが、
その途中でひょっとすると、人と揉め事が起きちゃうかもしれない、と出ていますねー。」

これには編集長、ガックリ。
「えーっ!俺、とにかく人間関係さえうまくいっていれば、後は何でもいいんですよーっ。
人ともめるなんて、イヤだなぁ・・・!」

ま、編集長、“最終的には成功する”と出ているわけですから、あんまり気にしない、気にしない。

そして、いよいよハチドリ高柳は・・・?
「あー、この人はとにかく、全てが外へ外へ向いてしまうたちの方なんですね。
だから、仕事はずーっとついて回ると思います。去年も仕事ばかりの年でしたね。
でも今年は、あまりにも仕事をやりすぎると、壊れてしまう、と出ています。
少しは息をぬいて、上手にサボルことも必要かもしれません。」

おっと。今の私の生活が、全て仕事中心に回っていることを、ど、どうしてご存知なんですか?
でも、サボっていいなんて、素敵な教え♪これから、たまにハミングに穴が開いちゃうかも・・・?

すると編集長が、いらん質問を。
「先生、高柳さんの結婚は?」

「えーーーっと、・・・・・・・・・んーっと・・・。この方はねぇ・・・・・・・・・・・。」

突然口ごもる伯耆さん。
えー、ちょっと勘弁してくださいよっ。ナンですか?何が出てるんですかっ??
編集長は大爆笑です。

「うーんと、チャンスがあると“すれば”、2009年と2010年ですね。
んーーーーーっと、まぁ、あると“すれば”ですけど・・・・。」

って、先生!
新春早々、のっけからショッキングな情報じゃないですか。。。
じゃ、そこで結婚するためには、どうしたらいいんですかっ??

ガルガル聞いたハチドリ高柳に、先生は控えめにひと言。
「うーん、待ってちゃダメですね。自分から行かないと。」

うーむ、なるほど。自分から、ね。ハチドリ高柳、にや〜り、です。
ひょっとしたら、もう出会っている人たちの中に、候補がいるかもしれませんもの。
これからは、その中から探す方向で、毎日を過ごしてみたいと思います♪


私の周りの独身男性の皆さま、ご注意あそばせ。

がるる♪
投稿者: 高柳恭子
2008年01月07日

エコな初笑い♪

新春、というと、普段あまり意識されない方も、なんとなく日本古来のものや和風のものに、
接する機会が多くなりますよね。
特に今年はカレンダーの並びもよかったし、お休みの間、日本の伝統芸能に親しんだ、
なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
能や狂言、歌舞伎などは、後世に残したい、大切な日本の文化ですよね。

そして、同じく日本の伝統芸能といえば、落語!
しかも、衣装や道具、音曲を極力使わず、身振りと語りのみで物語を進めていく、
独自の演芸である落語は、高度なワザを要する、これまた大切な日本の伝統芸能です。
今日は2008年の始まりにふさわしい、そんな芸能を披露してくださる方をお迎えしました。
落語家の、立川談春さんです!


(「今日は一門の集まりがあってねぇ・・・」と談春さん。きっとその席には、
立川家のあの方も、あの方も・・・!と、興奮してしまいました。豪華な席だったんでしょうねー♪)

談春さんと言えば、1984年に7代目立川談志師匠に入門、1997年に真打に昇進されました。
『立川談春 大独演会』では、チケットが発売直後にソールドアウトなど、異例の人気ぶり。
「今一番見るべき落語家」と、各界の評価が非常に高いことでも知られています。

そんな談春さんに、落語についてうかがうと、
「確かに、照明もいらないし音楽もいらないし、自分の身ぃひとつでやってく芸能ですから、
こりゃあエコかもしれないですねぇ。」と、お話口調がすでに落語!
舞台を見せていただいているようで、思わず聞きほれてしまいました。

そして、最近の落語人気について、どんな風に感じていらっしゃるのかもうかがいました。

「若い方はひょっとしたら、落語が“日本に脈々と受け継がれている伝統的な話芸である”、
ってことを知らずに楽しんでくれてるのかもしれないですね。
でも難しいのは、見に来てくれるお客さんは、“古きよき、普遍的な”落語を求めている方と、
“何でもいいからオモシロければいい”という方とが、交じり合っているってことなんです。
昔から落語のファンでいてくださっている方は、ちょっと新しいネタをやると、
“アイツはオモシロくなくなった”と感じてしまう。でも、むかーし昔のネタをやったりすると、
今の若い方には意味が通じなくて、笑ってもらえなかったりする。
その辺のアンバイが、とても難しいんですねぇ。」

あぁ、きっとそうでしょうねぇ。。。
最近、若い女性が大挙して落語を見に行く、なんてうわさも聞きますが、
そういう方に混じって、昔から落語のファンだった方もいらっしゃってるはずですもんね。
「お笑いを見に行く」感覚の若い方たちと、「伝統芸能を楽しむ」感覚の方たちとの間には、
笑いのツボに違いがあるのかもしれません。
ですから談春さんは、少しずつネタに新しいものを取り入れつつも、
昔からのスタイルをなるべく崩さないように努力されているのだそうです。

そう考えると、伝統を守るってとても大変なことですよね。
古いものを、ただそのまま守っているだけでは、人々に飽きられてしまうかもしれないけれど、
あまりにも変えてしまったら、伝統文化ではなくなってしまう。
こういった文化を守る方たちは、そのせめぎ合いの中でとても努力されていることを知りました。

年の初めにあたって、おせちを食べたり初詣に行ったりして、
「日本人であること」を実感されている方も多いはず。
でもその大事な文化を守るために、努力されている方がたくさんいらっしゃることも、
忘れずにいたいな、と感じた、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2008年01月01日

おせち!

今年のお正月は、久々に実家に帰りました。
近くに住んでいるのに、普段なかなか帰る時間が取れないので、
両親ともにそわそわと待っていてくれました。
同じように忙しく働いている兄も、珍しく時間を合わせて一緒に実家入りすることが出来て、
本当に久しぶりの、一家4人、全員集合です。

そして出してくれたのは・・・!

でたっ!おせちーーーーーーーーーっ!!
しかも、こんなに色んなモノが入ってて、お行儀悪く迷いバシ。
たらふくいただいてしまいました。
久々の、母のお雑煮もおいしかった♪

そして元日の夕方、ご覧になった方、いらっしゃいますか?
この素晴らしい夕日!


普段は見える富士山が、残念ながら雲の向こうに隠れてしまっていたのが残念でしたが、
こんなにキレイな夕日が見えたから、いっか♪

お正月、久しぶりに家族と過ごした、という方も多いのではないでしょうか。
活力をたっぷり蓄えて、新たな1年、がんばっていきましょうね!
投稿者: 高柳恭子
2008年、記念すべき元日にお迎えしたのは、なんと、
『IPCC=気候変動に関する政府間パネル』の、パチャウリ議長です!
先日来日されたときに、国連までインタビューにお邪魔してきました。


(パチャウリ議長にお目にかかれるとあって、ハチドリ高柳の緊張はマックス!
実は2〜3日前から、よく眠れずにいたのです。。。でも、お目にかかったパチャウリさんは、
優しくてとってもいい方♪「僕のことを、モンスターだとでも思っていたのかい?」ですって!)

IPCCというのは、英語で『Intergovernmental Panel on Climate Change』。
日本語では、『気候変動に関する政府間パネル』と訳されています。
2007年、『不都合な真実』で話題になったアル・ゴア氏とともに、
ノーベル平和賞を受賞したことでも、有名になりました。

このIPCCは、世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)との協力の元、
1988年に設立されました。
その任務は、「二酸化炭素などの温室効果ガス増加に伴う地球温暖化の、
科学的・技術的・社会的・経済的評価を行い、得られた知見を政策決定者始め、
広く一般に利用してもらうこと」。

・・・・・・・ちょっと難しいですよね。

ま、要するに、温暖化の問題を、
世界中の科学者や研究者などを集めて研究している機関です。
現在、130カ国以上、2500人あまりの研究者からなり、
ここの発表するデータが、今の世の中的な「温暖化とは?」「気候変動とは?」の、
元になっている、というわけ。

その機関の議長が、インドご出身のラジェンドラ・クマル・パチャウリ氏。
まずは、「今、地球ってどんなことになっちゃってるの?」とうかがってみました。

「人間社会は、産業化が始まった150年ほど前から発展してきましたが、
同時に、生態系や天然資源に多くのダメージを与えてしまいました。
その結果が、気候変動であり海面上昇なわけですが、不幸なことにこの気候変動の影響は、
貧しい国により大きく出てきてしまいます。
なぜなら、例えば国土の多くが海水面下にあるオランダは、壁や堤防を築いて、
潮の流れをせき止めることが出来ますが、バングラデシュやモルディブなどの貧しい国は、
海面上昇の影響を受けることがわかっていても、堤防を築くお金や資材がないのです。
そのような事実を、知ってほしいと思います。」

そうですよね。
私たちが不用意に排出する、温室効果ガスと呼ばれるCO2などのガスが、
結果的に気候変動や海面上昇を招き、その影響は、私たちではなく、
遠い南の島や、貧しい国の人々にダイレクトに働いてしまうのです。
ですから、私たち先進国の人間が、もっともっと気をつけなくてはいけないのです。

ではパチャウリ議長、この番組のリスナーのような若い人々に出来ることは、どんなことですか?

「まずは知ることですね。気候変動に関する知識を身につけたり、
なぜ気候変動が起きているのかを知ったりすれば、自然に、
その問題が自分たちの将来にいかに大きな影響を与えるか、理解できるようになると思います。
そしてそうなれば、今度は何かをしなくては、と思うようになります。
若者が重要なのは、大人にも影響を与えられるからです。
若者がアクションを起こしているのを見て、大人も「正しいことをしなくては」と思うようになる。
そんな、いい影響を与えられるような行動をとってほしいと思いますね。」

そう。若者に出来ることって、案外たくさんあるのです。
クルマにばかり乗るのではなく、たまには歩いてみたり、電車やバスに乗ってみたり。
シャワー中の水を止めたり、レジ袋を断ったり。
考えただけでも、たくさんあります。

今まで、「わかってはいるけど、なかなか実行に移せなかった」という方、
年も明けたし、ここがいいチャンス!
2008年は、「知識を実行に変える」年にしてみませんか?
そうすれば、地球の未来を、アナタが救えるかもしれませんよ!!
投稿者: 高柳恭子
あけまして、おめでとうございます!!
いやいや、あけちゃいましたね。あっという間に。


(コスラエの山の向こうに見える太陽です。朝日じゃないけど・・・キレイでしょ?)

去年2007年、私にとって一番大きな、そして嬉しかった出来事は、
堀内貴之さんがメインパーソナリティーをつとめる『Daily Planet』の中に、
『Hummingbird』のコーナーが出来て、毎日その生放送に携われたことです。
堀内さんや番組スタッフ、そして日替わりで遊びに来てくださるゲストの方々や、
毎日番組を聴いてくださっているリスナーの皆さんと出会えたことが、
本当に最高の出来事でした。
毎日、楽しくて楽しくて、あっという間に1年がたってしまいました。
周り中で様々に支えてくださったみなさま、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
本当にほんとうにありがとうございました!

明けて2008年、今年は、去年お世話になった方々に少しでも恩返しが出来るように、
どんなことにも一生懸命、心をこめて取り組んでいきたいと思います。
そして、ひとつひとつの出会いを大切に、毎日を丁寧に生きていきたいと思います。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたしますね!

それでは、アナタにも素晴らしい新年が訪れますように。

2008年 元旦 高柳恭子
投稿者: 高柳恭子