あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

2019.06.28

Botanist34 Special
「いいな!」と思ってやってみたボタニカルな行動 ベスト5

  • Botanist
今回は2019年1月から6月までの放送・記事で、あなたが「いいな!」と思ったベスト5と、「いいな!」と思ってやってみたことをご紹介します。

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誰でも素敵なボタニストになれる。あなたもボタニカルな行動、はじめてみませんか。


第1位 2019.03.22
Botanical Recipe37
野菜アートで作る春のお出かけ弁当

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お料理は、見た目や彩りもとても大切。華やかな彩りを添える野菜やフルーツの飾り切りは、一度、手順さえ覚えてしまえば思っていたより簡単にできます。ちょっとしたおもてなしの席やお弁当などに大活躍する飾り切りに、まずはチャレンジしてみませんか。今回ご紹介したのは、「梅にんじん」「きゅうりの花カップ」「ラディッシュのお花」「ハートのいちご」など。いつものフルーツや野菜が魅力的に変身します。行楽や学校、職場へのお弁当に、ボタニカルアートをあしらった一品はいかがでしょう。

あなたからのボタニカルメッセージ
職場に早めについたとき欠かさず聴いています。「野菜アートで作る春のお弁当」さっそくやってみました。普段あまりお料理をしない私(実母が同居のためいつも作ってもらっています)を心配して、夫(板前)がサポートに入って二人で作りました。ニンジンで作る梅のお花がとても綺麗で、お弁当の彩りを華やかにしてくれました。調理時間2時間弱とかかってしまいましたが、お弁当を持って近所の大きな公園へ。お天気もいい日でお弁当をパッと開けたらお花畑のようでとても美しかったです。これを機にちょくちょくお料理に励もうと思います


第2位 2019.05.24
Herbal Life37
バラの輝きを手作りポプリで楽しむ

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華やかに咲いたバラの花。生花で楽しむのも素敵ですが、ポプリにすることで、その姿と香りを長く楽しむことができます。ポプリにした後はお気に入りの容器に飾って、癒しのインテリアとしてはいかがでしょう。ガラスのお皿や陶器の鉢、そして、蓋のあるガラス容器などに入れて楽しみましょう。ナチュラルな雰囲気のお部屋を演出し、心も癒してくれるバラのポプリ。家族で過ごすリビングや、仕事場のデスクなど、ふとした時に目に入る場所におくのがおすすめです。

あなたからのボタニカルメッセージ
「バラの輝きを手作りポプリで楽しむ」を『いいな!』と思いやってみました。インテリアにもなりますし、お友達にプレゼントしたら、大変喜ばれました。いつも、心弾む、ステキな番組をありがとうございます。お暑い季節となりますが、スタッフの皆様、お身体にお気をつけて、これからも頑張ってください。応援しております。


第3位 2019.05.10
Botanical Goods29
茶畑から届く自然の恵み。日本茶の魅力再発見

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「夏も近づく八十八夜」と、童謡にも歌われた茶摘みの様子。「八十八夜」は立春から数えて88日目、ちょうど5月の始めにあたります。茶畑が輝くような緑に染まり、日本各地で美味しい茶葉の収穫が始まります。そんな自然の味や栄養が凝縮した日本茶。甘みとコクとほのかな渋みはもちろん、やさしい色合いを目でも味わってください。緑茶を焙煎したほうじ茶は、緑茶に含まれるカフェインのほとんどを取り除くことができるので、お休み前にもおすすめです。お茶の基本は「おもてなしの心」。美味しいお茶と出会ったら、次は是非、誰かと一緒に楽しんでみてください。

あなたからのボタニカルメッセージ
先月の放送を聞いておいしい日本茶が飲みたくなり、近くの商店街にある昔からのお茶屋さんに行ってみました。きちんとしたお茶屋さんでお茶を購入するのは初めてでした。店内に入ると様々なお茶のいい香りにつつまれて、試飲も勧められ、ついあれもこれもといろいろ購入してしまいました。10年ぶりくらいに抹茶も購入してみたので、昔取った杵柄ではないですが、中学生の時の茶道部の腕を活かして抹茶で優雅な和風ティータイムも楽しんでいます。


第4位 2019.05.31
Herbal Life38
お部屋で南国気分を楽しむ、トロピカルプランツの魅力

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すっきりしない梅雨の季節、お部屋で南国気分を味わえるトロピカルプランツを楽しんでみませんか。元気な姿が自然のエネルギーを届けてくれます。サボテンはアメリカ中南部、メキシコが原産で、筒状のふっくらとした茎など、その愛らしさに誰もがつい惹かれてしまいます。また、透明なガラス容器などで植物を育てるテラリウムでも、南国の植物を楽しめます。置き場所は、ここと決めたらできるだけ移動させずに育てるのがコツ。愛らしい姿を長く楽しんでください。

あなたからのボタニカルメッセージ
自宅でトロピカルプランツを育てるという記事に魅了され、私も部屋に植物を置くのが好きなのですが、サボテンに変えてみました。サボテンは悪い縁を切ってくれるという言い伝えもあるので出窓に飾ってみました。良い縁だけがやってくると良いなぁとワクワクしています。世話もたまーに少しだけ水をあげるだけでいいのでいいですね!この番組で学べたことで家の中の雰囲気が変わりました^_^


第5位 2019.01.25
Herbal Life33
冬のお部屋にかわいい緑のアクセント、エアプランツ

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土が不要なので場所を選ばす気軽に飾れる「エアプランツ」。形も可愛く、育てる喜びと、飾る楽しみの両方を満足させてくれます。土に植えなくても、木の皮の部分や岩などに根づいて育ちますので、ガラス容器の中に小さな玉砂利を敷いたり、木片や綺麗な石を置いて、お気に入りのエアプランツを飾りましょう。水やりも簡単で、1週間に1回ほど葉の部分に霧吹きで水を吹きかけてあげるだけ。少し振って余分な水分を落とし、元の場所に戻すだけで元気に育ちます。1年を通じて、気軽に緑を楽しめますので、ぜひお部屋に招いてください。

あなたからのボタニカルメッセージ
放送の後に早速お花屋さんで購入しました。色や形が豊富で楽しくなり1時間もかけて選ばせていただきました。趣味の園芸の初心者にはうれしい存在です。多肉も興味がありますが、しばらくはこれで癒されたいと思います。


皆さんのボタニカルな行動、いかがでしたか?たくさんのメッセージ、そして取材やインタビューにご協力いただいた多くのボタニストの皆さまありがとうございました。これから暑さも厳しくなりますが、植物の力で元気に楽しく、毎日を過ごしてくださいね。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。6月29日は、女優の西田尚美さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。

2018.12.28

Botanist33 Special
「いいな!」と思ってやってみたボタニカルな行動 ベスト5

  • Botanist
今回は2018年7月から12月までの放送・記事で、あなたが「いいな!」と思ったベスト5と、「いいな!」と思ってやってみたことをご紹介します。

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誰でも素敵なボタニストになれる。あなたもボタニカルな行動、はじめてみませんか。


第1位 2018.10.19
Botanical Recipe31
食卓を華やかに、カラフルパプリカスープ

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赤に黄色、オレンジと、食卓を華やかにしてくれるパプリカ。色の美しさだけでなく、栄養価が高いのも特徴です。火を通しても美味しいので、寒い季節には、温かいスープにしていただくのがおすすめです。特に赤パプリカは、体を温めるカプサイシンが豊富。赤パプリカをたっぷり使ったなめらかポタージュはいかがでしょう。また、黄色いパプリカはビタミンCが豊富。パプリカに含まれる栄養素は、熱に強く壊れにくいので、パプリカスープは女性にうれしい一品といえますね。

あなたからのボタニカルメッセージ
私がいいなと思ってやってみたのは『食卓を華やかに カラフルパプリカスープ』です。普段から赤や黄色のパプリカが好きでよく食べていましたが、サラダや炒めものが多く、スープに入れたことはありませんでした。朝ご飯がパンの時は野菜を簡単にたくさん取れるように、そして温かいスープで体温を上げて身体が目覚めるようにしているので、ぴったりのメニューでした。見た目もカラフルで元気が出るレシピ、定番になりつつあります。


第2位 2018.09.07
Herbal Life30
ミニサイズのグリーンで楽しむボタニカルインテリア

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可愛いいミニサイズのグリーンは、一つでもいくつか組み合わせて置いても楽しめます。みずみずしい葉物やユニークで可愛らしい形のものなど、種類も豊富ですので、気軽に飾ってみてはいかがでしょう。ミニグリーンはスペースをとりませんから、日当たりや風通しなど、お部屋の中に植物のために最適な環境を見つけて、その場所をグリーンコーナーにするのもおすすめです。元気に育つ植物たちの姿は、あなたにも元気を分けてくれるはず。お部屋の中の小さな植物園を楽しんでください。

あなたからのボタニカルメッセージ
ミニグリーンは、家に置いておくと見るたびに優しい気持ちになれますよ。毎日葉っぱの艶を見ながら、我が子に接するのと同じように愛情を込めて水やりをしています。ガジュマルは多幸の木とも呼ばれるなんて縁起がよいですね。今度から友達のお祝いのときなどにガジュマルの植木をプレゼントしたいです。


第3位 2018.09.28
Botanist30
自然の贈りもので作る四季の野草リース 辻典子さん

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『四季の野草リース』辻典子(世界文化社 刊)より 撮影:梶山正

子どもの頃から、野に咲く花や自然が大好きだった辻典子さん。生まれ育った京都・大原で、猫じゃらし、すすき、たんぽぽの綿毛など、野に咲く身近な花や植物でリースを作り、その美しさ、大切さを伝えています。どの作品も野山の景色をそのまま見せてくれるかのような、自然の趣きと季節感に溢れています。辻さんは毎日、大原の野山を散歩しながら「野草は足元の宝もの」という思いで、野草たちの姿を見守っているそうです。

あなたからのボタニカルメッセージ
私がいいなと思ってやってみたことは「野草のリース作り」です。辻典子さんのリース、ナチュラルで大好きです。わたしも庭いじりが大好きで、ナチュラルガーデンを目指しています。そこで、庭で育てたハーブ、ラグラス、パンパスグラス、そして散歩の途中で摘んできた野草をドライにしてリースを作ってみました。派手ではない、楚々としたリースが自分では気に入っています。もちろん辻さんの「四季の野草リース」も購入。時々ページをパラパラとめくり、癒されています。


第4位 2018.11.02
Herbal Life32
色と香りを楽しみたい、秋に咲くバラの魅力

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都内有数のバラ園として知られる「旧古河庭園」。その最大の魅力は、春と秋に美しく咲き誇るバラです。春と秋では、同じ品種のバラでもその花の色合いに違いが生まれます。朝晩の冷え込みが強くなる秋は、昼と夜との気温差により、花が本来持つ色がより鮮やかになり、香りもより強くなるのです。春はバラの咲く景色を、より色のキレイなバラが咲く秋は、花一輪一輪の色や香りをじっくり楽しむのがおすすめです。バラの花の色と香りに包まれて、優雅なひとときを過ごしてはいかがでしょう。

あなたからのボタニカルメッセージ
娘が旧古河庭園の近くで一人暮らしをすることになり、引越しを手伝った後に家族で行ってきました。近所にこんないいところがあるんだと娘も嬉しそうでした。最近も、娘の部屋に寄った後に紅葉を見に行ってきたところです。東京には緑が少ないとも言われていますが、そんなこと全然ないです。街路樹のイチョウの落ち葉が舞うのを見ながら晩秋を楽しんでいます。ちょっとしたパリの気分です。


第5位 2018.08.24
Botanist29
多肉植物に魅せられて TOKIIRO近藤義展さん

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多肉植物に愛情を注ぎ、さまざまなアレンジを提案するTOKIIROの近藤義展さん。多肉植物のリースやミニチュアガーデンなどの創作を通じて、その魅力を世界に発信しています。多肉植物の魅力は、力強い生命力と、ぷっくりと肉厚で愛らしい独特の形。季節を通してあまり変化がないように見えますが、季節によって色を変えていくという意外な特徴も持っています。「人類が誕生する何億年も前に生まれ、地球を豊かな星にしてくれた植物は、僕たちの未来や地球について考えることの大切さを伝えてくれています」と近藤さんはおっしゃいます。

あなたからのボタニカルメッセージ
以前から気になっていた多肉植物。記事でご紹介いただいたのも何かの縁と思い、一鉢購入しました。ピンクが可愛くて、紅葉するというところも気になったので「デビー」という品種にしました。最近寒くなり心なしかピンクが濃くなったような気がしています。ちょっともの静かなルームメートができた気分で毎日気にかけています。

皆さんのボタニカルな行動、いかがでしたか? たくさんのメッセージ、そして取材やインタビューにご協力いただいた多くのボタニストの皆さまありがとうございました。寒さも厳しいこの頃ですが、植物の力で元気に楽しく、毎日を過ごしてくださいね。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。12月29日は、小説家の江國香織さんと井上荒野さんのお二人を迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。

2018.11.23

Botanist32
京都・大原に住むベニシアさんのハーブのある暮らし

  • Botanist
京都・大原の築100年の古民家に住む、ハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさん。四季を通じて約200種類のハーブを庭で育て、植物とともに里山暮らしをされています。

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ミモザ咲く春の古民家


今月のボタニストは、母国イギリスと日本、それぞれの自然とボタニカルな文化を愛する、ベニシアさんのライフスタイルをご紹介します。


植物がくれた宝もの
11月、秋が一段と深まった京都・大原。ベニシアさんの自宅のハーブガーデンでは、ミントの葉が青々と茂り、ローズマリーが花を咲かせています。ベニシアさんにとってハーブは、ガーデニングの楽しみであるとともに、毎日の生活に欠かすことのできない必需品。イギリス出身のベニシアさんは、大原の自然と伝統的な日本家屋に憧れ、1996年に古民家に移り住み、里山の暮らしを始めました。忙しさから体調を崩し、不眠症に悩まされていたときに思い出したのが、母国イギリスで幼い頃から効用を学んだハーブの存在。故郷イギリスから体に良いとされるハーブの種を取り寄せたり、ご近所の人たちに日本の薬草や山野草を教えていただいたりしているうちに、ベニシアさんにとってハーブは、自身の心と体、生活を支える存在となっていったのです。

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春の庭でハーブを摘むベニシアさん


たとえば、春。春の七草のはこべとパセリ、サーモンを使ってディップをつくります。ビタミンとミネラルが豊富で、子供たちも喜んで生野菜を食べてくれます。

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はこべとパセリとサーモンのディップ


ミントゼラニウムと花を飾ったチョコレートケーキは、まるでフラワーガーデンのよう。紅茶との相性も抜群です。

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ミントゼラニウム・チョコレートケーキ


大原名物の柴漬けにも使われるしそは、平安時代からこの地で栽培されており、夏には大原の景色が赤しその色に染まるほど。赤しそと青しそで作ったまろやかな香りとさっぱりした酸味のジュースは、見た目も美しく、飲むと心と体がすっと落ち着くそうです。

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赤しそと青しそで作るしそジュース


そして、バラの花びらで作るイギリスの伝統的な発酵ポプリ。ダイニングルームやキッチンの床に置いて、香りを楽しみます。

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バラの花びらのポプリ


植物に触れ、植物を摂ることで得られる毎日の充実感は、ベニシアさんの宝ものとなっています。



ベニシアさんの庭に込めた思い
ベニシアさんは1950年、イギリス、ケドルストンホールの伝統ある貴族の家に生まれました。ただ、貴族の暮らしや慣習に馴染むことができず、瞑想を学ぶ中で東洋の思想に魅せられ、19歳のころインドを旅します。そして、たまたま出会った日本の音楽に惹かれ、71年に来日。日本の里山の自然や風土に魅せられ、京都・大原での古民家暮らしを始めました。ベニシアさんがハーブを育てるようになったのは、かつて暮らしたイギリスの屋敷の庭で遊んだ記憶や、庭で収穫したハーブや花のある暮らしが忘れられなかったからでもあります。イギリス式の庭に丁寧に植えられたかわいい花や野菜やハーブ。大原のベニシアさんの家の庭は、幼い頃、ベニシアさんが心から望んだ家族の温もりを感じる場でもあるのです。

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お気に入りの場所で本を読むベニシアさん


ベニシアさんは、ハーブを植えた庭に面した縁側で、季節ごとに表情を変える庭を眺めながら過ごします。そんな時に思い出すのは、幼い頃に暮らした故郷イギリスの野山の風景。大原の景色や庭のハーブを通して、自分が故郷イギリスの自然や家族ともつながっていることを感じることができるとおっしゃいます。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。11月24日は、作家、エッセイストの下重暁子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


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ベニシア・スタンリー・スミス(Venetia Stanley-Smith)
ハーブ研究家。1950年、貴族の館で知られるイギリス・ケドルストンホール生まれ。京都大原の古民家に暮らし、78年から英会話学校をはじめ、「ベニシア・インターナショナル」を設立。その後、ハーブガーデンを作り始め、手作りの暮らしを実践。ハーブやガーデニングに関する記事を雑誌や新聞に執筆し注目を集める。著作は、『ベニシアのハーブ便り〜京都大原の古民家暮らし』(世界文化社)など。


全写真:『ベニシアのハーブ便り〜京都大原の古民家暮らし』(世界文化社)より 撮影:梶山正

2018.10.26

Botanist31
染織家・志村ふくみさん 未来に伝える自然の色と輝き

  • Botanist
染織家である志村ふくみさんの独特の色彩は「志村の色」と呼ばれています。それは自然を敬い、自然の声を聞き、自然から謙虚に学ぶ姿勢を大切にする姿勢から生み出されたものです。

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©Hiroshi Iwasaki

今回のボタニストは人間国宝の染織家・志村ふくみさんと「志村の色」の魅力、植物から生み出だされた色彩の世界をご紹介します。


自然の美を見つける、志村の色とは
志村ふくみさんは民藝運動を先導した柳宗悦らの影響を受け、自然の素材や日常使いにこだわる創作方針に従い染織の道を志しました。そして、母親の指導のもと植物染料と紬糸による織物を始めます。染色の世界に化学染料が大きく普及し始めていた時代でしたが、志村さんは化学染料にはない植物の色の美しさと深みに魅せられてゆきます。草木染めは平安時代から受け継がれ、植物の色にはその植物の生きて来た歴史やその土地の自然が反映されているとおっしゃいます。季節の変化によっても微妙な色の違いが生まれ、同じものは二度とできない、まさに一期一会の色。その出会いを大切にして、命の色を糸に残すことが志村さんがこだわった染めの原点でした。

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紅花


古来から染めに使われる代表的な植物は、赤は「茜」「紅花」「蘇芳(すおう)」、黄色は「くちなし」「刈安(かりやす)」、青は「タデ藍」。そして、志村さんが独自に使う意外な染めの材料が桜の木の皮です。それはピンクの桜色を出すために使われますが、桜の花の開花直前の木の皮を使うと、もっとも鮮やかに糸を染め上げることができるそうです。ここにも、志村さんがこだわる染めの技を見ることができます。



織り上げられた、自然の色彩世界
志村さんは、自ら植物で染め上げた糸を使い、立体的な質感のある生地を織り上げ、自然の色を凝縮させた着物に仕立ててゆきます。日本の伝統、文化を継承しつつ、自然を敬い、自然から学ぶ姿勢にこだわった志村さんのものづくり。その精神や色彩感覚を学び、未来に向けて発信する場として、2013年には芸術学校「アルスシムラ」を、娘・洋子さん、孫・昌司さんとともに開校されました。そこでは染色や織りを実際に学び、植物の色との出会いを五感で体験することができます。植物に触れたり糸に触れることで、自然を身近に感じる場であるとともに、植物の色や命を引き出すのは、技術だけではなく、心の状態であることを学ぶ場でもあります。

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©Alessandra Maria Bonanotte


染める人の心の状態は必ず色になって現れ、自分の内面を見つめることで、最高の色と美しさが引き出される。これも志村さんが大切にしている染めの原点です。植物の成り立ちや歴史、生えていた場所、育てた人の思い。志村ふくみさんが染め上げた糸や織物には、志村さん自身の心のあり方と生き様も込められているのです。

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null秋霞


人間も植物も自然に育てられたもの。人間と植物は同じ根っこでつながっているからこそ、人間の文化の営みの原点のひとつが、植物染めといえるのかもしれません。


TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。10月27日は、歌手の野宮真貴さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


志村ふくみ
滋賀県生まれ。染織家、随筆家。31歳のとき母・小野豊の指導で植物染料と紬糸による織物を始める。重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、第30回京都賞(思想・芸術部門)受賞、文化勲章受章。京都市名誉市民。著書に『一色一生』(大佛次郎賞)、『語りかける花』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『ちよう、はたり』など多数。作品集に『織と文』、『篝火』、『つむぎおり』など。2013年に芸術学校アルスシムラを娘・洋子、孫・昌司とともに開校。11月18日には国立能楽堂で志村ふくみさんが衣装を手がけた、「新作能 沖宮」が開催。
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