木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2026年02月22日Flow 第三百九十五回目

今週はみなさんから頂いたメッセージを元にトークしていきます!
最後までお付き合いよろしくお願いします。


【静岡県 さとみ 54歳 女性】
キャプテンこんにちは!いつも楽しく拝聴しております。
Netflixで『教場Reunion』を何度も何度も何度も観ました。
最初から最後までハラハラドキドキが止まりませんでした。
風間教官の生徒を思う気持ち、その厳しさの裏にある深い愛情が胸に迫ります。
一人ひとりの成長や葛藤を見つめながら、教場という特別な空間に再び引き込まれました。
ラスト…えーっ!!て声出てしまいました。
ちょっとちょっと!劇場版待ち遠し過ぎます。
そして予告編『Requiem』では、さらに重厚な空気と新たな展開を感じました。
風間教官の静かな眼差しの奥に、どんな真実と想いがあるのか――。
ReunionからRequiemへ、物語の続きを見届けたくなりました。


木村:ありがとうございます。作った側としては、「お客様のこういう感想が聞きたくて作ってたんだ、俺たち」っていう感想をまさに頂けたので、嬉しいしありがたいですね。

そしてもう1通!

【栃木県 ともかしちゃん 17歳 女性】
拓哉キャプテンこんにちは!!!!
教場が1月17日から地上波再放送があって嬉しいです。
私は中学受験をしたため、2020年度は録画するのを忘れるほど忙しくて、教場を見れていなかったので楽しみにしています。
今年は高校3年生になり、大学受験をするので、またTVとはちょっとお別れしなければなりません。
教場の再放送見て、内容を理解してからNetflix契約してreunionみて、映画館にいってrequiemをみて、目いっぱい拓哉キャプテンを見るのを楽しんで、また一年後にたくさん拓哉キャプテンのドラマや映画をみて楽しめるように受験がんばります!


木村:あーそっか。たまたま、ともかしちゃんにとってはそのタイミングだったんですね。俺もタイミング悪いな…。
でも、ともかしちゃんの今後を決める、進路を決める大事なタイミングだと思うので、是非悔いのないように、全力を出し切れるように過ごしてほしいし。僕のやらせて頂いた作品っていうのはいつでも見れるので、ともかしちゃんが今やらなきゃいけないことを全力でやってもらって、その後の余暇で、是非僕の作品を楽しんでいただければなと思います。

続いてのメッセージはコチラ!

【愛知県 ひな 11歳 女性】
はじめまして! 11歳、ひな と申し上げます。
いつもラジオをめっちゃ楽しみに拝聴しております。
私は4月から中学1年生になります。
でも、やばいくらい緊張しやすい性格で、「新しいお友達できるのかな?」と考えると緊張がドックンドックンしたり、不安な気持ちでいっぱいです。
木村さんは初めて行く場所や、初対面の方とお話をする時は緊張、ドックンドックンしますか?
あと、どうしたら緊張しませんか?
アドバイス、よろしくお願いいたします!


木村:ひなちゃんは、緊張がドックンドックンするんです。でも、皆すると思います。めちゃくちゃ明確ですね。
あとね、ひなちゃん。メールには「不安な気持ちでいっぱい」って書いてあるんだけど、ドックンドックンするぐらい、ひなちゃんが今楽しみになってると思うんだよね。きっとそれぐらい、その「新しい友達ができるのかな?」っていうのがひなちゃんの中に間違いなくあるから、ドックンドックンすると思うんですよ。
だから、今回メールで僕に送ってくれた中には「不安な気持ち」っていうふうにしか書いてないと思うんですけど、そのワクワクと楽しみな気持ちをちゃんと探し出してほしいな、とも思うし。
不安もあっていいと思うんですよ、僕。だから“ワクワク”と“楽しみ”と“不安”っていうのをしっかり整理整頓して、ひなちゃんの引き出しの中に収めといた方がいいのかな。というのが、まず1つ目。

あと、初対面の方、初めて行く場所、俺もドックンドックンします。ドックンドックンするけど、初めて行く場所に不安はないかな? 楽しみでしかない。
あと、初めて行く場所で大事なのは、“匂い”だよね。それを自分がどう感じ取れるか、っていうのが(大事)。
どの国に行ってもそうだけど、飛行機の扉をキャビンアテンダントの人が開けてくれた瞬間の、あの自分が嗅ぎ分けられるあの感覚。それを“いい匂い”と捉えるのか、“嫌な匂い”と捉えるのか。その最初の第一歩で、過ごす時間が変わってくるかな、とも思うんですよ。
もし、「わ、嫌な匂いだな」って感じてしまった場合、もうその後の時間で「ここも悪くないな」って思える要素をいくつ拾えるか、だと思うし。「ああ、いい匂い」って思ったら、それはもう手放しに楽しめると思うんですけど、「何か嫌な匂いするな」って思っちゃった時って大変じゃん。
でも、素敵な部分はゼロではないと思うんですよ。だからそれはどこに落ちてんのかな、っていう宝探し的な楽しみ方をするしかないのかな、と思うんですけど。

あと、その初対面の方ね。初対面の人は、どんな人なんだろうね、っていうのは確かにありますけど。僕は、いつも楽しみにはしてます。
だから、結構ドックンドックンは多いかもね。結構してますよ。
僕は、“緊張”っていうものを嫌なものとして…苦手な野菜みたいな感じで捉えると、どうしても嫌なものにしか(感じられなくなる)。食感も嫌だし、色も嫌だし、匂いも嫌だって、全部嫌になっちゃうから、そうではなく、要はひなちゃんの中で、すごく貴重なものとして考えてもらえたらいいかな。僕はそうしてるので。
そうすると、緊張をしてきた時に「来た来た!」っていう、緊張してる自分が、取り組んでいることに対していかに真剣に向き合ってるか、ちゃんと全力で向き合えてるのか、っていうバロメーターに変化させられると思うんで。

まあでも、中学校生活、ドックンドックンいっぱいして欲しいと思います。どんな友達ができたか。どんな友達と出会えたか。っていうものを、ひなちゃん、また教えてください。待ってます。

続いてのメッセージはコチラ!

【愛知県 ゆうの羅針盤 50歳 女性】
拓哉キャプテン、こんにちは!
情報や便利なものがあふれている今でも私がラジオが好きなのは、まるで会話しているみたいな気持ちになれるからです。
「これ、私に言ってる?」と錯覚したり、遠い存在のはずのキャプテンが、ふっと身近に感じられるところが好きなんです。
姿が見えない分、今日は元気そうだな!とか、ちょっと鼻声だけど風邪かな?とか、声のトーンや話し方から、いろんなことを想像しています。
実は私は声フェチなので、声そのものが主役になるラジオは、私にとって特別です。
だから1月みたいに「リスナーのメッセージをできる限り読む回」があると本当に嬉しくなります。
ワッツの頃、ずっと気になっていたデビューイベントの話を読んでもらって、当時の疑問の答え合わせができたことも、今でも心に残っています。
これからも、キャプテンとクルーの距離感を感じられる時間を楽しみにしています。
そして今年も、また一緒に騒げる時間が来るのをめちゃくちゃ楽しみにしています♪
これからも、ずっとずっと応援しています!!


木村:ありがとうございます。騒げる時間を作ろうかな、と思ってます。まだ言えないんですけど、作りまーす(笑)。
いや、まだ、「いつどこどこで」とか言えないですよ。知らないだけです。なんだけど、騒ごうかな、とは思ってるんで。
こうやってゆうの羅針盤みたいに、「これ、私に言ってんの?」って皆思ってくれてるかもしれないわけじゃないすか。だからゆうの羅針盤に言ってるんです(笑)。個人的に。「俺、最近こういうのやってんだ」っていう。で、「騒ごうと思ってんだ」っていうことを、ゆうの羅針盤に今言ってるんですよ。それが、たまたま全国38局ネットだっていうだけですね。

本当にこういうラジオという場所にお邪魔させて頂いて、30年ぐらいやらしてもらってるんですけど、やっぱりやっといて良かったですね。本当に。
嘘っていうのはここの場ではないので、それがやっぱり一番嬉しいかな。自分の声で、自分の想い、自分の気持ち、っていうものを皆さんに聞いてもらえるっていうのは、とても豊かなことだと思うし。
こうやってみんなからのリアクションが返ってくるから、キャッチボールができるわけで。壁当てをしてるつもりは一切ないので、あくまでもキャッチボールです。今後もよろしくお願いします(笑)。

続いてのメッセージはコチラ!

【大阪府 スターファルコン 34歳 男性】
木村さん、こんにちは。突然ですが、是非話を聞いて頂きたくメールしました。
わたくし事ですが、先日90代の祖父が亡くなりました。
身近な人が亡くなった事はありますが、この年になって経験すると死生観が変わり、家族や友人等と過ごす、今この時間に価値があると改めて思いました。
因みに祖父は年のわりに服装や趣味もオシャレな人で、「キムタクのドラマが好きや!」と言っており、家に行くと木村さんのドラマを観ていました。
特に「エンジン」がお気に入りで、祖父の写真を見ると、主題歌だったジミー・クリフの 「I Can See Clearly Now」が頭の中で流れてきます。


木村:スターファルコンのおじいちゃん、ご冥福を心よりお祈りいたします。
「エンジン」っていう作品のそのチョイスの仕方も、かなり「じいちゃん、そこっすか」っていう、また僕もツボっちゃうんですけど。
いやでも、こうやって言ってくれるっていうのは本当に嬉しいですね。このスターファルコンの捉え方って言うか、「今この時間に価値がある」って思えた、そういうことに気づかせてくれたじいちゃんでもあったのかな、とも思うし。
また、そういうことが、タスキを繋いでいくが如く、スターファルコンもきっと、 今、じいちゃんから渡されたタスキを誰かに渡すんだろうな、とも思うし。

俺は作り続けるしかないですね。また誰かが「結構、俺あいつのドラマとか好きなんだよね」とか言ってもらえたらいいかな、と思うし、そういうものを作らなきゃいけないな、と思っております。

[OA曲]
M.I Can See Clearly Now/Jimmy Cliff

2026年02月15日Flow 第三百九十四回目「拓哉キャプテン × SUPER EIGHT大倉忠義」Part3

今月のマンスリーゲスト、SUPER EIGHTの大倉忠義さんとのトークも今週が最後!
そして、大倉忠義さんにとっての「人生の1曲」も伺います!


木村:今月、自身初となる著書『アイドル経営者』っていう本を、講談社さんの方から発売。

大倉:はい、ありがとうございます。

木村:これ書かれてるの面白いんですけど、「デビュー曲の選び方」、「昭和・平成の価値観との向き合い方」、…これ一番怖いっすね、「アイドルの賞味期限」。
これは色んな視点が表記されてるらしいんですけど。“45のルール”があるんですか?

大倉:ジャンル分けするとそれぐらいになりました。

木村:うわ、怖いっすね~。

大倉:(笑)。でも、自分が偉そうに語るというよりも、ジュニアの子とお仕事をする中で向き合い方について考えた時に、やっぱり人間関係だったりコミュニケーションだな、っていうのが一番思うところでして。
その話をしている時に、「これは、僕と同世代の、違うジャンルのお仕事をされてる方にも響くんじゃないですかね?」っていうことを仰って頂いて、本を出すことに行き着きました。

木村:才能の原石を感じ取ることってできます?

大倉:正直、才能の原石とかは分かんないですけど。
オーディションを2回ぐらいさせてもらったんですね。そこで面白かったのは、10人ぐらいのスタッフ皆で子供を見るわけなんですけども、何か気になる子とか、目に留まる子っていうのは大体一緒だったりするんですよ。なので、自分の主観だけで選んでるんじゃないかって思われがちなんですけども、皆で原石を見つけてるようなイメージではあります。

木村:そういう子達って、色とか若干出てる?

大倉:僕は出てる気がします。でも、この自分の例えが合ってるか分かんないんですけど、学校にいても、追っかけちゃう人とか目に留まる子とかっていたじゃないですか。それが好きな子とは別に、魅力的な子なのかもしれないですけども。そういう子たちは、そんなイメージで存在している気がします。

木村:今日、一緒にお話するんだったらこういうお話ができたらいいな、って勝手に思ってたのが、「アイドル」っていう4文字が、自分の中で未だに着地してなくて。

大倉:木村さんがですか?

木村:いや、全然着地してないよ。メディアとかテレビの中で、「アイドル」っていうワードがポンって出てきた時に、「あれ?」って、「え? こういうことだっけ?」っていうふうにまだ思ってる自分がどっかにいたりして。その話もできたらいいな、と思ってたんで。どう思います?

大倉:「アイドル」ですか? 正直、僕もピンとは来てないです。

木村:でも、すごい抽象的なワードなんだけど、そこを今皆胸張って言ってる方たちもいるし。1つの指針として、目指す方向として、「アイドル」っていう言葉もあったりもするし。はっきりパキンとしたものはないんだけど、「こういうものです」、「こういう重さです」、「こんな色してます」っていう展示物ではないし、形の決まったものでもないし。
だから、「どういうものなんだろう?」、そして「自分から言うことなのか?」っていう…。

大倉:そうですよね(笑)。

木村:要は、そういう活動、そういう表現をしてる人達に対して、周りの方が「ハッ」って思ってくれる、その相手が、初めてその「アイドル」っていうものなんじゃないだろうか、って、勝手に自分の中でイメージしてて。それってどうなんだろう?

大倉:自分のイメージは、憧れている先輩の姿が未だにありまして、「その先輩のようになりたい」で今まで30年近くやってきたと思うんですよ。未だになれてないと思っているその先輩の姿が「アイドル」、っていうところで、自分はそこを目指してるっていうイメージなので。
なので、「アイドル」と言われてもピンとこないですし、違う映画の番宣してる時に、「役者、大倉」って言われてもピンとこないですし。何なんだろう?っていうのがずっとあります。

木村:何だろうね?

大倉:その姿は、僕がお客さんなのかもしれないです。そのアイドルと思ってる先輩は。
なので、僕からしたら先輩は「アイドル」ですけど、その先輩方は自分のことを「アイドル」って言うのに違和感を持たれてるのかもしれないですし。

木村:どうなんだろう? でもそれも、きっと思い方は個人個人あるんだろうな。
でも、逆に本のタイトルを今さっき目にした時にも、逆に、経営者はこのワードをどう思ってんのかな? どう考えてんのかな? どう捉えてるのかな?っていうのは、ちょっと思ってたんですよね。

大倉:自分が「アイドル」と呼ばれていることだったり、読んで頂いていることっていうのにすごく誇りを持っておりまして、どうしてもタイトルにこのワードは入れたかった、っていうのはあるんですよ。
40歳なので、自分で「アイドル」って言っていいものなのか、っていうところも色々出てくるところもあるんですけども、そう思ってくれているお客様がいるので、ここは言わせて頂こうかな、っていう。

木村:そうなんですよ。言ってくれる人がいる限り、そうなんですよね。そこなんですよ、マジで。めちゃくちゃでかいのは。

大倉:僕から見て、木村さんは「アイドル」です。

木村:俺? 俺はいい加減違うんじゃないですか?

大倉:いやいやいや、もう永遠にアイドルです。

木村:いやいやいやいや。

大倉:もう僕は、SMAPさん、木村さんのステージだったりDVD作品を観たり、っていうところで、「自分もこうなりたい」っていう始まりではあったので。もうずっと変わらないっすね。その姿も目に焼き付いてますし。

木村:嬉しさもあるけど、照れくささもあるがゆえの…。実際にお互いやってる立場だから。
僕はむしろ、その部分を一緒にさせてもらう時、もちろん今もそうなんですけど、そう思ってくれてるところっていうのは、とりあえず「うん。ありがとう」っていう感じで、全部横にずらす感じです。
今は必要ないじゃんっていう感じで作業はするんじゃないかな、っていうふうに思いますけどね。

大倉:でも、自分はずっとそうですね。同じ会社じゃなくなった先輩方もそうですけども、僕の記憶の中にある先輩方はもうアイドルの姿だったので、そこはもうずっと思ってますね。

木村:まぁでもその“人の思い”っていうものは、質量もないし、決まった形もないですけど、その気持ちがある以上は、きっとその関係性っていうのは実在してるんだと思うし。“思い”ってありがたいな。本当にすごいな。
それが今に至る、と。

大倉:そうですね。

木村:今月はマンスリーゲストにSUPER EIGHTの大倉忠義をお迎えしてお送りしてきました。『アイドル経営者』という本が講談社の方から発売中ということで。

大倉:お願いいたします。

木村:実際に、エンターテイナーでもある大倉だったり、プロデューサーとしての忠義だったり、っていう2つの視点を持つ本人が実践している“45のルール”。これちょっと俺も45、確認してみますね。俺、どれぐらい違反してんだろう?

大倉:いやいや、違反してないです、全く(笑)。

木村:どうする? 俺2つぐらいしかハマってなかったら。残り43がアウトです、ってなったら。

大倉:やばいっすね~。

木村:でも、このルール、逆に出役の人間は見る価値あるんじゃないですか?

大倉:是非お願いします。ありがとうございます。

木村:チェックしたいと思います。
今後、指針、目標、夢、やりたいことって、何か、SUPER EIGHTのメンバーでもあるだろうし、そういう1つの会社としてのやりたいことがあると思いますけど、それってやっぱり各々違います?

大倉:全体的に、ざっくり全部一緒かも知れないです。なんですけど、それぞれで目の前にある何かのノルマや目標みたいなのを達成するのは当たり前なんですけども、「長期に渡って何か夢を持つ」っていうところが、自分のグループの活動も、今までもう転がり続けて来たので何が起こるか分からない、っていうのと、ここ数年のコロナだったりとかでどうなるか分からないっていうところがあって。

木村:確かに。

大倉:今の自分の人生は小さい時に思ってたような自分ではなくて、こんなことしてるとは思ってなかったんですけど、自分の“楽しい”を追求してきたらこうなったので、何か決めるよりも、そういう生き方をしたいなと思ってます。

木村:そこは、すごく僕もアグリーな感じですね。
この番組は、毎回ゲストの方に「人生の1曲」っていうのを伺ってるんですけど、大倉忠義にとっての「人生の1曲」、伺ってもいいですか?

大倉:フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」です。

木村:まさかの。それは何故?

大倉:「人生の1曲」ってあんまり考えたことなかったんですけど、まず、シナトラが好きなんですね。声とか渋さとかもそうですけど。
その中から、この「マイ・ウェイ」が、「自分の人生のカーテンが降りる時だけど、今まで自分はずっと自分なりにやり続けられた」っていうことをずっと歌ってるんです。自分もそうありたいな、っていうのすごい思いまして。
自分が進む道について、人から「何でそっち行ってんの?」って言われることもありますし、「でも、自分は今これがしたいんだ」、「楽しいんだ」っていうのを正解にしていかなくちゃいけないな、って日々思ってるんですけど、そういう時に、やっぱりこう言えたらカッコイイな、っていうのがあります。

木村:へ~。でも、「言えたらかっこいいな」って思えてるんだったら、きっとそうしていくんだろうな。

大倉:そうしたいです。

[OA曲]
M.MY WAY/FRANK SINATRA

2026年02月08日Flow 第三百九十三回目「拓哉キャプテン × SUPER EIGHT大倉忠義」Part2

今月のマンスリーゲストは、SUPER EIGHTの大倉忠義さん!
今週もどんなトークになるのか? お楽しみに!


木村:言い方がすごいたやすいんだけど、ちゃんとした大人になっている大倉忠義っていうのは、元々どんなちびっ子だったんですか?

大倉:元々は、もう普通の子でした。

木村:普通の子って。

大倉:地元は大阪なんですけど、地元で普通の公立の学校に行き…。

木村:で、何になりたかった、とかはないんですか?

大倉:いや本当に、お金持ちになりたいから「(将来の夢は)野球選手」って書いてたような、でも野球やってなかったような…。

木村:え、やってなかったんだ。

大倉:やってなかったんです(笑)。でも「野球選手」って書いてるような、お調子者な子供でした。

木村:でも、小6の時なんですか? オーディションに合格して。

大倉:そうです。

木村:それは自分で?

大倉:自分でした。でもきっかけは、大阪の親戚のおばちゃんとかの人たちから、「あんたかわいいから行けるで」って言われたところから始まりまして。本気にしてしまった、当時小学校4年生ぐらいの時に、ファミリークラブの住所を調べてもらって送った、って感じです。

木村:へえ~、そうなんだ。でも、ここにスタッフからの情報があるんですけど、これ本当? 「新聞配達をしながら学校やレッスンに通ってた」って書いてあるけど。

大倉:してました。そうですね事務所のレッスンも正直なかったんですけども。
関西ジュニアの仕事がその当時全然なくて。先輩が大阪公演でツアーでいらっしゃる時にバックのために呼ばれる、っていうタイミングだったので、大体夏と冬しか仕事がなかったんですね。

木村:仕事って言うか…そうだよね。「本当にいるの?」っていうことだ。

大倉:そうです、そうです。っていう状況が続いてるので、やっぱりお金もないですし…。

木村:そうなんだ。これ俺が言っていいことなのかどうかわかんないけど、その頃、ちゃんとした契約を結んでるわけでもないじゃん。

大倉:その当時はなかったですね。

木村:自分もなかったし。今考えるとすごい不思議っすよね。

大倉:そうですね。よくやってたなと思います。

木村:よくやってたなって、多分お互いがお互いのことを思うと思うんだけど。自分もそうでしたね。

大倉:そうなんですね。グループ組まれたのは、何年目ぐらいなんですか?

木村:え、何年目だ? 急に、当時存在していた雑誌の「POTATO」さんの撮影があるから、何月何日何時にどこどこに来てくれって言われて、「なんすか、それ?」っていう感じで一応行って。そしたらババババッて並んで撮られた写真が、「はい、『スケートボーイズ』です」って(紹介されて)、「それ何ですか?」っていう。

大倉:最初、そうなんですね(笑)。

木村:知ってる、なんかテレビで見たことある人たちが大人数でローラースケートに乗ってたりとかしてて。「スケートボーイズ」って言われて、「いや、ボーイズって言われても、俺スケボーをやったことないですけど」。

大倉:えー、すご! 木村さんもご自身で(オーディションの応募を)送られたわけじゃなかったんですか?

木村:僕は、親戚が勝手に。

大倉:そうなんですね。そこのモチベーションみたいなのも…。

木村:ゼロです。

大倉:ゼロですよね(笑)。

木村:六本木3番出口から降りて、テレビ朝日のリハーサル室に歩いていったら、本当に「えっ、うわ、びっくりした!」っていう感じで女の子から「受け取ってください」って言われて。今も、色も全部覚えてる。セサミストリートのクッキーモンスターだっけ? それが描かれた缶に入ったクッキーと、手紙を頂いて。「まだ名前も知らないあなたへ」って書いてあって。「これから応援させてください」って言って、クッキーを貰ったんですよ。

大倉:すご!

木村:それで、なんかすごいことやってんな、って、なんか変なスイッチが入って。だって名前も知らない子が「応援させてください」っておかしいだろ、って思って。

大倉:えー、おもしろ!

木村:それで、ジュニアっていうところで、それこそ本当にできる人たち、回れる人たちがどんどん鏡に近いところへ行き…、みたいな時間は過ごしました。

大倉:へ~。これ、未だに僕は「合格」と言われてないんですけど。オーディションをするじゃないですか。誰からも「合格」とは言われてないんです。

木村:僕も言われてない。

大倉:言われてないですよね。今まで続いてる、って感じなんです。

木村:…僕もそうだ。

大倉:(笑)。特殊すぎますよね(笑)。

木村:僕らは2人とも「合格」とは言われてないです(笑)。

大倉:合格ではないんだろうな、と思いながらずっと過ごしてきました。

木村:で、その当時の忠義を、新聞配達まで行かせるその熱量。それは何だったんですか?

大倉:魅力があったんですね、先輩方に。こうなりたい、っていう。

木村:具体的な「俺、この人でした」っていうのは?

大倉:一番最初は、V6の森田剛くんから始まりまして。

木村:へぇ~!

大倉:その時は小学校の同級生で好きな女の子がいたんですけども、その子が剛くんを好きだったんですね。

木村:ああ、そのパターンね!

大倉:そうなんです。で、「どんな男や?」っていうところから始まって、見てたら、自分も「いや、かっこいいな」っていうところになっちゃいまして。そのパターンでした(笑)。
SMAPの話は聞いてもいいですか?

木村:なんで?

大倉:結成された時って、そのスケートボーイズの中からもう一段階進んだ、って感じなんですか?

木村:半分になったんじゃないですか? 俺、正式に覚えてないけど、12人ぐらいいたのが6人に。

大倉:そういう流れなんですね。で、そのグループ名も伝えられ…?

木村:伝えられたけど、「なんだそれ?」って思ったし。

大倉:最初はそうですよね。

木村:言葉が通じない名前を急に言われて、「むしろ、いやなんだけど」っていうテンション。

大倉:そうなんですね(笑)。

木村:いや、俺の話はどうでもいい(笑)。

大倉:いやいや、気になりました、すごく(笑)。

木村:でも、ある程度の大人になって、めちゃくちゃ冷静な頭で振り返ると、本当に摩訶不思議だよね。

大倉:いや本当に、摩訶不思議です。

木村:大倉忠義本人の話に戻りますけど。そもそも、ギターだったり、鍵盤だったり、楽器っていっぱいありますけど、何でドラムにしました?

大倉:これはですね、僕は一番最初に楽器を触ったのはギターだったんですけれども…。

木村:あれ?

大倉:安田、丸山も、始まりは全員ギターなんですね。なんですけど、一度「バンドを組まないか?」って言われた時に、僕は「ちょっとダンスがしたいので、バンドチームは嫌です」っていうことを言ったんですね。関ジャニになる前にバンドチームがあったんです。そこは自分は外されてしまうんですけども。
そこで、安田はギターをやってて、丸山がベースをやり、違う子がドラムをやって、ボーカルをやって、っていうチームがあったんですけど、それを断ったことにより、僕の仕事はもうほぼなくなってしまったんです。 で、そのバンドチームも続かずに、メンバーが辞めていくんですけれども。
そこに、横山、村上、渋谷、錦戸が合流して、新しいチームで関ジャニとしてやっていく、っていうことになったんです。

木村:自分は?

大倉:いなかったんです。バックでやってたんです。

木村:不思議だな。1回枠から出たってこと?

大倉:同期なんですけども、同期のメンバーでバンドを組むという時に僕が断ってしまったことにより、そこから外れてしまい、その人たちのバックで踊る、っていうことをずっとやってたんですね。そこのドラムが辞めた時に、安田とか丸山が同期なので、「大倉ならリズム感あるんでドラムできると思う」という推薦をしてくれまして。それで、その時に会社から電話かかってきて「ドラムできる?」っていうことになったんですけど(笑)。

木村:すげぇ確認を電話でしてくんだな(笑)。

大倉:そうなんです(笑)。で、僕もそれがラストチャンスだと思いまして、「できます」って嘘ついたんですけど。
その1ヶ月後にはもうライブ本番があったんです。「もし、お前1人でできなければ、東京からドラムを呼んでツインドラムでさせる」っていうことをずっと言われてまして。そこで1ヶ月猛練習して、ステージに出ました(笑)。

木村:(笑)。実際1ヶ月後のライブに出て、叩いて。

大倉:出て、叩きました。

木村:すげえ。

大倉:そうなんです。それがきっかけで、8人で関ジャニ8(後の関ジャニ∞)っていうのが結成されました。

木村:2004年、関西限定シングル「浪花いろは節」でCDデビュー。

大倉:そうですね。そこでやっと契約してもらいました。

木村:そうなんですよ。そこなんですよ。自分も多分、そこだったと思う。

大倉:そういうことですよね。

木村:それまではもう一切、本当になかったと思います。

大倉:多分最近までそうだったと思います。今のジュニアの子たちは、皆契約してもらっていると思うんですけども。

木村:よかったね。

大倉:よかったです(笑)。

木村:そんで、2004年にデビューして、2010年にバンドとして本格始動しはじめ、フェスとかにも出るようになり…。っていうことではないのかもしれないけど、2018年から2019年にかけて、5人体制に形が変わって。

大倉:そうですね。

木村:そういう時は、どっかでテーブル1つにして何か話したりしました?

大倉:話しましたね。

木村:そりゃそうだよね。話さなかったら成立しないよね(笑)。

大倉:でも1人目の脱退の時はですね、話はしたんですけれども、もうその場所で報告、みたいな感じでしたね。

木村:そうだったんだ。

大倉:「そう思っている」っていうところから始まりまして。本人の意思も固くて…、っていう会話はしましたね。

木村:メンバーもそれを受け止め。

大倉:そうですね。

木村:まあ受け止めるしかないよね。

大倉:しかなかったですね。

木村:何言ってんだよ、っていう気持ちもあるかもしれないけど、やっぱそうだよな。

大倉:そうなんです。気持ち的には受け止めきれはしなかったんですけども、でも数年経ってみて、自分も40代に入りいろんなことを考える時に、やっぱり人生のことを考えるタイミングで、彼はその時点で人生を考えて、自分の道を見つけたんだな、って思うと、理解できなくはないな、っていう思いにはなりましたけども。
その当時はやっぱり追いつかなかったですね。

木村:今だからわかるっていう。

大倉:そうですね。時間はちょっとかかりました。

木村:まぁな。その時全て答えが出るわけじゃねえからな。それもそうだな。
で、その後に錦戸くんも(脱退した)。2019年なんですけど、残った5人で、シングル「友よ」っていう作品で再出発して、今に至る、っていう。

大倉:そうですね。

木村:で、2024年、SUPER EIGHTっていうチーム名に改名し…。
いやでも、いろんなプロデュースとかやりながら、アリーナツアー、ドームツアーて、どうやってやんの?

大倉:忙しかったですね。

木村:え、それだけ? その一言で終わりなの?

大倉:(笑)。忙しかったですけど、でも、全部自分1人でやっているわけではないので。その時は、ジュニアの育成部の方にお任せしたりとかでやりました。

木村:でも、脱退だけじゃなくて、途中途中で、あれは安田くんだっけ? ちょっと大きなオペレーションとか受けてたもんね。

大倉:そうですね。そういうこともいろいろありました。

木村:そうだよね。だってこの間なんて、横山くんもずっと走ってたからね。

大倉:そうですね(笑)。

木村:大丈夫か、と思ったけど。いろんな、多面性が半端ないチームだな、って思うんですけど。いや、すごいよね。

大倉:皆いろんなことやってますね。

木村:いろんなことやりすぎだろ(笑)。

[BGM]
M.浪花いろは節/SUPER EIGHT

[OA曲]
M.友よ/SUPER EIGHT

2026年02月01日Flow 第三百九十二回目「拓哉キャプテン × SUPER EIGHT大倉忠義」Part1

今月のマンスリーゲストは、SUPER EIGHTの大倉忠義さん!
どんなトークセッションになるのか!? お楽しみに!


木村:こうやって話すことないよね。

大倉:全然ないですね。なので、めっちゃ緊張します。

木村:普段は、横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大っていう、強烈な個性の強い奴らと共にいますが、今日は1人っていう。

大倉:そうなんですよ。心細いですし。先輩とお仕事で絡むことも今までなかったりしたので、本当にもう散々言われてるかもしれないですけど、僕からしたらテレビの印象でしかないんで。

木村:嘘つけ(笑)。やめろ、そういうことを言うのは(笑)。

大倉:本当にそうなんです。だから、メンバー全員で来たかったですね。

木村:メンバー全員で来た場合、逆に、どういう作用と言うか。だって夜やってる音楽番組とか、かなり僕は拝見させてもらってますけど、いい意味で、あんな偏った番組ないじゃん(笑)。

大倉:まぁそうですね。結構マニアックな。

木村:だって、あの雛壇の一番最前列の一番上手に、古田新太さんがシシトウのキャップとか被って座ってる番組って、あんまりないじゃないですか(笑)。

大倉:そうですそうです(笑)。あんまないですね。

木村:それで音楽を、っていう。僕は好きで拝見してます。

大倉:本当ですか。ありがとうございます。

木村:でも、全員いた場合だよ。だって、主に想像だけど、村上くん、もしくは横山くん辺りぐらいが、「いえいえいえいえ! 違いますやん!」、「なんでそっちに持っていかれはるんですか!」みたいなことを言うのかな。それを、腕を組んだ安田くんと、大倉と、膝の上で手を交差させた丸山くんが、両サイドを見ながら微笑み。…っていう、勝手な想像なんですけど。合ってます?

大倉:いやもう、完全にそうなりますね(笑)。

木村:(笑)。でも、普段SUPER EIGHTでいる時は、きっとそのチームならではのフォーメーションっていうのがあると思うし。ステージに立った場合は、担当している楽器の立ち位置って言ったら変だけど、やっぱドラムセンターのバックスを固めて、ベース、ギターで両サイド、っていう感じあるじゃないですか。
ステージと普段のフォーメーションの取り方って、皆でバランスとか考えていたりします? それとも、自然の流れで行ってます?

大倉:自然の流れだと思うんですけど。なんか長年その楽器を担当していると、そういった性格になってくるような感じはします。なので、そういうポジショニングで皆被らないようにやってる感じがしますね。

木村:でも、色んな番組でMCを務めている村上くんが、鍵盤いけるわけでしょう?

大倉:そうなんです。一番のギャップだと思います。

木村:そのギャップ萌え、あんまり届いてこないよ。

大倉:届いてないですよね(笑)。そうなんです。

木村:もうちょっと、「え!? 君が鍵盤を奏でることができるの?」っていう感じは、あんまりないよね。

大倉:そうですね。主にライブでしか披露してないですね。

木村:だっていきなり目の前で鍵盤をパーっと奏でて、マツコ・デラックスが「あら!」みたいなこともないもんね。

大倉:(笑)。ないですね、バラエティーでは。

木村:皆、あえてそうしてんのかな?

大倉:いや、「EIGHT-JAM」もコロナ前まではセッションがあったので。

木村:観てましたよ。

大倉:ありがとうございます。

木村:観てたし、六本木スタジオの「EIGHT-JAM」ゲストの方とセッション収録の時のあの緊張感を、他のスタジオまで伝染させるのやめてもらっていいですか?

大倉:伝染してましたか?

木村:してたよ!

大倉:えー! ドラマ撮られたりとか?

木村:僕は撮影してて。皆が「今日今からJAMのゲストとのセッションの収録をします」っていうのでご一緒した時に、なんかね、サウンドチェックも含め、「収録とは言え、今から俺らは真剣勝負をさせて頂きます」っていう感じの独特でガチな空気が、隣のスタジオからズーンと伝わって来て、「あー、すげーな」っと思って。

大倉:本当ですか(笑)。そうなんです。結構な緊張感でやらさせてもらってました。

木村:もうあれは再開しないんですか? あれ、JAMファンとしては観たいですよね。

大倉:そうですね。自分たちの楽器スキルもそうですし、そういうためにも再開したいです、とは言ってるんですけど。

木村:ぜひ、ずっとMC台の横で口とがらしてる人に鍵盤を弾いてもらいたいな、とは思うんですけど。

大倉:そうですね(笑)。

木村:情報として自分のところに届いてきた時に、僕も「え、マジで?」ってちょっと耳を疑ったんですけど、そのSUPER EIGHTの活動の傍ら、後輩グループと言うか、なにわ男子とAぇ! groupのプロデュースっていうのもやってるじゃないですか。これは何を?

大倉:“プロデュース”って言わせてもらってるんですけど、自分の中でもどういったものがプロデュースっていうのかはよく理解してないんです。一番最初は、グループができてない関西ジュニアの時代に、会社の方もなかなか大阪行く機会もなくて、後輩はずっと松竹座で公演をやってたんですね。自分の時代と言うか、今の自分のスキルよりもすごい人たちがたくさんいるのに、と思って、「何か手伝わせて頂けないですかね?」っていうのを会社にお伝えして、そこから「グループを作ってもいいですか?」というところから始まりました。

木村:「作ってもいいですか?」っていう発言自身も、誰かに相談するっていうことももちろんあったかもしれないけど、大倉の中から生まれたものだったんだ。

大倉:そうですね。その当時は全くグループがなく、50人ぐらいの軍団だったんです。それはそれで素敵だったんですけど…。

木村:そんな50人もいたんだ。

大倉:いまして。なんか仲良く皆やってるんですけど、やっぱり刺激が必要だな、っていうのをそこでちょっと感じまして。で、ご相談させてもらって、なにわ男子からグループができていった、って感じですね。

木村:へえ。でも、俺の勝手な想像だけど、プロデュースっていう立場になると、どういったところを褒めて、どういったところを指摘するの?

大倉:いや~、難しいっすね。褒めるのはなかなか難しいなとは感じてるんですけども、指摘は…。皆10代とかなので、やっぱりステージに出てても部活のようにやってたようなメンバーがグループになるわけじゃないですか。そのグループの中でも先輩でなかなか活躍できないメンツがいて、入ったばっかりの子たちがいて…っていう中で、この子たちよりも先輩の子のプロ意識みたいなのを芽生えさせるには、まず先輩に「全然チームが駄目だ」っていうことを伝えて「そのことを話し合って欲しい」っていう、なんかちょっとした刺激を与える、みたいな感じのやり取りをしてました。

木村:でもそういうバランス感覚っていうのは、むしろ外から重りを上下に足していくんではなく、本人たちにそのバランスを取らせてるっていう感じ?

大倉:そうですね。全てが「自分がこういうグループを作りたいんだ」っていうよりも、本人たちの中から出てくるものをどうにか纏めたいな、って思ってます。

木村:いやだって、本人もやってんだよ?

大倉:そうなんです。それが一番難しいです。

木村:難しいって言ってもやってるわけじゃん。だからその辺が自分には無理だな、って思うから、その辺が非常にすげえなって、単純に思うんだよね。

大倉:本当ですか。自分もタレントとして活動させてもらってますけども、後輩たちに言うことって自分ができることばかりではないので。できないことも、「僕はこう思う」っていうことを言ってるので、説得力には欠けるよな、とは思ってます。

木村:またそんなことを。できないとは言え、でもそれを言う責任はあるじゃないですか。

大倉:それはありますね。

木村:それを言葉にして相手に伝える、っていう、その時点で、鏡じゃないですけど、人に言葉を渡すってなったら自分にも渡してるのと一緒じゃないですか。だからすげえな、と思う。
Aぇ! groupもそういう感じ?

大倉:そうですね。同時期ぐらいにこの2グループができたので、この2グループはライバルとして、違う魅力を持つ人たちのグループで競い合ってデビューまで行けた、っていう感じですね。

木村:すごい落ち着いて言うなぁ。

大倉:いやいや、これはもう本人たちの努力なので。

木村:へえ。で、「J-Pop Legacy」っていう会社を設立して、大倉くんが「大倉忠義」として、取締役に就任してるっていう。で、ジュニアの育成…まぁプロデュースを委託をしてやっている、っていう。

大倉:今はそうですね。

木村:大倉がこういうもののちゃんとシステムを設けてくれて、今までの色んな流れがあったかもしれないけど、完全に受け皿になってくれてる、ってことですよね。

大倉:そうですね。

木村:だって、前はイノッチとかもやってたでしょ?

大倉:そうですね。でも、そことはまた別で会社をやらせてもらってるって感じです。

木村:2024年の7月から。それはどういうきっかけで?

大倉:きっかけは、8年前ぐらいからなにわとかをやらせてもらったんですけども、大きい会社にいて、自分もそこに存在しながら、色んな方に「こういうことをしたいです」って言いながらやってもらってたんです。けど、それで自分が、スタッフが動いてくれてる内容っていうのを細かに理解せずに、大きいところに守られてる、っていう気持ちがすごくあったんですね。
で、やっぱりもっと細かにわかった上で、自分の責任っていうのも、会社に任せるだけじゃなく自分でちゃんとその重みを感じながらやっていきたいな、っていう。それが40歳のタイミングだったので、そこでご相談させてもらった、って感じですね。

木村:なんか全然自分よりしっかりしてんな。すげえな。

大倉:いやいや(笑)。そういう話をさせて頂いてます。

木村:最近は、去年12月、初の企画・プロデュース公演『ジュニアShowcase 2025新星-SHINSEI-』っていうものもやり。さっき、それこそこのマイクに電源が入る前に、「最近忙しい?」って聞いたら、「そうっすね。近々ちょっとライブが始まるんで」って。「え? SUPER EIGHT?」って思ったら、そうじゃなく、ジュニアのライブが。

大倉:そうですね。ジュニアの公演ですね。

木村:それを制作中っていう。自分のことでいっぱいいっぱいになっちゃうだろうって思うんだけど、こうやってちゃんと考えられる頭、行動、が目の前に実在してると、そのバランス感覚すごいなって思う。
聞き方は変かもしれないけど、よく夏休みに入る前に、「何時から何時まで寝て、何時に起きて、ご飯食べて、何して、昼飯食って、何して、夕飯食って」…っていう円グラフを書いたけど、大倉忠義の中でのバランスの円グラフってどうなってるんですか?

大倉:円グラフで考えたことがあんまりないんですけども。自分の仕事は結構いろんな現場に行かしてもらうじゃないですか。バラエティーの現場だったらバラエティー100%で、ドラマを撮影させて頂いたらそこで100%になっていくところに、ジュニアの業務があったり、自分自身のことがあったり、ってなるんで、全体の中で振り分け方っていうところは考えたことないかもです。

木村:マジ? すごいな。円グラフで自分がない。だから、グラフにするものじゃないんだろうな。

大倉:その時々で変わるかもしれないです。今ジュニアの公演やってる時はそれが80になってますし、自分の仕事の時は逆転しますし。「常にこれが基準」というのがあって進んでる、って感じではないのかもしれないです。

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