手軽に乗れて、小回りがきき、何かと便利な原付。
でも、安全運転を怠ってはいけません。
原動機付自転車、いわゆる「原付」には「原付一種」と「原付二種」があります。
【原付一種】
原付免許や原付免許が付帯されている普通自動車免許で利用できます。
16歳以上で筆記試験と運転免許取得後の実技講習会でとれる簡易な免許。
【原付二種】
「原付」であるものの普通自動二輪車免許(小型限定)以上がないと乗れません。
交通ルールは普通自動二輪車と同じです。
去年の法改正で原付一種と原付二種の区分基準が変わりました。
<以前>
◼️ 排気量50cc以下 → 原付一種
◼️ 50cc以上125cc以下 → 原付二種
<現在>
50ccから125cc以下で
◼️ 最高出力4キロワット以下 → 原付一種
◼️ 最高出力4キロワット以上 → 原付二種
今回は自動二輪の免許を必要としない、原付一種を想定した内容。
二輪車安全運転特別指導員でモーターサイクルジャーナリストの小林ゆきさんによると
原付の交通ルールは、最高速度が時速30キロ。
交差点の大きさによっては二段階右折をする必要があります。
2人乗りができず、高速道路・一部有料道路など走行できない道路もあります。
原付に多い事故パターン。
まずは交差点を直進していた時に対面から右折車と衝突する事故。
次に道路の左側走行が原則の原付に店舗や駐車場、路地から出てきたクルマがぶつかる事故。
さらに見通しの悪い交差点、さして見通しの悪くない交差点での出会い頭の事故。
原付に乗っている方は、車や歩行者、自転車から気づかれるよう心がけましょう。
明るい服を着用し、ヘッドライトが暗い、ついていない、テールランプ切れなどは危険です。
命を守るために最も大切なのは頭を守ること。あご紐はきっちり締めて下さい。
そして、一時停止の標識がある場合は一時停止するだけでなく多段階停止、
見通しがいいところまで段階を踏んで停止しながら安全を確認すると事故はかなり防げます。
一方でクルマを運転する方は、原付は小さく見えて、遠くにあるように錯覚しがちです。
思っているより近くにいるかもしれないことを念頭に置いておきましょう。
また、バイクブームだった80年代頃から乗っている
70代、80代の利用者が多いことを頭の片隅にメモしておいて下さい。
原付利用者自身が気をつけるのはもちろん、
周囲のクルマ、さらに自転車利用者や歩行者も
原付の存在に注意して事故が起こらないようにしましょう。