今朝は、「家具の備え」について、新生活、そして一人暮らしの視点からお伝えします。
春は、新しい生活がはじまる季節です。
進学や就職、転勤などで、一人暮らしを始めた方も多いのではないでしょうか?
新しい部屋、新しい家具、わくわくする一方で、実は見落としがちな大切な事
"防災"特に家具の備えです。
1人暮らしの場合、もし地震でケガをしてしまったり、家具の下敷きになってしまった場合
だからこそ、自分の身は自分で守る備えがとても重要です。
まず、最初に意識してもらいたいのが、「家具は倒れるもの」という前提で考えることです。
背の高い本棚やタンス、食器棚、これらは強い揺れで簡単に倒れます。
過去の大きな地震では、ケガの多くが家具の転倒や落下によるものでした。
特に一人暮らしの部屋は、スペースが限られている為、
大きな家具を壁際にまとめて置いたり、ベッドの近くに配置したりする事が多くなります。
しかし、その配置が、いざという時に大きなリスクになる事があります。
そこで、大切なのが、「最初のレイアウト」です。
これから家具を配置する方は是非、意識してください。
すでに生活をはじめている方も一度見直してみてください。
まず、眠る場所の周りです。
ベッドや布団の近くに背の高い家具を配置していませんか?
夜中に地震が起きた場合、倒れてきた家具から逃げる事は非常に難しくなります。 理想は、寝ている場所に倒れてくる家具がない状態を作る事です。
次に、逃げ道の確保です。
玄関や部屋の出口に繋がる動線に倒れやすい家具を置いてしまうと、
ドアが開かなくあったり、通れなくなったりします。
一人暮らしの場合、逃げ道はほぼ一つです。
その一つがふさがれると避難ができなくなる恐れがあいrます。
ここがふさがれたら逃げられるのか?
一度、自分の部屋でシミュレーションしてみてください。
続いて家具の固定です。
新生活で、とりあえず置いた状態のままになっている家具が多いのではないでしょうか? しかし、そのままにしておくと、地震の時に大きな危険が伴います。」
家具は、できるだけ壁に固定しましょう。
L字金具でネジ止めする方法が最も確実です。
賃貸の場合は、壁に穴をあけられないこともありますが、
その場合は、突っ張り棒や粘着タイプの固定器具なども活用できます。
また、一人暮らしの方に意識して貰いたいのが、自分で設置できるという点です。
重い家具を一人で動かすのは大変です。だからこそ、最初に設置する時にしっかり対策しましょう。
次に家具の中身の対策です。
食器棚や本棚は、揺れによって扉が開き、中の物が飛び出してきます。
これを防ぐために、耐震ストッパーを取り付けましょう。
収納方法も工夫が必要です。
思いものは下に、軽い物は上に置く。シンプルですがとても効果的です。
ここまでさまざまな対策をお伝えしましたが、一度にやる必要がありません。
まずは、一つ、例えば、ベッド横の家具を動かすだけでもいいと思います。
できる事から一つずつ進めていく事が大切です。
とりあえず置くから安全に置くへ・・・。この意識を持つ事が命を守る一歩です。