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晴れでも雨でも、なかなか日が暮れない週末の一日がやってきます。
今日のコードは「夏至~Longest day of the year」です。

■今週のChordは“夏至~Longest day of the year”

文通 / imase × 松任谷由実

お送りしているのは・・・imase × 松任谷由実で「文通」。

音響メーカー・BOSE(ボーズ)の創立60周年を記念した特別なプロジェクト。現在、配信リリースされています。

そんな1曲でスタートした『Yuming Chord』。
刻々と日が長くなってきて、今のこの時期、暦の上では夏の真ん中。
実際の体感とは多少のズレもありますが、明日、6月21日は1年で最も昼が長い「夏至」。
晴れでも雨でも、なかなか日が暮れない週末の1日がやってきます。
そこで、今日のコードは「夏至~Longest day of the year」。

北半球では太陽の位置が高くなって昼が長く、北極圏や北欧では「白夜」になる「夏至」。
日本の場合は雨の多い時期に突入しているので気づきにくいかもしれないですけれど、たとえ雨や曇りでも、「夏至」の日は長い間、空が明るいんですよね。
今年の「夏至」は明日6月21日・土曜日。東京の場合だと、日の出は午前4時25分、日の入りは午後7時で、太陽が出ている昼間の時間は、14時間35分になるそうです。

私の場合、その日の仕事の内容や予定によって変動はありますけれど、家で普通に過ごす場合、朝、目覚めるのは午前6時頃です。
それよりだいぶ早く太陽が出ているこの時期は、ひとりサマータイムを導入して、夏限定での朝活を始めてもいいですよね。
私もふだんのルーティンにプラスして、さらなるメニューを加えます。

そして!なんといっても夏至の日は太陽のパワーが最強の日!
風水的には新しいことを始めたり、新しいものを使い始めるのに適しているそうです。
夏至の明日から私が始めたいことは・・・何だろう?犬のお世話をきっちりやってあげようかな。お掃除から始めて、パワーが強いところでマッサージでもしてあげようかなとおもっています。

ところで、「夏至」にまつわる日本で有名な伝統行事といえば、三重県の二見興玉神社で開催される「夏至祭」です。

この神社がある二見浦は禊浜(みそぎはま)と呼ばれていて、伊勢神宮へ参拝する人たちが身を清める場として知られてきた浜なんですが、私も、きちんとお参りするというより、通りかかったことはあります。

「夏至」の当日は早朝3時半から祭事が行われます。
浜から見えるのが夫婦のように寄り添う二つの岩、「夫婦岩」。
その間から昇る朝日を「日の大神(ひのかみ)」、つまり「天照大神」として拝むそうです。
この特別な朝日を拝めるのは、夏至を含んだ5月から7月の間だけ。まさに、今です!
間違いなく、パワーがもらえそうですよね。

こうした太陽信仰の痕跡は、日本にもたくさんあるようで、私も行ったことがあるのが、縄文時代前期の大規模な集落遺跡、青森県の三内丸山遺跡。
ここには大きな六本の柱(3本並んだものが2列)が立っていますが、柱をさまざまな形につなげると、その延長線の一方が夏至の日の出の方向で、その反対側が冬至の日没とか、春分と秋分の日の出と日没になっていたりするんですよね・・・不思議です。ルービックキューブみたい。
三内丸山遺跡は青森空港から比較的近いので行きやすいと思います。

そのほか、太陽が昇る、または沈むのが見える場所にお寺や神社が建っているという例は、たくさんあります。もちろん、世界中にも!

では、ここで今日のコード、「夏至~Longest day of the year」にちなんだ曲を。

Aquarius/Let the Sunshine In / The Fifth Dimension

この曲はとっても思い出深くて、私がこの音楽の世界に身をおくきっかけになった日本版ミュージカル「ヘアー」という舞台があったんですけれど、そこに知り合いにくっついて行って。
ヒッピーカルチャーのお話しなんですけれど、そのミュージカルのテーマがこの曲だったんです。それで、この曲の詞が、惑星直列の内容になっているんですよ。その惑星直列のときにアクエリアスの時代がやってくる。今は風の時代になったということを知っている人も多いと思うんですけれど、そのすごく早い段階で風の時代を知っていたんですよ。

そして「サマー・オブ・ソウル」という映画を一昨年くらいに観たんですが、これはウッドストック(フェスティバル)が1969年に開かれるわけですけれど、同じ日にニューヨークでハーレム・カルチュラル・フェスティバルというブラックミュージックのウッドストックが開かれていて。
映画を観に行ったらそのなかでこの曲をやっているのを実際に観たので、ああ、これか!とすごく感激しました。

今日のコードは、「夏至~Longest day of the year」。
明日、6月21日は「夏至」。日本では一年で一番長い間太陽が出ている日で、つまり、南半球では一番短い日、つまり「冬至」になりますが、特に、北欧の国々では、この「白夜」の時期に太陽の恵みに感謝して、豊作や健康を祈る、「夏至祭」が行われています。

スウェーデンでは「ミッドサマー」とも呼ばれていて、6月下旬の夏至に最も近い土曜日とその前日の2日間が祝日になります。
お祭りのシンボルが、野の花で作った花飾りを施した、メイポールと呼ばれる柱。その柱のもとで真夜中まで歌ったり踊ったり、家族や友人たちと宴を楽しみます。
夏が短い北極圏の国は、燦燦と輝く太陽が特別、なんですね・・・。

同じく夏の始まりを告げるフィンランドの夏至祭は焚火をしたり、サウナに入ったり・・・この焚火は、悪魔を追い払って豊作を願う意味があったらしくて、大騒ぎすることで悪魔を追い払って幸運を呼ぶそうです。
さらに、子孫の繁栄や伴侶を見つけることを願う意味もあって、「枕の下に7種類の花を置いて寝ると、夢で将来の伴侶に出会える」そんなロマンティックな言い伝えもあるんですって。

ぴったり夏至の時ではないけれど、フィンランドの白夜のシーズンに行きましたが、本当に日が暮れないって不思議ですね。頭のなかがぼんやりとスッキリの両極にいくような。白樺の林がとろとろと金色に溶けているような夕暮れでした・・・でも、暮れない。

夏至とは「太陽信仰」、そんな話をしながら、さきほど三内丸山遺跡に触れたりしましたけれど、世界中にも、そんな遺跡がたくさんありますよね。有名なのは、イギリスの「ストーンヘンジ」。
「ストーンサークル」と呼ばれる、円形に並んだ巨大な石でできた遺跡があります。
中心にある祭壇となる石と、少し離れた「ヒール・ストーン」を結ぶ直線上に、夏至の日の出が見られる、ということなんですが・・・これは、日本の神社とつくりがすごく似ているそうです。昔、親交があったライアル・ワトソンさんという学者さんが、岬のうえにストーンサークルがあって、そこから見える湖にネッシーが現れるという・・・だからネス湖のほとりにお家があるそうで、「来ませんか」と言われたことがあったんだけれど、行っておけば良かったなって、今になると思います。
もうバリバリ仕事が忙しいときで、好奇心いっぱいでしたよ。そこで、えい!って行く私であったら、今、こうしていないな。ある種、分かれ道だったのかもしれない。切り替えてもっと実際にネイチャーの方にいくか、その対極のポップミュージック。自分の好奇心でネイチャーを音楽を通して追及する・・・といったら生意気だけど、どっちを取るかって。本当なんですよ、今、思い出すと。ひとつの思し召しのような気がするな・・・こういう聖地というか、遺跡みたいなものって。

私、夏至の日ではないですが、行ったことがある南米のインカ文明。「インティライミ」というお祭りが開催されていて、食物のほか動物や人間がいけにえとして神に捧げられたりもしていたんです。
それを受け継いだのが世界遺産にも登録されているペルーの「クスコ」・・・行ったことがあります。

こうしてふりかえると、「夏至」を祝うお祭りは子孫繁栄の願いだったり、五穀豊穣を祈って農作業に精を出すために団結したり・・・、夏を迎える前に、幸せな未来のために気をひきしめていこう!みたいな、そんな集まりだった、ってことになるのかな。
私たちも、本格的に暑くなってくるこの時期、心身ともにすこやかに、です!
ではここで、今日のコード、「夏至~Longest day of the year」にちなんだ私の曲を。

インカの花嫁 / 松任谷 由実

お送りしたのは、アルバム『DAWN PURPLE』から、「インカの花嫁」でした。


今日は、「夏至~Longest day of the year」というコードで、本格的な夏の訪れを感じつつ、お届けしてきました。

この、忙しい時期に健康を保つために、地域によっては「夏至」に食べるものがあるそうで、水分を多く含んでカリウムが豊富な夏が旬の野菜「冬瓜」。
関西方面ではタコを夏至に食べる・・・関西ではマダコが夏に旬を迎えることもあって、疲労回復によいとされているタコですが、田植えの時期と重なることから、「稲の根がタコの足のように根付くように」という豊作の願いがこめられていたとか。
そして「水無月」という和菓子。特に、京都で食べられているといいます。
三角形のういろうの上に、煮た小豆をのせて固めた和菓子で、品のある甘味が人気です。
小豆の赤色には魔除けの力、邪気を祓う力があると言われていて、白いういろうは、暑気払いのために口にした氷室の氷を表しているとされています。
特に、残り半年の無病息災を祈る6月30日の「夏越の祓」に、水無月を食べる風習があるそうです。

言い伝えにあやかって、明日、食卓に並べてもいいかもしれませんね!

そして、ここでお知らせをひとつ。BOSE(ボーズ)60周年キャンペーンソング、imase × 松任谷由実の「文通」。
カラオケDAMで歌って、抽選で豪華賞品が当たるコラボキャンペーンを実施中です。
詳しくは、私の公式ホームページからご確認ください。

そのほか、私の最新情報や近況は、私の公式ホームページやツイッター改め「X」、Facebookインスタグラムなどでお知らせしています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

onair list

文通

M1

文通

imase × 松任谷由実

Aquarius/Let the Sunshine In

M2

Aquarius/Let the Sunshine In

The Fifth Dimension

インカの花嫁

M3

インカの花嫁

松任谷 由実

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