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今日はひと足早く、真夏の海へ!
真夏の海の風景を描いた私の曲を特集してお送りしていきます。
今日のコードは「真夏の海と、ユーミンと」です。

■今週のChordは“真夏の海と、ユーミンと”

太陽の逃亡者 / 松任谷由実 田島貴男

お送りしているのは、松任谷由実 田島貴男「太陽の逃亡者」です。
2004年リリースのアルバム『VIVA!6X7』に収録されています。
田島貴男さんは、オリジナル・ラヴ。代官山の裏手の倉庫のようなクラブでデビューしたての田島君と会って、か細い背の高い少年だったんですが、それから約20年後くらいに・・・その途中でも会ってはいたんだけれど、すごく声変わりとかした印象もあり、この曲のときにぜひやってもらおうと思って。
で、自宅録音だったものですから、田島君が来て、一緒に歌ったのをよく覚えています。管楽器のような声で、素晴らしい男っぽい声になっていて、やっている音楽もすごく素敵なんですよね。
日本人同士がコートダジュールの駆け落ちみたいな歌を歌うのにピッタリな取り合わせだったような気がします。

そんな1曲でスタートした『Yuming Chord』。
来週月曜、7月21日は「海の日」で、明日から3連休、という方も多いはず。
そこで、今日はひと足早く、真夏の海へ!
真夏の海の風景を描いた私の曲を特集してお送りしていきます。

とはいえ、実をいうと私の場合、「海」の曲はかなりたくさんあっても、太陽燦燦、ビーチパラソル、海の家!みたいな、真夏の海を描いた曲は、ほとんどないんですよね。“境目”が好きだから。

「真夏の海」自体は好きなんだけれど、やっぱりインドアから見るリゾート派です。
真夏の海だったら、光の部分より、影の部分を描きたい方かな。
作詞するときは、ひと口に「夏の歌」といっても、初夏、真夏、晩夏・・・と、それぞれの解像度を上げて「質感(クオリア)」を表現することに力を注ぎます。

今日は海の日を控えた週末ということで、「真夏の海と、ユーミンと」というコードで選曲はしているんですけれど、今回はいずれも「夏の恋の歌」になっています。

続いては、日韓共同制作ドラマ『魔物(마물)』のサウンドトラックのために書き下ろした新曲で、禁断の恋に溺れつつある2人が想いを通わせる、キラキラしたシーンで初・オンエアされた曲、『岩礁のきらめき』です。

「夏の恋」って、他のどの季節の恋よりも、無常観が宿っていますよね。
それを岩礁というワードであらわしてみたかったんです。
夏に限らず、リゾート地で始まる恋は、魔法が解けてしまいがち・・・はかない感じを出しました。

このドラマ『魔物』も、激しく盛り上がった後、回を追うごとに2人の関係が破滅的な状態に陥っていって、最後は衝撃的な結末を迎えていました。
ドラマにハマっていた方はもちろん、あなた自身の「あの夏の恋」を思い出しながら、聴いてください。

岩礁のきらめき / 松任谷 由実

私はね、この曲で2番に出てくる、「言えなかったことも言わなければよかったことも」というところが気に入っているんですけどね。聴いて懐かしいと思ってくれる人も多いんじゃないかな。90年代の感じがすごくするかもしれません。

お送りしたのは、私の新曲で「岩礁のきらめき」でした。

続いては、1976年リリースのアルバム『14番目の月』から「天気雨」。

天気雨 / 荒井 由実

こうしてみると、私の歴史も長いなぁ。かけている曲の時間の隔たりがすごいですが、でも、違和感ないでしょ?

この曲には、「ゴッテス」という茅ケ崎に実在するサーフショップとか、神奈川県の相模原と茅ヶ崎を結ぶ「相模線」なんていう歌詞が出てくるんですが・・・おまけに、本当は、「きついズックのかかと」というのを「きついケッズ」にしようかなと思って、やめておきました。どっちがよかったんだろう・・・今、検索すれば出てくるかもしれませんけれど、ファッション的にはもう遠くなっていますね。ズックでよかったかも。

改めて、思い出深い真夏の海といえば、日本の海だったら、案外北陸とか山陰の方が、夏は夏っぽいんですよ。能登の海を真夏に見たことがありますけど、すごくトロピカルでした。

海外では、最近行かなくなっちゃったけれど、レコーディングで毎年のように行っていたロサンジェルス。少し足をのばしてサンタモニカやマリブの海。知り合いがいたので、サンタモニカの方はそれこそ岩礁がとても綺麗だった。特にズマ・ビーチというところが、セレブもたくさん住んでいるところで、マリブの中の特に限られた一角なんですけれど、美しかったな。

ここで、今日最後の1曲、お送りします。この曲は・・・カリブの海かな。

歌い出しで、「ダイキリ色の海」という詞が出てくるんですけれど、私が考えるダイキリは、金色。黄色みがかった海、でも、青の反対色でキラキラして両方の色が虹のように出てくるようなイメージです。1色ではないんですね。

ダイキリは、キューバにある鉱山の名前からつけられたんだそうです。
19世紀末、カリブ海を舞台に繰り広げられた戦争でアメリカが勝利を収めます。
独立したばかりのキューバは、サンチャゴ市にあったダイキリ鉱山を開発するため、アメリカに鉱山技師の派遣を要請したんですが、彼らが炎天下での労働の疲れを癒すために飲んだのが、キューバ特産のラムとライムと砂糖を合わせたお酒。
そこから、このカクテルが生まれたといわれます。

さっきキーウエストの話をしましたけれど、カリブはそこまでしか行ってないんですよ。その先の本当のカリブは行ったことがないので、こうやって歴史の話とかで行った気持ちになって、いいですね。

それでは、「真夏の海と、ユーミンと」にちなんでこの曲をお送りします。

110°F / 松任谷 由実

お送りしたのは、2001年リリースのアルバム『acacia(アケイシャ)』から「110°F」でした。


今日は、「真夏の海と、ユーミンと。」というコードで、真夏の海をイメージしてつくった私の曲を集めてお送りしました。

ところで、最近、水着買いました?
私が最後に購入したのは・・・20年くらい前かもしれない。水着というと、逗子のライブを思い出します。リハーサルで水着を着ていましたね。あれが終わってから新調していませんね。一応とってありますけれど。
そしてプライベートでハワイに行った最後が14年くらい前なので、そのときに、レインボー色の、ビキニとセパレートの間みたいなものを買いました。

最近の水着のトレンド・・・そんなに興味ないけれど調べてみると、タウンユースもできそうなヘルシーなタイプのものが人気みたいです。
実際に黒いサロペットで白Tみたいなものを着て、下に黒いホットパンツをはいて、スリットでそのパンツが見えるような格好をしている人を何人も近くのショッピングモールで見かけました。そのまま泳げるんだな、と思って。

私の夏は、40枚目となるオリジナルアルバムのリリースとツアーの準備に追われそうですが、それもまた、わくわくする時間!
みなさんに会える日を楽しみにしながら、最高の1枚を完成させますので、お楽しみに。

そのほか、私の最新情報や近況は、私の公式ホームページやツイッター改め「X」、Facebookインスタグラムなどでお知らせしています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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太陽の逃亡者

M1

太陽の逃亡者

松任谷由実 田島貴男

岩礁のきらめき

M2

岩礁のきらめき

松任谷 由実

天気雨

M3

天気雨

荒井 由実

110°F

M4

110°F

松任谷 由実

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