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9月8日は、およそ3年ぶりに日本全域で皆既月食が観察できる日。月が欠け始めるのは深夜になりますが、赤い月をひっそり、見上げてみたい・・・。
今日のコードは「Blood Moon」です。

■今週のChordは“Blood Moon”

Virginia Moon / Foo Fighters

Foo Fightersにしては不思議なサウンドだなと思ったら、2005年にリリースされたノラ・ジョーンズをフィーチャーした曲だったんですね。
Foo Fightersの2枚組のアルバム『In Your Honor』から「Virginia Moon」。

そんな1曲でスタートした『Yuming Chord』。
次の月曜日、9月8日は、およそ3年ぶりに日本全域で皆既月食が観察できる日だそうです。
月が欠け始めるのは深夜になりますが、赤い月をひっそり、見上げてみたい・・・そんなわけで、今日のコードは「Blood Moon」。

太陽と月の間に地球が入りこんで一直線に並んだ時、地球の影の中を月が通ることで、月が欠けて見える現象が「月食」です。
月は、自ら発光をしているわけではなくて、太陽の光を反射して輝いて見えるんですけれど、月食で地球の影になると赤黒く見えます。それが、「Blood Moon」と呼ばれる理由です。

今回の「皆既月食」は9月7日(日)の夕方に昇った満月が、日付が変わった8日(月)の深夜1時27分から欠け始めます。
完全に月が地球の影に入った状態になるのが、午前2時30分から3時53分まで。その後、4時57分に部分食が終わる、というタイムスケジュールです。

宇宙の時間からしたら、ほんの一瞬の出来事。惑星が直列するわけで・・・そう考えると、途方もないせつない気持ちになりますね。

今回の満月は、ネイティブアメリカンの間では「ハーヴェストムーン」と呼ばれる月で、日本語でいえば「収穫月」。農作物が収穫を迎える最盛期を告げていますが、スピリチュアル的には・・・収穫期=新たな1年の始まりの月で、新しいことを始めるといい時期だそうです。

そして、実は月の光には、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌をうながす効果があるそうです。ストレス解消やリラックス効果が期待できるとか。
良質な睡眠もサポートするそうです。月光浴の経験・・・ありますよ。満月だったりすると、すすんでテラスに出てしばらく見たりします。

それでは、今日のコード「Blood Moon」にちなんだ1曲を。

Harvest Moon / Neil Young

久しぶりに聴きましたが、この曲、すごく好きでした。70年代の曲かと思ったらもっと新しかったんですね。新しいといっても、1992年の名曲です。
コーラスでリンダ・ロンシュタットが参加しています。
お送りしたのは、ニール・ヤングで「Harvest Moon」でした。

今日は、9月8日の深夜に観測できる「皆既月食」にちなんで、「Blood Moon」というコードでお送りしていますが、ここからは最新アルバム『Wormhole / Yumi AraI』に収録される曲、「DARK MOON」のティザー映像の撮影裏話を、お話していこうと思います。

40枚目のオリジナルアルバム『Wormhole』では、あえて“Yumi AraI”の名義をWormholeに続けて使っています。
始まりは、「もし荒井由実が肉体を離れて、別の次元で生きていたら?」という想像。
“多次元の世界”があるとするなら、そこに存在する荒井由実はどんな音楽を作って、どんな風に歌っているのか・・・その当時のままではなく、パラレルワールドで、そちらはそちらで成長しているはずだから。そんなことをいろいろ想定して制作しました。
そういう仮定をすることで、曲作りにはすごく影響がありましたね。ここのところつくっているやり方と、軽く離れたかもしれません。

さて、Wormholeというのは、異なる時空や多次元をつなぐ虫食い穴、抜け道、そういうトンネル。そのワームホールをくぐって、現実と想像、それから過去と未来、そして異なる“自分自身”をつなぎ合わせる試みです。
Yumi AraIの「AraI」のAとIは大文字になっています。それには意味があって、「AIと人間の共生」にもチャレンジしました。
「AIと人間の共生」をテクニカルに表現するために導入したのが、“Chrono Recording System(クロノレコーディングシステム)”。
荒井由実時代から現在に至るまでの数百におよぶボーカルトラックを音声合成ソフトに学習させて、“別次元の荒井由実”の声を再構築・生成しました。
ここに、「AIと人間の共生」という現代的なテーマも内包されています。

そして・・・今回のアルバムのために新たに書き下ろしたのが「DARK MOON」です。このアルバムの世界観を、まずこの曲で感じてもらえるんじゃないかなと思います。
発売に先がけて今日、聴いていただくわけですが、そのティザー映像を先日、撮影したんですね。なかなかユニークな撮影でした。ものすごく精密な特殊メイクで、そのメイクをほどこしてくれたのがJIROさんという方で、松任谷さんがどうしてもCTスキャンに横たわっている映像がほしいということで・・・CTスキャンを持ってくるわけにはいかないから、CTスキャンのライトボックス付きみたいなものを作ってしまいました。
すごく未来的な素晴らしいセットに、特殊メイクで菩薩のようになった私がいろいろ絡んで映っております。できあがった映像を一部見せてもらって、仏像って、そういう人、そういう存在を見た人間が再現したのかな、というような宗教的なアイコンを演じられたんじゃないかなと思っています。
映像は私のオフィシャルYouTubeチャンネルで観られますから、ぜひ観てみてください。引きこまれますよ。

ではここで、11月18日リリースのオリジナルアルバム『Wormhole / Yumi AraI』のティザー映像を発表した「DARK MOON」をフルオンエアします。

DARK MOON / 松任谷 由実


今日は、「Blood Moon」というコードで、今週末、3年ぶりに観測のチャンスがやってくる「皆既月食」のお話と、最新アルバム『Wormhole / Yumi AraI』に収録される曲、「DARK MOON」を聴きつつ、松任谷由実オフィシャルYouTubeチャンネルでも観られるティザー映像の裏話などを、お話しました。

アルバム制作はただいま入念にブラッシュアップ中!ご期待くださいね!

そして、ツアーも決定しています。
『FORUM8 presents 松任谷由実 THE WORMHOLE TOUR 2025-26』。
スケジュールやチケット発売などの詳細は、私の公式ホームページでご確認ください。
そのほか、私の最新情報や近況は、私の公式ホームページやツイッター改め「X」、Instagramなどでお知らせしています。
TikTokもスタートさせましたので、そちらもあわせて、チェックしてみてくださいね。


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