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潤った大気はあたりをほんのり白く染めて、霞がかったようになる春・・・。
今日のコードは「Hazy Spring Songs」です。

■今週のChordは“Hazy Spring Songs”

Too Young To Know Better / Snazzy

こうやって聴いていて、あらためて良い曲だなと思いました。
というのは、私の秘密のプレイリストから、今日のコードにちなんで選んだ春霞な感じのサウンドの曲です。
プレイリストは、例えば・・・ネイルに行ったときにずっと流しっぱなしになっているので、「あ、ちょっとすみません。これ、録ってください」と言ったりね。街のどこか・・・ブティックとか、カフェとか、あまり外でなごんでいる時間もないんですけれど、Shazamをかざして録っておいたりとか。
体操のときにアメリカンチャートとかを流しっぱなしにしておいて、フッと気がついたときにメモする。メモするというのは、プレイリストに入れてしまう。それがどんどんたまって、3種類くらいは大量のものがあるかな。

そして今、お送りしたスナジーの「Too Young To Know Better」という曲なんですけれど・・・考えてみたら、このプレイリストには同じような曲ばかりなので(笑)、ちょっと迷って選んだんですが、とても良かったです。
まず、ひと聴きするサウンドが私の好きな温度感というか。今日のコードもですけれど、すこし煙ったような陰のある、でも、しっかりエイトビートなんですけれど、リズムの芯があって、そこにホワッと風景がのってくるような、そういうサウンドです。
春ってそういうところがありますよね。季節の生命力というのか、ビートが刻まれているんだけれど、その上になにか霞とか、もやとかがふんわりかかっているような、どっちも必要な気がします。

今日は、昼と夜の長さが等しくなる「春分の日」。ここから昼間の時間が長くなって、日に日に、太陽のパワーが強くなっていきます。
その力で、大地から立ち昇る水蒸気。
潤った大気はあたりをほんのり白く染めて、霞がかったようになる春・・・ということで、今日のコードは「Hazy Spring Songs」。
新年度を前に、心身ともに何かともやもやしがちなこの時期。
そんなあなたに寄り添うサウンドを集めて、お送りしていきます。

続いては、またプレイリストから選んでみたんですが・・・ニュージーランド・オークランド出身のシンガーソングライター、BENEEの曲です。「Soaked」。

気づいたら私が選んでいるものの中にこのBENEEの曲がずいぶん入っています。アルバムも聴いています。

BENEEのデビューは2017年。翌年発表したこの「Soaked」で注目を集めます。
頭のなかがそのことで浸りっぱなしになってしまった元恋人について、Hazyなサウンドにのせて歌ったこの楽曲は、地元チャートでロングヒット。
この曲を収録したEPは、キャッチーかつ、ビターな世界観でさらに人気を集めて、国内のMusic Awardsで「最優秀ソロ・アーティスト」など4つの賞を獲得しました。
その後、本人自身は使わないという“TikTok売れ”をして、各国で話題になりました。

Soaked / BENEE

アメリカ、イギリスのチャートではなく、もっとマージナリーなところとか、フランスとかあるいはポルトガルとか。とにかくみんな知らないんだけれど、カッコイイというアーティストを見つけるとめちゃくちゃうれしいです。

今日のコードは「Hazy Spring Songs」。続いては、まさに、この時期に聴きたくなる1曲を。
ジェイムス・テイラー、「Fire and Rain」。

Fire and Rain / James Taylor

今年の誕生日に、この番組スタッフから贈られたカセット・プレイヤーと、カセットテープ。
その中のひとつが、この曲も収録されているジェイムス・テイラーのセカンドアルバム、『Sweet Baby James』でした。
うわ~、懐かしい!というか、新鮮!というか、思わず聴き入ってしまいました。カセットテープで。でもね、ちょっと待てよ・・・と。リアルタイムでアルバムを聴いたときには、カセットという仕様はなかったんですよ。レコードで聴きました。でも、どちらにしろ、音源がコンピューターでは出せない、弦の震えと、ジェイムス・テイラーの声の倍音とかが絡み合ってドップラー効果のように脳のなかに心地よい霞がかかる・・・キャロル・キングも参加しています。

今日は、春霞の季節に聴きたくなる曲を集めてお送りしていますが、この時期は、東洋医学的にみると「肝(かん)」と呼ばれる肝臓や胆のうに負担がかかるそうです。
「肝」は「気」や「エネルギー」を巡らせる臓器のことなので、ここが停滞すると気分が落ち込んだり、イライラしたり、何でもないのに涙が出てしまったりするらしいです。
センチメンタルな気分やわけもなく泣きたくなる春って、カラダの不調のせいだったんですね・・・。でも、それを逆手にとって、もやもやした気持ちを歌に出来たりしたらいいな。今までもそうしてきたような気がします。

ではここで、今日のコードにちなんだ、春霞の季節に聴きたい、私の曲を。

小鳥曜日 / 松任谷 由実

何か、春霞のような感じがしますね。ちょっと切ない、去っていっちゃうんだ・・・春は別れの季節だったりもします。

お送りしたのは、最新アルバム『Wormhole / Yumi AraI』から、「小鳥曜日」でした。


今日は「Hazy Spring Songs」というコードで音楽特集をお届けしました。

今日は、お彼岸の中日。お墓参りに行かれる方もいらっしゃいますよね。
仏教では、西の方角に極楽浄土があると考えられているんですが、今日、春分の日の太陽は、真東から昇って真西に沈む日です。
そこから、お彼岸はこの世とあの世(浄土)の距離が最も近づく時期だそうです。
だから、お墓参りに行けない方も、極楽浄土の方向となる西に向かって手を合わせて、心の中で感謝を伝えればいいんだそうです。

でもね、本当の話、タフなスケジュールをこなしてゆける丈夫なカラダは、ご先祖様のおかげ。
感謝しかありません!
「THE WORMHOLE TOUR」、第二期も順調にはじまっています。
今月は京都、愛知を終えて、いよいよ来週、25日と翌26日は東京国際フォーラム2DAYS!
ここちよい緊張と楽しみがまざりあう、ホームでのコンサートになります。
そして、4月は大阪、鳥取、そしてふたたび東京へ・・・感謝の気持ちを忘れずに、ひとつひとつのステージを丁寧に、みなさんへお届けしていきます。

今後のスケジュールや、そのほかの私の最新情報や近況は、松任谷由実公式ホームページXInstagramTikTokなどでお知らせしています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

onair list

Too Young To Know Better

M1

Too Young To Know Better

Snazzy

Soaked

M2

Soaked

BENEE

Fire and Rain

M3

Fire and Rain

James Taylor

小鳥曜日

M4

小鳥曜日

松任谷 由実

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