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ゴールデンウィーク明けは、今ひとつ調子が出ない・・・まずは、「食」をしっかり整えよう!
今日のコードは「ご当地野菜」です。

■今週のChordは“ご当地野菜”

春のかたみ / 元 ちとせ

元ちとせさんは奄美大島出身で、沖縄にも住んでいたことがあるそうです。
私が楽曲提供した1曲なんですけれど・・・彼女の生まれ故郷の家のすぐ後ろには滝があるというので、めちゃくちゃ想像が膨らんじゃって。一度、行ってみたいなと思いつつ、ずいぶん時間が経ってしまいました。
お送りしたのは、元ちとせさんで「春のかたみ」。

そんな1曲でスタートした『Yuming Chord』。
ゴールデンウィーク明けは、生活リズムが取り戻せないまま、今ひとつ調子が出ない・・・という方、多いんじゃないでしょうか。私も、連休中はツアーが入っていなかったので、ここでシャキーン!と、カツを入れたいところです。
そこでまずは、「食」をしっかり整えよう!と、いうことで、今日のコードは「ご当地野菜」です。

今日、5月8日は「ゴーヤーの日」。国内栽培発祥の地、沖縄県が記念日として提唱しました。
言わずもがな、ですが「ゴー(5)ヤー(8)」の語呂合わせがその由来。
さらに、5月あたりから出荷量が増えることもあって、今日がゴーヤーの日になったそうです。

グリーンカーテンってありますよね。普通の家でゴーヤーを育てていると葉が良い感じで茂るので、グリーンのカーテンになるという。簡単に育っていくようですよ。

そのほか、沖縄のご当地野菜・伝統野菜をあげていくと・・・フーチーバー(和名はニシヨモギ)。基本的に沖縄以外ではあまり見かけない野菜で、さわやかな香りで苦味も穏やか、葉が大きくてやわらかいのが特徴です。
沖縄の炊き込みご飯“ジューシー”に入れたり、山羊汁の臭みをとるために使います。
沖縄のハーブ的な存在らしいです。

今、「THE WORMHOLE TOUR」の沖縄公演が近いということで、沖縄に行ったら、あのお店に行きたいなと。沖縄料理はすごく好きなんですよ。ちゃんと郷土料理が出るようなところ・・・そこじゃないとフーチーバーも食べられないので。

あと、島にんじんね。甘みがあって香りがいいんですよ。明るい黄色が、あ、沖縄に来たなぁって感じ。煮物や炒め物、薬膳食にも使われるそうです。

沖縄の島ラッキョウ。これは本土のものに比べると小ぶりで、香りと辛味が強めで、ぱりぱりとした食感なので、そのまま塩もみだけして食べたり、炒めたり・・・あ、今、思い出した。有楽町の交通会館の中にアンテナショップがたくさん入っているんですけれど、その中の「わしたショップ」。最近行ってないけれど、島ラッキョウ、海ぶどう、ジーマミー豆腐・・・ジーマミー豆腐は今日のコードの野菜じゃないので(笑)。ピーナッツのお豆腐です。

海ぶどうは海藻ですよね。「クビレヅタ」という緑藻の一種で、名前のとおり葡萄のような茎をのばして、そこに密生した細かい粒の部分を食べています。プチプチした食感と爽やかな潮の香りがクセになるおいしさです。
海ぶどうは冷蔵庫に入れちゃいけないんですよね。冷蔵庫に入れるとね、しおれちゃうの。常温にしていないと。だから、買ったらわりと早く食べます。

それから・・・紅芋も大好き!ヤマノイモ科の芋でサツマイモに似ているんですけれど、ヤマイモや長芋の仲間なんですよね。言われてみれば、ねっとりしているかも。
私はね、紅芋ソフトが好きです。ソフトクリームが紫色なの。

ついでに、野菜じゃなくてご当地果物なんですけれど、今帰仁村のスイカもおいしいです。知り合いがいるので、毎年送って来てくれるんですけれど、日本一早く出荷されるスイカなんですって。糖度は11度以上の甘さで、シャリシャリ食感です。

来週、16・17日の土日は、ツアーで沖縄へ行くので、ご当地野菜との出会い、楽しみにしながら出かけます!

ではここで今日のコードにちなんだ曲を。

Going Back to Okinawa / Ry Cooder

スライドギターの名手、ライ・クーダーの1987年にリリースされたアルバム『ゲット・リズム』から。ライ・クーダーはちょっと古い話になるけれど、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』は良い映画でしたね。ああいうキューバに行ったりとか、どこかマージナリーなところへ行って自分の音楽を磨くというか、その土地のフレーバーにのせて届けてくれる・・・この曲も、そんな沖縄の風が吹いてくる感じでした。

今日のコードは、「ご当地野菜」。旅の思い出とも、結びついています。
私の心の故郷、石川県の加賀野菜も有名です。一応、加賀野菜には定義があって、昭和20年以前から主に県内で栽培されている伝統野菜のことを指すようなんですけれど、特徴としては彩りが鮮やかで目でも楽しめておいしい野菜です。

中でも私がよく食べたのが、金時草(きんじそう)。金色の「時」の「草」と書く葉物野菜で、葉の裏が鮮やかな紫色をしていて、独特の食感と風味があるんですね。
葉だけ摘んで、サッと熱湯でゆがいて、絞ると紫色の綺麗なお水が出ます。それを刻むとちょっとねっとりして・・・陸のワカメみたいな感じもありますね。潮の香りというのでもなく、深山の香りが・・・でも、山は海の恋人だなと思ってしまいます。おろし生姜をのせて、ポン酢で食べると本当においしいです。

それから、その太さと重たさに驚いてしまうのが「加賀太きゅうり」。
直径が6~7センチで、長さは22~27センチ、そして重さは1キロほど!
果肉が厚くてタネが少なくて、きめ細かいので食感がいいんです。
加賀料理では、煮込んであんかけにして食べたりする・・・ちょっと冬瓜の使い方に似ているかな。私もスライスして、サッと薄いお出汁で煮て、鶏そぼろをあんかけにして冷やして食べたりします。

それと、京野菜は、日々の食卓でもおなじみのものが多いかもしれません。
水菜はクセがなくてサラダからお鍋まで使える万能野菜ですし、壬生菜(みぶな)もおひたし、鍋物・・・、自分では作れませんけれど、お漬物のイメージもあります。
九条ねぎも、薬味として使いますよ。九条ねぎは白ねぎ、あと、あさつき、万能ねぎとも味が違うんですよ。やっぱり鴨南蛮的なものには九条ねぎが合いますね。

聖護院だいこん、聖護院かぶ、酸茎菜(すぐきな)あたりは京漬物の定番です。
最近、我が家は麦ごはんを食べることが多いんですけれど、お漬物、あると便利です。

・・・こうしてあげてみると、ご当地野菜はしみじみ、おいしいものばかり。
栄養素も豊かで、健康のために、そしてこの伝統を絶やさないために、積極的に、食べていけたらいいですよね。

では!ここで、今日のコード「ご当地野菜」の曲は残念ながらないんですけれど、この季節の「ご当地ソング」にしましょうかね。「緑の町に舞い降りて」。

緑の町に舞い降りて / 松任谷 由実

盛岡は・・・そう、この季節、山菜なんですよ!いろいろおいしいものを食べつくしたあと、最後に行きつくのは山菜なんじゃないかな。東北一帯、呼び方が違って、同じ山菜があったりもするんですが、盛岡、岩手県で特徴的なのは、こごみ、それから・・・シドケ。シドケは、秋田の方とかでは、スドケというみたいです。それから、ボウナというのが珍しいです。タラの芽も天ぷらで有名ですけどね。
・・・そう、お野菜の話をするんだったら、山菜は外せない!というのをここにきて思い出しました。


今日は、「ご当地野菜」というコードで、その土地の気候・風土でしか味わえない、日本各地のお野菜について、お話してきました。

ところで、私が暮らす東京にもご当地野菜がたくさんあるんですよ。
JA東京中央会が「江戸東京野菜」として50品種におよぶ伝統野菜や在来種の穀物を登録しているそうで・・・大根、カブ、ショウガ、ミョウガ、ウリ、かぼちゃ、小松菜・・・などなど。
灯台下暗し、でした。練馬大根とか谷中生姜とかね、地名が付いていることを思い出しました。

そういえば、前にこの番組でもお話したことがあると思うんですけれど、近所に心意気のある行きつけの八百屋さんがありまして・・・最近はツアー中ということもあってなかなか行けないんですけれど。今度、じっくり野菜を吟味しにいきたいと思います。
そこはね、葉物がすごく充実していて、おしゃれ系のものもあるんですよ。スイスチャードとか、ルッコラの原種のセルバチコという辛いおいしいの。早くに行かないとね、売り切れちゃうので。お安いですし。

そして、今月の「THE WORMHOLE TOUR」は、来週の火曜、12日の熊本公演に続いて、沖縄、そして神奈川県川崎市へ。
ちょっと遠出の旅になりますが、しっかり体調を整えて臨みます!

そのほか、私の最新情報や近況は、松任谷由実公式ホームページXInstagramTikTokなどでお知らせしています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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春のかたみ

M1

春のかたみ

元 ちとせ

Going Back to Okinawa

M2

Going Back to Okinawa

Ry Cooder

緑の町に舞い降りて

M3

緑の町に舞い降りて

松任谷 由実

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