番組へのメッセージ 最新回を聴く

onair report

オンエアレポート

「これって、私のこと?」「このフレーズ、まさにあの日の私・・・」そんな曲とともに、みなさんからの「That's Me!」エピソードをご紹介していきます。
今日のコードは「That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”リクエスト」です。

■今週のChordは“That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”リクエスト”

情熱に届かない~Don't Let Me Go / 松任谷 由実

お送りしているのは、1991年リリースのアルバム『DAWN PURPLE』から、「情熱に届かない~Don't Let Me Go」。
今週は、番組公式サイトで募集した、「That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”」リクエスト。
「これって、私のこと?」「このフレーズ、まさにあの日の私・・・」そんな曲とともに、みなさんからの「That's Me!」エピソードをご紹介していきます。

どのエピソードもなかなかの長文で、想いあふれるものばかり。
ありがたく読ませていただきましたが、スタッフによる編集バージョンの場合もありますので、ご了承くださいませ。

では、埼玉県のラジオネーム「マリマリ」さん、40代の方からのメッセージ、ご紹介します。

ラジオネーム「マリマリ」さん
「今から33年前、私は快速電車が停まらない、川近い駅にある高校に電車通学していました。
放課後や部活帰りホームの窓からは川面に沈んでいく夕焼けが見え、最初はざわざわ賑やかだった電車から生徒が一人降り、二人降り…自分自身の将来の事がとにかく不安で不安で仕方がなく、同級生との人間関係もうまく立ち回れない自分に対しても幻滅し、【私たち、これからどうなるんだろう…】と、とても苦しかったことを、大人になった今でも、夕方になると思い出します。
高校の頃の同級生とは誰とも繋がっていません。でも、元気でいてくれるといいな、と思います。」

とってもリアルな気持ちを綴ってくれて、ありがとうございます。これからどうなるんだろう・・・という想いは、いくつになっても、ぬぐえない不安ですよ。
でも、その不安が明日を作っていくと思いますけれどね。私も夕方になるとそういうざわざわした気持ちに今でもなるし、夕焼けを見る川の車窓の何とも言えない匂いが、今こうしてリクエストにおこたえして聴いても封じ込められていたなと思います。

続いては、鹿児島県のラジオネーム「あの日の美術室へ飛んだあき」さんからのメッセージ、ご紹介します。

ラジオネーム「あの日の美術室へ飛んだあき」さん
「私の中の「That's me!」な曲は、『ひこうき雲』です。
それは、中学2年生だったある日の美術の時間の出来事でした。
作業をしていると、ある同級生から突然、幼稚園で一緒だったY君が亡くなったと告げられました。
Y君は、私が幼稚園の年長組のときに好きになった男の子。
そのときは理由が分からなかったのですが、後に、白血病で亡くなったと知りました。
その後、この曲ができた背景や歌詞の意味を知ってからこの曲を聴くと、イントロが流れるたびに、あの日の美術室の光景や、幼い私の恋の記憶が鮮やかに蘇ります。
曲を聴くだけで、一瞬であの頃の自分に戻ってしまう。これって私だけでしょうか。
私の切ない記憶の扉を開けるこの曲が、天国の彼にも届きますように。」

ひこうき雲 / 荒井 由実

この曲は、1973年リリースのデビューアルバム『ひこうき雲』に収録された1曲です。
「That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”」リクエスト、お送りしたのは「ひこうき雲」でした。

続いては、これ、マネしました・・・という声をよく聴く、この1曲。
北海道のラジオネーム「アカリ」さんからのリクエストです。
1982年リリースのアルバム『PEARL PIERCE』から「真珠のピアス」。

真珠のピアス / 松任谷 由実

恋人と別れる際、ベッドの下に片方捨ててきた、真珠のピアス・・・そんなこの曲を選んでくれた、ラジオネーム「アカリ」さんのエピソード、ご紹介しますね。

ラジオネーム「アカリ」さん
「中学生の頃からユーミンの大ファンで、勉強しながらユーミンのラジオを聴いていましたが、「真珠のピアス」について、当時、“この方法は効果的だよね、でも恐ろしい~”と、言っていらっしゃった事を覚えていて・・・
20代になった私は、当時お付き合いしていた、同じ職場の彼が二股している事に気がついて、真珠のピアスではなく、ベッドの下ではなく、彼の部屋の洗面台の歯ブラシスタンドの裏に、真珠のヘアピンを隠して、朝、帰りました。
後日、彼が「これ忘れたの?そうでしょ」とオドオドしながら持ってきました。
この後、かなり大変だったようですが、無事に彼を奪還できたのもユーミンのお陰。
今のパートナーです。
音楽だけではなく、ファッション、生き方全てがお手本なのは、今も昔も変わりません!」

お手本にされても困るというか、こんな人間がたくさんいたら混乱しますよ、世の中(笑)。
でも、同じことをしなくても、メソッドのひとつとしてあるかもしれないね。アカリさんは、ピアスではなく真珠のヘアピンだそうですけれど。さまざまな場所・・・場所というのは、部屋なり何なり、勝負をつけたいところ。ものもいろんなアイテムがあるし、行為としてしなくても、なにか当てていくということはありますね。
別れるにしても、“爪痕シリーズ”というか。この曲だけじゃなくて、“憎んでも覚えてて”的な曲は、ちょいちょい出てきます。今回は真珠のピアスで勘弁してやろう、ということで(笑)。

最後のリクエストは、京都府のラジオネーム「ヒロ先生」の「That's Me!」ソング。
これもまた、当時、同じような状況だった恋人たちの涙を誘っていたかもしれません。
まずは、メッセージからご紹介しますね。

ラジオネーム「ヒロ先生」さん
「この曲が発表された当時、大学4回生のときに出会った彼女との遠距離恋愛が始まりました。
卒業後、彼女は地元・北九州で就職、私は京都で働き始め、月に2回、お互い新幹線で行き来しました。
会っているときはとても楽しく、話しても話しても次から次へと話が尽きませんでした。
でも、帰る時間が迫ってくると、だんだん口数が少なくなり、駅のホームでは黙って手をつないで、意味もなくホームの端から端まで歩いたものでした。
そんな頃、ユーミンの語りから始まるドキュメンタリー番組で流れて来た「シンデレラ・エクスプレス」。
自分たちの状況とそのまま重なり、胸が熱くなったのを、今でもよく覚えています。
彼女とは、やっぱりお互い距離に負けてしまい、2年後には、別れてしまいました。
今はどうしているか、知る由もありません。
あれから時がたって、この曲を聴くと、駅のホームから見送った新幹線の赤いテールランプと、切ない気持ちを思い出し、胸がキュンと熱くなります。」

今でこそ、スマホやネットでお互いの顔を見ながらつながることもできますが、そんなものがなかった当時の遠距離恋愛は、まさに、こういうものでした。
今、こういうことをしていたら、不思議な人達だなということになるかもね(笑)・・・いないでしょ。

そして、うまくいかなったからこそ、この曲を聴くたびに、あの日々を鮮明に思い出せる。人生が、彩り豊かになるというものです。

では、「ヒロ先生」の「That's Me!」ソングを。

シンデレラ・エクスプレス / 松任谷 由実

この曲はね、JR東海が「東京発・新大阪行」の東海道新幹線の最終便に付けたキャッチフレーズが、「シンデレラ・エクスプレス」。当時、東京駅のホームは、恋人たちであふれていました。本当にそういう現象があったんですよ。

お送りしたのは1985年リリースのアルバム『DA・DI・DA』から、「シンデレラ・エクスプレス」でした。


今日は「That's Me!~“私を歌ったユーミンソング”リクエスト」というコードで、番組公式サイトで募集したリクエストにおこたえしてきました。

私の曲が、大切に聴いてもらえていることに、あらためて感動しました。
ホント、ミュージシャン、作家冥利に尽きますし、これからの創作活動のモチベーションにもなります!

ここで、オンエアでご紹介できなかった方の「That's Me!」ソング、いくつか曲だけピックアップすると・・・身長差5cm、しかも5歳年下の彼から別れを告げられたという、ラジオネーム「気の抜けたジェラシー」さんは “5cmの向う岸”を。
美大を目指していたけれど現役ではかなわず、家の事情を考えて進路を変更。それを今も後悔している・・・という、ラジオネーム「ゆざな」さんは、“悲しいほどお天気”を。
20代最後に、彼からの連絡を待ち続ける不安な恋をしていた頃を重ねる・・・そんなエピソードを書いてくれたのは、ラジオネーム「7階のこいびと」さん。“12階のこいびと”を選んでくれました。

そのほか、たくさんのリクエスト、ありがとうございました。

みなさんの心に直接、曲を届けられるのが、コンサート。
『THE WORMHOLE TOUR』は、来週半ばから四国の愛媛と高知へ、さらに、今月25日は福井で、27日は長野へ向かいます。
ホールツアーならではの距離感で、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!
コンサートのくわしい情報、そのほか、私の最新情報や近況は、松任谷由実公式ホームページXInstagramTikTokなどでお知らせしています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

onair list

情熱に届かない~Don't Let Me Go

M1

情熱に届かない~Don't Let Me Go

松任谷 由実

ひこうき雲

M2

ひこうき雲

荒井 由実

真珠のピアス

M3

真珠のピアス

松任谷 由実

シンデレラ・エクスプレス

M4

シンデレラ・エクスプレス

松任谷 由実

当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。

\ このページをシェア /

Xで共有 Facebookで共有 LINEで共有
番組へメッセージ radikoで最新回を聴く

archive

オンエアレポート

一覧を見る
2025年3月までのYuming Chordのサイトへ
page top