（チャイム……ガラガラ……）
洋平先生「はい！進路室へ、ようこそ！8月1日ということで、8という数字を見ると夏だなっ!!!と思いますね。そして、夏と言えば“フェス”ですけど、我がSCHOOL OF LOCK!では毎年10代限定の夏フェス！【未確認フェスティバル】が行なわれますけど、一昨日の7月30日(日)東京会場にて3次審査のLIVEステージが終わりました。8月27日(土)東京・新木場Studio Coastで行なわれるファイナルステージにどんなアーティストが登場するのか!?新木場Studio Coastですよ！お客さん2,000人くらいかな？これは緊張すると思うよ！緊張しちゃってほしいですね！逆にこれで堂々とされてても、審査員の人も何も言えなくなっちゃいますからね(笑)可愛げを大事に！(笑)嫌なアドバイスだなー(笑)でも、こんなことアドバイスするアーティストは他にはいないと思うので…。どちらかと言うと、就活の面接のとき活用していただければなと思います(笑)以上のことを踏まえて、ファイナルに進んだアーティストの皆さん頑張ってください!!!」
洋平先生「今日の授業は、昨年の授業に引き続きやってきましたよ！この授業が!!!」
（カッカッカッ…カッカッ…）
洋平先生「……洋フェス 2017!」
洋平先生「去年開催しました、‘川上洋平がもしフェスを開催したらこんなフェスになるのではないか？’という妄想フェスですね！これ…洋フェス…こんな名前でしたっけ？(笑)名前を募集したら、そのままでいいんじゃかいか？という意見が1番多かったので今年もこの名前になっていますけど…もっとカッコイイ名前がいいなと思うんですけど…。ちなみに去年のラインナップ、オープニングアクトがU2(笑)トップバッターでU2は凄いですよね！
その次がThe Jon Spencer Blues Explosion！
そして三番目がWestlife！これは観たいなー！やっぱり観たいな！
そして四番目がGuns N' Roses！
去年を見返してみると、意外とそんなに攻めてないなと主催者ながら思ってしまいまして、今年のフェスは更にみなさんを惹かせられる準備をしております！クリエイティブ川上！クリ洋は！(笑)全然上手くなかったけどね(笑)受験勉強や部活で夏フェス行けない！という生徒のみなさんがいっぱいいると思うんですよ。ちょうど“夏休みがもう少し早く始まれば行けるんですよ！”っていう…FUJI ROCK FESTIVALとかね！僕も大学のときそうだったんですよ！自分の学部は試験期間的に、FUJI ROCK FESTIVAに行けない学部だったんです。だからそういう勉強に励まなきゃいけないみなさんの為にぜひ夏フェス気分を味わってほしいなと思いまして、今年も洋フェス開催いたします!!!」
洋平先生「さあ！記念すべきオープニングアクトはこちらです!!!」
Ｍ 攻撃的国民的音楽 /八十八ヶ所巡礼
洋平先生「今年の洋フェス 2017!オープニングアクトは八十八ヶ所巡礼！略して八八は僕は大好きです！本当に日本で1番好きなバンドなんじゃないかなと言えるくらい、いや、実際にそうですしね！ライヴもちょくちょくお邪魔させていただいているんですけど、とにかくカッコイイ！そして危険！今1番ヒリヒリするバンドなんじゃないかなと思うんです。ぜひ彼らにこの夏フェスのイカれた雰囲気をまず、ぶち壊してほしいなと思いまして、1発目に選びましたけど…カッコイイでしょこれ!?この人たちライブも、めちゃくちゃ上手いからバンドマン泣かせなんですよ。俺、こないだSiMのDr. GODRiと観に行ったんですよ。2人で観てて、“うわぁーへこむわー”って終わった後、言い合いましたね。スリーピースバンドなんですけど、3人がめちゃくちゃなことやってるんですよ！でもそれがガッチリあってる！そのガッチリ具合がたまらないんですよ！バンドマンにとっては！ぜひこの洋フェスの1発目から、ウェルカム・ムードをぶっ壊してスタートを切ってほしいなと思います!!!」
洋平先生「さあ、続いていきましょう！1曲目からうってかわって、オシャレでアンビエントな空間に誘ってくれます。この方です……」
Ｍ Skyline / FKJ
洋平先生「たまらないですね！このメロウなアンビエントな感じは本当に大好きです！このFKJはフレンチの方なんですけど、最新アルバム『French Kiwi Juice』。これに今めちゃくちゃハマっていて、川上洋平の自宅では、このアルバムしか流していないんじゃないか！というぐらい掛りっぱなしですね！家に帰ってくるとすぐに自分の携帯とBluetoothが繋がって、自動的にこの曲が流れ始めるんですけど……いま思うと……やらしいね(笑)でも、さっき八八でグーッとアンウェルカムなムードから始まって、かと思いきや次がこの曲でウェルカムすぎるウェルカムな感じ！たぶんこの曲も、昼の炎天下の12時くらいかな？このメロウ、アンビエントな雰囲気で、炎天下の中に癒されるという感じでね！そういう癒しの力をもったアーティストですね。ちょうどいいんじゃないかな？八八の激しさを殺さずに、ちゃんと引き継いだうえで、このFKJに出てきて欲しいですよね。」
洋平先生「とは言っても夏フェス！ロックバンドの大舞台ですから、もうちょっとギターをかき鳴らしたいかなと思います！」
Ｍ Ants / Starcrawler
洋平先生「3バンド目はStarcrawlerで、この曲は『Ants』という曲名なんですけど、訳すと‘アリ’ですね。僕がこの前ニューヨークに1カ月ほど住んでいた家で、とにかくアリが出まくったんですよ！お風呂場にはアリの列が、ベッドで寝てると上の方にもアリの列があって、もう本当にアリしかいなかったんですよ…本当に。まず家に来て2週間ぐらいだったんですけど、ずっと殺虫剤とアメリカのアリの巣コロリ的なやつを買って戦ったんですけど、そのときにちょうど聴いていたのが、このStarcrawlerの『Ants』という曲だったんですよ。だからめちゃくちゃいいBGMでした！♪ I got ants〜みたいな(笑)でも本当にかっこよくて、もしかしたら10代ぐらいなのかもしれないんですけど、今この時代で、ちょっとガレージ的なサウンドをかき鳴らす子たちってなんかいいじゃないですか！しかもみんなオシャレなんだよね！イケてるんですよ、ファッションも！ぜひみなさんも映像をチェックしていただけたらなと思います！」
洋平先生「さあ！洋フェス！遂に大トリの時間になりました！早いですね！(笑)
大トリはストレートに今をときめくこの方達に飾っていただきましょう！」
Ｍ Black Beatles ft. Gucci Mane / Rae Sremmurd
洋平先生「洋フェス2017大トリを飾っていただきましたのは、Rae Sremmurd！このRae Sremmurdは僕がニューヨークにいたときに、実は2回ほどライヴを拝見したバンドでございまして。もう人種関係なく、みんな大盛り上がり、大騒ぎで飛び跳ねて歌いまくって凄かったよ！僕が観たのはFesで、時間もわりと昼から夕方に差し掛かるぐらいの早い時間だったんだけどね。あとはThe Weekndのライヴを観に行ったんだけど、その前座で出ていて、ぜひ彼らがヘッドライナーになる姿を見たいんですけど、いち早く洋フェスでその妄想を実現してみました！全然！全然！カッコイイですね！！大トリにふさわしい!!!」
洋平先生「さあ、4アーティストを並べてみましたけど、めちゃくちゃカッコイイし、やっぱ素敵なアーティストが多いね！ただ今年も残念ながら大物バンド、[Alexandros]は出演できないかなということで……(笑)日程は空いていたんですけどギャラの方がね……相当高かったみたいでね(笑)」
Ｍ Feel like / [Alexandros]
洋平先生「こうやって好きなアーティストを並べてみるのも、“夏フェスに行けないよ！” という人にはいいかもね！ただ単に好きなプレイリストを並べるんじゃなくて、出順的な感じで並べてみても良いかもしれませんね。“朝だったらこのバンドだよね！全部聴きたいけど、朝聴くとしたらこれだよね！”みたいなね。それで夜になって“星空の下ではこのバンド聴きたいな！”とそういう風な並べ方をすると素敵なプレイリストになるかもしれません。ぜひ僕の洋フェスみたいに5組ぐらいのアーティストをぜひ［ アレキサンドLOCKS!掲示板 ］に書き込んで欲しいなと思います！開演は9時ぐらい？……アーティストは12時以降にしてあげてください！(笑)」
