サカナLOCKS!

8月25日(木)のサカナ LOCKS!は・・・

夏の【 怖い音源 】特集をお届けします!
本来だったら入っているはずのない不思議な「声」が聴こえる楽曲というものがあります。この声の正体は一体、何なのでしょうか?
今回はそんな都市伝説のような音源をオンエアしながら、山口一郎先生がミュージシャンの観点から真面目に検証していきます。
昨年も大好評だったこの授業、怖いのが苦手な人も大丈夫!一郎先生が音楽的に解説をしていきます。お楽しみに!!

パリ合宿 レポート

サカナLOCKS! 2016.8.11 木曜日

SCHOOL OF LOCK!




★サヴォア邸
山口さん、サヴォア邸に行ってたんですね!
建築を学んでいる身としては、聖地に近しい場所なので、憧れます!
自分もいつか行きます。
スペックション
男/19/三重県




山口「そうなんです。先生はね、フランスのパリに行ってきました。そこにサヴォワ邸という、ル・コルビュジエ(Le Corbusier) が設計した、フランスのパリ郊外、ポワシnkーにある住宅……ル・コルビュジエっていうのは、近代建築の巨匠なんですけど、みんな聞いた事ないかな?馴染みがないかな?有名な建築家の人です。コルビュジエっていうのは、近代建築の5原則を作った人だと言われているんです。先生も、コルビュジエに憧れて丸眼鏡をかけていますから(笑)。先生が丸眼鏡をかけているのは、コルビュジエ……Le Corbusierに!(笑) ガイドの方から正しい発音を聞いたのでね(笑)。Le Corbusierに憧れて丸眼鏡をかけていると言っても過言ではありません。」

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「そのコルビュジエは近代建築の5原則を作ったんですけど、どんな5原則かというと、まずは、“ピロティ”。ピロティってわかるか?あだ名とかじゃないぞ。ヒロシのあだ名でピロティとかじゃない(笑)。ピロティっていう建物の中と外の境目がない……屋根があって柱だけあって、道路と建物の差がない状態で、柱をこえたら建物に入るだろ?そういう建築の事だ。……分かるか?(笑) まあ、ググってくれ(笑)。あと、“屋上庭園”な。屋上を庭にしちゃおうぜ!これって近代的じゃね?っていうね。あとは、“自由な平面”。これは先生もよく分からん。何をもって自由な平面というのかは分からんが、昔の建築っていうのは、歴史に基づいて凝り固まったものであると。今の私達からすると、変わった建物だなーで終わるところですけど、当時からすると、これ宇宙船?くらいの。何これっていう、衝撃だったんですよ。ビートルズが現れたときみたいなもんだよ。平面が丸かったり、角ばっていたり、自由だ。あと、“水平連続窓”。昔は窓って言ったらひとつの窓をガチャンって開けて、ボンジュール!みたいな感じだったのが、何言ってんねんと。壁全部窓にしたらええやないかと。だから、開放的でしょう?外も丸見えだから。あと、“自由な立面”。……こうなってくるともう、分からない(笑)。こうなってくると、それはもう自分で調べて欲しいんだけど(笑)。先生はいろいろ感動した。先生がサヴォワ邸に行って感動した理由は、隙がないから。何て言うのかな……無駄がないのよ。だけど、隙だらけだし、無駄だらけなのよ。違う考え方をすると。例えば、手すりがあって壁があるときって、なんとなく角ばって壁にいくでしょう?それが何か知らないけど丸まって壁になってるのよ。理由はわからない。だけど……美しいんだな……。あと、光が入ってくると、絵画みたいなのよ。なんでこういう窓を設置したのかとか、全部理由があるのよ。それがあの時代にあったっていうのがね……すごいことだな。建築界のビートルズだねっていう話をしていたわけです。先生はいろいろ勉強してきました。その話をしていきますよ。」

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「フランス語って難しいなー。知ってるかみんな。フランス語って男性名詞と女性名詞があるんだぞ。どういうことかというと、冷蔵庫は男性か女性か決まっているんだぞ。意味分かるか?……分からないだろう。名詞に性別が決められているんだ。おしゃれだねー。おしゃれだ……Le Corbusier!みんな、ル・コルビュジエじゃないぞ。Le Corbusierだ。友達が、「うちのお父さんがル・コルビュジエの家具を買ったんだー。」って言ってきたら「え?マジ?Le Corbusierの?」って返してください(笑)。……先生、テンション高いなー。」

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「わはは(笑)。先生なんと、パリに行ったけど、財布を家に忘れていってしまったんです!(笑) 今夜は、一郎先生のパリ合宿のお話をしていきたいと思います。つい先日、パリに行ってきました。財布を忘れてパリへ行ってきたんです(笑)。インテリアデザイナーの片山正通さんのご家族と一緒に行ってきたんですね。まず、飛行機のどきどきするところあるじゃないですか。パスポートを見られて顔を確かめられてくぐっていくところ。悪いことしていないのに悪いことしたんじゃないかと思うところ(笑)。そこで気がついたんですよ。並んでいて、財布がないなと。そういえば持ってきてないなと。どうしよう……とりあえず行くか、みたいな(笑)。今から戻るとか無理だし行くかって。で、インテリアデザイナーの片山さんについて回って、いろいろと……お金をお借りしながら……なんとかね(笑)。無事に行ってきたんですけどね。なぜこの忙しい時期にパリへ行ったのかというと、シングルが完成して、よっしゃーって行く予定だったんですよ。でも発売延期になってしまったので、制作しなきゃいけなくなっちゃったんですよ。忙しくなっちゃったんですけど、行くしかないんです。チケットをとってるし、ご迷惑をおかけするし。自分も煮詰まっていたから、ここで行こうと決めて行ってきたんです。」

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「何を吸収しに、勉強しにそこまでして行ってきたかというと、先生は、音楽っていうものを考えながら考察して日々勉強しているけど、音楽はCDを作ったりライブをするっていう表現だけじゃなくて、もっと違った形でミュージシャンが音楽を表現するチャンスがあっていいんじゃないかと思って。『バクマン。』の映画音楽をやってアカデミー賞をとってから思ったんですよ。いろんなチャンスはどこにあるんだろうと思ったときに、先生はよくタイアップをやっているだろう?タイアップは、ミュージシャンと企業がつながる唯一のものなんだな。企業があって、商品を作って、それを紹介するために広告として音楽を使うと。それ以外に企業と音楽が結びつくところがないかなといろいろ考えたんですよ。いろいろ思いついて。まずは、店舗がある企業があるでしょう?セブン-イレブンもそうだけど、車屋さんだったらトヨタとかマツダとか。店舗があるわけじゃないですか。車を売っている場所。服屋さんもいろいろありますよね。ユナイテッドアローズとかね。いろいろありますよね?そういったところにも音楽は流れているよなって。そこで流れている音楽を作る事もできるんですけど、先生は思った。スピーカーの位置とか、音量とか、そういったものも実はすごく重要なんじゃないかなって。それによって売り上げが変わったりするんじゃないかなって。例えば、車の商談をしているときに、商談の確率を上げる音響設計とかね。ミュージシャンとしていろいろと提案できるんじゃないかと思って。ミュージシャンが軸になって、他の人たちと作っていくとか。商品に音楽を作るという事は、ミュージシャンのバリュー(価値)を求められているわけじゃないですか。コラボしています、っていうね。例えば、サカナクションを好きなファン層の方が、車に興味がないとして、トヨタやマツダ、ホンダの店舗の音楽……サウンドディレクションをサカナクションがやっているとしたら、新曲がそこで流れていますってなったら、車に興味がないけど、それを聴きに行こうかなって、足を運んでくれるかもしれない。例えばですけど。そういう結びつき方があるんじゃないかと思って、海外のいろんなお店を見てみようと思って、建築の勉強から始めようということで、パリに行ってきたわけです。」

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「片山さんはインテリアデザイナーなので、ユニクロとかの店舗を作っているんだよ。パリのユニクロの店舗も作っていらっしゃいます。先生が注目していたのは、コレット(colette)っていうお店なんですけど、そこは、先生たちが今やっている『NF』という考え方にすごい近い考え方なんですよ。音楽があって、CDも売っているんですけど、アートの本もある。服もある。あと、いろんなカルチャーのものがお店の中に売っている。下にはカフェもある。音楽の名のもとに全部が集まっているんですね。そして、このお店は1週間で全部商品を入れ替えるの。だからそこにいくと新しいものに出会える。サロンみたいなものですね。新しいカルチャーに出会えるお店。それを片山さんが手がけていたので、見に行きたいなと思って行ってきたんですね。日本でもこれに近い事をやりたい。『NF』でやっていることはこれに近いなって思うのでね。いろいろ勉強になりました。あとはたくさんの美術館や、Le Corbusierの建築も見てきました。あと、モネ(Claude Monet)の家にも行ってきましたよ。Le Corbusierのアトリエも。アトリエは世界遺産になるんだよね。なったのかな?当時のペンキの色を再現するために、壁を削って昔の色を出したりとか、それを塗り替える段階を見せてもらったりしてね。あと、家具もいろいろ見ましたね。Le Corbusierの弟子の、ジャンヌレ(Pierre Jeanneret)が手がけた家具とか、いろいろと新しいものに触れると勉強になりますし、向こうで聞いた音楽をいっぱいShazamしてきましたよ。レコード店も行きましたしね。本当に大変でしたね、いろいろ見て回るのが。」

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「それとね、時差が7時間あるんですね。パリと日本では。いつも僕たちメンバーがスタジオでレコーディングをするときには、昼1時集合なの。でも僕がパリにいると、その時は朝6時なの。片山さんと僕たちはいつも美術館とかをたくさん回るから、ロビーとかで集合が7時半とかなの。日本時間の深夜1時から2時くらいに終わったものが、パリ時間の夜7時とかに送られてきているの。ホテルに戻ってそれを聞いて、いろいろやって、メールも返して、すると6時とかになっているの。でも、7時半には行かなきゃいけないの。片山さんファミリーが待っているから。僕が遅刻するわけにはいかないから。そしたら寝られないじゃないですか。それをひたすら繰り返したパリね。……さすがに食卓で寝たね(笑)。レストランのご飯がくる間とかに寝てましたね(笑)。そういう旅でした。でも、もっと若いときにいろいろ見たかったな。片山さんは22歳のときに観たって言っていましたね。だからみんな、若いうちに観に行くべきだぞ。」

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「だが、先生これだけは言っておくぞ。英語の勉強だけは……英語の勉強だけはちゃんとやっておくべきだと思う。本当にこれは……先生は……切実に思うんだ。ほんまやでー(笑)。英語がしゃべれるかしゃべれないかで行ける場所が変わるから。あと、積極性が出るね。先生……何回理解していないのにYESって言ったか分からないぞ(笑)。聴く音楽も広がるし、日本語が難しいんだっていう事もわかると思うし。たくさんInstagramに写真をアップしているので、見てもらいたいと思います。」

一郎先生のInstagram

そろそろ、今回の授業も終了の時間になりました。

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「さて、先週の自習のときに募集していた、サカナクションカルトQですが、8月19日に開催することになりました!決勝に進出した方は、サカナクションがやっている音楽番組『NFパンチ』の収録に参加していただきます。その決勝にはシード枠として、以前行ったサカナクションイントロ期末テスト([2016年6月23日の授業]) で優秀な成績を残した、ボンレスマサル。彼が参加します。……受験生なのに(笑)。果たして誰が優勝するのか……。ちなみに、うちのメンバーも、サカナクションカルトQに出ますから。メンバーに勝てるのか。僕はペーパーテストの試験官としていきますから。カンニングとかしたらチョークが飛ぶよ。ぴゃっと(笑)。これは是非参加してもらいたいと思います。」

サカナクションの『NFパンチ』 Official Site
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