山口「思っていたより、印象が派手だね。」
桃谷「そうなんです。前回出したEPはギター1本で弾き語りの曲が多かったんですけど、今回はギターも持たず、新境地に挑戦するようなものになっています。」
山口「なるほどねー。素晴らしいですね、ありがとうございます。」
桃谷「ありがとうございました。」
山口「尾崎豊さんは、僕らの世代はがっつりやられていますからね。僕、尾崎豊さんが天才だと思う所以は、自分が歌いたいことを歌ってちゃんと大衆に受け入れられているんですよね。普通は、ちょっと寄せたりするし、そこの葛藤があったりするんだけど、尾崎豊さんはその葛藤がないミュージシャンだったと思うんですよね。その分逆に苦しかったこともあると思うんですけど。その息子さんということでね……これはもう、才能の塊ですよね。すごいなー。生徒たちに届けられて良かったと思います。」
一人目のプロモーションを聴いて、結局オンエアした一郎先生。再び仕事に戻ろうとすると……
山口「ってもう、今忙しいんだから……編集しなきゃいけないんだから……」
山根「すみません、山口さん、今お時間大丈夫ですか?(半笑)」
山口「ちょっと今忙しいんだけど……」
山根「2~3分……大丈夫ですよね?(半笑)」
山口「まあ……どうぞ。」
山根「今日ご紹介したいと思って、BOYS AND MENの……」
山口「あなたは?」
山根「あ!すみません!Virgin Musicの山根と申します(半笑)。」
山口「山根さんね!」
山根「はい。よろしくお願いします。(半笑)」
山口「よろしくお願いします。」
山根「あの……これなんですけど、阿久悠さんが、作詞家50年っていうことと、お亡くなりになられてから10年っていう記念の年を……」
山口「記念?(笑)」
山根「あ、あの……(半笑)」
山口「没後10年っていう記念の年ね。」
山根「はい……あの、すみません。新卒の新人なので、ちょっと多めに見ていただいて……(半笑)」
山口「新卒なのね。」
山根「で、まだ世に出ていない曲を、BOYS AND MENが歌うことになってですね。」
山口「おー、まだ阿久悠さんの?」
山根「そうなんです。阿久悠さんのまだ世に出ていない曲を、ボイメンが歌うっていうことになりまして。」
山口「ボイメンね……」
山根「「友ありて・・」っていう曲なんですけど。内容としては、辛いことも分かちあおう、嬉しいことは倍にしよう、最後は仲間を信じていこう!っていう、熱い熱い友情の曲になっています。」
山口「阿久悠さんは伝説の作詞家ですからね。ちらっとラジカセで聴いてみようかな。」
山根「聴いてみてください。」
(「友ありて・・」を少し聴いて……)
山口「ほー……いいねー。」
山根「そうなんですよ!いいんですよ!だからおすすめしたんですよ。これは、山口さんのところに絶対持っていかなきゃいけないなって思って。一番先に持っていかなきゃって思って探し回りましたよ、山口さんのこと(半笑)!」
山口「あ、山口ディレクターのこと?」
山根「はい!やっと見つけたって思って(半笑)!」
山口「あら、本当? ちょっと気になることを聞いてもいいか?」
山根「はい(半笑)。」
山口「常に半笑いだな。」
山根「あ……あの、ちょっと、アメリカナイズされてまして……(半笑)」
山口「どういうこと?」
山根「ちょっと向こう(アメリカの生活)が長かったので……すいません、よろしくお願いします。悪気はないんです、半笑いは。(半笑)」
山口「レコード会社に就職しようと思ったのはどういう理由?」
山根「あの……個人的にフィギュアスケートをずっとやっていまして、フィギュアスケートのアイスショーで使っている曲が全てユニバーサル(ミュージック)の曲だったっていうので……」
山口「フィギュアスケートやってるの?僕、浅田真央ちゃん好きなんだよねー……かけちゃお!」
山根「やった!」
M 友ありて・・ / BOYS AND MEN
山口「なるほどなー……」
山根「どうでしたか?良かったですよね?(半笑)」
山口「いいね!素晴らしいですね。生徒たちに阿久悠さんの隠されていた曲を……真面目な曲ですよね。分かりました、ありがとうございます。」
山根「ありがとうございます。」
結局、二人目のプロモーションでもオンエアしてしまった一郎先生。
山口「……俺、甘いかな?甘い?(笑) でも、フィギュアスケートやってたんだよ?日本代表だよ?かけちゃうよね(笑)。浅田真央ちゃん、好きなんだよね。かけちゃうわー……。」
山口「そんなことやってる場合じゃない!忙しいんだから……編集、編集。あー、忙しいなー……」
行「おはようございまーす。」
山口「おはようございます。」
行「TOWER RECORDSの行と申します。」
山口「あー、TOWER RECORDS、いつもお世話になってます。すごいベテランっぽい方がいらっしゃって……」
行「ははは(笑)。もうね、か弱い女子の後に……来にくい(笑)。」
山口「ははは(笑)。でも、TOWER RECORDSですよね?」
行「はい。うちは基本的に小売なんですけど、レーベルもやっていまして……っていうのが、自分たちで……」
山口「……?」
行「……あ、ちょっと長くなりそうなんで止めます(笑)。」
山口「ははは!(笑) でも、僕、知ってますよ。」
行「あ、本当ですか?ありがとうございます。」
山口「未確認フェスティバルのグランプリバンドじゃないですか。YAJICO GIRLっていうんですね。」
行「そうなんですよ。彼ら、2016年のグランプリをとったんですね。で、2016年の8月に決勝があって、そこから、CD出しますよってなってから、だいたい2ヶ月か3ヶ月後に出して、おめでとうって雰囲気を出していかなあかんのに、1年かかったんです。」
山口「なんでですか?それは。」
行「なんかね、良くも悪くも……全く大人に媚びてないんですよね。常々僕は、そうやって新しい才能っていうのは何かしらの異物感がないとあかんなっていうのは思っていたんです。」
山口「違和感ね、分かります。」
行「なんやろこれ、っていうね……今の流行りに迎合していないわけじゃないんですよ。ある程度は……日本の音楽を聴いて育っているので、彼らも。ただ、ちょいちょい見える洋楽っぽさ……」
山口「お、今の日本のバンドにはない?」
行「そうそう。それは何だろうと思って彼らに聞いたら、日本のしか聴いていないって言うんですね。」
山口「あれ。」
行「多分……当然サカナクションも聴いてますし、そういうところから洋楽のエッセンスを抜いていると思うんですよね。だから、別の形。」
山口「なるほどねー……新しい純日本国産の音楽が誕生しつつあるってことですね。ちゃんとしたポップス感もありますよね。」
行「そうなんですよ。」
山口「でも、未確認フェスティバルのグランプリですし、TFM (TOKYO FM)でかかりまくってるんじゃないですか?」
行「いやいやいや……とはいえってやつです(笑)。」
山口「いや、知ってるんじゃないかなー、みんな。」
行「ここをなんとかね!あの……僕、フィギュアスケートでも何でもするんで!」
山口「ははは(笑)」
行「ほんま……くるくる回ります!」
山口「分かりました、分かりました。じゃあ、そうねー……TOWER RECORDSさん……僕ね、アルバムをリリースするんですよ。」
山口「イニシャル(メーカーに注文する数量)を多めに入れていただけるみたいなことがあれば……かけちゃおうかなー……」
行「あ、あの……やっておきます!」
山口「はい、かけちゃおう!」
■ YAJICO GIRL - サラバ [Official Music Video]
山口「あー……来週は絶対厳しくやりますから!よろしく!!」
ということで、結局、全プロモーターの曲をオンエアしてしまいました!
音楽にまつわる職業シリーズ『プロモーター』の授業は、来週も続きます!お楽しみに。
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