2015年7月18日、19日。
2日間にわたり日産スタジアムで行われたSEKAI NO OWARI「Twilight City」。
チケットは即日完売。
セカオワLOCKS!掲示板にも「チケットが手に入らなかった!」という
書き込みが多数届きました。
家が遠かったり、チケットが手に入らなかった生徒にも
「Twilight City」を楽しんでもらいたい!
そんな思いをこめて、セカオワLOCKS!の生徒の中から、
リスナーレポーターを募集。
SCHOOL OF LOCK!を代表してライブに参加し、
レポートを届けてもらいました。
2015.07.18 REPORT
RN スマイルメーカー 16歳 埼玉県
すごいスピードで流れていったあっという間の2時間ちょっと。でもあんなにはしゃいで騒いで盛り上がったことは今までなかった気がします。
7月18日、日産スタジアム。風が強く雨もぱらつく曇り空。あいにくの天気の中で行われたSEKAI NO OWARI先生のライブ「Twilight City」。
今回のライブはスタジアム全体が一つの街となっていて、その中でも何より目を引くのは今までよりもパワーアップした巨大樹のセット。セカオワ先生曰く全長40メートルというもはや巨大な建造物に圧倒され、刻一刻と迫るライブの開始が待ちきれませんでした。
開演時間。ベルの音がスタジアムに鳴り響き始まったセカオワ先生のライブ。最新から初期の曲まで様々な曲とそれに合わせてセットに仕込まれた様々な仕掛けに驚き、手を叩き、歌い、飛び跳ね、とにかく幸せな時間を過ごしていました。
そんな中、今回のライブで僕はどうしても聴きたい曲がありました。それは「幻の命」という曲。セカオワ先生の最初の曲と同時に、僕がセカオワ先生に出会うことができた思い入れの深い曲です。
そんなことを考えながらライブも終盤。直前のアップテンポな曲から一転して会場が静かになった瞬間、Saori先生のピアノで始まる曲、「幻の命」が始まりました。
セカオワ先生の曲と始めて出会ったときのこと、苦しいときにセカオワ先生の曲に助けてもらったときのこと、そしてセカオワ先生を通じてSOL!に出会えたこと。曲中セカオワ先生との思い出がずっと頭をよぎっていました。曲が終わったとき、僕はセカオワ先生への感謝の気持ちでいっぱいでした。
最後に。このレポートを書いている時もあの夢のような時間の余韻に浸っています。改めてセカオワ先生とSCHOOL OF LOCK! のみなさん、一生忘れることのできない思い出をありがとうございました!!
2015.07.19 REPORT
RN fightmusicLOVE 16歳 神奈川県
7/19日産スタジアム。18日の天候とうって変わっての炎天下。
しかし、LIVE開場前の会場はその暑さに負けないぐらい多くのファンの熱気が溢れていた。今回のLIVEのコンセプトがアジアのファンタジーということで会場の周りにはアジア料理の屋台やお祭りなどでよく見る輪投げ、綿菓子、射的などの屋台が出ていた。
SEKAI NO OWARIのLIVEではよく仮装してくる人が多く、今回もそれぞれのメンバーの仮装や色々なキャラクターの仮装の人がいた。さらに今回はコンセプトに合わせ浴衣やハッピ、チャイナドレスの人も沢山いた。お互い写真を撮ったりして、セカオワファンとしての交流を深めていてとても楽しそうだった。
15:30開場。それぞれのゲートから入場し、スターライトリングをもらった。去年のそれとは違い、数字が周りに書いてなくシンプルな時計のリングになっていたが針がちゃんと開演時間の17:30を指していてかわいかった。
いよいよ開演。最初はゲストアクトとしてオースティン・マホーンが歌を披露してくれた。かっこいいパフォーマンスと歌で、会場を興奮させた。
そしてTreeのオープニングの鐘とともにSEKAI NO OWARIのLIVEへ。
スクリーンにセットにもあった汽車が空から降りて来て日産スタジアムに到着するまでのアニメ映像が流れて、ステージにスモークが出たあとに「炎と森のカーニバル」の曲と花火と共にメンバーが登場した。私は、ずっとTVでしか見たことのないので華やかな演出で登場したSEKAI NO OWARIを見て、やっと会えた!と感動した。他の観客も大歓声だった。2曲目は「Love the warz」。さっきの華やかさとは一変、クールな曲で特にFukase先生の「あなた方を処刑します」の所がとてもかっこよく、悲鳴をあげてしまった。
そして「虹色の戦争」「不死鳥」と続き、「PLAY」ではSaori先生のTwitterのアイコンの絵のアニメ映像と共に披露された。「ファンタジー」では、セットだと思っていた汽車が動き、Nakajin先生とFukase先生を乗せアリーナを回り1.2階席の観客も近くで見れるように回った。さらに水が発射する演出もあり会場を涼しませてくれた。
続いては実写版進撃の巨人の主題歌になった「ANTI-HERO」、「SOS」。
「ANTI-HERO」はダークな曲で特にSaori先生のピアノの演奏がかっこいい曲だった。ピアノの演奏の後、思わず拍手をしてしまった。そしてまだ発表されてない「SOS」。
こちらはイメージがガラッと変わって、神秘的だった。言い表せないがとても感動し観客も息を呑むほどだった。
そしてお決まりのDJ LOVE先生のコーナー。
最初にアニメ映像で他のメンバーがTwilight City でLOVE先生に何をやらせるか相談している所からスタート。あまりの無茶にLOVE先生が「本当にやりたいことは…!」とついに怒りが爆発。そしてステージが明るくなるとなんとロックな格好でギターを持ったLOVE先生が登場。観客は少し驚いていたが、LOVE先生のイメージにないシャウトと歌詞に、観客はノリノリだった。
その後はSaori先生のピアノで「ピエロ」、Nakajin先生のギターで「スノーマジックファンタジー」のアコースティックでの演奏。ゆったりとして,会場もうっとりと揺れる。しかしこの2曲はどちらもツリーの高い場所で演奏されたためFukase先生がずっと怖いと言っていて移動する時のへっぴり腰はとても微笑ましかった。
そして、ホップな「broken bone」、プロジェクションマッピングがとても幻想的だった「Death Disco」が終わり、次の曲へ。
まだリリースはされていないがNHKの合唱コンクールの課題曲のために作られた「プレゼント」だ。Saori先生の思いが伝わってくる。
そしてお待ちかねの「スターライトパレード」。一斉にスターライトリングが光る瞬間、大歓声が起きその景色はとても幻想的で美しかった。
「幻の命」の後に披露された「ムーンライトステーション」では18日には行われなかったという、汽車バルーンの演出があり中から光が降ってくる演出にはとても感動した。
そして最後の曲は「Dragon Night」。Fukase先生が旗を挙げ、トランシーバーで歌う姿はとても盛り上がり、大合唱で終わった。
そして、アンコールの「スターライトパレード」の合唱が響くとツリーハウスが光り、再びメンバーが登場した。
「RPG」が披露され終わるとメンバーによるTwilight City の裏話に。さらにDJ LOVE先生が2016年に全国ツアーをすることを発表すると歓喜の声があがった。
その後、Fukase先生がTwilight City への思いを語った。「昔コンテストに出たときはビリだったり、メッセージ性がないね売れないよなんて沢山言われてきました。でも僕は今日本で一番大きなステージに立ってます!」Saori先生の目に涙が浮かぶ。「何が言いたいかわかりますか?皆負けるなってことです!全ての戦っている人たちに贈ります!Fight music‼︎
Fukase先生のメッセージの後に演奏されたのはもちろん私の大好きなFight music…!大号泣だった。頑張ろう。そして何よりこんなにも人を応援できるSEKAI NO OWARIに感動した。観客もタオルを回し、盛り上がった。
そして本当に最後の曲。「インスタントラジオ」。会場全体が一つになり、最後はNakajin先生のギターソロに合わせ花火が上がり華やかにLIVEが締めくくられた。
曲が終わるとメンバーは前に出てマイクなしの生声で「ありがとうございました」と挨拶をし、ツリーの中に入っていった。
最後までファンを大切にするSEKAI NO OWARIのメンバーたち。そんな彼らたちの熱いメッセージは皆、そして私の胸に残った。