ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

番組が選んだ今年の「ベストパーソン」は…(2011/12/30)

カテゴリー:1114
null

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今日は、今年最後の放送ということで【年間ベストパーソン】として
今年、私たちに感動を与えてくれた10組をピックアップしました。
Facebookページの皆さんの投票によるベスト3は次の通り。
●第3位 『古川聡』『AKB48』
●第2位 『スティーブ・ジョブズ』『内村航平』
●第1位 『なでしこジャパン』
そして、中西さんがベストパーソンとして注目したのはこの方!


なでしこジャパン!


震災直後の日本に、大きな感動、そして勇気を与えてくれました。
日本サッカー史上、初めてのワールドカップ制覇です!
全員が一丸となって戦う姿は、今も皆さんの目に焼き付いているんじゃないかと思います。
ただ、ワールドカップに行く前は、佐々木監督と話をしたときに
「取材してくれてありがとう。」と言われるくらい、注目を浴びることのない存在だったんです。



そのなでしこジャパンがドイツに勝ち、スウェーデンに勝ち、そしてアメリカに勝って優勝!
これは震災という、我々にとってはマイナスだった出来事をパワーに変えて、
「皆を励ますためには優勝しかない!」という選手たちの気持ちが一番大きかったのではないかと思います。
佐々木監督もインタビューでこうおっしゃっていました。


「我々も横断幕を持って、世界の皆さんに“サポートありがとう”ということを伝えたかったし、
 なでしこのプレーを見て、日本の人たちも元気ですよ、ということをアピールする...
 そういうことの中でこの世界大会を戦うんだ、という思いがありました。
 そして同時に、日本の皆さん...今回震災の被害に遭った方たちに対しても、テレビを通じて
 パワーや勇気を与えられたら良いな、ということを皆で考えて大会に臨んでいましたね。」



なでしこジャパンは2月に和歌山で合宿を行い、夏のロンドンオリンピックで
再び頂点を目指します。来年のオリンピックに向けて、佐々木監督に抱負を伺いました。


「今回はドイツとアメリカに勝って、何とか結果を出したけれど、
 僕はまだ、試合内容で勝ったとは思っていません。まだ“壁”があるという段階で、
 次のオリンピックに向けて、その“壁”を改善してクリアしていきたいですね。」
佐々木監督は、試合やプレーの内容も含めてドイツとアメリカに勝ちたいし、
金メダルを獲りたいとおっしゃっていました。



中西さんは最後に「頂点を目指す佐々木監督となでしこジャパンの戦いを
僕も日本中の皆さんも応援していると思います!」と、なでしこにエールを送りました。

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2011/12/23)

カテゴリー:1114
null

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■南米王者・サントスを圧倒、チームをクラブ世界一に導いたバルセロナのメッシ!
■最終回で平均視聴率40%を叩き出したキャラクター、三田灯!
■悲しみを乗り越え全日本選手権に出場、女子フィギュアの浅田真央!
■レンジャースが史上最高額で落札、メジャー行きを目指すダルビッシュ有!


facebookページでの皆さんの投票は、同率1位でメッシと浅田真央さんとなっていますが、
今週、中西さんが注目したのはこの方!


「承知しました。」三田灯!

松嶋菜々子さん主演のドラマ『家政婦のミタ』が、おととい最終回を迎えましたが、
その視聴率が平均40%、瞬間最高では42.8%という驚異的な数字を叩き出しました。
ちなみに、ドラマの歴代最高視聴率トップ10は次の通り。

●10位『HERO』 ●8位(同率)『赤い激流』『家なき子』 ●7位『GOOD LUCK』
●6位『ひとつ屋根の下』 ●5位『3年B組金八先生』 ●3位(同率)『家政婦のミタ』『熱中時代』
●2位『ビューティフルライフ』 1位『積木くずし』…という結果です。

このように懐かしいドラマが並ぶ中、『家政婦のミタ』は歴代3位タイという視聴率を記録し、
今年放送されたドラマの中では、もちろんダントツのトップです。


ドラマは松嶋奈々子さん演じる、感情を一切表に出さずに黙々と仕事をこなす
家政婦の三田灯(みたあかり)が主人公で、家族の気持ちがバラバラになった
サラリーマン家庭を舞台に、家事だけではなく「家を燃やして!」や「お母さんになって!」など、
無茶なことを命じられても「承知しました。」のひと言で、それを淡々と実行していくストーリー。
つらい過去の出来事から、笑うことをやめてしまった灯を笑わせようとする中で
バラバラの家族はひとつになり、最終回では灯も笑顔を見せました。


このドラマのプロデューサー、大平さんによると
「日本全体が軟弱化する中で、誰に対しても信念を貫く三田灯はひとつの理想像になっている。」
と、視聴者の共感を得た部分を指摘しています。それに対して中西さんは、
「崩壊した家族や、感情を失った人が心を触れ合わせる中で“絆”や“人間性”を取り戻していく
 …こうした展開が、震災以降の日本人の心にハマったのではないでしょうか。」
とおっしゃっていました。
ドラマ制作者の話では「続編も映画化もない。」とのことでしたが、
いかにも続編がありそうな最終回のエンディング…どうなんでしょうか??


番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2011/12/16)

カテゴリー:1114
null

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■通算成績224勝!30年間の選手生活にピリオド、工藤公康!
■地元メディアも絶賛!2試合連続ゴールを決めた、インテル・長友佑都!
■背番号は"18"!FAでオリオールズ入りが決まった、和田毅!
■「私が惚れてもた!」で電撃結婚、倖田來未!


facebookページでの皆さんの投票は、工藤公康投手が1位となっていますが
今週、中西さんが注目したのもこの方!



工藤公康!

新チーム・横浜DeNAの監督候補にも名前が挙がるなど、注目を集めていた工藤公康投手が
先週、自身のブログで『30年間ありがとうございました。』というメッセージを発表しました。
48歳の工藤投手は、プロ野球最長記録となる実働29年で、通算成績は224勝です。
昨年、西武を戦力外になってからも『まだまだ燃え尽きていない』と、今シーズンはチームに所属せず、
メジャーのトライアウトに向けて練習を続けてきましたが、痛めている左肩が回復せず、
ついに引退を決断。この決断に迷いはなかったのでしょうか?工藤選手に伺いました。


「そうですね。まぁ、肩さえ治れば…という気持ちはありますけれど、
 いつまでも宙ぶらりんの状態で行く訳にもいかないと。子供たちのこともあるし
 今後自分がやりたいこと…目指したいことは、次の世代の子たちに
 野球だけではなく、スポーツをする素晴らしさを伝えることであったりとか、
 何か自分で出来ることはないかと、ずっと考えていたんですよね。」

工藤選手は、この一年間の浪人生活中に、東日本大震災の被災地を回ったそうです。
そこで子供たちと野球をするうちに、“現役へのこだわり”にプラスして
『教えること、そして伝えることの大切さ』を感じるようになったということでした。
30年間も現役を続けてきた工藤選手ですから、身体、そして心に対するケアは
人一倍のこだわりを持っていると思うんですが…。こちらも工藤選手に伺いました。


「心がけているというより、裏付けされるのは“練習”しかないということ。
 僕は飲み過ぎ・遊び過ぎで肝臓を壊したんですけれど、それでもこれだけ出来たのは、
 若いときに“何でこんなに投げなきゃいけないんだ”っていうくらい練習をやって来たから。
 そのおかげで僕も長くやって来られたので、信じてやることが大切だと思うんですよね。
 僕も心が折れること、たくさんありましたからね。決して頑丈な心で…っていうことはなかったです。」

強いからだが強い心を作る…特に身体が出来上がる前の若いときに
つらい練習に耐えてきたから、ここまでやって来られたのでは?という答えでした。


工藤投手は昭和57年西武に入団。日本一に6回輝いて、西武の“黄金時代”を築きました。
その後移籍したダイエー、巨人でも日本一を経験し、平成19年には横浜、平成21年には再び西武…と、
自身が歩んでこられた、これまでの30年間を振り返って、いまはどんな思いなんでしょうか?


「幸せ者です。この30年間をひと言で言うなら、僕は“ただの幸せ者”と言えると思いますね。
“野球人生”という日々から考えれば、高校までが第一幕、プロ野球の30年間が第二幕です。
僕は基本的には野球しか教えられない人間なので、これから第三幕があがって、
人間としても野球人としても、自分を高めていきたいという風に思っていますので、
今後とも応援よろしくお願いいたします。30年間ありがとうございました。」

工藤選手のこのコメントを受けて、中西さんは
「僕は番組で何度も工藤さんとお会いしているんですが、工藤さんに対する最初の印象は
 愛工大名電高校のときの、甲子園でのあの強烈なカーブでした。
 実際にお会いする様になってからは、工藤さんのまっすぐな心、そして、深い野球理論
 これに惹かれていきました。ぜひ、“監督・工藤公康”を見たいと思います。」とおっしゃっていました。


工藤さん、長い間お疲れさまでした!


番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2011/12/9)

カテゴリー:1114
null

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■史上初!J1復帰1年目での優勝を決めた…柏レイソル!
■冬の福岡を激走!オリンピックを目指す市民ランナー…川内優輝!
■スキャンダルを乗り越え2年ぶりの優勝!…タイガー・ウッズ!
■新球団・横浜DeNAベイスターズ監督就任が内定した絶好調男…中畑清!


Facebookページの皆さんの投票では、1位が川内、僅差で柏レイソルとなっていますが、
中西哲生が今週注目したのは…


川内優輝!

12月4日に行われたロンドンオリンピックの選考会を兼ねた「福岡国際マラソン」で、
日本人トップの3位でゴールしたのが、この川内優輝です。


36キロ過ぎに日本人の先頭集団に追いつくと、40キロ過ぎで、
一度は抜かれた実業団の今井正人を突き放して、2時間9分57秒でゴールしました。


川内さんはご存じの通り、埼玉県の定時制高校に勤める公務員なんですよね。
実業団の選手たちと違って、毎日仕事をこなしながら、マラソンランナーとしての練習を続けています。


この「福岡国際マラソン」の翌日は公休を取ってましたよね。
その翌日、火曜日に職場に行ったところ、上司に「よく頑張ったな」と言われたところで、
「昨日は公休を頂きまして、ありがとうございました!」
ああいうところがまた好感が持てるというか、素敵ですよね。


彼を一躍有名にしたのが、今年2月に行われた「東京マラソン」です。
この時も、日本人トップの3位でゴールしています。
この時のタイムが2時間8分37秒。


苦戦が続く日本の男子マラソン界で、2時間8分台の記録をマークしたのは、
2008年「びわ湖毎日マラソン」以来のことです。
すごいですよねぇ!毎日、練習3時間ぐらいしかできないということですが。


今回の「福岡国際マラソン」でも、いったん先頭集団から落ちたんですよ。
落ちて、また日本人の先頭集団に追いついて抜くという、
あの驚異の粘り、そして、がむしゃらな姿!
特に、ゴールした後の倒れ込む姿に、みなさん共感されているんじゃないかと思います。
常に全力を出し切る、あの感覚というのは、我々にとっても清々しいものがあります。


今や、日本男子マラソン界の救世主とも言われている川内さんですが、
来年2月「東京マラソン」への参加を表明しました。
「今度の東京では自己ベスト、2時間8分37秒を更新したい」
そして、力強くこう付け加えました。


「ロンドンに行きたい!」

番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2011/12/2)

カテゴリー:1114
null

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■口上は相撲スタイルと同じく、実直そのものでした。大関昇進を決めた、稀勢の里!
■五輪サッカー予選・シリア戦で決勝ゴールを決めた、大津祐樹!
■なでしこリーグMVPを初受賞した、INAC神戸の川澄奈穂美!
■女王復活!凱旋門賞馬を下し、ジャパンカップを制覇したブエナビスタ!


この4組の中で今週、中西哲生が注目したのは…



新大関、稀勢の里!

11月30日、日本相撲協会は理事会を開き、関脇・稀勢の里の大関昇進を満場一致で決定。
この日に伝達式を行いました。伝達式で稀勢の里は
「大関の名を汚さぬよう、精進します。」という、非常にシンプルな口上を使者に伝えました。
その傍らでは、場所前に急逝した先代・鳴門親方の遺影が伝達式を見守っていました。


大関昇進の基準と言われた「3場所で33勝」よりひとつ少ない
32勝での今回の昇進を疑問視する声もありますが、立ち会いの変化や
“かわす相撲”を取らない、正々堂々とした相撲の取り口が評価されての昇進。
稀勢の里の相撲に対する姿勢には、横綱・白鵬や元横綱の朝青龍も一目置いており、
現に白鵬に対しては、この1年間で3勝3敗と五分の星を残している唯一の力士です。


稀勢の里は茨城県の出身で、中学時代は野球部に所属。
強豪の常総学院から誘われるほどの選手だったそうです。
その後、鳴門親方に説得されて角界入りし、2002年に16歳で初土俵を踏みました。
この頃の稀勢の里は勢いに任せた突き出しが多く、土俵際の詰めの甘さが目立ちました。
鳴門親方は常々「筋肉はゴムのように柔らかいが、腰やひざ・足首が硬く、組む相撲ではケガをする。
これでは出世出来ない。」と言って、まわしを取らないよう指導をしていたそうです。
親方の指導で原点に立ち帰った稀勢の里は、白星を重ね、今回の大関昇進につながりました。


まだまだ組んだときの脆さや、土俵際の詰めの甘さはありますが、闘志溢れる仕切りと、
誰が相手でもブレない正攻法の相撲に期待するファンも多い稀勢の里。
師匠の鳴門親方亡きあと、これからの自分についてこう語っています。
「これまで、負けた相撲は悔しくて見なかったが、負けた相撲を反省しないと伸びがない。
慢心せずに、もっともっと鍛えて、上を目指します。」
新大関の稀勢の里には優勝、そして、貴乃花の引退以来途切れている
「日本人横綱」を目指して頑張って欲しいですね。