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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/12/28)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする
「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今日は今年最後の金曜日ということで、その拡大版【Person Of The Year 2012】。
ロンドンオリンピックの金メダリストをはじめ、今年活躍した20組をピックアップし
Facebookページで皆さんからの投票を募りました。その結果、現在のトップ3は
1位・山中伸弥教授、2位・長友佑都選手、3位・なでしこジャパンとなっていますが
今週、中西さんが注目したのは…


F1ドライバー・小林可夢偉!

F1参戦4年目。鈴鹿で行われた今年の日本グランプリでは3位でフィニッシュし、
念願の表彰台を射止めました。
中西さんは先日、その小林選手に直接お話を伺いました。まずはやはり、先日の日本グランプリについて。


小林:まずは、初めての表彰台が日本で獲れたということがとても嬉しい。
これは本当にたくさんの日本の皆さんのサポートがあってのことだと思っていますし、
これまでも表彰台を狙えるチャンスはたくさんあったのにそれを獲ることができていなかったのが
今回それを鈴鹿で実現できたのが自分にとってはすごく大きくて
本当に感謝するしかないな、という感じですね。

中西:もちろん鈴鹿は得意なコースですよね?


小林:そうですね。僕自身、鈴鹿はすっごく得意で、それプラスこのザウバーのマシンが鈴鹿のコースと
非常に相性がいい…というのもありますね。実際には2位も狙えるペースだったので、2位じゃなかったのが
残念ですが、3位でも十分満足できる結果だったと思います。

中西:今回のレースの前に何回かスタートが上手くいかないときがありましたが、今回はピタッと。


小林:そうですね。これまで何回も前でスタートする度に失敗し続けて来たので、
ここで失敗するのもやばいな、と。失敗してきたのは、機械的な部分で合わないな、というのが
全部だったのでエンジニアに「今回だけは頼む!」ってお願いして(笑)。
それでしっかりセッティングを出してくれたのが今回、鈴鹿で3位を獲れたひとつの要因だと思います。

中西:今シーズンは、小林選手自身“我慢”のシーズンだったのでは?


小林:そうですね。我慢だらけのシーズンでした。レース中も我慢の展開というのが多かったですし。
まぁでも、これもレースの一部なので、しっかり我慢できるようにならないといけないですし、
今年はチームを引っ張る立場だったので、チームからも我慢するという展開が予想されていたと思うので
苦しかった一年ではありますが、チームとしても前の方でスタートして、他のチームと同じように戦略を練って
優勝争いをするということがこれまでなかったので、チームとしての評価もとれたことが非常によかったです。

中西:今回のレースでは、終盤でジェイソン・バトン選手とのバトルがすごかったですが、
ご自身はどうでしたか?


小林:一歩間違えると危ないことは分かっていたので、いかに限界で走りながらタイヤを
上手くコントロールするかということが重要だったと今でも思うし、逆に言えば、
どうやってあのくらいのタイムの中でタイヤを保たせることができたのか、ということが
未だに分からないくらいですね。

中西:そのあとの“可夢偉コール”はテレビで観ていてもグッと来るものがありましたが、
今年を振り返って、ご自身はいかがでしたか。


小林:まぁ、僕もあまり予選が得意な方ではないんですが、今年のこのタイヤと車の流れで見ていたら
どちらかというとレース向きなのかな、という印象があったので、そこで今回のような結果を残せているのは
自分自身にとってもよい自信になったと思いますし、まだまだ行けるなという自信にもなりました。

中西:ということは、ご自身まだまだ“のびしろ”があると?


小林:そうですね。まだあると思います!

今週の「ウィークリーパーソン」は、F1ドライバー・小林可夢偉に注目しました。


番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/12/21)

カテゴリー:1114
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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする
「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■背番号は「3」MLBアスレチックスへFA移籍した、中島裕之!
■タイム誌の「2012パーソン・オブ・ジ・イヤー」に選ばれた米大統領、バラク・オバマ!
■衆議院選挙で圧勝し、今後の政治手腕に注目が集まる自民党総裁・安倍晋三!
■サッカー・クラブワールドカップで優勝し、世界一の栄冠を手にした南米王者・コリンチャンス!


facebookページでの皆さんの投票は、1位が安倍晋三さん、2位がコリンチャンスとなっていますが
今週、中西さんが注目したのは…


オークランド・アスレチックス、中島裕之!


メジャーでも指折りの貧乏球団を、統計学的に考え抜いた補強で常勝チームに変えていくという
ブラッド・ピット主演の映画『マネーボール』のモデルになったのが、オークランド・アスレチックス。
今年もアメリカンリーグの西地区を制したチームです。
西武ライオンズからFA宣言した中島裕之選手は、そのアスレチックスと2年契約を結びました。


中島選手は、2001年に兵庫県の伊丹北高校からドラフト5位で西武に入団。
はじめの3年は1軍と2軍を行ったり来たりで、1軍に定着したのは2004年のことです。
この年は打率.287、27本塁打、90打点、18盗塁を記録して、リーグ優勝と日本一に貢献しました。
以後、西武の主軸として活躍した中島選手は、2008年シーズンに初めてメジャー指向を表明。
昨年、ポスティングで入札したNYヤンキースと交渉するも、条件はショートの控え。
低い評価を蹴って今年は西武に残留し、ロッテの角中選手と最後まで首位打者を争いました。
日本での通算成績は1225試合で打率.302、162本塁打、738打点です。


今オフに海外FA権を獲得した中島選手に対し、中島選手を数年前から調査していたという
アスレチックスのビーンGMは「守備に加え、長打力とつなぐ打撃を兼ね備えた攻撃面が素晴らしい。」
と評価し、アスレチックスは中島選手に対しレギュラーの遊撃手としての起用を示しました。
そして、背番号は慣れ親しんだ「3」を用意したそうです。
(ちなみにこの背番号は西武時代に清原選手から受け継いだもの)


アスレチックスへの入団会見で中島選手は、昨年ヤンキースと決裂し
ようやくメジャー移籍できたことについて「いろんな経験をしました。今こうやってアスレチックスの
ユニフォームを着られていることがうれしい。」そして、“メジャーの遊撃手”というポジションについては
「ファインプレーの映像がよく流れるので、すごいなぁと思う。僕は派手なプレーができるかわからないけど
きっちりしたプレーを心がけたい。」とコメントしていました。


メジャー移籍する日本人選手の中でも、特に内野手は天然芝やボールの違いから
「成功するのが難しい」と言われるポジションなのだそうですが、ドラフト5位から這い上がった
中島選手が持ち前のガッツでどこまでやってくれるのか、来季が楽しみですね。


今週の「ウィークリーパーソン」は、MLBオークランド・アスレチックスへFA移籍した
中島裕之選手に注目しました。


番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/12/14)

カテゴリー:1114

金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組が注目したのは、この4組です。
■今季88ゴール目!年間最多得点を更新したバルセロナ至宝!リオネル・メッシ
■がん克服も度重なるケガには勝てず…引退を表明したプロレスラー・小橋建太
■フィギュアスケートのGPファイナルを制した、浅田真央と高橋大輔
■女性歌手史上初!「永遠プレッシャー」で11作目のミリオンセールスを記録した、AKB48



facebookページでの皆さんの投票では1位 浅田真央と高橋大輔となっていますが、
今週、中西さんが注目したのはこちら!


バルセロナのリオネル・メッシ



サッカー、リーガエスパニューラの強豪・バルセロナのリオネル・メッシは、9日のリーグ戦で2ゴールあげ、
今年の公式戦での得点数が86!ゲルト・ミュラーが1972年に記録した85点を抜き、40年ぶりに年間最多得点記録を塗り替えました。12日のスペイン国王杯・コルドバ戦でも2ゴールを決め、年間ゴール数をさらに88に伸ばしています。すごいですね。

アルゼンチン出身で5歳でサッカーを始めたメッシでしたが、成長ホルモンの異常で治療なしでは身体が発達しないと診断され、一時はサッカー選手への道が閉ざされかけていました。13歳のときに受験で合格した、スペインのバルセロナ入団テストで、当時の監督カルロス・レシャックがメッシの才能と将来性を見抜いて、合格を決め、家族揃ってスペインへ移住させて、チームが治療費を全額負担したというのは有名な話です。
このときのメッシの身長は143センチでした。身長が169センチまで伸びた17歳のときにトップチームに合流し、2004年10月リーグ戦デビュー。翌年5月に公式戦で初ゴール。その後の活躍はみなさん理解しているかと思いますが、チームのエースとしてリーグ3連覇、3度のチャンピオンズリーグ優勝など貢献。3年連続、バロンドールに輝いています。
メッシのすごいところは、左利きなんですが左に抜くのはもちろん、右にも抜ける。そして右に抜いても左に持ち替えてシュートが打てるし、右足でも左足でも、ループシュートが本当にうまいですね。やわらかいゴールへの軌道が描けるところが、彼のすごさかなと思います。

下部組織時代もメッシを指導していたビラノバ監督は、こうコメントしました。
「メッシが素晴らしいのは、彼がプロ意識を持ってプレーする一方、今でもユース選手のような気持ちを
持ってプレーしている点だ」
僕もそう思います。
遊び心というか、純粋にサッカーと向き合えている部分が、相手の裏をかく要因なのかなと思います。




今日も新聞に、ジーコが79年に89得点した、ザンビアの選手が107得点した、という記録が出ていますが、
でもやっぱり、現代の守備とか戦略の中で88得点は驚異的ですよね!
ジーコが89得点ですから、メッシも「年内にあと1、2ゴール目指すよ。今後抜かれにくくなるようにね」
とコメントしています。
公式戦は残りあと2試合ありますから、どこまで記録を伸ばすのか、楽しみです。

メッシは昔、筋肉系のケガ(肉離れ)が多かったんですよ。そういうときに彼は食事改善をしていたんですよね。日本の選手も学んで欲しいんですが、サッカー以外の見えないところ、アンビジブルな部分のすごさが、メッシの得点のすごさに繋がっていると思います。



今週の「ウィークリーパーソン」は、今季88ゴール目!バルセロナのリオネル・メッシに注目しました。


番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/12/7)

カテゴリー:1114
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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■今年のJリーグMVPを受賞。広島を優勝に導いたストライカー・佐藤寿人!
■今季限りの引退を表明したJ1歴代最多ゴール記録を持つ男・中山雅史!
■「ワイルドだろぉ?」が流行語大賞を受賞したお笑い芸人・スギちゃん!
■日本シリーズを3連覇し、43歳で初の賞金王獲得。プロゴルファー・藤田寛之!


facebookページでの皆さんの投票は、1位が中山雅史さん、2位がスギちゃんとなっていますが
今週、中西さんが注目したのは…


中山雅史!

日本サッカー界のレジェンドのひとり、元日本代表でコンサドーレ札幌の中山雅史さんが
先日、今季限りでの現役引退を表明しました。引退会見ではこんなコメントを残しています。


「この会見場に来るまでも『辞めなきゃいけないのかな?』とか
『なんとか続けられないかな?』という思いも湧き上がりました。まだ未練たらたらです。
これでリハビリを終えるつもりもないですし、それでまたバリバリになったら
カムバックするかもしれません。そのときはまた会見を開くので、皆さんまた来てくれますか。」

サッカー以外の発言やパフォーマンスなどでも日本サッカー界を盛り上げてきた中山さんらしい会見でした。


Jリーグ発足時から現役を続けてきた中山さんは、J1歴代最多の157ゴールを記録し
1998年と2000年に得点王を獲得しています。また、日本代表としても通算53試合で21得点。
ワールドカップにも2大会に出場し、1998年フランス大会のジャマイカ戦では、日本選手として
史上初めてワールドカップで得点を挙げました。


中西さんは「中山さんはもともと、ディフェンスをやっていた時期もあるんですよね。
それがフォワードとして覚醒して、4試合連続でハットトリック…なんてこともありました。
これはギネス記録ですね。いろいろな方に話を聞いても中山さんのすごさは
“30歳を過ぎて、さらに進化したこと”なんです。つまり、常に向上心を持ってプレーしていた、
ということに尽きると思います。
僕がいうのもおこがましいんですが、あれだけ努力を続けられる方もめずらしいと思います。
まさに“努力する天才”だと僕は思いますね。」とおっしゃっていました。


そして、中山さんと同じくJリーグ発足時から未だに現役を続けている三浦知良選手は
今回の中山さんの引退発表を受けてこうコメントしています。


「寂しいというか…あいつがいたから、僕自身ここまで来られた。プロとしては
試合に出ることはないかもしれないけれど、グラウンドに一緒に立つことは出来ると思う。
サッカー界で力を発揮して欲しい。」

ぜひ、中山さんがまた違った形でグラウンドに立つ姿を見たいですね。
今週の「ウィークリーパーソン」は、日本サッカー界のレジェンドのひとり
中山雅史さんに注目しました。