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パラリンピックの大会別参加国数ランキング(2012/8/27)

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月曜日は、「スポーツ」。


今日は、8月29日に開幕する
パラリンピックの大会別
参加国数ランキングをご紹介します。



第3位「アテネ大会(2004年)」…135カ国

第2位「北京大会(2008年)」…146カ国

第1位「ロンドン大会(2012年)」…166カ国


1960年に23カ国が参加して第1回のローマ大会が開かれて以降、14回目となる
今回のロンドン大会には、過去最大規模の166カ国、およそ4,200人の選手が参加します。


障がいを持つ人々の世界的な競技大会であるパラリンピック。
そのルーツは、今回の開催地であるイギリス・ロンドンにあります。第二次大戦中
イギリス政府は長引く戦争により、ケガを負ってしまう兵士が増えることを想定しました。
こうした人々に対して、治療とリハビリ、そして社会復帰のための場を設けようということになり
国の主導でロンドン郊外に専門の病院が作られました。そして、1948年の夏
その病院で、車イスを使う人々によるアーチェリー大会が行われました。
この競技会は、戦争で傷ついたヨーロッパの人々の共感を呼び
数年で国際競技会へと変貌を遂げ、1960年に第1回のパラリンピックとなりました。


始まりの地、ロンドンで行われる今大会では、20の競技が行われます。
その顔ぶれは、陸上や水泳、自転車、柔道、馬術、アーチェリーなどでおなじみのものから
カーリングの陸上版のような『ポッチャ』や、視覚に障害のある選手による3人制の競技
『ゴールボール』、激しい衝突も認められる『車イスラグビー』といった独自のものもあります。
ちなみにこの『車イスラグビー』は、日本が出場する団体競技のうち
かなりメダルの可能性が高い競技だとされています。


そうした中、日本勢金メダル候補のひとりとして注目されるのが、車イステニスの
国枝慎吾選手です。現在28歳の国枝選手は、9歳のときに車イステニスを始め
2004年に出場したアテネ・パラリンピックではダブルスで金メダル、
2008年に出場した北京・パラリンピックではシングルスで金、ダブルスで銅メダルを獲得しています。
国枝選手は今年2月に右ヒジの手術を受けましたが、その後の回復も順調で、最新の世界ランキングは2位!
今回のオリンピックでも活躍が期待される選手のひとりです。


実は日本選手団は、前々回のアテネ大会では過去最多となる52個のメダルを獲得しましたが
前回の北京大会ではその数27個。約半数近くに減ってしまっています。
ぜひ今大会もメダルをたくさん獲って欲しいですね。


今日は『パラリンピックの大会別参加国数ランキング』をご紹介しました。