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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2015/1/30)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」。
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週、番組ではこの4組をピックアップしました。



◆ミス日本コンテストでグランプリに輝いた、元シンクロ日本代表美女、芳賀千里!

◆賞金総額3000万ドルの国際宇宙開発レースで「中間賞」に選ばれた日本のチーム「ハクト」!

◆MLBマイアミ・マーリンズと1年契約を結んだ、イチロー!

◆大相撲初場所で歴代最多33回目の優勝を果たした、横綱白鵬!

番組ホームページでの皆さんの投票は1位イチロー、2位白鵬となっていますが、
今週、中西さんが注目したのは…



イチロー


メジャー15年目のシーズンをマイアミ・マーリンズで迎えることになったイチロー選手。
昨日は都内で、2000年のメジャー移籍以来となる日本での入団会見を行いました。


過去14年間はアメリカンリーグのチームでプレーしてきたイチローにとって、初めてナショナルリーグのチーム。しかもフロリダ半島がホームのマーリンズとの契約は想像もしていなかったと会見で語っていました。


もちろんチームのアジア戦略の意味もあると思われませすが、普通ならアメリカ国内で行われるメディカルチェックもわざわざドクターが来日して実施しました。球団社長、ゼネラルマネージャーも同席して日本で入団会見を行ったというのは、これまで数々の記録を打ち立ててきたイチロー選手へのリスペクトがあってこそということでしょうか。


移籍の決め手となったのは、イチローを求めるチームの熱意と、愛着のある背番号「51」がもらえることも大きな理由だったと語っています。選手のとき、中西さんにとっても背番号は自分の魂、自分の代名詞のようなものだったそうです。「51」はイチロー選手に似合った背番号ですし、愛着もあったのではないでしょうか。


イチロー選手、第四の外野手という位置については想定内、何も問題はないと話しています。マーリンズの外野手には優れた選手がそろっています。ライトは昨シーズン37本塁打でタイトルを獲得したスタントン。センターは23本塁打のオズナ。レフトは21盗塁をマークして、ゴールデングラブ賞にも輝いたイエリチがいます。


41歳という年齢と、出場機会が保障されていない第四の外野手という立場で、さらに高みを目指すと会見の中でコメントしています。
「野球選手としていやな年齢に来たなという印象ですね。ただ、大変申し訳ないのですが、僕は41歳です。25歳でも45歳に見える人はたくさんいます。その反対であるように、あることができるように、ちょっとずつ前に進みたいと思っています。野球選手というのは、40というのはとても重要なポイントになる年齢なんですけども、人間として成熟する前に現役を退かなくてはいけないということはとても辛いことです。その過程のなかで、40を超えて現役でいることというのは、とても僕にとっては大事なことで、現役でないと分からないことがたくさんあると思っています。その哲学を僕はいま持っていないですけども、この先、野球を続けていく中でそういった哲学が僕自身の中から生まれてくることを期待しています。」


重みのある言葉を発してくれたイチロー選手。メジャー通算3000本安打まで、あと156本に迫っています。そこに重きを置かないとは話していますが、ファンとしては成し遂げてほしいところです。


イチロー選手、年齢を重ねるごとに円熟味が増していると思います。同僚だった黒田投手も、イチロー選手の試合に出ていない中での準備は本当にすごかったと話しています。それを考えると、たとえ第四の外野手だとしても少ないチャンスから活路を見出していくと思います。


今週の「ウィークリー・パーソン」は、日本で入団会見を行った、マイアミ・マーリンズのイチロー選手に注目しました。