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宮里藍選手、現役引退(2017/9/18)

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月曜日は「スポーツ」


まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!



第3位【 サッカー 柴崎岳選手がバルセロナ戦でビューティフルゴール! 】

第2位【 プロ野球 パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスが2年ぶりの優勝! 】

第1位【 女子ゴルフ 宮里藍選手、最後の試合が終了! 】

日本時間の昨夜、フランスで行われていました、女子ゴルフ・エビアン選手権が終了しました。この大会をもって現役を引退する宮里藍選手。最終日、2オーバー73でまわりまして、通算1オーバーの32位で現役最後の18ホールを終えました。残念ながら、メジャー制覇という夢は果たせませんでした。ここで宮里藍選手のプロフィールを改めて紹介していきたいと思います。1985年6月19日生まれ、現在32歳。4歳の時にゴルフを始め、小学校1年生でコースデビュー。1994年、小学校3年生で初のホールインワン。この年、ピアノの先生になる夢を捨てて、ピアノを諦めることになりました。ピアノやってたんですね。


中学校2年生の時に、ダイキンオーキッドレディスに初出場。ゴルフの名門・東北福祉大学に入っていた、兄・宮里勇作選手を追いかけて、高校は仙台市の東北高校へ行きました。高校2年生で釜山アジア大会で金メダル。高校3年生の9月に行われた、ダンロップ女子オープンで優勝して、10月にプロ宣言。初の高校生プロとなりました。中2で、アマチュアとして、プロの試合に出てたんですね、すごいことですよ。いやぁ、プロ宣言の頃からずっと見ていますけど、かなり時が経ったなと改めて感じますね。


高校卒業した2004年は、いきなりの年間5勝!賞金ランキング2位に!2006年から活躍の場をアメリカに移し、そして、2009年のエビアンマスターズでアメリカツアー初優勝。この時はまだ、エビアンマスターズはまだメジャーじゃなかったんですよね。2010年には世界ランキング1位!これまで日本では14勝、アメリカでは9勝。今年5月、突然の引退発表して、記者会見では「モチベーションの維持が難しくなった」とコメントしました。


それから半年が経ちましたけど、本当に引退することが信じられません。常に順風満帆と思っている方がいらっしゃると思いますけど、かなりスランプに苦しんでますからね、特に2008年から2009年は、アメリカに行って、もう勝てないんじゃないか…、というところから結果9勝してますから、その乗り越える力というのは本当に素晴らしいと思います。その時に言った宮里藍選手の言葉が非常に印象的です。


「スランプに陥って、プライドとか見栄とかは無くなったけど、“プロとしてのプライド”は失うことはなかった」

この言葉の意味は「どんな時でも胸を張って歩くこと」だと僕は感じました。宮里藍選手が、今日はなんか調子悪いなと思っている、もしくは、本当に調子が悪い時でも、常に胸を張って凛としてプロとしてしっかりプレーしてましたよね。「プロとして」という言葉がどういうモノかと言いますと、ファンの方や一緒に戦っている周りの選手達に対して丁寧に対応すること。だと思います。自分が調子悪くなると、振る舞いがなんとなく残念な事になると思うんですけど、宮里藍選手は決してそういうことはありませんでした。今後は「これからの人生の方が長いし、私がプロゴルファーであることは変わらないし、少し休んだらやりたいことはいくらでも出てくると思う」と話をしています。現役時代に何度も仕事を一緒にさせて頂きましたけど、是非、引退した後も一緒に仕事できればなと思うことも沢山ありますし、ゴルフというスポーツだけではなく、全てのスポーツ選手から尊敬されるという、素晴らしい宮里藍選手でしたから、これからもいろいろな言葉を伝えていって欲しいと思います。本当にお疲れ様でした。