ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

住んでいるまちや出身地に“愛着や誇り”はありますか?(2017/6/27)

カテゴリー:1111
null

火曜日は「ビジネストレンド」。



今回は「まち」に関するランキングです。題して、
『 市民のプライドランキング トップ3 』
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが21の都市を対象に行った調査で、我々が自分たちの暮らしているまちをどう思っているのか、数字のデータにしたものです。
まちに対する「愛着・誇り」をはじめ、子育てやアフター5など「お勧め度合い」などを集計して、市民がどれだけ自分の町にプライドを持っているのかをランキングしていきます。



第3位 【 京都市 】

愛着で第3位、誇りで第2位、お勧め度合い「趣味や教養を深めること」の項目で第2位という結果を受けランクインした京都市。
外国人の観光客の多さ、人口に占める大学生の割合がトップであることが市民に認識されていて、「趣味や教養を深めること」の第2位に繋がったと考えられます。
「京の都」という認識の高さも反映されています。
僕も学生時代に住んでいましたけど、良いところだなと思いますね。



第2位 【 札幌市 】

「買い物・遊びなどで訪れること」で第1位、愛着、誇り、お勧め度合いなど8項目で第2位、北海道で圧倒的な存在感を誇る札幌市が第2位!
また札幌市民は、自分たちの町を「美しい」と認識していて誇りも強いようです。
食事も美味しいし魅力的。



第1位 【 福岡市 】

福岡の方、みなさん言いますよね。なんとこのプライドランキング調査では、福岡市民の9割が、魅力的な都市は「ここ福岡だ」と選択しています。
また、北九州市や熊本市の人も福岡市を選択しており、憧れのまちになっています。
外国人観光客や転勤族が多く、市民の「にぎわい」や「国際的」であることを実感していることが高得点に繋がったと考えられます。


ということで、『 市民のプライドランキング トップ3 』でした。
この「プライド」という言葉、プライドが高いと聞くとちょっと良くない印象がありますが、市民が自分の町を魅力的だと実感していることの表れなので、まちをブランド化するのに欠かせない要素だと考えられているようです。

調査を担当した、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの佐々木雅一さんによると、
「まちに対する愛着・誇り・お勧め度合い」では、福岡市や札幌市が上位を独占。
市民がまちに自信を持っており、転勤してくる人、観光客も多く、その魅力がSNSで拡散されるため、魅力が「外に広まり」、市民のプライドに繋がっているのかもしれないとのこと。
福岡は暮らしやすいって聞くので、僕も一度は住んでみたいです。

ちなみに、僕、中西哲生の出身地の名古屋市ランキングはどうなっているかみてみますと、
「働くのにお勧め」では第3位、「住むのにお勧め」では第6位。
しかし、多くの項目では10位以下という結果に…。
市民は名古屋市に「そこそこ愛着」を感じているものの「誇り」は低い。
名古屋市が魅力的だと胸を張って言い切れないところがあるようです。

この調査をした佐々木さんも名古屋市民だそうで、こう話しています、
「名古屋市は東京と大阪の間にあり、他のまちの良さを知っている人が多い。結果、名古屋市はそこそこ満足できるまちだけど、人にお勧め出来る程ではない。という事になるのではと思います」とコメントしています。

いや、そんなことはない!声を大にして言いたい!
名古屋は、どえりゃーええとこだで!



今回は『 市民のプライドランキング トップ3 』をご紹介しました。
こういうランキングをみると、名古屋に帰って名古屋の良さをもう一度再確認するぞと、そして東京で頑張って名古屋の良さを伝えていくぞという気持ちが強くなりますね。
頑張っていこう!