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最終回を迎える【まんぷく】をピックアップ!(2019/3/29)

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金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


2019年3月29日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。



第3位【 羽生くん 】

フィギュアスケートの世界選手権で銀メダルに終わった羽生結弦選手が試合後のインタビューで「負けは死も同然だと思っている」と発言。その悔しさを表現するとともに、ネット界でもこの発言に注目が集まりました。





第2位【 イチロー 】

先週、東京ドームで行われた、アメリカ・メジャーリーグ、マリナーズの開幕戦で2日続けて先発出場を果たしたイチロー選手はその後、記者会見をし、現役を引退することを表明しました。





第1位【 ネイ 】

フィギュアスケートの世界選手権を制した男子のネイサン・チェン選手が、その活躍と言動に注目が集まり、ツイッターでも盛り上がりました。



この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、週間急上昇ワードで15位にランクされた【 まんぷく 】です。現在、クライマックスに入っている朝の連続テレビ小説『まんぷく』。このトレンドワードで『まんぷく』を取り上げるのは、実は、これで3回目です!





◆好きな脇役キャラベスト3

速水 このトレンドワードで『まんぷく』を取り上げるのが3回目なのでね、お前、取り上げすぎだろ!と、よっぽど好きなのか!と言われるのかもしれませんね。(笑)
見てますけど、結構、イライラもするんですよ。いわゆる朝ドラというのは、日本の家族の在り方みたいなものをずっと描いてくるわけですけど、まんぷくの前にやっていた、北川悦吏子さんの『半分、青い。』が、あまりにも枠をはみ出していて、それはそれですごい面白いんですけど、ヒロイン中心に描いていただけに、まんぷくは保守的に回帰したのかなと。男たちが働き、女たちが家でそれをバックアップして、男たちが生き生きしているところを描いているのと、女性がそれを引っ張るというところが多かったりね、そこら辺は不満があるんですけど、とは言え、いろいろ見ちゃっているんですよね。(笑)
そこで、今日は、役者さんの話をしようと思います。主演の安藤サクラさん、演技派といわれていますけども、僕は、お母さんの鈴さん、松坂慶子さんにコメディアン的な部分であまりにも引っ張られて、自分のキャラクターでグイグイくるって感じじゃなくなっているのかな?と、その分、逆に脇を固める人たちの魅力。このドラマにハマっている部分は、おそらく、脇役なので、今日は、『好きな脇役キャラベスト3』を勝手に発表したいと思います!(笑)

まずは、第3位!『忠彦さんと真一さん』!!
主人公の萬平さんの義兄二人ですね。要潤さんと大谷良平さん。絵描きさんと経理をやっているその二人が、頑固一辺倒の萬平さんとは違う形でバリエーションを出したのが素晴らしかったですね。

続いて第2位は『川上アキラ・しのぶ夫婦』です!
加藤雅也さんと牧瀬里穂さんが演じる夫婦で、物語には介入してこない喫茶店のご夫婦なんですけど、時代がどんどん変化していく中で、この二人だけはずっと変わらない。そういう意味では、ある種のこの二人を通して時代の変化をより浮き出させるためのキャラクターでした。この二人の顔が濃いんだけど、良い人たちっていうね(笑)。キャラの良さは、なんか救われるオアシスみたいな存在です。

そして第1位!『世良さん』
こちらは、桐谷健太さんですね。萬平さんが発明家だとすると、僕はそれを売る役なんだ!というセールスマンの役割の世良さんです。けど、非常にキャラが強いというか、立花く〜ん!!といつも来るんですけど、これは絶対に売れへん!とずっと言い続けていてる、もう絶対にダメだ!これじゃダメだ!!と言い続けるんですけど、彼が言うことは絶対に反転するというか(笑)、彼がダメだと言ったものは売れるし、素直なので、途中で、絶対に売れへん!と言ってたものが、うまいじゃないか!!!と変わるあの瞬間が、このドラマのリズム感になっていると思います。

お母さんの鈴さんも、ずっとずっとネガティブなことを言っているんですけど、それが反転するときが、このドラマのはじけるポイントという意味では、割と一本調子の立花萬平さん、長谷川博己さんの悪口ばっかり言ってるような感じがするんですけど(笑)、安定したキャラクターに対して、まわりが個性的、そこに救われている部分があって、結局、なんやかんや言っても見ていますし、最高視聴率も23.8%と非常に好調な数字をキープしているということでね、今日含め、2回でラストを迎えます。おそらく、大きく物語が変化することはないんですけど、一つね、ラーメンというものを通して、戦前戦後集というのかな、僕のラーメンと愛国という本の中でも取り上げているテーマで、日本文化ではない中国由来のはずのラーメンが、いかに日本の中でローカライズされ、その中で育ち、今に至るかという所と、食の産業化みたいなものを、描き切ったドラマという意味では、朝ドラらしいスケールの大きいものになった、その重要な脇役たちの話をしました。
番外編として一人挙げるとしたら『牧善之助』、浜野謙太さんも非常に素晴らしい役でした。



◆最終回も速水さんお気に入りの脇役が活躍必至!










◆リスナーの反応