あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

―この番組は、2021年3月で終了しました。―

2020.03.20

Herbal Life48
春を告げる花で、お部屋に春を呼び込む 

  • HerbalLife
春の訪れを知らせてくれる花、ミモザとラナンキュラス。ミモザは早春の空を黄色く染めるように咲き誇り、ラナンキュラスはお花屋さんの店先を、鮮やかに彩ります。

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今回のハーバルライフは、春を告げる花、ミモザとラナンキュラスの魅力とアレンジをフラワースタイリストの増田由希子さんにご紹介いただきます。



春を告げる黄色い妖精、ミモザのアレンジ
早春に黄色い小さな花を枝いっぱいに咲かせるミモザ。ヨーロッパでも春を告げる花として愛されています。南フランスでは、2月にミモザで春を祝う「ミモザ祭り」が行われ、イタリアでは3月8日の「国際女性デー」に、男性から女性にミモザを贈る習慣が知られています。日本で春の花といえば桜に何よりも注目が集まりますが、世界の各地で春を迎える喜びを象徴する花がミモザ。花言葉は「優雅」「豊かな感受性」、そして「友情」など。その鮮やかな黄色だけではなく、優しい香りでも季節を実感することができ、色と香りで春の元気を届けてくれるミモザ。様々なアレンジで、お部屋で楽しんでみませんか。

<ミモザのピッチャーアレンジ>
この時期はお花屋さんにもたくさんのミモザが入荷します。ミモザは他の花ともアレンジがしやすく、たとえばミモザの黄色と反対色のパープル系の花を合わせると、より華やかに飾ることができます。この季節にお花屋さんでも手に入れやすいパンジーなどと一緒にピッチャーに飾りましょう。ミモザの緑の葉をできるだけ取り除くと、黄色が際立ちます。
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ミモザとパンジーのピッチャーアレンジ
 

ミモザの蕾はそのまま開花しないことが多いので、すでにしっかり咲いている花が多い枝を選びましょう。また、お部屋で飾る時のポイントが置き場所です。肌寒い春の夜などには、暖房の風が直接あたらないように注意してください。花粉が落ちやすいので気をつけましょう。


<ミモザのリースアレンジ>
リースアレンジにもトライしてみましょう。お花屋さんでリースベースを購入し、ミモザの枝をリースベースの大きさに合わせてカットして一方向にさしてゆきます。ベースが隠れるように一周さし終えたら、黄色い花と緑の葉が広がるように形を整え、ボリューム感のあるリースに仕上げます。テーブルや棚の上に置いたり、壁に吊るしたり。そのまま飾っておけば自然にドライフラワーになり、花の色落ちも少ないので長く楽しめます。
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吊るして楽しむミモザのリースアレンジ




贅沢に飾る、ラナンキュラスアレンジ
繊細で美しい花びらが溢れるように咲くラナンキュラス。早春から春に切り花や鉢花として多く流通する、この季節を代表する花の一つです。ラナンキュラス全体の花言葉は「とても魅力的」「華やかな魅力」など。色ごとの花言葉もあって、赤のラナンキュラスは「あなたは魅力に満ちている」、紫の花言葉は「幸福」、白は「純潔」、ピンクは「飾らない美しさ」ですので、ギフトとして贈るときにこだわってみてはいかがでしょう。小ぶりのものや、直径が10センチを超える大輪のもの、花びらがフリルのようになっているものもあって、どれも華やかで表情豊かです。

<ラナンキュラスのボックスアレンジ>  
ラナンキュラスをプレゼントにするなら、ボックスアレンジがおすすめです。ビニール袋で防水した箱に、水を含ませたオアシスを入れ、短く茎を切ったラナンキュラスを放射状に隙間なく挿しましょう。箱はそのままでも大丈夫ですが、クロスで包んだり、リボンを添えても喜ばれます。

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ラナンキュラス(ディオネ、オルレアン、モルバン)のボックスアレンジ



<ラナンキュラスの小瓶アレンジ>
ラナンキュラスの多彩な花を同時に楽しむアレンジです。空き瓶をいくつか用意してラナンキュラスを一輪挿して並べます。斜めや横向きにしてランダムに飾ると、リズム感のあるアレンジが楽しめます。ラナンキュラスを活ける際は、花瓶の水は少なめにし、必ず1日1回は水を取り替えてください。

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ラナンキュラス(笑美、オルレアン、モルバン、藍の調べ)の小瓶アレンジ



増田由希子さんにとってミモザの花は「まだ朝夕冷え込む日にも元気をくれる存在」だそうです。また、ラナンキュラスは「一つの花が時間の流れで表情を変えて行くところが魅力的」で、「大きく花開いた姿も素敵ですが、咲き切ってやがて花びらが散っていく姿も、時の移ろいや命を感じ、花と暮らす喜びを伝えてくれる存在」だとおっしゃいます。あなたも、春の花と暮らす喜びを感じてみませんか。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 3月21日は、女優の室井滋さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


増田由希子
フラワースタイリスト/ワイヤー作家
フリーランスのフラワースタイリストとして、雑誌等で「暮らしの花」を提案。花教室を主宰するほか、オリジナルのワイヤー花器、照明の制作など幅広く活動中。プライベートで飾る花の写真をインスタグラムで発信し、世界中に多数のフォロワーを持つ。著書は『暮らしを美しく飾る花図鑑』(家の光協会)、『花1本から素敵に飾る はじめてのフラワーレッスン』(家の光協会)。『まいにちの暮らしに、似合う花』(KADOKAWA) 。
http://fplus.s2.weblife.me/

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『暮らしを美しく飾る花図鑑』

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