NOEVIR Color of Life

川邊サチコ　美しさのために毎日すること、できること

2018/06/30

今週もトータルビューティークリエイター、川邊サチコさんのお話をお届けしました。

1938年、東京生まれ。パリのメイクアップスクールで学び、ディオール、サンローラン、
シャネル、エルメスなど名だたるメゾンの日本でのヘアメイクを担当。
'70年代からは雑誌、広告、映画、舞台など幅広い表現の世界で活躍。
現在は東京・渋谷のKAWABE LABで完全予約制サロンを運営。
娘の川邉ちがやさんと共に、一般女性へのビューティアドバイスを行っています。

いつまでも輝き続けたいと望む女性たちを応援、サポートする川邊さん。
今回はそんな川邊さん自身のプライベートについても伺いました。

美しくなりたいというお客様の思い、ひとりひとりのその思いに応えるためには
全身全霊をかけて毎日お仕事に取り組むことが求められます。
その体力と気力を養うのが、もう３０年も続けているという「水泳」だそうです。
お仕事も立って行うことが多く、足腰の強さもヘアメイクためにはもとっても大切。
全身運動で水の中を歩いり泳いだりすることで、大切な下半身の筋肉を
維持したり、また同時にリラックスする効果も得られているそうです。

プライベートでのお気に入りファッションは、シンプルな「白いシャツ」。
水泳で体を若々しく保つことで、いつまでも白いシャツをかっこよく着こなしたい。
そんな思いも、水泳を楽しく、長く続けるモチベーションになっているそうです。

そして、もう一つ川邊さんのプライベートファッションのこだわりが「メガネ」です。
いろんなブランドのものに手を出すのではなく、自分の顔の骨格や雰囲気にあう
ブランドのメガネを一つ見つけ、そのブランドにこだわり、色や細部の変化、デザインを
楽しみながら毎日のメガネ選びを楽しんでおられるそうです。

川邊さんご自身の輝きや、若さの秘密が、「水泳」と「白いシャツ」と「おしゃれメガネ」。
いただいたこだわりのアドバイスを是非、参考に「おしゃれマダム」を目指したいですね。

川邊サチコ　おしゃれマダムを目指して

2018/06/23

今週もトータルビューティークリエイター川邊サチコさんのお話をお届けしました。

川邊さんは1938年、東京生まれ。現在もいつまでも輝き続けたいと望む
女性たちをサポートするサロン「KAWABE　LAB」で活躍されています。

それまで雑誌やファッションショー、CMや舞台などプロフェッショナルなモデルや
女優さんへのヘアメイクがメインだった川邊さんは、お母様の介護のために東京に
拠点を置き、自身のお仕事のスタイルを大きく変えることを決心されます。

それがプロフェッショナルから一般にかたへと対象を変え、女性が輝くための
アドバイスを行うことでした。歳を重ねることで人は若いころとは違った、
様々な肉体的な変化や悩みに直面します。髪の毛の色、肌の色艶、体型など。
しかし、髪型や着るもの、そしてメイクアップ術など考え方を学べば、
女性は歳を経てももっと美しくなれるはず。
川邊さんは、自身の経験で学んだことを、そんな女性たちに伝え
アドバイスすることで、「おしゃれマダム」がもっともっと増えて欲しいと願い、
その後は娘さんの茅さんとKAWABE　LAB「川邉サチコ美容研究所」も開設して
トータルなビューテーアドバイスを行なっています。

日本女性の平均寿命は８６歳を越えようとしています。元気なシニア世代は今後も増えます。
その中「ヘアメイクやファッションは、女性の心を明るくするもの。マダム世代のおしゃれの
駆け込み寺になれたら」。それが川邊サチコさんの毎日の生きがいであり、願いです。

川邊サチコ　デビッドボウイとの出会い

2018/06/16

今週もトータルビューティークリエイター、川邊サチコさんのお話をお届けしました。

川邊さんは２３歳で美容家のキャリアをスタート。ヘアとメイクの両方を手がける存在は珍しく、
パリ・オートクチュールのショーや、映画、舞台のヘアメイクの仕事を次々に手掛けられます。

その中で川邊さんはスタイリストの友人だった高橋靖子さんを通して当時新進の
ロックスターとして世界的に注目を集めていた、デビッドボウイのメイクを手がけられます。
ロンドンのホテルに出向いていった初めてあったデビッドボウイはまるで天使のような
美しい青年だったそうです。

そのお仕事の中で、川邊さんは何か一つデビッドと日本を繋げられるものをと考え、
彼の額に「月」を描きます。川邊さんがイメージしたのは。かつて自分が見た
「日本の月」。そのメイクアップは関係者だけでなく、デビッド自身にも
大きな衝撃を与え、その後の彼自身のステージパフォーマンスの演出や衣装自体にも
影響を与えていったそうです。

実は川邊サチコさんは東京、柳橋の出身。幼い頃からその土地ならではの芸事や習い事、
歌舞伎、舞台など和の趣味に親しんでいたことで、手がけたお仕事にもその世界観を込めることを
意識されていたそうです。

その斬新さがまさに世界に衝撃を与え、その後に手がけられた日本人モデルの草分け、
東洋の美の象徴とも評価された山口小夜子さんのパリコレクションへの進出にも
大きな力になったそうです。

川邊サチコ　美容の道への歩み

2018/06/09

今週も、トータルビューティークリエイター川邉サチコさんをお迎えしてお送りしました。

あのデビッドボウイのメイクアップを手がけて世界を驚かせた川邊サチコさん。
現在は、渋谷にありますトータルビューティサロン「KAWABE　LAB」を運営、
娘の川邉ちがやさんと共に、一般女性へのビューティアドバイスを行っていらっしゃいます。

そんな川邉サチコさんは東京生まれ。女子美術大学卒業後、パリのメイクアップスクールで学び
60年代から、数々の著名ファッションデザイナーによるショーのヘア、メイクを担当。
70年代からは雑誌、広告、映画、舞台でヘア、メイクを担当と、活動の場を広げ、
さらには漆器、きもの、ハンカチーフのデザインも手掛けるなど
まさに幅広いジャンルで活躍、そのキャリアを積まれて来ました。

今朝は、そんな川邉サチコさんの生い立ち、プロへの道のりなどについてお話を伺いました。

もともと美容の道への志望はなく、絵を描くことが好きで女子美術大学へ進まれた
そうですが、ご結婚後に大きな転機が訪れます。
結婚された家庭が日本に美容の概念をもたらし、その道のリーダー的な存在であったことから
川邊さんもフランスで美容の世界を目の当たりにし、美を追い求める情熱や世界に触れ、
自身の道が自然に定まった行かれたそうです。その後は美容の勉強をされ、
プロフェッショナルとして様々なお仕事を手がけられます。

ただ、当時は女性が仕事をすることへの社会の関心も低く、
美容業界としても、女性の存在を軽く見ていることも感じ、
川邊さんはそんな状況に疑問を感じ、女性として、また美容家としての存在を高めるために
必死で仕事を行い、道を切り開かれてこられたそうです。

メイクアップアーティスト、ヘア＆メイクの存在や地位を
大きく高めたのもまさに川邊さんたちの活躍や頑張りがあったことを
知ることができた今朝の貴重なお話でした。

川邊サチコ　KAWABE LABとは？

2018/06/02

今週からはトータルビューティークリエイターの川邊サチコさんをお迎えして
お届けします。

川邊サチコさんは1938年、東京生まれ。女子美術大学卒業。
パリのメイクアップスクールで学び、ディオール、サンローラン、
シャネル、エルメスなど名だたるメゾンの日本でのヘアメイクを担当。
'70年代からは雑誌、広告、映画、舞台など幅広い表現の世界で活躍。
現在は東京・渋谷のKAWABE LABで完全予約制サロンを運営。
娘の川邉ちがやさんと共に、一般女性へのビューティアドバイスをおこなっています。

１週目はその川邊さんのお仕事の拠点、　KAWABE　LABについて伺いました。

「川邉サチコ美容研究所」と名前がつけられた大人の女性のトータル　ビューティサロン
　KAWABE　LAB。

いつまでも輝き続けたいと望む女性たちをサポートする川邊さんのサロンです。
年齢や肩書にとらわれず、自分らしく、心地よく、美しい毎日を過ごせるように、
美容、ヘアスタイル、ファッションなどをトータルにアドバイスしています。

川邊さんが一番大事にするのはお客様との信頼関係、つまり心のつながりです。
外見だけではなく、内面の思いを受け止めて、お客様にサービスを提供することこそ
プロの仕事。そんな川邊さんの言葉が心に残りました。